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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
マツモトキヨシのTVCMを観ていたら、【正月二日から営業】の文字が映し出された。それを観たとき、なんだかホッとした。年々元旦から営業する店が増え、福袋のオンパレード。商魂逞しい店に、購買意欲逞しい消費者たち。そんな映像を見るたびに「せめて元旦ぐらい休めよ」と言いたくなる。正月早々金儲けに走らなくてもいいだろう。マツモトキヨシが金の亡者じゃないとわかって安心した。
雪国から届いたDM。「都市部の北風のような寒さは感じません。寒い…というか、痛い寒さです。でも、慣れてくると、この凛とした空気が心地よく、長時間はいられないものの、この澄んだ空気が身体を浄化してくれるような感覚になってきます。そして、この一面真っ白な環境。世の中から色がなくなってしなったような静けさ。これはけっこうな贅沢だと思うのです。新しい年の初めに、この凛とした空気を体感してみませんか?」。かんじきをはいて雪中行軍する『かんじきハイク』の誘いだが、思わず行きたくなる。体験者にしか書けないコピーだ。
某社の工場の掲示板に週刊誌のコピーが貼ってあった。「なぜ?」と尋ねたら、掲示板を見てもらうためだという。掲示板には進捗情報や、訓示、個人目標、優秀技能者などが貼られているが、いくらそのような情報を貼り出しても見る人は少ない。そこで、週刊誌のコピー。ちょっとでも掲示板の前で脚を止めてもらい、見てもらう試みだ。効果はどうあれ、そこまで考える課長の熱意は素晴らしい。
義父の家では義弟とも一緒になった。義母は2人に娘を良い人に嫁がせたと言っていたが、理由は「2人とも、挫折しているから」と聴いて大笑いしてしまった。確かに私は、借金まみれな日々を過ごしたことがあるし、義弟も商売で失敗したことがある。だからといって人に優しくできるとは思わないが、欲張ることの罪と何を大切にするべきはわかっている。そこを間違わなければ、胸を張れる人生になる。
元旦に義父を訪ねた。義父は元旦生まれで、この日68歳になった。社会人になって50年。空調工事・整備の職人だが、今日までただの一度も「仕事が偉い、大変だ」と思っことはない、という。45歳で会社を興し、経営者としても優秀であり続けた。そんな話を、本人からではなく義母から聞いた。50年もの間働けて、仕事が好きで・良き経営者で・家族から信頼されている。何もかも、羨ましい人だ。
あけましておめでとうございます。神社もお墓も例年より空いていた元旦。皆、福袋を買いに行ったのだろうか…人口減少時代を暗示させるような静かなスタートだが、私の今年のテーマ漢字は『刻』。30日に書いた「学びの4STEP」の「形にする」から来ている。これをパターン化し、誰もがその状況に相応しい高品質のアウトプットができる仕組みを作ること…今年はそれを余裕でしたい。
2006年の自分の最大の成果はタバコを止められたこと。はじめて吸ってから23年もかかった。2007年に取り組むことはダイエット。この5年余りで5kgも太ってしまった。まずはその5kg戻すことが目標。そんなことを考えていたら紅白で、モー娘の吉澤が、随分とスリムになった体を披露していた。美人だけどデブがネックでイマイチだったのに、痩せるとキレイになるんだなあ…。真似したい。
「学ぶ」ことは、「知る」→「考える」→「形にする」→「伝える」の4段階で表される。学校教育は「知る」ステップのみが重視されていたが、今は「考えて」「伝える」ステップが重視されるようになっている。しかし「形にする」はひとつの形になっていない。だから、この「形にする」をパターン化(手順化、STEP化)できる人が大変に貴重で重要な時代である。売れているコンサルタントは、ここが上手い。
感心したことや感動したことがあると、私は最近、それを五七五の川柳や五七五七七の狂歌にまとめるようにしている。M住建取材後は「住宅は やれクレーム産業と 言われるが 信頼築けば トラブルにならず」「掃除ほど カッコいい仕事は ないのよと いわれて分かる 職人の腕」「大切な 現場でタバコは やめましょう わかった人は 誰も吸わない」「サンタ待つ 子供に今年は 6人も」「建築を やってて本当に良かったと 思える瞬間(とき)を つくる優しさ」など作った。作ると楽しい。先方に伝えても喜ばれる。癖になりそう。
M住建の社長が手作りDVDにこだわるのは、「建築家やっててよかった〜」と社員も職人も思える仕組みが作りたかったから。住宅産業はクレーム産業、3K職場。そのイメージを払拭するにはお客様に喜んでもらうのが一番。そこで、DVD作りをはじめたら、トラブルが発生しなくなった。施主を理解し喜んでもらうために最善を尽くす。その部分で信頼を得ているから、トラブルがなくなったのだ。
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