V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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| 2011年04月02日(土) |
シンガポール人が描く復興後の姿に希望を抱く |
「シンガポール華字紙・聯合早報」に、これからの日本を示唆する一文が掲載されていると友人が教えてくれた。
『マグニチュード9.0の大地震と津波、原発事故は日本の歴史を変える大事件となった。 それは19世紀の亡国の危機や第2次大戦の敗戦と比べても、決して引けをとらない。90年代のバブル経済崩壊後、「日本の時代」と言われた輝かしい時代は幕を閉じた。 日本のその後の20年は経済の低迷、政治の不安定、社会の保守化が続き、有識者が何度も危機感を持って日本を再興しようと呼び掛けてきたが、効果はなかった。だが、今回の震災が日本人にもたらしたのは「危機感」ではなく、「実際の危機」だった。
では、今回の震災は日本の政治にどんな影響を与えたのだろうか。 震災前は虫の息だった菅直人内閣に盛り返しのチャンスを与えた。だが、数年後に再建を果たした日本では「どんな国づくりをしていけばよいか」という課題が再び浮上すると予想される。 また、経済的には ▽電力不足からエネルギー利用効率の改善が進む ▽復興・再建に伴う経済成長が見込まれる ▽一極集中が見直される ▽日本経済のグローバル化が加速する という4つの変化が見られるだろう。 外交面の変化は ▽日米関係の親密化 ▽日中の国民感情の改善 ▽日ロ関係が飛躍的な前進 の3つ。また、安全保障上の脅威に対する定義が見直されるほか、エネルギー安全政策も大きく転換するだろう。 いずれの角度から見ても今回の震災は日本という国の方向性を大きく変える事件となったことが分かる。日本がこの危機を利用して明治維新や第2次大戦後の復興に次ぐ、3度目の奇跡を成し遂げることを願っている』。
| 2011年03月29日(火) |
技能伝承がなされていないから届かない提言 |
リース会社の幹部と話す。原発事故への対応に対し、かつて原発の建設に携わった電力OBや建設OBなど現場を知る人が水漏れの防ぎ方とか戦車の出動等に対し「もっといい方法がある」とさんざん提言しているという。ところが、その情報を集めて理解して、的確な指示を出せる人がいない。技能が伝承されておらず、彼らの言うことを再現できないのだ。技能の伝承はリスクマネジメントの極めて重要なポイントだ。
| 2011年03月28日(月) |
コンサルタントの古い友人からの届いた詩 |
友人のコンサルタントに3月20日の日記に書いたチャリティセミナーを開催するので、ぜひ講師をやって欲しいとお願いする。すると次のようなメールが届いた。彼は被災地から戻ったばかり。あまりにも正しくて切ないのでここに記す。
「情報が大きな売り物の一つである私たちは社会に対して出来ることがきっとあるはずです。 被災者の情報が役所に伝わる。役所の情報が支援組織に伝わる。支援組織の情報が物流に伝わる。物流の情報がメーカーや商社に伝わる。
原発の事実がしっかり判断できる人に伝わる。しっかり判断できる人が対処できる人に伝える。事実と対策を併せて国民に伝える。事実と終わりの目安を併せて国民に伝える。事実と未来・希望の糸口を国民に伝える。
公平に伝える。平等に伝える。苦も楽も分かち合う。 きっと今は何一つ出来ていません。 セミナーも含めて是非やらせてください」
ありがとうございます。あなたが立とうとする勇気に私も応えます。
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