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2004年08月25日(水) 夫と結婚してよかった

今日は数日振りに大した外出をせずに過ごした。
夫の仕事を手伝いながら、合間には少し練習もした。
郵便局へ行って、薬のリフィルをもらって…
どこか少し余裕のある一日だった。

が、

夜10時前、今朝とても早く起きてしまった(起こされた?)ので、
睡魔に襲われてうとうとしていると、電話が鳴った。
突然起き上がることもできず、
留守電が作動し、メッセージが聞こえてくる。

「車の前方からものすごい煙がでていて
どうしたらいいのかわからない。
今、…のガソリンスタンドにいるんだけど。」

という友達からの電話。
むっくりと起き上がり、トイレに行き、
少し頭がはっきりしたところでメッセージを聞きなおし、
彼女の携帯に電話をする。

事情を聞いて、車に詳しい夫とも話してもらい、
どのように処置をするべきなのかを伝える。

それでも、「漏れ」が確認されたようなので、
私たちが工具など必要と思われるものをかき集めて
彼らのところまで実際に行ってみた。

実際にみてみると、それほど大きな問題ではなさそうである。
必要なオイルなどが彼女がいたがガソリンスタンドには売られていなかったので、車のある私たちが買いに行く。夜中の1時近かったので、どこのお店も閉まっている。別のガソリンスタンドをいくつかあたって、ようやく「ストップリーク」を買い、彼らのところに戻る。

ラジエーターにその液体を入れると、どうやら漏れはとまったよう。
夫の力でこの場はしのげた。彼らはなんとか自宅まで帰れそうである。

私たちが帰宅したのは夜中の2時半。

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こんな出来事があると、私は「この人でよかった」と思う。
夫はいつでも気持ちよく人助けができる。
人のために全力をつくせる人。
みな、そうするべき、そうしたい、と思うと思うけれど、
それを実行するのはなかなか難しいこと。
でも、夫はそれをさらりとやってのけてしまう。

先日もドラッグストアでコピーをとっては、
「浮浪者のためにおつりを残していってあげよう」
と小銭をトレイに残してお店を去った。

何か寄付、募金を待っている人、浮浪者が道端で物乞いをしていると
必ず献金する。

「あげればあげるほど、自分のところにも返ってくるんだ」

いつも夫は言う。

そして、そんな風に言え、それを確実に実行している夫はスゴイと思う。
そんな人が自分の夫でよかったと思う。
確かに整理整頓は苦手だし、どこか頑固なところもあるけれど。(笑)


2004年08月24日(火) また引越し先を見て回る

今日は本当に朝から動きっぱなしでした。

まずは一番狙いの物件のオーナーに会いに行く。
無事に初の顔合わせを終えて、アプリケーションシートをもらった。

たまたまそのオーナーの会社が大学の近くで、今日の顔合わせは彼の会社で行われたため、帰りに大学近くのサンドイッチ屋さんによって、お昼を食べた。ナスとチキンのホットサンドイッチ。バゲットをつかってくれていて、それがとてもおいしい。夫も気に入ってくれたようでよかった。

そして、隣町の物件をふたつ見に行く。ひとつは一軒家。確かにルーミーだけれど、家の周りの草木の手入れをするだけでもかなり大変そうだし、この物件もかなり古く、手入れがあまりされていないので、いまひとつと判断。

もうひとつのタウンハウスはとても静かなコミュニティーにあり、午後暑い時間に訪れたにもかかわらず、さわやかの風の流れが感じられていい感じだった。物件自体には何も問題はないし、それよりも何よりもオーナーのお人柄がなんとも温かい。とてもフレンドリーで、借り手とWork Withしてもいいという感じが明らか。1歳のお嬢さんがいるだけあって、ご夫妻自身がとても幸せそう。

一番狙いの物件のオーナ-はどちらかというととてもビジネスライクでかなりのきれい好き。私たちも気をつけてきれいに暮らさなければならない印象。(もちろんそうするのは苦にはならないけれど)一方、このご夫妻はすべてがパーフェクトでなくてもいいというような温かな余裕が感じられる。一番狙いの物件にこのオーナーだったら…などとありえもしないことをふと考えたり。(笑)

