DiaryINDEXpastwill


2004年01月03日(土) 仕事始め (5)

以前からお約束していたレッスンがふたつあったし、30日に教えられなかった生徒のうち一人がくることになったので、今日が私にとっては仕事始めとなった。最後の生徒は午後遅くに来る予定だったけれど、あちらの都合で時間を早めて行ったので、2時半には全てのレッスンを終了。その後はもちろん練習。


2004年01月02日(金) 練習の助っ人 (5.5)

MDプレイヤーを使って、録音しては練習しての繰り返し。カセットテープでは全く録音できない微妙な楽器の鳴りもしっかりとれるので、素晴らしい練習の助っ人誕生という感じ。でも、あまりにいろいろなことが聞こえ、気づくようになり、自信喪失ももたらしてくれた。別にこれまで、自信に満ちていたということではないのだけれど、まだまだ演奏をしながらだと客観的に聴くことが出来ない自分に、ちょっと嫌気がさした。結局、11時ごろから、2時間づつくらい練習をしてはちょっと違うことをしての繰り返し。それでも、ブラームス全曲を練習できたわけではない。本当にこれで演奏ができるのだろうか…

久しぶりに日本の家族とも電話で話した。彼らはタイで年を越したのだけれど、どうやら母は旅先で入院するはめになったよう。本当に驚いた。帰国のチケットをとってあるからと、無理を言って日本に帰ってきたようだし、電話で話した感じでは大した事はなさそうだけれど、心配といえば心配。


2004年01月01日(木) ミサ、待望のMDプレイヤー(3)

昨日はしっかりお蕎麦をいただき、テレビに映るカウントダウンを横目に見ながら、深夜まで起きていましたが、今日はどうしても午前10時からのミサに行きたくて、しっかりと起きました。去年もそうでしたが、新しい年はそこから始めたいという気持ちがとても強くて。ここ数ヶ月は忙しさにかまけて、また気持ちがそういったところからとても離れていて、教会にもあまり行っていませんでしたが、神との繋がりのようなものを再度少しづつ意識し始めていて、今日のミサに行ったこともとてもよかったな、と思っています。神とのつながりなんて大袈裟な言葉をつかいましたが、自分自身に立ち戻れるような感覚があります。ふと肩の力が抜けて、全ての物事とのちょうどいい距離感がつかめるようになる。気持ちが落ち着いて、穏やかになれる、そんな感じ。

午後にはPくんが来訪。夫には頼んでおいたMDプレイヤーを友人のところに取りに行ってもらって、その間、私は練習を。

今年(昨年)はクリスマスツリーも買ったので、私の部屋はとても季節感があり、お正月を迎えた感覚が一杯です。夜には、お雑煮を作って、午後にこちらのテレビで放映された紅白歌合戦をビデオにとったものを見ながらいただき、お正月気分を味わいました。

夜になってようやくMDプレイヤーを使ってみることができました。カセットテープとは比べ物にならない質の録音ができるので、今後の練習で大いに活躍しそうですし、私の練習もかなり充実したものになりそうです。今日、少し録音してみただけで、もうすでに目の前には大きな課題がいくつも並んでいますから。ここ2,3日気持ちも音楽から離れていましたが、またがんばれそうです。


2003年12月31日(水) 年越し(2)

日系マーケットに行ったり、夫の用事を片付けるのにつきあったり、日系マーケットで私たちなりにの年越し、新年を迎えるために必要な買い物をしました。お蕎麦におもち、ちょっとした煮物におせち料理の詰め合わせのようなものを購入。決して贅沢ではないけれど、私たちなりにお正月気分を味わうには充分です。古本屋にも行きました。クンデラ、ユン・チアンの作品に恋愛小説のアンソロジー、そして雑誌を一冊。やはり本を買うことは気持ちがいい。

夜はPCの前でかなりの時間を過ごし、テレビに映るカウントダウンを横目に見ながら、PCの前で年を越しました。本を読んで、確か、2時か3時頃就寝。練習は2時間くらい。


2003年12月30日(火) 考えたこと (0)

