V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2013年12月30日(月) 今年のV字回復アワード・ベスト3、第2位:仲間

V字回復アワード第2位は、私の部下たちのこと。私の部下は本当にまじめだ。お客様に喜んで頂くために、これでもかというくらいよく働く。それは評価できるのだが、反面、世の中の変化に疎くなってしまうことがある。今年はその傾向が顕著で、新しい仕事の話をしても、感心なさげに振る舞う。「どこの話ですか?私には関係ないでしょう…」なんて対応が相次いだ。そこで10月に、「このままじゃダメだ!」と突き放してみた。私があれこれ指示命令して動かすのではなく、彼らが自主的に動くようになってくれないと意味がないと思いわざと冷たくした。以来彼らの動きが変わった。小さなミーティングを重ね、お互いのノウハウを共有し、新しい分野にも積極的に取り組むようになった。がむしゃらに動いた結果、年末には望ましい成果が出てきた。これで自分たちに自信を持ってくれるのではないかと思う。皆の根性、粘りに拍手を送りたい。部下の成長は自分のV字回復よりもずっと嬉しい。ありがとう!

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2013年12月29日(日) 今年のV字回復アワード・ベスト3、第3位:自分

自分のテーマは企業や人のV字回復支援だが、今年を振り返るといくつかのV字回復に出会った。今年のラスト3日間でV字回復アワードを記してみたい。第3位は、自分自身こと。10年以上前、この日記を書き始めた頃、私は講師として当時の経営者の心をとらえる話をしていた。が、その後数年間、何を伝えることが経営者の悩みに応えることなのかを見失っていた時期があった。誰よりも社長を対象にした講演会はしたくないと思い悩む時期もあったし、自分の話が役に立っているという実感に乏しい日もあった。人並みの評価は頂いたので仕事が途切れることはなかったが、かつての大受けを知っているからこそ、足りなさに歯がゆさを感じていた。そこから試行錯誤を繰り返し、ようやく今年、伝わる話ができるようになった。受ける話ではなく伝えたいことを伝えることが一番だと気づいた。以来、社長相手に話すのが楽しくなった。昨年の今頃は3月の講演会が頭痛の種だったが、今年は次の1月2月にそんな機会があるのを嬉しいと感じられる。

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2013年12月28日(土) 相談しやすい環境を作るために伏線を張る人

 プリンタを買いにヤマダ電機に行った。キャノンの新製品をまじまじと眺めていると、黄色の「コミュファ」と書いたジャンバーを来た青年が「よろしかったらご説明しましょうか?」と声をかけてきた。コミュファは中部電力系の通信キャリア。彼は、コミュファの回線を売りに派遣された契約社員か代理店員だ。よって私は「失礼ですが、あなた、プリンタを説明できるのですか?」と聞き返した。すると、大丈夫だという。そこから彼は私の利用目的を聞き、お勧めの機種をひとつ選び、丁寧に説明してくれた。その説明能力はヤマダ電機の人よりもずっとハイレベルで、私は納得して一台を選ぶことができた。彼は、そのプリンタをレジまで運んでくれた。そしてその途中、ようやくネット回線の話をしてきた。「インターネットはフレッツをお使いですか>結構高くないですか?うち半額ぐらいなんですけど…」。そうやって説明されて全然嫌味ではなかった。プリンタの件で、既に彼を信用していたからだ…。
 成熟期を迎えた商品の借り換え合戦は、ここまで伏線を敷かないと土俵に上がれないのか?わけあってコミュファにはできないが、信用を作る誠実さに拍手を贈った。

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2013年12月27日(金) 自分のパワーを引き出す「金銀銅ビジョン」

最近、中長期ビジョンを策定する際、2020年を長期ビジョンとして設定する企業が増えていると聞いた。実は私のクライアントもそうだが「2020年目指して頑張りましょう!」というせいか、2017とか2018とかいった目標を2020に改めている(3社も)。それを2020年ビジョンと読んでいたのだが、先日尊敬する臥龍先生から来たメルマガに次のようにあった。「短期目標を銅メダル、中期目標を銀メダル、長期目標を金メダルと表現する企業も増えてきています。貴社における『金銀銅メダル』ビジョンを明確にして、自社内の人とチームのパワーを極限にまで高めてみませんか?」。う〜ん。上手いことを言うなあ。こういうセンスが自分には足りないのだと痛感。どうしたらこんなセンスが磨かれるのだろうな?とはいえ、いいものはどんどん使っていこう。まずは自分のビジョンに金銀銅をつけて確定しよう。

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2013年12月26日(木) 自分も他人も本気に変えるたったひとつの視点

2020年から逆算し〜来年1年間かけてやりたいことを未来マップに書き出してみた。その出来上がりを眺めて、「あれ、なんかひとつもの足りないなあ?」と思っていたが、今朝になってよやく忘れものに気がついた。そこにはやりたいことばかりが書いてあった。が、「誰の何のためにやるのか」の部分が書かれていなかった。高倉健さんは著書『あなたに褒められたくて』の中で、「何をやったかではなく、何のためにそれをやったかである」と語っている。目的の重要性は自分の研修の中でも口を酸っぱくして語っているところだ。ところが、この一番肝心な根っこの部分を忘れてしまっていたのだ。何を見ても軽い言葉にしか見えないのはそのせいだ。「変化に対応するのではなく変化を生み出せ!」というが、何のためにそれをするのか。それによって今の社会の何をどう変わるのかを真剣に考えて書き足してみた。すると、ようやく未来マップらしくなった。よし!あとはこの実現に挑むだけだ。

