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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
2008年が始まった。メンタルヘルスとか、少子化とか、ケアされない子供とか、ワーキングプアとか…。世の中の歪を見ると、その解決策は幾重もあるように見えて、実はひとつしかないような気がしてきた。「時短」である。これが簡単でないことは百も承知だが、生産に生産性が追いついていないもまた事実だ。果たして、生産性を挙げる時短コンサルタントは可能なのか。今年のテーマとしたい。
紅白歌合戦を見て、プロの仕事に唸った。歌手はもちろんだが、バックダンサーも、舞台演出家も、番組プロデューサも、皆一流の仕事をしようと必死だ。与えられた僅か3〜4分の間に自分の限界に挑戦しようという意地や誇り、必死さが4時間以上も連続して伝わってきた。特に、鶴瓶を立てようと自分を押し殺していた中居君には感心した。前評判が低かったこともあり、期待以上の水準だった。
今年、最も大きな学びは松村寧雄先生に学んだ「曼荼羅チャート」だ。これによって、情報を吸収する幅が広がった。また情報の整理が格段に進んだ。さらに何かクリエイティブな発想をするときも、泉のように次々と知恵を沸かせることができる。こうした発想法を自分の持っているメソッドと組み合わせると、容易に短時間で、しかも濃厚な思考によって納得の結論を得られる。松村先生に心から感謝。
USJでは27日もクリスマスフェアをやっていた。パンフを見たとき、このフェアは1月6日まで開催と書いてあって目を疑った。25日を過ぎてもクリスマスなんて聞いたことがなかったからだ。しかし逆に「日本一遅くまでクリスマスをやっている場所」としてPRし、園内でも「Merry‘Xmas and happy new year」のBGMを断続に流す。その演出に、夢の続きを違和感なく楽しむことができた。
大阪で電車に乗るとき…、行き先ボタンや料金ボタンを入れる前にお金を入れる。それからボタンを押す。博物館や観覧車の入場券を買うときも同じ。先にお金を入れてから、ボタンを押す。ここに大阪の人の商いに対する考え方が出ている。まず…あんたお金持っているかを確認させて…話はそれからだ…と自販機に言われているようだ。規則に縛られないおおらかな大阪人のシビアな一面を見た。
ユニバーサルスタジオジャパンで遊ぶ。予めネットでブックレットを購入していたので、乗りたいアトラクションには全て乗れたが、SKIPの仕方が半端でないのに驚いた。ディズニーはファストパスを使ってもそこから先10〜20分待たされることもあるが、こちらは乗り場の目の前までSKIPさせてもらえるためチケットをもぎるのが追いつかないほどだ。このダイレクトなお得感が大阪流なんだろう。
今年もおかげさまで目標達成したわが部で忘年会を開いた。が、奥さんの具合が悪くなって欠席したのが2人いた。これをベストセラーの「鏡の法則」的に言うと、旦那にそばにいて欲しくて自分の身を犠牲にして出したSOSとなる。つまり、普段私たち上司が部下を酷使し、家族との時間を犠牲にさせているから休み前に「早く帰ってきて・そばにいて」コールが起きるのだ。全ては私たちの責任だ…来年は本気で時短を考えねばならない。
クリスマスのプレゼントにと、豪華で精巧な、アマゾンでは5つ★連発の仕掛け絵本を2人の子供に用意した。しかし…朝、子供たちは喜ぶどころか、2人とも落胆・ガッカリしていた。アナログの世界の最高傑作は、デジタルの世界には適わない…と思い知らされた。コンテンツの問題ではない。DSのような彼らが望むメディアでないことが問題なのだ。今後あらゆるコンテンツはDS化すると予感した。
柳原新聞店の社員は規律正しい。配達の遅刻やポストへの入れ方が悪い、ノーヘルで走る、一通を逆走する…かつてはこんなことが当たり前だった。しかし、今ではスッカリなくなった。それまでは社員を営業成績のみで評価していた。それを、「いかにお客様に好かれているか」を表す規律性で評価するようになったからである。CSという考え方に出会い、顧客を維持する力が何よりも大切な力だと悟った社長の英断だった。
浜松市の柳原新聞店は、22日と23日、サンタクロースに扮した社員が、サンタに来て欲しいと願い出た家庭を戸別訪問している。その数約400件。2月には同じく節分の鬼に扮した社員が戸別訪問する。こうした企画は、同社内で盛んに行われている「イベント委員会」や「CS委員会」などの小集団活動で練られたものだ。中小企業はもっと日本人ならではの小集団のクリエイティブ性を生かすべきだろう。
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