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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
16日の副委員長の組合では夏に大々的な夏休みを開催していた。そのDVDを見せていただいたが、8月の一日の夕方から夜に変えて、すべて組合員の手作りで行なわれる。浴衣コンテンストやダンス大会があり、最後はソーラン踊りで終わるという参加型のイベント。副委員長は「雨で実行できなくてもかまわない。職場はプロセスから作られるのだから、準備できた時点で目的は果たしている」。そういって今年の準備に入っていった。
16日の副委員長の労組発行の機関紙を見せてもらった。ものすごく写真が豊富でかつ上手いので同労組の楽しさが伝わってきた。聞くと、「人の良い表情が撮れないと組合広報誌は作れない」との合言葉で、カメラは1眼レフを揃え執行部員が練習したのだという。昨日紹介した合宿討議にもカメラ担当がいて、参加者が悩んだり、気付いてハッとしたりした表情を捉え、臨場感が伝わってきた。この合言葉は名言だ。
16日の副委員長の労組は、職場改善のため工場長と現場の班長が一緒に合宿し、とことん話し合う機会を作っていた。通常なら工場長にはなかなか物が言えないし、言ったところで工場長は部下の意見・進言を遮って、自説を述べようとする。そこで労組がその場に立会い、「工場長、今日はそれを聞きに来たのでしょ。だから聞きましょう」「そうはいっても工場長。ここからが大事です」など繋いでしまう。すると、風通しの良い風土ができるだけでなく、一体感が醸成される。こんな熱心な労組は滅多にない。
昨日の副委員長の労組では、組合員融資が新入組合員のために寸劇を開催していた。寸劇のテーマはローン。うっかり高金利ものに手を出すと多重債務に陥る、その怖さと賢いお金の借り方を指南したものである。熱心な演技と聴衆の真剣さに感心したが、こうした試みが他の労組でも行なわれたら多くの人が救われるだろう。金融知識は必須だが覚えにくい。劇を通して学ぶのが一番良いと思う。
某労組の副委員長と話す。彼は新入組合員セミナーこんな問いかけをするという。「17時までの勤務時間と17時以降時間。月〜金曜までと土日。さて、あなたの時間はどこからどこまで?」。この問に多くの人は「17時以降っと土日」と答える。が、それは間違い。勤務時間も全部が自分の時間なのだ。自分を成長させられる時間だし、社会に貢献できる時間でもある。彼はその考えで仕事に臨んで欲しいのだ。
少年野球の審判の講習会があった。塁審くらい務まればいいなあ?と思って参加したら、主審も覚える本格的なものだった。それでも結構面白くて、だんだん審判のボランティアもいいなあ…と思えて来たが、6人いた先生の審判達を見ていてすっかり冷めてしまった。あまりにも厳しい徒弟制度だったからだ。ボランティアの世界でも上下関係に縛られるなんて真っ平御免。当面は静かに塁審に徹しよう。
ある大会社の社長が嘆いていた。彼は新入社員が自分に挨拶しないことが不思議でならず。、新人たちに「自分から挨拶する者は?」と尋ねた。すると、半数しか手が挙がらなかった。そこで残り半数に理由を聞くと「挨拶は目上の人から目下の人にするものではないのですか?」。家では親の方が先に「おはよう」と声を掛けた。学校では先生が先に「おはよう」と言ってくれた。だから会社では上司から「おはよう」というのが正しい…こんな理論を言われて社長はびっくりしたという。世の中変われば変わるものだ。
毎朝のウォーキングを始めて1年以上になる。最近は誰とでもすれ違うときに気持ちよく挨拶を交わせるようになった。コツは、目をあわすこと。相手はうつむき加減に歩いて来るので、じっと見る。そして相手が顔を上げて目があった瞬間にこっちから挨拶をするのだ。そうすると、相手も返しやすいのか、気持ちの良い挨拶が100%返ってくる。相手がしないから自分もしないのは一番ダメ。こっちからすることだ。
札幌ドームを視察。今回は最上階の展望室に登ることができた。随分長いエスカレータを登っていく、ドーム内とドーム外の両方を楽しむことができる屋根から吊り下げただけの空間だ。建築構造的にも機能的にも不必要な空間なのだろうが、こういう「遊び心」があると、子供心に日が付いてうきうきワクワクしてくる。閉塞感一杯の時代に夢を育むのは遊び心。設計者が楽しんでいる顔が浮かぶようだ。
秋葉原で想像を絶する悲惨な事件が起きた。『ソトコト』の小黒編集長は、このような事件が起きた一端に、お寺が弱くなったことがあるという。確かにかつて、精神的に苦しむ人は寺を訪ね、和尚に話を聞いたり説教されたりして立ち直ったものだ。ところが今、お寺は人生相談所ではなくなった。悩みを抱えた人たちは自暴自棄に罪を犯したり自殺したりする。お寺には相談できる場所として復権して欲しい。
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