2004年01月07日(水) |
千葉県は、02年度決算は82億円の赤字 |
今日は、千葉県と千葉市に行政視察。 テーマは、いくつかありますが、財政問題です。 千葉県が、02年度決算で82億円の赤字決算であったことを知りました。 財政再建団体への転落をとにかく食い止めようという千葉県当局の強い姿勢を感じました。 詳しくは、千葉県ホームページを参照してもらいたいと思いますが、それにして県の補助金の原則廃止の方針に驚きました。 改革派知事、堂本さんの姿勢、応援をした千葉県ネットワーク運動の皆さんはどう考えているのか、大いに関心のあるところです。
千葉市には、静岡県と同様に政令市問題があり、視察をさせていただきました。県とは、静岡県・静岡市同様になかなか難しい緊張関係があるようです。
一つの例にモノレール建設の延伸問題があります。県は、ストップ、市は約束どおりに県は出資すべき、公共事業の大きな転換点です。
2004年01月06日(火) |
1月11日平和アクション |
1月11日の「アクション111」(自衛隊のイラク派兵に反対する行動) まであと5日(1月6日現在)と迫りました。 1月11日1時、11分は、これ以上無駄な血が流されないよう、 イラクへの自衛隊派遣に反対し、いっしょに祈り、平和の音をならしましょう、と 全国で共同行動が行われます。
この呼びかけは、国立市長の上原公子さん、北海道大学教授の山口二郎さん、評論家の佐高信の3人から始まりました。事務局は、住民投票運動でおなじみの今井一さんのです。私も呼びかけ人の一人に加わりました。
女優の吉永小百合さんも賛同されています。
静岡では、11日は14:00から青葉公園でで全国と連携してキャンペーン活動が行われます。
是非とも大勢の方々に参加を訴えたいと思います。
全国のホームページ上に当日のチラシがあります。 http://cgi.f26.aaacafe.ne.jp/~actone/
2004年01月05日(月) |
ゴミゼロネットワークの壷阪さんの話を聞く |
昨年より、いまや、静岡のゴミ問題を話したら右に出る人はいないといわれるゴミゼロプラン静岡ネットワークの壷阪さんから、ゼロウエスト戦略について、話を聞く機会をと言われていましたが、今日のその機会を得ました。
ゴミゼロウエスト戦略とは、脱焼却・脱埋め立てという新たなゴミ問題への対応を指し示す言葉です。詳しくは、http://www33.ocn.ne.jp/~gomizeronet とにかくそのパワーがすごいのです。 私が静岡市議時代に南沼上の清掃工場建替え計画があり、こんな巨大な焼却炉は不要であるとする反対の論理を展開していましたが、壷阪さんに言わせると、今から考えると先見の明があったのだけれど、当時、それを理解する人がいなかった、今、自分がゼロウエスト戦略を語っているけど、まだまだ、理解しようという人が少ない、まずは、そうした主張を展開した松谷さんが、まず、この戦略を理解してほしい、という問題提起でした。 いくつかの宿題がだされましたが、議員とは違う立場からの問題提起に、いろんなことを考えさせられました。
是非とも、ゴミゼロネットのホームページを見ていただきたいと思います。
2004年01月04日(日) |
駿府マラソン、10キロ本コースを走る |
3月7日の駿府マラソン。 今日は、10キロ本コースを走りました。 ゆっくり目の走りで、62分かかりました。 あと12分を縮めなければいけないわけですが、本コースとしては、まあまあ。
2ヶ月のトレーニングで、12分を縮めるわけですが、短い距離を全力疾走に近い形で走ったり、10キロを何回も走ってスタミナをつけたり、素人なりのトレーニングです。
一番は、呼吸法ですが、吐いて、吐いて、吸って、吸ってというのを高校時代に習いましたが、今は、いろいろのようです。苦しくなれば、結局、吐いて、吸っての早い繰り返しになってしまうのですが、呼吸方法は大事です。
