V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2003年10月10日(金) 世界に誇れる仕事

三洋電機の「洗剤のいらない洗濯機」を作った設計者と話す。この商品のキャッチフレーズは「日本の洗濯を変える」。それを見て本当に羨ましいと思った。彼は「どんな仕事をしているの?」と聞かれれば「日本の洗濯を変えるのが仕事です」と応えることができる。シェア競争に疲弊し、巨大化への憧れがなくなった昨今、「誰かの××を変える」と応えられる仕事は、ビジネスマンの憧れだ。

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2003年10月09日(木) 大社長と応接に残されて

某大手ハウスメーカーの講演会に招かれる。講演前、社長とホテルで二人きりになった。が、うまい話題が見つからない。やっとこさ頭に浮かんだのは、カバンの中にある地元の合資会社の販促物。それを取り出し、社長が知らない超零細企業ならではの素晴らしい作品を見せた。結果は予想通り社長の関心を引き、間を持たせることに成功。ハイクラスにはロークラスの想いを具体的に示すと効果的だ。

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2003年10月08日(水) 中日・落合新監督を評価する

昨日の統率力の話で中日の新監督・落合の場合は、技術25%は申し分ない。問題は「部下と想いを共有するの感性50%」があるかだ。その点、部下の潜在能力を10%アップさせれば外人もトレードもいらないという姿勢は評価できる。部下に「お前を信じた。お前ならやれる」と言っているのと同じだからだ。部下を「できる・できない」で判断せず「育てる」上司を、部下は期待し信頼するだろう。

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2003年10月07日(火) 統率力のある人・ない人

研修をただ受けただけで終わらせないようにするには、どうしたらよいか。某社の支店長の質問に、「上司も研修を受けること」と答えた。部下にやらせて自分は知らんぷり…では部下は「上司は本気でない」とアッサリ見破ってしまうからだ。すると支店長、忙しい合間を縫って合宿研修に参加した。研修中に出た会社への意見も、正面から受け止めて回答。この行動力が信望を集める源泉だ。

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2003年10月06日(月) 『勝手にシンドバッド』の苦悩

この秋も講演会が目白押し。どのテーマでも最後はいつも同じ話で終わる。その話が他のどんなネタよりも喜ばれるからだが、本音を言えば変えたい。自分の進歩が止まった気がするするからだ。が、それに優る話が作れない。サザンの桑田も『勝手にシンドバッド』以上に盛り上がる曲が作れない、と嘆いていた。25周年の今年も彼はそのパターンを繰り返した。ライブとはそういうものなのだ。

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2003年10月05日(日) 住宅業界は10年遅れている!

住宅産業は自動車産業より10年遅れている、が私の持論。10年前にカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したアコードのキャッチコピーに『スタイリッシュ』だ。自動車には当たり前のように使われるこの言葉。果たして住宅には…どうか。近頃ようやく使われ始めたようだ。『渡辺篤史の建もの探訪』には「スタイリッシュ」編がある。「スタイリッシュ」な暮らしが演出できる家は、今、人気だ。

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2003年10月04日(土) タバコをやめる秘訣

某社常務に煙草をやめた秘訣を聞く。「煙草はやめようと思うから辛い。煙草を忘れたんだ」。忘れるとはどういうことか。「山手線の中では、ちっとも煙草を吸いたくなかった。煙草を忘れているからだ。ところが降りた途端に吸いたくなる。思い出すからだ。そのとき気を紛らわして、煙草を忘れるようにした。そうしたら苦もなくやめられた」。「やめる」と「忘れる」。小さくて大きな発想の転換だ。

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2003年10月03日(金) 先入観でモノを見る悲しさ

息子が「仮面ライダー555と武蔵とどっちが強い?」と聞く。私「う〜ん…仮面ライダーかな」息子「仮面ライダー555は刀と鉄砲を持っているもんね」私「武蔵だって刀は持っているよ」息子「武蔵は刀を持っていないよ。武蔵が持っているのは『棒』だよ」。これにはまいった。確かにTVの武蔵は木刀で戦うことの方が多い。先入観でものを見て、いかに観察をしていないか思い知らされた。

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2003年10月02日(木) 人を動かす若者の啖呵

新事業を考えている若手研究者と話す。彼「5億円の設備を投資すれば作ることができるのです」私「でも他社だって同じ設備を買えば、同じ商品ができるじゃないの?」彼「それは違います。設備はあっても知識とノウハウは私が持っています!」。若い人のこんな気持ちのいい啖呵を聞いたのは久しぶり。彼が正しいか否かを証明するのは難しいが、この熱い自負こそが人を動かす。

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2003年10月01日(水) 外食産業繁盛の秘訣

コンビニなどで、美味い飯がいつでも買える。酒は酒ディスでいつでも安く手に入る。外に行かずとも美味いものが家で食える時代。そんな時代に外食産業が生き残るには、非日常的な空間を演出する必要がある。自分がキレイに映る照明か。相手と心地よい距離の座席か。トーンが癒される懐かしいものか。「家でTV見てないで、ここで話をしようよ」顧客にそう伝える店が強い。

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