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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
トヨタが2010年3月期の経常損失の見通しを8,500億円と見込んだ。08年度が約4,500億円の赤字。そして07年が市場最高益で2兆円以上。この落差は何なのだ!と思うが、損益分岐点を越えるか超えないかでこれだけ違う…という財務の怖さである。年間7,500万台まで回復すれば採算ラインクリアというが、6,500万台まで落ち込んだと聞いた。15%伸ばせば回復の一口は見つかる。たった15%なのだから、頑張ろう!
当部に新人が2人入部した。32歳と30歳のキャリア十分の即戦力としてM&Aを担当してもらう。彼らの採用動機は面接時に「中小企業をターゲットとした仕事がしたい」と言い切ったこと。大企業相手の仕事も面白いが、経営者やオーナーを直接相手にするのは別の醍醐味がある。ハードな仕事ゆえにM&A担当は退職するものも多いが、その醍醐味に憧れる人材なら粉骨砕身仕事に打ち込むだろう。
友人の弁理士と会った。曰く「業況はよくない。転職した方がいいかも。アパレル産業の衰退を見ても、早く転職した人ほど後に成功している…」。弁理士の世界にも好不況の影響があるのかな?と不思議に思ったが、輸送機製造業の経費削減の影響は特許申請の減少にまで及んでいると言う。「特許を取っても中国と争って勝った試しがない。そんな特許は無駄」がその理由。この国は本当に技術立国で行けるのだろうかとふと不安になった。
園善博氏『本がどんどん読める本』を読んだ。多読のテクニックより、読める人の姿勢を描いた本。逆に言えばこの姿勢がないとテクニックで何を身につけても多読は無理ということだろう。どんな情報がほしいのかその目的をハッキリさせて、10分間パラパラ読みしてから読むのは効果がありそう。また、ひとりで読むものではなくSNSなどで情報交換しながら読むといいという指摘は目から鱗だった。
WEBページを製作しているイフパレット社の柴田社長から何と「一億縁」と題した一万円札大の名刺をもらった。その名刺とはhttp://12palette.com/に出ている「世界初こんなの見たことない」を押すと出てくる。ここに彼女は大きな大根を抱えて登場する。彼女は農業も仕事にしていてこの大根はだが、一番の売りにしたい何か象徴がある人はこんな名刺を作ると良いだろう。
長男と一緒に、管理釣り場に行き、生まれて始めて「ニンフ(毛ばり釣り)」に挑戦する。ルアー釣りをしながら、ニンフのほうがよく釣れるのを見て挑戦したいと思ったのだ。エッグフライを使ったが、ルアーのときよりずっと釣れるので驚いた。しかし、アクションとしてはルアーのほうが何倍も面白い。仕事もスポーツも簡単に成果が出すぎると萎えてしまうもの。次は本物の毛ばりを使ってみよう。
健康診断。かれこれ10年間、年に一度同じクリニックに通っている。毎年驚くのは、測定する人(看護師さん?)が全く変わらないことだ。超音波で内臓を診る人は、ここで毎日その図を取り続けているのだろう。レントゲン技師は特別な資格だから変わらないのが当たり前かもしれないが、毎日ここでレントゲンを撮っているのだろう。医療の世界は多能工より単能工の方が相応しいのかもしれない。
30日にアンジャッシュの渡部建さんがパーソナリティを務めるJ−WAVEの『PLATOn』に出演した。テーマは「仕事ができる人」。これを哲学するという100分の番組。途中でミニコーナーが2回入るが、正味で50分ぐらいは話していたと思う。渡部さんは「ゲストが日頃話せないここだけの話をしてくれたら満足感一杯」と語っていたが、拙著『仕事ができる人、会社に必要な人』にはないここだけの話をしてしまいました。ありがとうございます!
祖母の葬儀には通夜・本葬とも参加できた。1月に祖父が他界したときははずせないセミナー講師があり、通夜しか参加できなかった。このときほど自分の職業を恨んだことはなかった。30日には東京のJ−WAVEでの100分間の生出演の予定があり、もし通夜が一日ずれていたら出られないところだった。今回は葬儀時間など義父に配慮してもらった面もあり、両方に出られるのは本当にありがたい。
祖母の葬儀を行なった。享年90歳ということもあり、身内だけの静かなお葬式だった。静かな葬儀は故人の人柄とマッチして理想的だと感じた。参列していただいた方同士が故人のことを偲んで話をしているのを見るとホッとする。派手な大きな葬式になると慌しいばかりでこうした肝心なことが抜けてしまう。人は家族の中で生まれて家族に帰る。その真理と「身内だけの密葬」にこだわる人の気持ちがわかった。
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