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2004年04月10日(土) 教える

いつもと変らぬ土曜日。今日は休まずに教える。
二日間、寝たきりだったので、掃除も怠っていて、
今朝、掃除をしたら部屋が見違えるようになった、ような気がした。
昼食を普通にとれたので、やはり元気がでてきた感じ。
でも、ときどき下腹部が痛む…


2004年04月09日(金) 静養

大学は休んだ。
夫に昨日預けた楽譜だけとりにいってもらった。
生徒も昨日のうちにキャンセルして一日中、お布団のなかで過ごした。
あまり食べていないので、体力はないけれど、熱はしっかり下がった。
自分で驚くほどたくさん眠った。
布団のなかで、眠っては起きて、眠っては起きてのくりかえし。


2004年04月08日(木) 早退、発熱

午前中はきちんと起床し、昨日よりも気分もよかったので、きちんとレッスンに行く。もちろん、8時半には大学着で少し練習。無事にレッスンを終えると、なんだかまた具合が悪い。悪寒、頭痛、吐き気…。ひとりで、オーケストラライブラリーで、どうしよう…帰ろうか、いや、がんばれるかも…などと悶々としていたところへ、ギターの同輩が入ってきた。彼は「具合が悪いのなら、帰るべきだね!」そんなの当たり前のことではないか。と言わんばかりでした。よし、帰ろうと心に決め、ライブラリーを出た途端に、私の先生の奥様に出くわし、ふと事情を漏らすと、先生(先生の奥様)も「帰って休みなさい」とおっしゃったので、きちんと決意が固まり、帰ることにしたのだ。

午後はオケのセクショナルを担当する予定になっていた。学部の事務所を通して、アソシエートコンマスのDくんに私の楽譜を渡して、セクショナルを代わりにリードしてくれるようにお願いをしておいた。もちろん、彼に直接電話もしておいた。

帰宅すると、妙に頭が痛いし、熱があるように思えて、計ってみると、約38度。38度でこんなに辛いのかしら…と思えるほど、辛かった。けれど、眠ったり、テレビを眺めたりしているうちに、夜には熱は引いてきた。


2004年04月07日(水) 具合が…

午前中に室内楽のレッスン。でもピアニストが来られない、と昨日の夜になって言ってきたので、ひとりで行く。でも、テクニックの面でいろいろと参考になることを教えていただき、大変助かった。その後、お昼を食べたり、練習をしたりして、午後は室内楽のクラス。今学期はソナタのほかに、クラリネットクインテットにも配属(?)された。ふたつのグループで弾くことは私にとっては少し大変なことなのだけれど、まあ、がんばってみよう。

夜になるとなんだか具合が悪く感じられた。明日のレッスンに備えて、もっと練習をする予定だったけれど、諦めて、早めに休む。


2004年04月06日(火) 演奏会: Bach Piano Concerto in d

今日は以前にショスタコーヴィチのトリオを一緒に弾いてくれたRくんのジュニアリサイタルでバッハのピアノコンチェルトのファーストを弾いてきた。リサイタルはお昼の12時から。リハーサルの感じからいっても、なんだかどこか適当で、こんなのでいいのかな…と思ったけれど、ソリストやほかの演奏家はまあ満足しているようなので、私もひとりでカリカリするわけにはいかない。

私は演奏のときに弾くよりも聴くタイプなので、今回もほかの奏者の弾き方や演奏中の反応などをみながら、かなり様子をうかがいながら弾いていた。

先生にはあなたはもう少し弾いてもよかったですよと言われた。
そういうものか…


2004年04月01日(木) Chamber Music Festival Opening Night

今日は L 室内楽フェスティバルのオープニングナイトのための演奏の日。
今日は弦楽四重奏。

ミッシェルに迎えに来てもらって、一緒に会場の美術館へ。
車のなかで、Lくんと別れたことを聞かされた。
今でも、ハグしたりして、仲が良いのに…

彼女が近道を知っていたので、予定よりも早く、4時50分頃会場着。
すぐに、譜面台など用意して、ウォームアップ。

5時20分くらいになると、人が集まってきたので、少し早かったけれど、演奏を始めた。とにかく、ヴィオラのLくんのギグブックの最初から弾いていく。今日の曲目は簡単で、軽い感じの、ポピュラークラシックといった感じのもの。バロックの小品から、バッハのブランデンブルグの弦楽四重奏用簡単バージョン(?)や二つのヴァイオリンのための協奏曲、モーツアルトの初期のカルテット、アイネクライネなどを演奏していく。演奏会のような大きな機会では無いけれど、やはり私はファーストヴァイオリンとして、きちんと準備をしていった。強弱やクリアなフレーズを作りながら、正確な音程をもって、きれいに弾けた。やはり聴衆にもその辺はしっかりと伝わっていたようで、みなさん、真剣に聞いてくださり、曲の終わり終わりで沢山の拍手をくださった。美術館の音響もとてもよく、弾きやすかったし、いい感じで弾けていたので、何よりも弾いていた自分自身がとても楽しむことができた。充実した時間でした。

7時10分ころ、皆さんに惜しまれながら、会場を後にした。みんなで食事にでもいくのかな、と思っていたけれど、そうはならず、雨のなか、ミッシェルに送ってもらって帰宅。


2004年03月14日(日) 私の先生の演奏会へ 

9時半起床。
11時〜1時 練習
その後、食事、シャワー、アナリシスの勉強。
4時半に家を出て(途中タピオカティーを買って)
5時過ぎ〜6時過ぎ リハーサル(バッハ ピアノ協奏曲)
6時40分〜7時45分 リハーサル(ラヴェル ソナタ)
8時〜10時過ぎ 私の先生のリサイタル

Sonatas for violin and piano

program:

Sonata in B minor, BWV 1014 by J.S.Bach
Second Sonata for violin and piano by C.Ives

--intermission--

Sonata for violin and piano by Debussy
Sonata no.3 in d minor, op.108

Encore:
2nd movement of FAE Sonata by Schumann


私が先生とお会いしたのは約10年前。先生の演奏も大分変った。とても繊細な音を出されることがある。これは時々、私の影響でもあるかな、なんてふと思ったりもする。レッスンの時などにその点で私のことを褒めてくださることが多かったし、多いから。(笑)以前はもっとダイナミックさが前にでていたけれど、今はその繊細さも加わり、バランスがいいような気がするし、先生の音楽は本当にフレーズ感がはっきりしていて、聴衆を「旅」に連れていってくださる。身体の動かし方もカッコイイ。以前、内田光子さんが「自分が本当に尊敬できる師に巡り合えることはとても稀なこと」とあるインタヴューでおっしゃっていたけれど、私はその点でとても恵まれていると思う。尊敬できる先生とこうして一緒に勉強できるのだから。アンコールでシューマンをお選びになったのもなんだか先生らしい。

素晴らしい演奏を聞いた後、遅く帰宅し、食事をしたからか、なかなか寝つけなかった。結局2時過ぎまでアナリシスの勉強をしながらおきていた。


けい |MAIL

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