私の友人で同世代で、43分で走っている人がいます。 どうやったら、そんなに速く走れるのと聞いたら、毎日昼休みに3〜4キロを走っている、そして、家から会社までも歩いているといわれました。
なるほど、日頃のトレーニングが大事。 目標の50分を切るために、努力の始まりです。
2004年01月03日(土) |
映画「永遠のマリア・カラス」を観る |
サールナートホールの正月映画「永遠のマリア・カラス」を観ました。 観て感激したSさん、年賀状で「ピンクの薔薇一輪を手に凛として歩くファニー・アルダンのラストシーンの切なさが頭を離れず・・・・」と。
そこで、04年度始めての街頭演説を1時間、センター前(支援者の方に10人位の方に出会いました)でこなしたあとに、新年度のサールナート会員券を活用しようと新館に出かけました。
確かに切なさが伝わってきました。 マリア・カラスの業績の永遠とは何か、を二重にして観せてくれました。
既にオペラ歌手としての名声、日本での失敗から2度と舞台に立たないと決意、その彼女に技術革新、商業主義が覆い被さり、抵抗するも若き頃の美声を現在のカルメン舞台に吹き変えるビデオ化にのる、これがすごい、マリア・カラスが蘇り、まさに永遠。 ここまでの彼女の集中力がすごい、そして、ならばと、トスカを今の声でやりたいと言い出し、挑戦する、これが、できたらすごい、と観ているものの心を動かす、しかし、最後に音楽会社が今の声ではダメ、抵抗するかと思いきや、全てをうけいれる、若き美声を手に入れること、それは魂を売ったファウストのようと、ありのままに、全てを受け入れる、名声は過去の自分に、そして、それがマリア・カラスに与えられた永遠と悟る。
観ているものにとって、そのあるがままを受け入れるその姿勢、そこに、マリアカラスの今を生きることの意味としての永遠性を認識させられる、というものです。
感動でした。サールナートの映画、予告編に目を奪われ、今年は沢山観てみようかな、と思ってしまいました。
2004年01月02日(金) |
新庄剛志選手にあっぱれ |
今日は2日。 元旦は雑煮。 今日は、おしるこ。 正月の食事の定番。 そして、伝統の保存食、おせち。 しかし、スーパーは、昔のように休みがない。 正月料理を作る必要もなくなっているのが実体。 誰が伝えていくのだろうか、日本の食文化。
今日は、1日中、年賀状の返事書き。 こんなに、ゆっくりと、終わりの時間も気にせず。 正月ならではのゆったりとした時間。
はがきを出しにいった後は、テレビ。 みのもんたさん司会の「クイズ$ミリオネア」。 ちょうど、プロ野球・日本ハムファイターズの新庄選手の出番。
彼の天真爛漫性がふるに伝わってきた。 ほとんどが勘。 小学校の時に使ったというエンピツころがしてABCDの出たとこ勝負。 ところが、みんな、当たる。 オーディエンスでAとでてもBを選ぶあまのじゃくぶり。 見ている人間にどきどきさせながら発揮するエンターテーナーの才能。 おもしろい。
サンデーモーニングのスポーツのご意見番で張本さんから言われ放題。 しかし、その姿は、からかいながら、怒りながら、期待してもいる。 新庄選手には意外性があり、観客を引き付ける力がある。 大リーガーでは、日本マスコミをずーっと引き寄せていた。 そして、日本に戻って、大リーガーで通用するとは思わなかった。 あっけらかんと言い放つ。
なんと、クイズでは、1000万を見事ゲット。 今年の日本ハム、楽しみだ。 北海道ファンを魅惑することだろう。 新庄選手にあっぱれ。 張本さんは怒るかな。
2004年01月01日(木) |
新聞社の年頭社説を読む |
新年おめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。
今日は、朝から、恒例の若葉町の新年の会に参加しました。 そして、そのあと、毎年、近隣の山歩きをしていますが、近くの「池ヶ谷天神山」へいきました。 それでも、旧静岡市・旧清水市が見渡せ、三保海岸や大谷の海岸、伊豆半島も見えて、なかなかの景色でした。
戻って、7つの新聞社の年頭社説に目を通しました。見出しは、
