| 2004年02月16日(月) |
外国人のための無料k健康相談と検診会 |
外国人のための無料健康相談と検診会・実行委員会による第6回検診会の『報告集』が完成しました。
今日の実行委員会では、完成した『報告集』の合評と配布計画、南こうせつチャリティコンサート財政報告、中日ボランティア賞受賞、実行委員会会計、新年度検診会と事務局のありかたについてなどを議題に久方ぶりにメンバーが顔を会わせました。
ボランティア活動ゆえの達成感、社会的認知を受けていることに対する責任感、過去6年間の長い間の信頼感、第7回目も気持ちよく始まりそうです。
第7回第1回実行委員会は、3月29日午後7時地球ハウスにて開催されます。ご関心をお持ちの方がありましたら、ご参加ください。また、『報告集』読んでみたい方がありましたらご連絡ください。ちょっとだけ修正がありますので、お渡しできるまでの間、少し時間がかかります。
| 2004年02月15日(日) |
またまた元自衛隊の方の意見を聞く |
きのう、今日と静岡県内の新潟県人会の始めての交流会が、静岡・たちばな会館で泊まりこみで開催されました。
遠州、御殿場、裾野、静岡と4つの県人会が別々の活動をしていたのですが、昨年に静岡と遠州の方々の偶然的な出会いがあり、今回の交流会のこぎつけました。当然ですが、県人会といっても若い世代にはあまりなじまず、高齢者の方々が多いわけですが、その分懐かしさ百倍ということでしょうか、大変盛りあがりました。
戦後の高度成長期に静岡県を「裏日本」から出てきて支えた方々です。大変な苦労をされてきたことが口のはしばしに出ていました。今日は、大変いいお天気、浅間山や三保の松原など楽しんで帰るようです。
県人会の中に、元自衛隊の方がいました。時節柄、イラクへの派遣の問題が話題になりました。日清、日露戦争に始まる日本の侵略の歴史については、かなりの隔たりがありましたが、現在のアメリカの戦争政策には厳しい批判を持っていらっしゃいました。「日本がアメリカの本当の友人というなら、原爆体験を含めて世界で悲惨な経験をしているのだから、そのことをもって、ブッシュ大統領にイラク戦争はやめるべきだと言うべきだった、日本だけが言える立場である。なのに、小泉首相は、アメリカにすりよって、けしからん」ときっぱり。短い時間でしたので、この発言の裏にある数10年間の自衛隊生活について御意見を伺えませんでした。簡単には言えませんが、少なくも自衛隊関係者の中にこうした世論があるということは事実だと思います。
サマーワでの迫撃砲の炸裂ということが報道されたばかりです。自衛隊の撤収とそしてアメリカ・イギリス軍の撤退・国際協調によるイラクの復興・イラク人自身による政権の樹立の外交的枠組を野党を中心に提示してすべき段階です。
| 2004年02月14日(土) |
トヨタ経営戦略研究会で大学時代の恩師に会う |
先日、私も会員である「ML21」という研究会組織で『企業永続成長の原理―トヨタ経営システムの研究から」の著者、日野三十四(経営知略研究所 イマジン)さんの講演会がありました。
トヨタといえばいまや世界のトヨタ、この経営理論をコンパクトにまとめた日野さんは、もともとマツダでロータリーエンジンを開発していた方で、今は、韓国で経営コンサルタントとして活躍中とのことで、ソウルと広島を毎週行き来しているとのことでした。
話は、なかなかおもしろく、社祖・豊田佐吉さんから喜一郎さん、そして永続的成長を作り出した経営者資質、それは遺伝子的伝承による組織能力であるとして、次のようにいいます。「企業のDNAは文書、企業の遺伝子は文書に書かれた先人の知識、文書化を通じて先人の遺伝子が継承され、増殖され、企業は進化する」。
上役率先、フォローアップと横展開、機能管理、原価管理、製品多様化と部品少数化の両立・・・と続きます。
