paranoia kiss
    

時折、冷静になったり、
時折、感情的になったり。

他人のことは分析できるのに、
自分のことになるとさっぱりダメだ。

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昨日の一件から、
あの人のことばかり思い出す。

かすれた声で、彼女の名前を呼んでいた。
旅行に出かけたときに、
海岸を走り回ったっけ。

目の前で泪している君がいるというのに。

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ひときわ輝く星を探そうと
タバコ片手に外に出る。

曇っていて何も見えない。
コンタクトが曇っているのか。
それとも、泪で曇って見えるのか。
お天気のせいなのか。

腫れぼったい目で、新聞さえ読めやしない。

だから、コンタクトも綺麗にして、
泪を拭いて。

もう一度、空を見上げる。

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もうだめかもしれない。と何度も思った。
それなのに、僕はまだ命を繋いでいる。

なんて、ずうずうしんだ。
いなくなるのは僕の方だったのに。
何度も助けられたのは僕のほうだった。

何もできなかった。
してあげられなかった。

たくさんの苦しいことを背負わせていたね。

2007年02月15日(木)



ひょんなことから、
墓石仲間を発見。

制服が水に濡れると色が変わるから、
他の学校からそう呼ばれていた。

僕はそんな鬱陶しい規則なんかを
変えようと躍起になっていた時期があった。

染めた髪をせんせー。と呼ばれる人に
ばっさり切られたのも今となってはいい思い出。

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命あるものはいつか果てる。
突然のお別れに泪に暮れるセントヴァレンタイン。

犬猫論争に火に油を注ぐようなことをしたくないから、
今度からは熊派で。と答えることにする。

ホワイトデーに誕生日だったわんこが急逝。
犬好きな君と猫アレルギーの僕。

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産まない選択をした僕を振ったあの人。
わんこがいなくなったことを
どうしても伝えたい。

もう、伝える術もないんだけど。

いつか、どこかで、たまに思い出してよね。
そんな僕とわんこがいたことを。

2007年02月14日(水)



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