帰宅後も私たちの毎月の平均インカムを計算したり、銀行のステートメントを整理したり、コピーをとりに行ったり、猫のリターを買いに行ったり…

夕食を作って、食べて、結局夜の10時くらいまでは洗い物をしたり、夫と明日の予定、ほかの物件などについて話し合ったりして落ち着かず仕舞でした。

早く引っ越し先が決まって落ち着きたい…

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一番狙いの物件にアプライするにあたって、私たちの暮らしぶりや人柄などを推してくれる人物の名前を書かねばならないため、夫が私の先生に電話をしてくれた。もちろん先生は快く引き受けてくれたけれど、どうも、先生自身、かなり忙しそうだし、問題をかかえていらっしゃるよう。この夏のレッスンは無理かな?今日はもちろん一日出歩いていたので、練習はできなかったけれど、なるべく早く落ち着いて、きちんと練習をして、先生に会いたい。

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耳の聞こえは良くなってきている。でも、まだ水がたまっているのだろう、鼻をかむときなどには雑音が聞こえるし、その水のせいで鼓膜の振動が妨げられているような感じがある。ここ2,3日はかゆみが強く現れることがある。

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そういえば、昨日食べたビッグマック。600キロカロリーもあると聞いて驚き。でも、一食をこれで済ます分には、そう心配することでもないか。


2004年08月23日(月) 引越し先を見て回る、ビッグマック

今日も引越し先をみて回る。

昨日の夜遅くに電話をして、今朝の7時半にコールバックをしてくれたオーナーの物件はとてもよさそう。オーナーも30代か40代前半くらいのしっかりした感じの方。早速見に行くと、とっても感じのいい場所だった。レイアウトなども私たちの探しているものに限りなく近い。たまたま建物の裏側をみて、表側に帰ってきたときに、そこを借りて現在住んでいる人が仕事から帰ってきた。夫が声をかけ、事情を話すと、アポイントメントがなかったのにも関わらず、中に入れてくれて見せてくれた。きちんと片付いていて、こんな風に暮らしたい、と感じた。それを夫に話すと、「私のせいです」とのこと。(笑)

もう一件はもう一部屋ある(3ベッドルーム)もう少し大きな物件。悪くないけれど、角地で、建物が古いこともあり窓のあたりなどをみると、簡単にBreak Inされてもおかしくないところだと夫は言う。さすが、私とは見るところが違う。

そして、もう一件、この物件に近いこともあり、昨日もみた物件にも立ち寄った。カーペットの色は薄いベージュで悪くない。が、古い…とにかく古い。オーナーもまったく手入れをしていないのか、裏の木のフェンスなどはぼろぼろだ。

夫も私も今日最初にみた物件に非常に興味があるし、住みたいと思っている。オーナーが私たちのことを信じて、貸してくれるといいな、もうそれだけ。

帰りにマクドナルドで、昨日も食べたソフトクリームを買う。最近日替わりのサービスをしているようで、今日、月曜日はビックマックが$1とサインが出ており、昨日からとてもとても気になっていたので、それも買い。

ビックマックなんて、日本で小さいころにお目にかかって以来ではないかな。あのころは名前のとおり目を見張るほど「ビッグ」な印象だったけれど、大人になった今となっては、小さな箱に収められたそのサンドイッチに、「これがビッグね」という印象。アメリカ暮らしも長くなると、食べ物のサイズにはとことんうるさくなってしまう。

ビッグマックで早めの夕食を取り、生徒たちのレッスン。
先週はEar Infectionのせいで教えられなかった生徒たちなので、
なんとなく久しぶりだ。


2004年08月22日(日) 車のこと、引越し先見学、そして食欲

昨日と今日は牽引された車のこと、引越し先探しで
あわただしく過ぎていった。

昨日きちんと取り戻すはずの車は、
なんとまったく気がつかなかったのが不思議なくらいなのだが、
向かいにあった別のトーカンパニーに行ってしまって
そこでの議論に何分もつかって、結局、取り戻せずに帰宅した。

今日はきちんと正しい場所に行ったけれど、
今度はトートラックが来ず、そこからSelf-Storgeに運ぶことができずに
結局、自宅まで乗って帰ってきてしまった。
漏れがあるので、また車前方からもくもくと煙がでてくるのではと心配したが、近所だったことが幸いして、なんとか持ちこたえた。埃にまみれた車を洗車し、Hoodを開けてチェックしたところ、漏れはホースからかもしれない、もし、そうならば簡単に直せるかもしれない、と夫が言い出した。どちらにしてもすぐに手放すつもりだが。