トヨタ生産システムの番外編として「21世紀の対中国戦略―ハイテク・ハイタッチ、アジャイル(敏捷性)、マス・カスタマイゼーション(大量生産並みのコストで個客に製品をカスタマイズ)」はまさに直面している課題ですが、なるほど、と思ってしまいました。
終始、私はこの理論は政治組織に引き寄せるとどうなるんだろうと、フッーと浮かぶアイディアをメモ書きしながら政治活動レジュメをつくっていました。講演でも、映画でも集中した時には、無意識状態にもなり意外といろんな他のこと考えることができます。マラソンのときの悦の状態にも似ています。製品多様化と部品少数化は、まさに有権者に多様化に少数人材・機能でどのように対応するかに似ています。
トヨタも世代間ギャップで悩んでいることも紹介されていました。「ハングリー精神旺盛な大野耐一の時代は、動機付けの方法は『困らせる』ことだった。『人は困ることによって知恵が出る』、豊かになった現代では大野耐一のやり方が通用しない―トヨタの危機、豊かな時代における新しい動機付け理論は『夢の実現』−『DRIVE YOUR DREAMS』、『TOYOTA WAY』」。これもなるほど。
と話を聞いたあと質疑の時間になって、中国戦略と日本の中小企業、ロータリーエンジンをトヨタが使っていたら、などの質問をされた方がいました。自己紹介でなんと私が工学部で最後の一単位を取れなくて、そのときにレポートを書いてきなさいと指導していただいた工学部電子工学科の藤安先生でした。終了後に先生の傍にいって、自己紹介をすると「きみかー、退学してまともになったね、新聞で君の名前を見ると元気にやっているんだなー、と安心もしたりしていたが、いつも気になっていたんだ」と学生時代の同級生の話に・・・。
このようなところで先生に会えるとは、本当に学生時代のことが懐かしく思い出されました。「近いうちに大学の方にお邪魔します」と別れました。
| 2004年02月13日(金) |
防犯カメラプライバシ条例制定請願を議長に提出 |
ストップ住基ネット静岡市連絡会、県連絡会(請願代表者 入江としこ)は、今日、県議会議長に以下の誓願を提出しました。
ちょうど、夕刊には、防衛庁リスト判決が慰謝料命令と勝訴判決が出されたことが報道されています。実は、私も静岡空港の空域問題で防衛庁に情報公開請求をしていた関係で防衛庁リストに載せられてしまいました。
さて、防犯まちづくり条例が、この2月定例議会に提案されますが、それにともなって防犯カメラ新設置に対する補助金も具体化します。防犯カメラの有用性を評価しながらも、日常生活の銀行、コンビに、マンション、駅、商店街いたるところに設置される防犯カメラに一体撮影された録画はどのような扱いをされているのだろうか、プライバシーは大丈夫かと疑問や不安をもたれる方は、大勢いらっしゃいます。
住民団体は、提出に先立って銀行やマンション、コンビニ、駅など管理者に日常での運用実体について調査活動を行いました。大体が目的外利用については一応の指針はあるようですが、実体は定かでありません。
そこで、今回の請願に到ったわけですが、なにしろ、可決してもらうためには全会派の賛同が必要です。今日の段階は、紹介議員に私が名前を連ねましたが、いくつかの会派を訪問しました。自民党(幹事長は留守で伝言)、KEN-MINは代表の松井さんに説明、公明党は代表の滝田さんに、平成21は代表の岡本さん、吉川さんに、共産党は会議中でした。私が紹介議員というだけでは、成立しにくいのであれば、取り下げて仕切りなおしも考えていることを伝えながらの会派訪問でした。
それにしても、議長室では、議長・副議長が応対し、議会事務局の事務局長、総務、議事課長始め職員の方々の同席と「歓迎振り」にどう理解・対応したらいいのか、戸惑いました。とにかく、他会派の賛同を得られるよう働きかけを強めたいと思います。
