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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
「危機意識をもたせるにはどうすればよいか」という質問をよく受ける。危機とは「何かを失う」ことだ。よって「これを失う」を明確にし「だから、取り返すのだ」「だから守り抜くのだ」と訴えればよい。危機には会社の危機と支社(部門)の危機、所属セクションの危機、そして自分の危機の4つがある。それぞれの危機について社員に「この変化により何を失うか」を考えさせれば、自ずと危機意識は高まる。
ダイエーが産業再生機構の活用を決めた。この夏はクライアント各社とよくダイエーの話をした。皆、「なくなっては困る」という。理由も同じで「ダイエーがなくなると売り先がヨーカドーかイオンだけになる」「どちらにも断られたら、もう売りに行く先がない」。回収不安より、売り先があることの方が大切なのだ。再生機構活用で食品スーパー専業を選択すると、「売り先が…」の懸念が現実になっていく。
熊が民家に出没しているニュースが相次いでいる。熊も居所がなくなってしまったのだろう。台風の連続で思うような木の実がないのか知れないし、バイパスを作るなど工事が山奥にまで及んだことが影響しているのかもしれない。いずれにせよ、何かが一線を越えてくるのはバランスが崩れたということだ。射殺はやむをないが、崩れたバランスを見極めて修復しないと被害が収まらないだろう。
ダイエーVS西武の緊張感はたまらない。日本シリーズの決勝とはまた違う何かがある。名古屋では10.6という言葉がある。中日VS巨人の最終戦で勝った方が優勝という、94年の出来事だが(巨人が優勝)、あれを毎日やっているようなものだ。二位以下のチームが勝ちあがるようだと何のためのシーズンかという意見も出るだろうが、興行としては成功だろう。趣向を変えれば野球は面白くなる。
運動会で印象的だったのは、地元運動部の行進。午後一番に小学校の野球・サッカー・空手部等の他、ソフティバレーや、グランドゴルフ、ゲートボールなどのクラブがグランドを一周したこと。へぇ〜そんなのあるの?健康作りと地域振興に勤しむ方々が羨ましい。運動会の運営も、小学校のPTA等他地区から越してきた人が熱心にやってくれている。昔からここにいる自分が手抜きばかりで申し訳ない。
地域の運動会が行われ、当番だったので一日中参加した。驚いたのは、パン喰い競走。袋に入ったままのパンが棒にぶら下っていて、それを手で掴んで走るだけである。どうやら衛生面に配慮してのことらしいが、ぶら下っているのに後ろ手でかじりつくあのもどかしさはなく、ただのかけっこになっていた。それでも大会は老いも若きも参加して大いに盛り上がり、見ているだけでも楽しめた。
悔しいなあ…UFJ銀行が告発された。どうして頭の良いはずの人が、組織ぐるみで事実を隠蔽し、嘘をついたのか。彼らは何よりも誰かの子であり親である「ひとりの人」のはず。そのことよりも、UFJ銀行の一員であることを優先してしまった。しかし、その行為は結果的に嘘をついて守ろうとしたUFJの看板と、多くの同僚を傷つけた。自分の中の優先順位はいつ何時でもぶれないようにしたい。
ダイエーホークスが西武に2敗して瀬戸際だ。ドラゴンズファンとしてはホークスに出てきて欲しい。第一にパ・リーグの実質的な覇者であること。第二に今年のホークスは先発も中継ぎ投手陣がピリッとしない巨人のようで、西武よりは勝てそうだということ。ダイエー打線は脅威だが、ドラゴンズの先発&中継ぎ陣なら抑えられると思う。その点西武は似たようなチーム。これに勝つのは難しそうだ。
ブランドを作るときは、そのブランドが持つ「物語」を活かすことが大切だ。こだわりの焼酎を高級料亭で提供できれば、それは高級焼酎となるが、同じ商品がすぐ隣のDSに並んでいたら高級なイメージは一気に失墜する。伝えようというコンテンツが、そのコンテンツを一際輝かせるチャネルを選ぶのだ。「どこの誰に選択されたいのか」。そこから逆算して考えなければブランドは作れない。
雑誌のライター(女性)とお昼をご一緒した。そこで私の次回本の構想について意見をいただいた。彼女は何冊もゴーストで書いているので、読みやすい本を作る心得があるのだ。もともと気持ちのいい人だが、今日もアドバイスが的確で、わずかの時間だったが大変な元気をいただいた。出版関係で働く女友達は多いが皆、快活。この手で作品を生み出す気概がそうさせているのだろう。見習いたい。
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