朝日新聞 「軍隊」を欲する愚を思う―節目の年明けに 毎日新聞 アメリカリスク対応が鍵だ―心配はイラクより政治の信頼感 読売新聞 国民の安心が日本再生の基盤―重い決断を要する国家百年の計 日本経済新聞 にっぽん再起動―磁力のある地球国家をめざし出直そう 産経新聞 日本の運命を決める一年―文明社会の重責を果たしたい 中日新聞 混迷の中に教訓が―年のはじめに考える 静岡新聞 試される時代に―何かを越えなければならない
マスコミ各誌の年頭社説は、当然のことながら、それぞれの社の報道姿勢が明確になります。どこの社も、イラクへの自衛隊の本格派兵が、戦後日本政治の大転換であるという点で共通しています。しかし、その是非になるとかなりのニュアンスの違いが浮かび上がります。
朝日新聞 「ここは、過去の苦い体験に基づく「専守防衛」の精神に自負を持ち、「普通の軍隊でない」ことに誇りをもつのがいい。PKOには積極的に加わるが、国際協調の整わない海外派兵は断る。もとより外国での戦闘に一切加わらない」
毎日新聞 「自衛隊派遣の選択は基本的に同意する。対米追従以外に戦略をもたない現状では、行かない選択がもたらすリスクが大きすぎる。しかし、それは主体的な選択ではない。」
読売新聞 「首相は、改めて、自衛隊派が確固とした国家意思に基づいているというメッセージを明確に内外に発信しなくてはならない。」「もう一つ重要なのは、集団的自衛権「行使」容認に踏み切ることだ。」
日本経済新聞 「イラクへの自衛隊派遣は、平和維持から「平和創造」に踏み込む決断だ。この重い決断を、世界の分裂を防ぐ多角的外交を連動させてこそ意義がある。」
産経新聞 「自衛隊が本格的にイラクに派遣されれば、むろんこれまで経験しなかったような危険に遭遇し、犠牲者を出すこともありうる。問題はその時に、日本人がどう対応するかの1点に鋭くかかっている。」
中日新聞 「ゲリラやテロがやまない中での派遣は、外国での武力行使を禁じた憲法違反の恐れ大。また、犠牲者を出すことのようになれば、日米関係も揺らぎます。ことは、自国民、他国民の生命にかかわります。慎重の上にも慎重さが必要です。」
静岡新聞 「命をかけるには確かに状況が悪すぎる。だが、困っている国の為に尽くすことは当然の人道だ。隊員たちの命は重い。安全に、そして大きな成果を挙げて帰国することを祈るばかりだ。危険と判断したときは活動の中止、部隊の撤収をためらってはならない。」
昨年の12月26日の航空自衛隊の先遣隊派遣、2月の本格的自衛隊派遣までまだ時間があります。にもかかわらず、明確な反対論を掲げているのが朝日新聞社だけという今日のマスコミ状況に、危惧の念を持つのは私だけでないと思います。
特に、毎日新聞のやむえない賛成論には、これまでの毎日新聞論調からすると大きな転換という印象です。ただ、日曜日のテレビ番組「サンデーモーニング」での編集委員・岸井成格氏のこれまでの発言からするとこの流れは、ずーっとあったのかもしれません。
さて、私たちは、市民の側で、政治の側で、今ある現実を変革しようとする立場ですから、マスコミの状況を嘆いているばかりではいけません。私たち自身が、この状況をどう作り変えることができるのか、このことを真剣に考えなければ、と思っているところです。一年の計は元旦にあり、この1年間の活動展開をどのようにしていくのか、思案をめぐらせています。
今、言えることは、7月参議院選挙に向けて、第三極の政治パワーをどうつくりあげるかにかかっている、ということです。少なくも、その第三極は、ドイツ、フランス、ロシアなど、アメリカの単独行動主義と明確に一線を画している国の中の緑・平和政治勢力とアメリカの国内の緑・平和政治勢力の国際連携の構築が前提となります。とはいっても、余りに、大きな課題、そして、元旦は余りに短い1日です。
2003年12月31日(水) |
大晦日は、やっぱり、紅白かな |
今日も中島みゆきの「地上の星」を聞きながら、大掃除のつづきとおせちづくり。母親譲りの寒天のお菓子は家族からは楽しみのひとつ?