尚、防犯まちづくり条例については http://www2.pref.shizuoka.jp/ALL/shingi.nsf/pc_sosiki/82860542CCF2FBCD49256DF200018A7A
「請願内容」
私たちは、住民基本台帳ネットワークシステム(以下、住基ネットという)に対してプライバシ―保護の観点から不安を感じ、住民基本台帳ネットワークシステムの稼動の中止を求めている市民団体です。この間、市町村行政室とは、一昨年の1次稼動、昨年の2次稼動とその都度話し合いを持って来ました。最近では、昨年の12月24日づけ公開質問状を提出し、今年の1月27日付けの回答もいただいています。 今定例議会には「防犯まちづくり条例」が提案されると聞いています。その中で、商店街の防犯対策として防犯カメラ設置に関しても対応が検討されています。また、県として単独の補助金も検討されているとのことです。防犯カメラの有用性については、評価するものでありますが、その運用に当たっては、被写体となる個人情報の取り扱い、いわゆるプライバシーの保護については十分な配慮が必要であると考えます。従って、県民の安全な生活を守り、被写体の個人情報を保護するために、(仮称)「静岡県防犯カメラの設置及び利用に関する条例」の制定を早急に実施されるよう請願いたします。 条例に内容については、以下の内容を含んでいただきたいと考えます。
1 目的 犯罪抑制にとって有用性が高いと認められる防犯カメラの設置が拡大している中で、防犯カメラの適正な設置と利用に関する基本原則と基本的な施策を定めることにより、防犯カメラと県民のプライバシー保護との調和を図ることを目的とします。
2 対象となるカメラ 犯罪の予防を目的とするカメラで、ディスプレイ、通信、録画のために必要な関連機器で構成され、特定の場所に継続的に設置されているものが対象になります.
3 基本原則 防犯カメラの設置者および利用者は、プライバシーを侵害することのないように配慮しながら防犯カメラを設置し、利用するよう務めなければなりません。
4 防犯カメラ設置利用基準の届出 �� 静岡県 ��公共機関(国の機関を除く) ��商店会、町会等 �そ犖�共の場所にかかる設置者または利用者が公共の場所(不特定多数の者が自由に利用することができる道路、公園等) または準公共の場所に防犯カメラを設置して、不特定多数の者を撮影し、かつ撮影した映像を録画する場合には、防犯カメラの設置者または利用者(「防犯カメラ取扱者」という)は、防犯カメラ設置利用基準を定め、これを知事に届け出ることとします。 ※ 準公共の場所とは「公共の場所に準ずる場所で、規則で定める一定の売場面積を有する店舗、一定の座席数を有する興行場、乗車券等を要しないで自由に立ち入ることができる鉄道の駅構内」などを想定しています。
5 防犯カメラ取扱者等の義務 防犯カメラ取扱者および防犯対象区域ごとに定める防犯カメラ管理責任者(「防犯カメラ取扱者等」という)に、�.�メラを設置している旨の表示、��画像の秘密保持 �2菫�の非公開・目的外利用および第三者提供の禁止、�げ菫�の保管 �グ汰幹浜�対策 �Σ菫�の本人開示への配慮などの義務を課すこととします。
6 実効確保策 �� 知事は、必要な限度において、防犯カメラ取扱者等に対し、防犯カメラの設置、利用および画像の取扱いについて、報告させることができるものとします。 �� 知事は、その報告によって防犯カメラの設置、利用または画像の取扱いが第5の義務に反していると認めるときは、その是正または中止を指導し、または勧告することができることとします。 �� 知事は、防犯カメラ取扱者等が勧告に従わないときは、その事実を公表することができることとします。
7 苦情等の申し立て �� 県民等は、防犯カメラの設置、利用および画像について、意見、要望、苦情等を知事に申し立てることができることとします。 �� 知事は、その申立てを受けたときは、適切かつ迅速に処理するものとします。