急いで残り物で夕食をとり、引越し先を見学。
2日間で見られたのは3件。
最後にみた物件が一番いい、と思うのだが、オーナーがなんともタフな人。
天井がかなり高いので、
「ヒーティングにどれくらいコストがかかるものだろうか…」
と夫が聞いたところ、
「そんなことを聞く人は初めてだ、そんなことはしるもんか、
ここは(暖かい)CAだぞ」などと言われたという。
…。

今月中にみつからなければ、追い出されるだろうな…
心配だ。

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そういえば、昨日、おとといとものすごい食欲だった。
とくに昨日はなんだか食べつづけた。
クッキー、ポテトチップス、メロン…
食事もきちんとしているのに、その上に、の話。
お腹はいっぱいなのに、食欲が抑えられない。
私は決して太ってはいないけれど、
この夏は腹八分目にして過ごしていて、話題の「にがり」もつかって、
なんとなく少し体重も減ってきたところだったのに、水の泡か…
おとといのいらいらにしても、
きっと生理前のホルモンのせいなのだとは思うけれど、
食欲に関して、ここまで変化があったのは、初めてのような気がする。

昨日はもう少し規則正しく食事をとったせいか、
夕方の間食にお菓子類ではなく、
きちんとした食べ物(チキンファヒタ)を食べたからか、
夜、引越し先を見終わったところで、
夫と一緒にマクドナルドのソフトクリーム($0.89!私は好き)
を食べたけれど、それでかなり満腹になり、それ以上は食べずに済んだ。
あ、でも、眠る前にテレビを見ながら、
いつものチーズクラッカーを少し食べたか…


2004年08月20日(金) 機嫌が悪い

ここまで機嫌が悪い日というのは私にとっては珍しい。
何をするにしてもどこか悶々と、いらいらとしてしまっていた。
夫との外出にしても、夫の一言にしても、事務的な手続きにしても、
いちいち小さなことが気にさわった。
夕方から生徒たちに会うと、きちんとにこやかに接せねば
と気分もかなり切り替わり、落ち着いた。

今朝、先生がオフィスから電話をくれた。
「20,000ドルの奨学金の案内があるので、
至急あなたのメールアドレスを教えてください」
電話にでた夫がすぐに応え、メールを開いてみると、もうすでにあった。
アメリカの永住権をもつものに対して与えられる奨学金のようで、
私にも資格があるし、ぜひアプライしてみたいと思った矢先、年齢制限の存在を発見。
残念だが、駄目だ…。

すぐに先生にお礼の電話を入れて事情を説明した。
そこで、「レッスンを…」と私が言いだす前に、
「また電話してください」と先生。
なんだか先生はとても忙しそう…

私はときに先生に頼りすぎるところがある。もっと自分のペースで練習し、勉強し、そしてレッスンの機会があるときに自信をもって先生に聴いていただけばそれでいいはず。私はこうしたい、私はこうだ、ともっと主張すればいい。もう自分でできることもたくさんたくさんあるのだから。しっかりしなければ。

耳はまだ聞こえない…
この状態には慣れない…


2004年08月18日(水) 耳鼻科診察2回目

耳鼻科、朝9時の予約。一緒にきてくれる夫の具合が思わしくなく、15分くらい遅れてしまったら、先生はどなたかを先に診察しはじめていて、1時間近く待たされた…。朝食もとらずに来たのに…と少し気が立ちそうになった。でも、先生に会ったらすぐに「待たせてごめんなさいね。今みていた人は突然手術が必要になって、手術前に必要なことがいろいろあって、時間がかかってしまいました」とすぐに事情を話してくださったので、私も「なんだ、そういうことだったのか」と納得。

耳の炎症や腫れはだいぶ治まり、先日と同様、吸引をしてもらうと、今日は鼓膜までよく見通せるとのことでした。鼓膜まで見通せるようになって、先生いわく「鼓膜に小さな穴がふたつあいていますよ。知っていますか?」

びっくりした。返す言葉がないくらいに。右耳が聞こえないのはそのせいなのか…と一瞬思ったりしたけれど、ときにもう少し聞こえる瞬間があるので、多分炎症のせいによる耳の内部の余分な水分などのために、鼓膜の内側と外側の圧力のバランスが悪くなっているせいなのでは、と自分では考えている。

