paranoia kiss
    

昨日18時に拍手を下さった方が。
ありがとうございます。

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周りは波乱に満ちている。
僕の周りだけ平穏な時間が流れているように
見えるんだろうけど、
この平穏とやらを維持するのも大変だ。

大変なときは時間が嵐のように過ぎ去るけれど、
穏やかな時はなかなか流れずに苦労する。

実は平和を維持するほうが大変なのではないか。

もう嫌だ。と放棄することもできず、
何物にも変えがたい頑固で強固な意志が必要。

少し波風を立てて、
風通しをよくしてみたくなる。

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作り笑顔の僕を君はすぐに見抜く。
作り笑顔に気づいてくれない日はどうしたらいいんだろう。

言いたいことがあるのに、言えないもどかしさ。
気づいて欲しいけど、言い出せないでいる。

2007年01月11日(木)



社会人になった頃、
親と衝突した。
父と取っ組み合いの大喧嘩をして、
自分でも気に入っていた玄関を
殴られた拍子に壊してしまった。
引き戸だったそれのガラスの破片を
思う存分に浴びた。

今でも、左手親指の付け根にそのときの傷が残る。

父に飛び掛り、彼の手に噛み付いた。
スーツはガラスでさくざくに破れ、
背中も血だらけだった。
父の手にもそのときの噛み痕が
未だに残る。
悲しいかな、そのスーツは父に買ってもらったものだった。

分かってくれない。
分かって欲しい。とずっと思っていた。

今になってわかることだけど、
親ほど自分のことをわかってくれていた人物はいない。
過去の恋人の誰よりも。
君よりも。

血が繋がる。というのはこういうことなんだと思った。

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なのに、人は血の繋がらない他人を欲し、
理解して欲しいと思うようになる。
分かり合いたいと。

そして、血の繋がらないもの同士が、
子供という血の繋がる存在を欲する。
一番近いのに、分かり合いたいのに、
恋人や配偶者とは相容れることがなく、
いつかは子供のことのほうが、
理解できるようになるんだ。

世の中って不思議だ。

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いってらっしゃいを言わなかった朝。

きっとそのことを君に告げても
忙しそうだったから。と言うだろう。

おやすみを言わなかった夜。

君が先に寝付いてしまっていた。
こっそりと布団にもぐりこむけど、
起こしてしまったようだ。
寝たふりをする僕をおいて、
君は再び起きた。

どうやっても距離が縮まらない気がして、
そのことが本当に切なくなる。

だから、今日はベランダから叫んだ。





2007年01月10日(水)



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