8 公表 知事は、毎年1回以上、防犯カメラ設置利用基準の届出の状況、県民等からの苦情等の申立てなどについて、公表しなければならないものとします。
| 2004年02月12日(木) |
井手敏彦さんの葬儀―霊柩車に拍手 |
沼津市の平安会館で井手敏彦さんの葬儀が行われました。 元沼津市長でゴミの分別収集で「沼津方式」を発案し、また、「てんぷら廃油石鹸」をも全国に広めた方です。
弔辞を読まれた方が4人いらっしゃいましたが、みんな、心のこもった内容でした。私の知らない井手さんの人生の一部を教えてもらいました。
驚いたのは、霊柩車に棺が運ばれ後ろのドアが閉め下ろされた時、参列者が自然発生的にか意図的にか、よく分かりませんが大きな拍手が起こったことです。いままで、多くの葬儀に参列してきましたが初めてでした。一緒にいた白鳥良香さんもこんな葬儀初めてといっていました。
井手さんを取り囲む仲間のみなさんの心意気と受け止めました。友の死を嘆き悲しむということとあの世界に行っても一緒に生きているという一体感。
参列者に『街角から』という市長辞任直後に発刊された本が配られました。辞任後の無念さがはしがきにかかれています。読み直しました。井手さんの声がそのまま聞こえてきました。「俺はねー」と手をあごに当てニコニコしながらいろんなことを語ってくれた井手さんが、そばに居ました。
弔辞を読まれた女性が別れ際に語ってくれました。実は、集中治療室に入っていた井手さんを奥さんが見舞った時、私たちが行ったときは意識朦朧だったけど、にこっと笑って奥さんの手を握ったのよ、その直後に息を引き取ったの、とても感動的な最後だった、と。
牧野聖修衆議院議員の新春の集いに参加しました。 1000人近い参加者でしょうか。 暮れの「きよしとこの夜」と同じターミナルホテルで200人弱でしたが、やはり、牧野議員の実力でしょうか。
小沢一郎民主党代表代行がゲストで、私ははじめて小沢一郎さんという人を傍で見ました。マスコミでみるしかっめ面の小沢さんのイメージとは全然違いました。会場について入ってくる時、帰るときの満面の笑顔。握手を求められて対応する小沢さんのにこやかな顔、やはり、選挙をやっている人の顔でした。
話の中身は、大体のマスコミで伝えられるものと同じでしたが、彼の話し口を注意してみていました。なぜ、彼が、何かやりそうな人に見えるのか、期待心が集まるのか。しゃべり口は穏やかそのもの。人に伝わる言葉、理屈も政策も大事ですが、その話に行く前に伝わる雰囲気が実は大事なことです。その点では、学ぶべき何かがあると感じました。
牧野議員の発言の中に、午前中の建国記念式典に来賓で参加し、自衛隊派遣反対を訴えたというところがありました。なかなかですね。勿論、その集会にいくことが問題というのはありますが、小泉首相のイラクへの自衛隊派遣は間違いであると。聞いていた人は、どう牧野さんを受け止めたのでしょうか。大いに関心のあるところです。
実は、今日の朝、宮ヶ崎交番から電話があり、息子の盗まれた自転車をとりに来て下さい、とのこと。駿府マラソンの本コースの練習もあり、駿府公園に。ちょうど、建国記念式典が市民文化会館であり、右翼の皆さんが宣伝カーでがなり立てているところに遭遇。天皇制が浸透する理由として、エコロジー的共同体感覚も上げられますが、やはり暴力による恐怖感ではないか、なんて考えながら傍を走りぬきました。
このあとに牧野議員の発言を聞いたわけです。そして私は、といえば、新春の集いを途中にして、キリスト者中心の靖国問題連絡協議会主催による建国記念日反対の市民デモに参加しました。自分の中でも何かおかしな一日でした。
| 2004年02月10日(火) |
知事「ゆがめられた事実ない」発言の真意 |
