V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2002年03月09日(土) 3種類の情報を使い分ける

某社長の質問。「情報化の情報にはデータ、インフォメーション、インテリジェンスの3つの意味があるが、どれが大切か?」。データは生情報でインフォメーションはそれを整理した時刻表。インテリジェンスは「○○に行くならこの手順一番便利」というアドバイス。今必要なのはインテリジェンス。そこから逆算して必要なデータを集めることが肝要だ。


2002年03月08日(金) グループ会社の人材育成

大手傘下のグループ企業28社の代表社員勉強会で講義。グループ会社を組織している企業は多いが、有料の合同勉強会を催している企業は稀だ。感心したのは参加者のモチベーションが高いこと。皆、目つきが真剣なのだ。終了後のアンケートはなく主催者が参加者に直に感想を聞いて回るという。それもモチベーションを高める素晴らしい仕組みである。


2002年03月07日(木) リスク回避はプロの技

仙台での講演後、駅前拾ったタクシー。最終のフライトに間に合うよう空港まで飛ばしてもらう。ラッシュ時でもあり混雑しているメインルートを回避。途中「空いていれば早く着く。混んでいればアウト」の分岐点に到達したが「イチかバチかのリスクは避け」迂回路の高速を選択。結果は滑り込みセーフ。リスクを回避したその選択にプロらしさを見た。


2002年03月06日(水) 不作法を矯正する方法

某市役所で講演。終了後課長他と役所の施設内でお茶を飲む。このとき、ウエイトレスの対応が拙く課長は「教育がなっていない」と憮然とし「『市民はオーナーだと思え』と説いてはいるのですが…」とつぶやいた。考え方は正しい。そしてなぜ市民=オーナーか。市民=神様との違いは何か。良い振る舞いは作法+そこを教えないと定着しない。


2002年03月05日(火) 社員が参加するビジョン開発

選抜した社員で自社の将来像を描かせる委員会を作りたい企業からの相談。この試みを成功させるコツは2つ。第1は委員に任命するときに「この仕事は君にやらせてあげるのだ」と言うこと。この一言でエリート達は任務の重要性を理解する。第2は委員会終了直後に彼らを昇進させること。出世することで彼らは「自分で達成せねば!」と自覚するからだ。


2002年03月04日(月) 中小企業のリスクヘッジ

200人の土木資材メーカーは倒産した佐藤工業との取引を現金に限っていたため、今回の被害もひと月程の損失で済んだ。また30人の問屋S社は、顧客別に与信限度基準を示し、営業担当者がそれ以上の取引をしたい場合はそのリスクを個人責任としている。中小企業でも大手に堂々とリスク回避を要求する。その毅然とした姿勢こそ身を守る最大の防御だ。


2002年03月03日(日) 経済成長率△24日

またゼネコンが倒産した。2002年度末の景気予測によると、97年度末比で名目経済成長率は△6.7%、実質経済成長率は+0.2%。これに365を乗ずると、名目で△24日、実質で+1日となる。つまり97年に比べ1日分仕事が増えるのに、売上高は24日=2月ひと月分消えて無くなるということだ。97年と同じことをしていれば倒産するのは当然なのだ。


2002年03月02日(土) ウソばかりのTV番組

最も嫌いなテレビ番組のひとつに『クイズ日本人の質問』がある。司会者の問いに対し4人の解答者が答え、ゲストが正解を選ぶもの。他の3人はウソを言っているわけで、単純に考えれば30分のうち3/4が実に巧妙なウソを放送していることになる。そんなウソを考える時間と、そのウソを放送する無駄。クイズでも国会でもウソは本当につまらない。


2002年03月01日(金) 部下に感動を与える上司

先日行った某銀行の若手ソリューション研修のアンケート結果が届いた。それを見た弊社の常務から「銀行員研修の研修報告を読むと彼らの驚き・感動がビビッドに伝わってきて元銀行員の小生も感動しました」とのメールが届く。ビジネスマンになって15年。はじめて上司から『感動した』と誉められた。こんな上司だから部下はついていきたくなるのだ。


2002年02月28日(木) 国民の危機感と経済対策

最近、意外な法人からの講演・セミナーの依頼が相次いでくる。独占企業や、元公社、現公社。更には監査法人、特殊法人。○○省から拙著の申し込みも多い。これらの団体には勝ち組・負け組は関係ないと思っていたが、小泉改革に対する危機感は相当なものだ。現場は真摯に改革を捉えている。政府は宣言ばかりでなく具体策をしっかりしてもらいたい。


酒井英之 |MAILHomePage

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