歌を聴けば、思い出すは、プロジェクトXシリーズ。 無名の人々といいながら、男たちばかりの物語に多少うんざりもしますが、何かを感じさせるものが、あるのも事実です。
あるゼネコンの方とプロジェゥトXについて話あったことがあります。 彼曰く、「俺たちは、ダムづくりのために、戦後、1ヶ月も2ヶ月も、1年も、山の中に閉じ込められて仕事をしてきた。黒部だって、多くの人間が死んでいるんだ。あれは、お国が俺たちにやれといったんだ。戦争は終ったたんだが、ダム建設にしたって、道路にしたって、形を変えた戦争国家だったんだよ。お国の命令だ。」、そして、「今、自衛隊が海外にだされるってことで、いろいろ、賛否があるけど、俺たちとどこが違う、みんな、命がけだ。」
彼は、戦後も一貫して、国民が被害者であったという国家という一つの側面から見る時の連続性を指摘しているわけです。その意味で、自衛隊員も被害者であるわけです。 彼とは、戦争そのものと、社会インフラ整備とは、やっぱり、違いがある、と議論は続きました。しかし、よく考えてみると、本当にダムを作る、道路を作る、という戦後の高度成長・工業国家路線が正しかったのか、循環型経済を考える時、再度の捉え返しが必要です。その意味で、自衛隊派遣は、9条の平和主義だけでなく、ドイツやフランス、ロシアとの連携、国際協調の選択肢があるのに、アメリカとのパートナーシップを優先する外交姿勢、中東に石油を依存する日本の国益という観点からも、まちがいであると思います。
と、こんなことを考えながら、料理していると、味付けで失敗するのです。 そして、大晦日、やっぱり、紅白をみるのかな?
今日は、朝から、大掃除とおせちづくり。 昨年は、選挙運動の準備活動で、ほとんど、余裕もなく、大掃除の窓拭きもやれず。
今年は、窓拭き、きれいにやれました。 これも、選挙結果で議席を確保できたお陰、と去年の今ごろの必死な状況を思い起こしてしまいました。 感謝です。
おせち、まずは、肉料理、ロースト・ポークから準備、結構、いい味。 明日は、煮物。 気分がよくなって、静岡の夜の街にでて、中島みゆきの「プロジェクトX」の主題歌「地上の星」、と「ドクターコトー」の主題歌「銀の龍の背に乗って」を買ってしまいました。
2003年12月29日(月) |
どうして、総選挙で、民主党・候補者を応援したのか? |
昨日、静岡大学当時の古い友人たちと酒を飲み交わしました。 きつい口調で、どうして、松谷さんは、民主党の候補者を応援したのか! 本来、少数者の立場にたって、様々な市民活動をやってきた松谷さんが、なんで、牧野さんなのか! 民主党という政党が小沢一郎グループと合流して、おかしな方向にいっているのに、何故! 二大政党制というけど、どんどん、右に政治は流れている! それでいいのか! 厳しい批判を浴びました。
2年前の県知事選挙、静岡空港を中止するための戦略としての選択、一人しか選ばれない小選挙制度の矛盾、ならば活用、政権交代という世論という説明をしましたが、納得してもらえず。
第三極形成を参議院選挙では、目指すという言葉に、いっそのこと、民主党にいってしまえ! 空港というなら、反対の候補者が共産党も社民党もいるじゃないか。対立は深まるばかり。
結局、納得はしてもらえず、もう、応援を考え直す! 4月の選挙の中で、こうした意見をもちながら、応援してくれた人たちの存在を改めて認識させられました。総選挙のもうひとつの余波。来年の参議院選挙で、もう一度このことが、問われそうです。
|