昨日の県知事定例記者会見で、「あっせん収賄罪で有罪判決を受けた内山隆司元県議の圧力で、県の行政処分が影響を受けたかどうかをめぐり石川知事は9日「処分変更は裁量の範囲内であり、行政がゆがめられた事実はない」と語り、県議の圧力の影響を認めた地裁の判決を真っ向から否定した。」(毎日新聞2月10日)。
知事は、30日に橋本総務部長が内山元県議への有罪判決を受けて、「結果的に産廃業者に有利な取り扱いになったことは否定できない」(静岡新聞1月31日)とする発言をも通り越して、問題なかったことを強調しているわけです。
内山隆司元県議は判決を不服として、今日、東京地裁に控訴をしたとのことです。判決時、「はめられた」発言をマスコミに語っていたことからすると、自然の流れかもしれません。
しかし、知事がなぜ、判決内容を真っ向否定するのでしょうか。 だったら、内山氏の逮捕時の調査の際に環境部長はじめ関係幹部の否定発言を堅持すればよかったわけですが、起訴段階から「音なしの構え」に変身していました。そして、改善のためと議員の「口利き文書化」システムを提案したわけです。
今回の知事発言は、当時の記録がないことが問題だといっているわけで、その意味で、「口利き文書化」をしていればというすり替えの発言かもしれませんが、内山氏の控訴をバックアップするためなのか、プール金問題を含め静岡地検の動きを牽制するつもりなのか、単に強がりなのか、真意はよくわかりません。
今後に注目です。
明日は、定例の街頭演説の日。 朝早い。 眠りに。
イラクへの自衛隊派遣を参議院で承認されたというニュースに国会の事後承認手続きのむなしさを感じている人は多い。 どう訴えるか。
※アメリカ兵の自殺者に関するニュースに関して2人の方からご丁寧に連絡をいただきました。ありがとうございます。日記を読んでらっしゃる方がいることに感謝です。
| 2004年02月08日(日) |
空港はいらない静岡県民の会熱気あふれる総会 |
第9回「空港はいらない静岡県民の会・総会」が120名の参加で熱気そのもの。
県民の会の共同代表の一人、島野房巳さんからの基調報告は、昨年からの総括と3点の方針提案。第1は、知事への公開討論の呼びかけ、第2は、跡地利用を検討、第3は、知事の退陣。事務局長の桜井建男さんから補充と追加の提案。
私にも特別報告の時間あり。 県民の会を構成する多様な人々のそれぞれのスタイルの尊重と連携の大切さ。 県議会で空港反対運動の代弁者としての役割、そして国会議員署名の窓口をになってきた経過。来年7月の県知事選挙を睨んであらあゆる闘いを勝利の方程式の中に組み込むこと。まずは、3月末の事業評価委員会に対する働きかけ、今年7月の参議院選挙、来年の知事選挙準備と具体的に方向性についてなど報告。
折りしも6日に静岡県が静岡新聞に静岡空港1面広告、それを受けて、参加者から、私たちも1面全面広告を検討すべき、また、空港民営化の一翼をになう静岡銀行・株主総会への介入はどうかなど様々な意見。
地権者4人と共有地権者の力強いアピール、決議文採択ととても元気の出る総会でした。総会を準備してくださった皆さんに感謝です。大阪での政策研究会を終えてすぐさまの総会で、密度の濃い3日間でした。
※ 沼津市の元市長・井手敏彦さんがご逝去されました。心から哀悼の意を表明します。私が、学生運動から市民活動に足を踏み入れた1980年代、駿河湾会議の結成で一緒に活動をさせていただきました。コンビナート反対闘争から沼津市長そして辞職と、歴史的な住民運動の高揚の時期とその後の活動含め幅広い経験をいろんな場面で教えられました。県議会での活動報告をと考えていましたが、それも果たせぬままの別れとなりました。
| 2004年02月07日(土) |
インフルエンザワクチンに関する決議 |
