V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2002年05月18日(土) 人材マネジメント屋の姿勢

企業に研修を売ることを生業としているL社と、顧客に提案するプランを打合せる。当方が具体的なメニューを考えていたら「それよりまずA社の『求める人材像』を明確にすることが先だ」と指摘され、その通りと反省した。L社は今年から「われわれは研修屋に非ず、人材マネジメント屋だ」とミッションをチェンジ。その姿勢が顧客から信頼を集めている。


2002年05月17日(金) 残念!中村俊輔落選

俊輔がW杯代表選考から漏れた。左サイドには有力選手がいて競争が激しかったことが原因らしい。だったら右サイドに移ればいいのに…と思うのだが、「彼は器用だから右でもできる。でも左にこだわった」とサッカー通は語る。最近マネジメント論に持ち出される「変化に対応できる者が生き残る」との進化論。これはスポーツの世界でも当てはまるようだ。


2002年05月16日(木) 継続は力。目標管理企業の20年目

好業績を誇る某社の経営方針書を読む。自社の置かれた環境や強みと弱みを的確に捉え、実に細かい方針が打ち出されている。同社は20年も前に目標管理制度を導入し、一般社員までもが毎半期毎に詳細目標を設定してきた。その積み重ねにより、誰もが自社を冷静に見つめ、今やるべきことを探す眼力を身につけたのだろう。真に継続は力だと痛感した。


2002年05月15日(水) 目から鱗の利益の定義

ある独占企業の『利益』の定義を拝察した。その中のひとつに「利益は変化の際に発生するリスクに備えた保険である」というものがあり、このような考え方をしたことのない自分は、目から鱗が墜ちた。リスクの最も小さな「独占企業の定義」ですら、このような発想をするご時勢。競争の厳しい企業は自らを守るために高付加価値を追求せねばならない。


2002年05月14日(火) 最大の教育は引き際にあり

某社会長は二世に1年目:製造業で資材と品質管理、2年目:商社で経理、3年目:後継者育成講座参加、4年目:米国に留学、5年目:販売会社で営業と5年にわたり様々な経験を積ませた。戻ったときには「二頭政治はよくない」とサッと第一線から引いた。鮮やかに引けば、期待・責任の大きさが伝わる。多能教育と親の引き際は後継者育成の要である。


2002年05月13日(月) 心底から羨ましい人生

『つるばあちゃんの針仕事』と題された祖母の刺し子展が開幕した(祖母は「つる」という名前)。喫茶店の二階のギャラリーには知人の他、地元の新聞に紹介された記事を見て集まった人で予想以上の賑わいだった。84歳で個展を開くことができ、これだけ多くの人が集まる。何という豊かさ。こういう人生こそ羨ましいし、こんな祖母を誇りに思う。


2002年05月12日(日) キャリア形成に欠かせないこと

「他社でも通じる人材になるためには、何が必要でしょうか?」。異業種交流会幹部からの質問に、私は昨日掲載の彼を思い出して「ものごとに自分なりの定義を持つこと」と回答。同一組織の上司の指示で働く間は「よくわからなくても仕方なしにやる」スタイルでも許される。しかし一歩外に出たら、「わからない」プロを許してくれる人は殆ど居ないのだ。


2002年05月11日(土) 有望視される社員の条件

T社の29歳の社員。業務の目標を尋ねると「お客様の満足の向上」と答えた。そこで「お客様の満足って何?」と聴くと「商品への満足と、私への満足」とポンと帰ってくる。さらに「商品への満足とは?」には「○と×と△」のように3つのポイントを淡々と語った。自分で顧客満足の定義をし、いつも意識している証拠。彼が将来有望と評価される所以である。


2002年05月10日(金) 利益より社長が求めるもの

「年30百万円の利益は確保したい。だけどそれ以上はいらない。それ以上を稼ぐくらいなら、それはいらないから社員が楽しそうに仕事をしている会社にしたい!」と語る30半ばの二世社長。お客様の礼状に感激した例に出し「こんな感激をもっと多くの社員に」と願う。ビジネスマンの笑顔はお客様からもらうもの。そのインフラを整えることが社長の仕事だ。


2002年05月09日(木) 21世紀の商品はかくありたい

洗濯機を買い替えた。SHARPの超音波洗浄機能付きを選ぶ。本当に効果あるの?と疑心暗鬼だったが、カミサンは「使ってすごく感動した」。超音波の他、節水は従来の1/2、風呂の水を汲み上げる機能付などがその理由。洗濯機は典型的な成熟商品。それでも工夫次第でお客様を感動させることができる。日本人にしかできない芸当を見て私も感動した。


酒井英之 |MAILHomePage

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