V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2001年12月09日(日) 生きた銀行の使い方

勝ち組社長の教訓2。金が無くなると経営者は銀行に借りに行く。しかし、信用も預金もない人に銀行は冷たい。よって金が無いときはお客様を回る。お金をくれるのはお客様だけだからだ。そして、金があるときに銀行へ行く。預金者を無碍に扱う銀行はないからだ。金が無いときはお客様を回り、金が有るときに銀行に行く。無借金経営の真髄である。


2001年12月08日(土) 生きた金の使い方

勝ち組社長の教訓1。お客様を接待しないという。理由は、その接待費はお客様から頂くもの。そんなことをすれば「その分売価を安くしろ」と言われるだけだから。逆に仕入れ先は接待する。逆接待を受けた仕入れ先は驚き、「この会社のためには!」と今まで以上に努力するからだ。仕入れ先を接待し、お客様には接待しない。理に適った方針である。


2001年12月07日(金) デジタル人間・アナログ人間

ある経営者の講演を聞く。当社ではデジタル思考の人間が大事だという。デジタル思考人間とは「やるか、やらないか」で発想する人。○か×しかない人を指す。アナログ人間は「少しやった」「ないよりまし」の発想をする人で、○と×の他に△が入る。「頑張ります」だけでは時代は乗り越えられない。「ただ、やる。何があってもやる」しかないのである。


2001年12月06日(木) 若い芽を摘む組織

数学者の話を聞く。日本人は一度経験した問題は見事に解く。ところが経験したことがない問題、自分の考えを言う問題は途端に答えられなくなるという。コンサル先で「今まで『お前はどう思う?』と『お前は黙っとれ』と言われた回数、どっちが多い?」と聞くと圧倒的に後者が多い。『お前は黙っとれ』の一言で若い芽を摘む。日本人の悲しい性癖だ。


2001年12月05日(水) 売上を1000億にするには

年商200億、経常利益率10%以上の勝ち組社長。売上を1000億円にしたいという。なのに200億しかないのは、やらなくてもいいことをして、やるべきことをやっていないからだ。そのひとつが東京移転。市場の6割が東京にあるのに、名古屋に軸足を置くことが200億止まりの要因だと。今に満足せず、理想から逆算して課題を探る。その迫力に脱帽する。


2001年12月04日(火) いつも脱帽する質問

講演後の懇親会で、大手靴チェーン店の社長からの質問。「靴屋がやらなきゃいけないことを3つ教えてください」。この手の質問をする社長にはいつも脱帽する。立派な企業の創業者が、38歳の若僧にどうしてそんなに素直に聞けるのか。丸井やブックオフのMDを題材にいろんな話をしたが、発展の秘訣は施策にあらず。社長のこの素直さにある。


2001年12月03日(月) 次世代経営者のパワー

中小企業家同友会の青年部の忘年会に参加。「どんなことでも質問を受け付けます」とアナウンスすると、来るわ来るわの17人。クリーニング屋、仕立て屋、金属加工屋、和装小物屋等など。成熟時代に次の一手を摸索する2世達の必死さが伝わってくる。宴会では裸踊りも登場。次世代経営者たちの力を結集すれば、前世代の麻痺した感覚を払拭できるはずだ。


2001年12月02日(日) 何のための人生か

体調を崩して以来、いろんな方から様々なアドバイスいただいた。アガリクス、気功、鍼、湯治…。いろんな人にご心配頂いて望外の幸せだ。皆さんから言われたことは「栄誉栄達を望んで、倒れたら何にもならない」ということ。畑で採った野菜を、自分で料理して家族で食べる。そんな時間を捨ててまで取り組む価値のある仕事など、どこにもないのだ。


2001年12月01日(土) 部下が育つ喜び

今年の夏以降、講演ばかり。その分コンサルの現場からは遠のいた。そこで仕事をどんどん部下に振る。1〜10のうち、私は1と10は見るが、2〜9はお任せだ。去年までは私の方を見て仕事をしていた彼らも、いつしか自分で考えるようになった。親は無くても子は育つ。彼らが日増しに逞しくなってきた。そして以前より楽しそうに仕事をしている。


2001年11月30日(金) 乗客を大人扱いする車両

徳山市の帰りにJR西日本のレールスターに乗る。グリーン並のゆったり車両は快適だ。そして「サイレントカー」。私の乗った4号車は車内放送や「お弁当いかがですか?」の売り子の声がしない静かな車両。前の椅子の背中に切符を入れるポケットがあり、そこにいれておけば検札で起こされることはない。お客を大人扱いするこのシステム。天晴れだ。


酒井英之 |MAILHomePage

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