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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
家族と一緒にプールに行き、外食をする。カミサンからお礼を言われたので「今日一日家庭サービスなので」と返した。が、直後に自分でハッとした。「家庭サービス」とは何と醜い言葉だろうか。休日に子供と一緒に過ごすことは親として当然の行為。それを、自分を犠牲にして奉仕している意味の「サービス」と呼ぶのは何ともおかしい。妙な子供が増えしまう原因は父親のこんな意識に原因がある。
思わぬ理由で大型案件を失注した。口惜しいが、ここはひとつ考え直し、「ここらで少し道草をせよ」と神様が言ってくれているんだと考え直すことにした。勢いに乗ったらどこまでも行く。それも大切だが、このまま仕事に追い立てられてばかりいると、機能面ばかりが光る機械的な人間になりそうだ。適度の遊びを取り入れながら、己の好奇心を満たす時間も作る。僅かな暇はそんな時間にしたい。
台風10号で土砂災害に見舞われた三重県藤原町。ここでは土石流センサが作動して、全員に警報が発令。多くの人が避難できた。逆に熊本の水俣市の土石流災害では、土石流が発生してから避難勧告まで1時間もかかっている。FAXなどによる手作業がベースだったことが原因。災害は一瞬を争うスピードが命。自治体はセンサ→携帯のような飛び道具の積極活用を考えて欲しい。
『武蔵』で沢庵和尚が又八にこういった。「商売がうまく行ったからといって人間が大きくなったように思うなよ。小さいものを大切にする心が人間を大きくするのだ」。この瞬間、前にいたカミサンが振り返ってニヤリと笑った。私も和尚の言葉の重さに圧倒されて仰け反っていた。家族、困っている人、小さな約束、小さな夢…こうしたものを大切にしている人は確かに強いし、大きい。
CVSとカフェの並列店がオープンした。早速行ってみたがCVSで買ったものをカフェ内で食べられるわけではなくガッカリ。単に並んでいるだけならCVSとGS、レンタルビデオ、キンコーズ、惣菜店の例があるが…こうした並列型はどれも今いち。好調なのはCVS内部にカテゴリーとして取り込むか、大型施設の中にCVSを取り込む方法。CVSは社会のインフラ。並べる相手ではないのだ。
吉良温泉が何年もの間、温泉ではなく水道水を沸かして営業していた。壊れたポンプを修理する金がなかったのが原因。老舗温泉が何という失態だろう。近隣は都心型の温泉が急増。対する地方の老舗は一泊二日ツアーで前年対比30%増とようやく盛り返してきたばかり。なのにこんな根本的なところで嘘をついていては、リピート客の足は遠のく。ブランドは嘘を付いたら終わりなのだ。
講演会や研修等で、お客様のニーズに応える日々。気が付くと9月の平日のスケジュールはすべて埋まっていた。しかし、言われたことばかりに応じていると何かを見失いそうである。コンサルタントにとって最も大切な専門性とは自分で求め、自分の力で深めていくもののはず。「ご要望に応じ何でもやります」は何にもできないことの裏返し。自分の底の浅さは自分が一番よく知っている。
広島の原爆記念公園の千羽鶴が放火され、犯人が捕まった。犯人は関学の学生という。鶴を折り、糸通しした人の想いが少しも想像できないのだろう。この国が唯一の被爆国であり、今新しい核の脅威にさらされていることなど彼にはどうでもよいことだったに違いない。自分が置かれた環境に意識のない者は、一流大学を出ても文盲と同じ。平和ぼけどころか平和病である。
学校は夏休みだが、私は全く休みがない。帰宅しても持ち帰り仕事の処理ばかり。パソコンに向っていると2人の子供が寄ってくる。忙しいばっかりで構ってやれない親父にそれでも何か期待しているのかと思うと切なくなる。イチローや石井、松井など有名野球選手の生い立ちを振り返ると、父親が一生懸命子供をサポートしている。自分を犠牲にして共に生きる。その方が余程人間らしい。
余りに暑いので上着を着ずにYシャツだけで出勤したら寒い寒い。列車の中の冷房が寒い。客先の応接は冷房が効きすぎて寒い。昼食で入ったレストランもクーラー風がダイレクトで寒すぎ。タクシーも寒すぎて窓を開けて暖をとったほど。内と外、出入りするたびの体温調整でクタクタだ。推奨の「28℃」ではなく、どこも22〜23℃。環境・省エネという感覚は全然定着していない。
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