体調が悪い。昨日の症状に加え、ちょっと腸の調子も悪そうな感じ。痛みがあるのはなんとも不快。午後になってもあまり症状が軽くならないので、今日のレッスンは思いきってお休みさせてもらうことにしました。あまり直前のキャンセルはしたくないのだけれど、今日は仕方がない。大学が休みになっても、いくつかの演奏の機会が続き、Gさんとの日々など、どちらかというとばたばたした日々が続いていた上に、自分の練習にも気が抜けない。いつのまにか少し無理をしていたところもあったようで、今日はその張り詰めていた糸が切れてしまったかのよう。今朝は楽器に触れる気もなくなってしまっていた。でも、休むなら「今」。コンクールまで約10日。自分なりに限られた時間のなか努力はしてきた。

今朝は練習の代わりにヌヴーのブラームスを聴いた。しっかりとしたフレーズ作りの上にセクションごとのアライヴァルがはっきりしているといった印象を受けた。以前に聴いたときにはその演奏をとくにappreciateできなかったけれど、今は違う。やはり時間を経て、自分自身でも勉強していくうちに確実な変化があったようだ。

Gさんと一緒に過ごして、感じたことのひつは、自分が感じていることを言葉に置きかえることの大切さ。そうすることにより、その感覚はよりクリアになるし、自分自身のなかでより一層噛み砕くことができるようになる。彼は電子辞書さえ持ち歩いている。私はこの作業がとても苦手で、正直いって避けてしまっている。次の段階へ行きたいと思ったら、やはり避けては通れないことなのかもしれない。

夕方になって痛みが大分軽減され、気持ちも晴れてきた。夕食は先日多くゆですぎてしまったラザニアを小さく切って短い麺を作り、茄子、ほうれん草、ズッキーニを入れたトマトソースで頂くようにした。チーズも加えて、決して悪くない。

夕食を作りながら、ふと以前にMidoriさんがどこかで言っていたことを思い出した。それは、気分転換の大切さ。練習のように地味な作業を永遠に続けることはできないのだから、したくないときなどは他のことをして、気分をすっかり変えて、新たな気持ちをもって曲と向かいあうこともとても大切なのだ。

ある掲示板がきっかけで、久しぶりに少しだけだけれどラズロも聴いた。本を読んだり、料理をしていても、頭のなかで音楽が鳴り止むことはないけれど、別のジャンルの音楽を聴くときには、さすがにピタリと止んでしまう。これこそ、一番の気分転換になり得るのかもしれない。でも、一体何を聴く?


2003年12月29日(月) 膀胱炎のような(3) 

昨日からまた膀胱炎のような症状がでていてちょっと辛い。
なので、昨日は4時間くらい練習して、夜は早くからお布団のなかへ。
Gさんに素晴らしい演奏家たちの集いに一緒に行こうと誘われていたけれど、
やはり無理をせずに行かずによかったような気がする。
なんと帰宅は3時過ぎだったそうだから。

今朝は4時半起床でGさんを近くの空港までお連れした。
こんなに早朝に外にでることはもちろん滅多にないので、夫と一緒にマクドナルド朝ごはんデート(笑)。窓外に見える朝焼けのなんと美しいこと。紫ともピンクともつかないような色が不思議に広がっていました。

帰宅して、そのまま起きていようかと思ったけれど、やはり疲れていたようで、また布団にもぐりこんでしまいました。起床は1時過ぎ。幸い、教える生徒はいなかったので、また練習などをしながら過ごしましたが、膀胱炎のような症状は相変わらずでなんとも不快。夜の練習には全く集中できず、1時間で切り上げ。


2003年12月26日(金) inspired (2)

昨日も帰宅が遅く朝起きるのが辛かった。でもお昼からはきちんと練習を始めました。昨日、いつもと違ったことをしたがのが功を奏したのか、疲れているわりにはとてもよく集中できて、いい練習ができました。夕方から教えて、教え終わった後、9時頃にまたGさんのところへ。今日の夕食小僧寿司(笑)を持参して。大分遅くなってからだけれど、私のブラームスをちょっとだけ聞いていただきました。もちろん、彼がピアノを弾いてくれて。もっと長いフレーズを考えるべき、前に行く感じを忘れないこと、などなどなど全てを逐一書くのは面倒なので省いてしまいますが、新しいブラームスが見えてくるようなとてもinspireingな御言葉を頂いて、私はちょっとした嬉しいショック状態に陥りました。他の楽章も聞いて欲しいな…


けい |MAIL

My追加