でも、お医者様に診ていただいて以来、聞こえは悪くなっていて、聞こえる!と思える瞬間もほとんどなくなってしまった…。

話を戻すと、鼓膜の穴は炎症が治ると同時に自然に治癒していく場合も多いそう。だから2,3ヶ月かけてゆっくりとまずは炎症の治療に専念する必要があるそう。そして、炎症が完治しても穴がふさがらない場合には、簡単な手術をするそうだ。

なんと耳たぶの脂肪で穴をふさぐそうである。穴の大きさによっては(穴が大きい場合)には外耳の上の方の組織を使うそう。

とにかく、今はお医者様の指示にしたがって(シャワーのときに耳に水が入らないようにヴァセリンを外側に塗ったコットンで耳をふたをしたり、薬を忘れないように飲むこと、そして、目薬ならぬ耳薬の使用)、なるべく健康的な規則的な生活とバランスのとれた食事を心がけて、炎症の完治と、鼓膜の穴が自然にふさがるよう努めたい。


耳鼻科の帰りに引越し先のひとつを見に行った。私は悪くないと思う。電話をして土曜日に内部を見せてもらう予定。


ドラッグストアに買い物に行ったところ、レジの人の言っていることがよく聞こえない。片耳がきちんと聞こえているのなら、何も問題はないだろう、と普通は思うと思うし、私もそう思っていた。けれど、やはり耳が二つあるのにはをれなりのわけがある。そんな気がしている。バランスが悪いし、やはり聞こえる力が半減している状態というのは、かなり不快である。

練習にもとりくんだ。けれども、練習時の聞こえの悪さにはついいらいらしてしまいそうになった。音程もちいさなニュアンスも聞き取れないような感じ。次第に体も慣れてくるだろうとは思っても、音楽を志す人間にとって、このような問題を抱えるのは決して心地良いものではない。


2004年08月17日(火) Ear Infection

金曜日くらいから、大変な痛みに襲われて、本当に大変だった。
痛みの正体はEar Infection。

水曜日だったか、シャワーのあとに耳をきれいにしようとQ-tipを使ったら、はずみで少し深くまで入ってしまった。驚きと同時に痛い!と思ったけれど、と同時に、たいしたことはないだろうと軽く考えていた。

それが、金曜日の午後くらいから、痛みが始まり、夜、教えている間には、気絶するのではと思うくらいかなり鋭い痛みがときどき襲うようになっていた。時がたつにつれ、痛みはどんどんひどくなり、土曜日には生徒のレッスンも休ませてもらおうかと本当にレッスンの直前まで思っていた。先日の歯の治療のときに買ってあった強い鎮痛剤がまだ残っていて、飲んだら効いたし、その日は2人しかいなかったので、がんばって教えることにした。でも、そのあとはもう何もできない。

日曜日には痛みがピークに。継続した痛みに加えて、時々気が遠のくような激しい痛みが襲う。今すぐお医者様に診ていただきたい、緊急で扱ってもらえないかと何度も考えたけれど、保険のこと、支払いのことを考えるとやはりためらわれ、と同時にあまりに激しい痛みのせいで、そんな考えもどんどん頭のなかから押しやられていった。

週が明けた昨日、ようやくお医者様に診ていただいた。かなりひどいようだ。
いまだに右耳はほとんど聞こえないまま。でも、昨日、お医者さまがかなりいろいろなものを吸い出してくれたせいか、ほんの瞬間だけれど、聞こえる!と思える瞬間が日に2度くらいあったり、うみというか水というか、のようなものも出てくるようになり、少しだけれど、治っているような気がしてきている。強く鼻をかんだり、歩くなど、少し耳に衝撃があるとまたすぐに痛みを感じるけれど、安静にしていれば、痛みはもうあまりない。

しばらく楽器も弾けるような状態ではなかったけれど、今日は聞こえないながらも、また少し練習に戻ってみた。やはり聞こえないからこそいつも以上の労力が必要でかなり疲れる。

今勉強しようとしているベートーベンは耳が聞こえなかったことで有名。私はベートーベンとは違ってかなり普通の人だけれど、こんな風に片耳だけの状態になりふと彼と私の今の状態を重ね合わせたりしてしまう。

早く右耳でも聴きたい。


けい |MAIL

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