V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2001年10月10日(水) 米国の真の狙い

米国はイスラム国のテロを事前に知っていたという話を聞いた。敢えて無視したのは、制裁によりタリバンを徹底的に破壊し、各イスラム教国を自由経済の配下に置くためだという。理由はカスピ海周辺に眠る天然ガス。石油に代わるエネルギー市場を支配するためだ。真意は不明だが、報道を鵜呑みにしない癖はつけたいものだ。


2001年10月09日(火) すぐ隣に迫る危険

戦争が始まった。後方支援とはいえ、我国は実質的に『参戦』している。米大統領は今回の攻撃でテロの危険にさらされた、と発表したが、日本もテロの標的になるだろう。米軍施設はもちろん、新幹線爆破ぐらい起きても何の不思議もない。首相は我々にそのような危険が迫っていることを大統領のように示すべきである。


2001年10月08日(月) 伝統行事の力

校下の大運動会、武者行列が続く岐阜信長祭、神社での子供相撲大会、野菜売りの行商…昔懐かしいコトに出会った1日だった。意外なことにどこも盛況。少子高齢化や構造改革など変化への不安を、昔と変わらぬ行事に参加することで忘れたいのかもしれない。地元の伝統行事は、癒し系ヒット商品と同じ特質を持っている。


2001年10月07日(日) 会社の名前の付け方

10年以上の付き合いのある社長に呼ばれる。新会社で行うリサイクルビジネスの調査依頼だが、その会社名は「I−nok」。由来は「いつか・なりたい・大きな・会社」の略だという。同社長は他にも「T・T・K」という会社も経営。こちらの語源は「獲らぬ・狸の・皮算用」。万事これくらいの遊び心がある方が、うまく行くものだ。


2001年10月06日(土) 夢の実現・実感

毎日が講演会。今週は5件で述べ1,200人に話した。聴講者数は去年から今日までの通算で10,000人を超える。11年前コンサルタントを志したとき「『講演と執筆の日々』を送りたい」と願ったが、それが実現した。何が契機でこうなったのかはよく思い出せないが、「望んだことは必ず実現する」というのは真実だった。


2001年10月05日(金) 舞台裏の鏡

市民ホールで講演会。講師控え室の楽屋から舞台への通路には全身鏡があった。役者が自分の衣裳を確めるためのものだが、鏡の周囲に緑・赤・黄色のランプが付いていて異様だった。役者がいろんな色で自分を映して観るためにこんなランプがあるという。たかが鏡でも使う人のニーズによってこんな風に変わるだ。


2001年10月04日(木) お出かけ前の一声

金沢のホテルに泊まる。チェックアウトのときフロント係から「では酒井さん、次は8日にお待ちいたしております」と声をかけられた。予約をしたときに8日の分も一緒にお願いしたが、この担当者はそれを知っているらしい。ITの恩恵か個人の記憶力か…いずれにせよ、この一言で僕はとても良い気分になった。


2001年10月03日(水) 早くやれ!構造改革

講演後、生コン会社の重役と懇談。「構造改革するならとっととやって欲しい、死にそうなゼネコンはバッサリ潰せ、そうしないといつ不渡りが出るかわからずに怖くてたまらない」。リスク回避のため間に商社を通していたが、先月ついに商社が「もう耐えられない」と取引を断ってきたとか。手術は早く行うに限る。


2001年10月02日(火) KAIZENは終わらない

1日に2本講演会をこなす。いつも帰り道は「ああ言えば良かったな」という反省ばかり。黒澤明監督は「最高傑作は次回作だ」が口癖だったそうだが、悔いを払拭するにはそれしかない。改善は永遠に終わらない−それを知るビジネスマンにとって偉業を「通過点に過ぎない」と語った高橋尚子やイチローは同胞である。


2001年10月01日(月) 大記録の裏の綿密な管理

マラソン世界最高記録の高橋尚子とMBL新人最多安打のイチロー。どちらも日本人には夢また夢の偉業だ。高橋尚子は「秒」単位でタイムを管理し、イチローは次の目標を聞かれて「次の1本」と応えた。綿密な細かい管理が、大記録を生んだのだろう。百万円以下は金やない、とそう思う者ほど失敗するのが経営だ。




酒井英之 |MAILHomePage

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