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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
今、この国の職場はガタガタだ。リストラに追いつかない生産性、IT化による分業の進みすぎと見えない化、早すぎる変化と陳腐化した特技、頼れる先輩の不在、コンプライアンス強化に伴う減点思考、多様化する非正社員(臨時労働力と消える一体感や共通体験など…。パロマ、リンナイ、APA、不二家、北陸電力、関西TV、西武球団…現場力を高めないといつまで経っても不祥事は消えない。
最近は、「標準化」ということを相当意識している。部下の多くが30代後半に差し掛かり、コンサルタントしての貫禄も付いたので、私のアシスタントというよりも、単独でやらせたい。すると、同じテキストを使って同じように講義ができる(または、いくらかのアレンジで同じようにできる)のが望ましい。そのため従来より何倍もテキスト開発の時間はかかるが、より多くの見返りが得られるだろう。
柳原新聞店は、節分だけでなく、クリスマスにはサンタクロースに扮して約200件に上る希望宅に訪問。七夕には織姫・彦星に扮し、音楽を流しながら、笹竹に子供達に願い事を書いた短冊をつけてもらい、お菓子を渡し記念写真をとって帰り、約400人の子供と交流するという。お月見では餅つきをするとか。社長の「日本の良い習慣をなくさないようにしたい」の心根が多くの人の共感を呼んでいる。
柳原新聞店は節分の日に、社員が青鬼・赤鬼に扮する。自分たちが配達する新聞に募集広告を入れ、希望があった先に出向き、豆を投げつけられるためだ。子供のいる家庭だけでなく、老人施設や保育園、自治会などからの申込が多いらしい。3人一組の4チームで回り、朝9時から夜7時過ぎまで80数ヶ所をまわり1000人を超す方が参加する一大イベント。さすが、「スマイルスタッフ」だけのことはある。
浜松市の柳原新聞店の社長の話。同社は昨年から「私達は生活情報サービス業です」を合言葉にし、社員の呼び名も「新聞配達員」より生活情報サービス業にあった名称に変えようとお客にアンケートをお願いし、418人の方から応募があったという。そして「スマイルスタッフ」に決定し、それにあわせたマークやポスターも完成した。社員の呼び方をお客に尋ねて決めるとは何ともユニークだ。
昨日紹介した勉強熱心な労組は、組合員にも勉強熱心だ。全員配布の定期大会の議案書にスタンプラリーを展開。3個揃うとお好きなノベルティセットをプレゼント。またお友達の紹介カード持参で来ると小冊子をプレゼント。さらに、セミナーのシールを組合手帳に貼れるように配布。さらに組合役員限定ストラップもあり。マーケティングと同じ技術で組合への参加を呼び込む取り組みに恐れ入る。
某労働組合の活動案内を見てビックリした。そこには「組合は人材供給機関」=「支部三役退任後は「課長」を目指して!」と書いてあったからだ。労組役員の経験は「マネジメント能力(対人関係能力)」を養い、組合の想いを理解した職制が増えれば働く職場も良くなると考えているのだ。さらに同労組ではEQを使って労組役員の自己分析→成長プログラムも導入している。この意識の高さに脱帽した。
息子が少年野球を始めた。練習に立ち会っていると、野球とは実に大変なスポーツだと思う。まず、練習時間が長い。暑い季節は大変だろう。それに耐えるだけでも相当な忍耐力が付くと思う。おまけに試合も長い。レギュラーはともかく補欠には苦痛な時間も長いのだろう…。私は柔道をやってきたから余計にそう感じるのかもしれないが…。息子が私にない忍耐強さが身につけてくれたら有り難い。
下請け色の強い某社社長と来年度のスローガンを開発する。その過程で理想の状態として「下請けなのに利益が出る。なぜならば私は下請けを『○○○』と考えるからだ」の○○○を埋める言葉を考えた。暫く討議して出てきたのは、「選ばれる存在」。「君に作らしてやるわ」とは根本的に違い「頼むからうちのを作ってください」と懇願される存在を目指そうというもの。スローガンは「選ばれる工場」に決まった。
世の中には『足し算商品』と『引き算商品』があると聞いた。『足し算商品』は、例えば贅沢な旅行商品で、付加価値を高めていって高額にしても売れるというもの。対して『引き算商品』はフリーツアーのように、要らない機能を省いていって最もシンプルな状態にして売れるものを言う。クルマは男性には足し算商品、女性には引き算商品というが、二極化の時代は足し・引きがどんどん進むだろう。
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