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2013年12月25日(水) 本質を見抜く力 、豊かな発想力のピーク年齢

10冊以上本を書いている多作家の友人がぶらりと訪ねて来た。本を書くことに苦しんでいた矢先に、有難い偶然。早速相談にのってもらった。私には本を書くときに悪い癖がある。企画書を一本書くと、そこから書きたいことが膨らんでいつしか収集がつかなってしまうのだ。そんな私に彼はあっさりと「3冊に分けて書いたら?」と言った。すると私はすぐ「今ここに3冊分の企画書を書かなくちゃ!」と思ってしまう。が、彼は、まずは最初の1冊を仕上げること。2作目、3作目はその後でいいと言う。そして「黒川伊保子先生の脳科学によると、ものごとの本質を見抜く力 、豊かな発想力は50代半ばがピークだから、酒井さんは今から5年後ぐらいに集大成が書ければいいじゃないのか?」「期待に応えることよりも、自分が納得していることを書けばいいんだよ」とのアドバイスを貰った。う〜ん。なんだか凄い解放感。ありがとう。ベストタイミングで現れた君は、まさに神の使いだった。

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2013年12月24日(火) 最高のプレゼントは受講生からの「その後メール」

かつての研修の受講生からメールが届いた。『酒井先生の研修を受講してから、1年が経ちました。(中略)先生の研修を受講した後、「未来日記」を書かせて頂きましたが、初めての試みながら、大変楽しく作成したのを覚えております。嬉しいことに、その未来日記の内容が殆ど現実になり、部下全員が有資格者になるという夢も実現しました。昨年24年度の資格試験はハードルが上がっており、全体では大きく合格者を減らしていましたが、その中にあっても、私のチーム全員が合格できたことは、涙なしでは語れない程の嬉しい知らせでした。(中略)教えて頂いた、理屈抜きで信頼してもらえる人間力を身につけることや、「成功の循環」「部下が大きく変化する5つのステップ」を活用したマネジメントはこの1年でまだまだ勉強途中ですが、皆の笑顔を励みに邁進していこうと思っています』。頑張っている姿が目に浮かんで思わず拍手!最高のクリスマスプレゼントをありがとうございます。

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2013年12月23日(月) ワンピース狂の人が、友人に贈る粋なプレゼント

友人に熱烈なワンピースファンがいる。彼と一緒にパーティに参加したとき、彼はルフィの格好でやってきた。年賀状も常に麦わらの一味のイラストだ。そんなワンピース狂は、友達にワンピースの良さを伝えるため、単行本を大人買いしプレゼントするのが趣味。第一部が終わる61巻までのセット約25000円。これをこれまでに30人以上に贈っている、というから恐れ入る。総計60万円以上使っているわけだが、贈られた友人は感激するのではないだろうか。リーダーシップや思いやりが学べる本でもあるから、それが人生にもたらす効果は、同じ値段のワインの何千倍もある。私は息子に釣り漫画の名作『釣りキチ三平』の全巻セットをプレゼントしたことがあるが、その効果か彼は釣り、生きもの、自然などに興味を持っている。彼が友人に贈る時は、きっとその人の人生の糧となれと、願ってのことだろう。プレゼントの季節に、そのキップの良さと優しさを素晴らしいと思う。

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2013年12月22日(日) フィギュア全日本選手権の「enjoy &survival」

フィギュアの全日本選手権。五輪出場権を賭けた戦いはまさにsurvivalだな、と思う。その中でも、織田選手や安藤選手、高橋選手など当落選上の選手も僕らに実にさわやかな印象を残してくれた。それはベテランの彼らがただ勝つため、五輪に出るためにスケートをしているからでなく、何か伝えたいことを伝えるために、自分のためでなく観客のために滑っていたからだ。そういう点では彼らはアスリートというよりはフィギュアスケートをenjoyするアーティストそのものだった。「enjoy &survival」はカウンセラーが教えてくれた論理療法創始者エリスの言葉だが、 「よい結果が出るに越したことはないが、状況の変化を楽しみながら柔軟に適応していくことも大切なこと」という意味。織田選手や安藤選手、高橋選手の演技が胸を打つのは、彼らが勝つこと以上に大切なことを知り抜いていて、それが演技を通して伝わるからだ。美しいplayをありがとう。

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2013年12月21日(土) 日経『私の履歴書』に綴られたドラッカーの魅力

友人から「17日の日経の『私の履歴書』を読んでいたら酒井が重なって見えたよ」といわれた。『私の履歴書』は今、フィリップ・コトラーの自伝を連載中だが、中でも17日はコトラーに影響を与えたピーター・ドラッカーの言葉が綴られていた。「企業の目的は顧客の創造(利益の創造ではない)」「企業の基本機能はイノベーションとマーケティングの2つしかない。それ以外はコストだ」「マーケティングの目的はセールスの必要をなくすことだ」「私はピーターが企業に投げかける4つの質問に感化された。『あなたの会社の本業は何か』『顧客は誰か』『顧客にとっての価値1は』『本業はどうあるべきか』」「私は目的、目標、業績評価の方法を設定することの重要性も彼から学び、自分の仕事に生かしている」。このようなドラッカーの考え方は私の仕事の根幹になっている。友人の指摘は「酒井のクライアントは顧客中心主義に目覚めつつあるね」と認められたようで、嬉しかった。

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酒井英之 |MAILHomePage
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