V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2017年02月22日(水) 日本ダイバーシティ推進協会の暗闇研修の効果

見えない環境だからこそ、その人の本性が出る。客先で「暗闇研修」なるものが開催された。指導者は一般社団法人日本ダイバーシティ推進協会の久保代表理事。受講者はアイマスクを付けて、指示に従った作業を5人一組のチームで行う。見えない中で積極的に声をです人、サポートする人、順番を確認する人、出来上がりを確かめる人など、誰が指示するわけでもないのに皆、自分の役割を見つけてそれを果たそうとする。私は見学者だったが、自分が受講者だったらどんな役回りを自分で選んだだろうか…試されてみたくなった。


2017年02月21日(火) 『この世界の片隅で』に号泣。のんの復活万歳!

朝ドラ『あまちゃん』のときからの大ファンである「のん」が声優を務める映画『この世界の片隅に』を観た。評判が良いので期待して行ったら、主人公すず役では「天才」とかそういう言葉で表現できないくらい、彼女の声に泣かせてもらった。『あまちゃん』の時もそうだったが、この人しかできない仕事をやる人だ。ますますファンになりました。もう消えたりせず、末永く大女優・声優として活躍して欲しいと思う。同時に組織が社員の個性を潰してはいけない。これは会社にも言えることだと思った。


2017年02月20日(月) 水素自動車「ミライ」に初乗車。外国人も絶賛!

福岡で、西鉄タクシーのTOYOTAの「ミライ」のタクシーに初乗車。ボディに「さざ波」のデザインが施されている。運転手さんもとてもいい人だった。運転手さんによると、福岡に来る外国人はこの車が水素自動車とは認識していないようだが、デザインと静かな走りにビューティフル!と言ってくれるという。伝わるクルマ、素晴らしい!伝える力のことを思うと、世界中にその良さを瞬時に伝えることができるモノづくりには敵わないと思う。


2017年02月18日(土) 成果を出せる支店、出せない支店の分岐点とは

「結果に結びつく原因を作り続ける」。17日の発表会で好成績を収めた支店は、結果よりも行動量を中心に管理した店だった。結果を出すための原因となる行動量目標をつくり、その行動量目標に足りない場合、別の方法で行動量を増やすことをしていた。例えばアンケートによる相談依頼が予定の半分しか集まらなかったら、そこで諦めずに、少しでも見込みのありそうな人にテレアポをして相談を増やしていた。そうすることで成果を積み上げていったのである。このようなときに目先の結果欲しくてティッシュ配りとか全くやり方を変えてしまうマネージャがいる。それはいけない。粘り強く原因を作り続けることが大切である。


2017年02月17日(金) Vプランが被災地の震災からの復興に間接貢献!

「Vプランがあったから皆の心がひとつになれた。Vプランを信じてずっとやってきて本当に良かった」。そう語ってくれたのは、昨日の発表会に参加した九州の熊本地区の支店長と係長だ。震災後一か月間、同支店は機能停止に追い込まれた。再開後、職員たちは何から手を付けていいかわからなかった。そんな職員たちに支店長は、震災の直前に皆でつくったVプランを示した(Vプランは私が指導している行動計画のこと。リーダーだけでなく皆でつくるために、それがチームワークにつながって成果が出るという特徴がある)。「私たちにはVプランがあるじゃないか。皆でつくったVプランをやりきろう!」と語りかけた。そして皆それに賛同し、以来、辛抱強く被災者の皆さんの相談に乗り続けた。そして、結果的に目標を大きくクリアした。このように感謝されると、本当にこの仕事をやっていて良かったと思う。ありがとうございます!


2017年02月16日(木) 支店長に自信と誇りを持ってもらうVプラン

今日は九州全土に事業所を持つ会社の営業力強化研修の発表会。好成績を出した支店の支店長からこんな手紙をいただいた。「1年間にわたり営業力強化研修大変お世話になりました。多くのことを毎回教わり今後の糧にしていきたいと思っています。一年間で若手社員のやる気の引き出しと目標に対するこだわりの醸成は目を引くものがあり、支店長としてしっかり人財育成ができましたし、喜びを共に味わうことができました。ありがとございました。お客様の会の協力も仰ぐことができVプランは大成功でした」。支店長として、支店長職に自信と誇りを持っていただく。講師としてこんな嬉しいことはない。私も多くを教えていただきました。ありがとうございます。


2017年02月15日(水) 来期の計画作りの前にやっておきたいこと

季節柄計計画作りを指導している。計画策定のポイントは、「何をやるか」という計画作りの前に、「なぜ今、上手く行っていないか」という反省をキッチリすることだ。上手く行っていない理由がわからなければ、行動を始めたときに「また失敗したらどうしよう…」という疑念が頭をもたげてしまい、壁にぶつかったらすぐに逃げてしまう。「原因は分かった。これを変えればいいんだな。もう言い訳はしない」という覚悟ができて、はじめて人は前に進める。言い訳を止め集中力を高める現状確認に時間を割くことはとても大事なことなのだ。


2017年02月14日(火) 新店出店や新規事業が人を育てる

「店が人を育てる、今の店の内容を濃くするだけでは人は育たない」とは、あるチェーン店の会長に聞いた人財育成法だ。店が人を育てるとは、店数を増やしていく、ということ。つまり出店準備から開店、運営までの一連のプロジェクトに携わることで人が育つという。一方「内容を濃くする」というのは店舗の改善のことを言う。「創業は易く守成は難し」というが、創業から学べることの方が多いのだろう。既存事業の改善より、新規事業を起こす。人財育成のためにも新規事業に挑戦し続ける経営をして欲しいと思う。


2017年02月13日(月) 「皆で目標達成」から「皆が目標達成」へ

建設会社の営業部長から幹部育成研修の依頼。課題を聴いていると「一部の有能な社員が数字をつくる。彼らが目標の半分を稼いでくれるので、いつも目標を達成できる。一方で稼げていない社員もいる。これを平準化したい」とのことだった。そこで部長に「皆で目標達成」ではなく「皆が目標達成」が理想なのか?と聞いたらそうだという。ここに疑問を持って研修でなんとかしたいと思う人と、結果さえ出ていればいいやで片付けてしまう人。前者の人は少数派だが、今の時代には欠かせない人だと思う。聞いていて是非チカラになりたいと思った。


2017年02月12日(日) キツイひと言を糧に自分を変える

6年前、ある後継社長が強く不安を感じた事件があった。それは同社の一人の有能な社員が辞めていったときのセリフ。「私は先代(カリスマ社長)の部下であったが、(二世である」あなたの部下でない」。それを聞いてほかの社員もまた同じように自分のことを見ているのではないかと不安になった、という。しかし、以後6年間、辞める人財もほとんどいなかった。社長は社員を「部下」と呼ばすに「友」と呼ぶ。そのフレンドリーな感覚が、社員にやりがいを与えている。


酒井英之 |MAILHomePage

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