大阪での政策研究会で以下のインフルエンザワクチンに関しての決議をあげていただきました。 厚生労働省とスケジュール調整をして直接届けたいと思います。 静岡県に対しても申し入れしたいと思います。 インフルエンザワクチンに関してご意見ある方は是非ご連絡ください。
インフルエンザ予防接種についての決議文
厚生労働省や推進派の学者、マスコミが繰り返しワクチンキャンペーンを展開してきた結果、2001年10月予防接種法が改正され、高齢者へのインフルエンザ予防接種が行われることになった。また、新興感染症への不安があおられる中で、SARSや鳥インフルエンザ罹患への不安がワクチンや抗インフルエンザ薬への過剰な需要が起こされている。 現在、高齢者のみならず、インフルエンザワクチンを多くの子どもや成人が接種するようになっている。今年はSARSがらみで、ワクチンの増産がなされ、1470万本ものワクチンが製造されたにもかかわらず、不足しているとのマスコミの報道にあおられ予防接種法上の対象者以外の多くの人が接種を受けるという事態になっているが、実際は在庫がかなりあることが確認されている。 一方、擬陽性の出やすいことが問題とされるインフルエンザ検査キットや副作用や乳児への投与の中止が取りざたされる抗インフルエンザ薬リン酸オセルタミビル(タミフル)が、新しいインフルエンザ対策として脚光を浴びている。 去る1月29日には、厚生労働省医政局経済課と同健康局結核感染症課連名で、各都道府県政令市特別区の衛生主管部(長)あてに、「高病原性鳥インフルエンザ対策における留意点について(通知第2報)が出され、ますます予防接種の推進と抗インフルエンザ薬の需要が喚起されている。インフルエンザやSARSに関する感染症対策について以下のように呼びかけることを決議する。
記 一.インフルエンザ予防接種には限界があることを確認し、改正時に大臣答弁にあったように、高齢者への効果の研究、副作用の調査を改めて行うこと。(注1) 二.高齢者以外の接種については、その効果の限界と副作用を情報公開し、無節操な接種の強制や過大な効果の広告を厳に慎むよう関係医療機関を指導すること。(注2) 三、特に乳幼児へのワクチン接種は、有効性や副作用について、調査中であるにもかかわらず、あちらこちらで勧められ、多くの乳幼児への接種が進んでいる。(注3)厚労省自身、予防接種法で決めている高齢者以外、特に乳幼児については、「エビデンスとして確立していないのでお勧めできるものではない。」としているものについては、特に接種は慎重に考えるべきことを広報すること。 四、これらの副作用についての救済窓口の広報が全くされておらず極めて問題である。実際副作用にあっても、副作用報告の手順などの説明は一切なく、何の救済も受けられずにいる。.任意で接種をして副作用が発生した場合の救済体制、情報収集体制を整えること。 五、子供への接種が増えている最大の原因はインフルエンザ脳炎・脳症への不安からである。厚生労働省は、危険な解熱剤の禁止の徹底と、症例対照研究の充実をはかるべきである。(注4) 六、各都道府県政令市特別区あてに、抗インフルエンザ薬の備蓄や鳥の殺処理に従事した人へのインフルエンザ予防接種が勧められているが、抗インフルエンザ薬の副作用の情報公開と費用対効果を明らかにすること。(注5) 七、現在問題になっているSARSの感染は院内や研究所での感染であり、一律に感染の危険を煽ることのないよう対処すること。 八、以上の点をふまえて、現在高齢者に行われているインフルエンザ予防接種についての無駄な国庫負担と自治体の補助金負担を根本から見直すこと。 以上 (注1)2001年予防接種法改正の審議の中で、厚生労働大臣は「これから先も、もう少し、やはり出す以上は胸を張って言えるようなデータも必要でございますので、多くの専門家の先生方に御審議をいただいて、次の見直しのところにはもう少しきちっとしたものを用意したいと思っております。」と答弁している。 (注2)インフルエンザワクチンの副作用報告数(全国民)は、2001年度158件、2002年度148件ということであるが、これらの年齢、症状、予後については明らかにされていない。特に、インフルエンザワクチン接種後、筋力が低下し手足などが動きにくくなるギラン・バレー症候群を発症し「ワクチン接種との因果関係が否定できない」として、厚生労働省はワクチンの添付文書の「重大な副作用」欄に同症候群を加え、接種後に腕や脚の弛緩性まひなどの症状が出たら適切な処置が必要との記載を盛り込むよう各メーカーに指示している。米国では、ワクチン接種で発症率がわずかながら高まるとの報告が出ているが厚生労働省は報告例について、正確な年齢、予後について明らかにしていない。 2002年11月に接種を受けた1歳女児が4日後に急性脳症で死亡し、副作用が疑われる事例として厚労省に報告されていた。2002年度に報告されたのは、発熱など軽いケースも含めて149例。このうち死亡は5人で、4人は70代以上であった。これらはワクチンメ−カ−からの報告が大部分であり、実体ははるかに多いと予想される。 市民団体にも高齢者の介護者などが接種を勧められ接種したところ、重とくな副作用にあった例などについて、厚生労働省に質問状などが出されている。全体の接種数は血液対策課でないとわからないが、副作用は少ないと言われている中で、任意接種の副作用の調査基準はない。定期接種の分の流通量や接種の実態、副作用についても情報公開されていない。 (注3)厚生科学研究の一つとして、平成12年度の「乳幼児に対するインフルエンザワクチンの効果に関する研究(主任研究者神谷斉、現在は加地正郎)」がある。全国7地域、乳幼児約3000名に対するワクチンの比較研究である。結果は、ワクチンをすると、インフルエンザ罹患が有意に防げたというもの。疫学分析は大阪市大の廣田氏が担当しており、なんとか有効性を捻出すべく、様々な操作を行っている。インフルエンザの罹患を39度以上と恣意的に設定していたり(国際的にはこんな基準はない)、ワクチン接種群では年齢が有意に高かったり(高熱になりにくい)、元々扁桃炎が少なかったり(同じく高熱になりにくい)など、厳密な比較研究ができるものではない。そのような条件のもとでやっと「有効」を捻出した研究であるが、7地域のうち、有効とされたのはわずか2地域だけであった。全体で有効といっても、ワクチン未接種群の罹患23%が接種群では18%になっただけである。有効率ですらわずか25%、薬の評価によく使うNNTでは17,8であった。つまり、18人に接種してやっとひとりの罹患が防げるといった程度のワクチンであるという結果。一般的に、NNTが10を越える様な薬は、薬としての効果が問題。ワクチンでは問題外の数字である。何千万円もかけた研究であるが、あらためてインフルエンザワクチンの無効を証明した研究といえる。 (注4)日本で小児のワクチン接種が増えているのはインフルエンザから脳炎・脳症を併発するという恐れからである。しかし、脳炎・脳症の原因は、一部の解熱剤 NSAIDsであることは、全国の小児科医が指摘し、2000年には小児科学会も認めている。2002年3月に報告された、平成13年度厚生科学研究費補助金(新興・再興感染症研究事業報告書/主任研究者森島恒雄による)「インフルエンザの臨床経過中に発生する脳炎・脳症の疫学及び病態に関する研究」でも明確に認められている。1999年の小児科学会理事会の声明後は、小児科でのこれら解熱剤の使用は減っているが、一般的には、いまだに「脳炎・脳症にワクチン接種が有効」と宣伝され、特に内科ではまだ、説明もなく多用されている。厚生労働省として、今一度、解熱剤の危険性の指導や子どもの観察を密にすること、救急体制の整備、ワクチン接種と脳炎・脳症が無関係であることを広く国民、医療関係者に広報する必要がある。 (注5) 抗インフルエンザ薬として、リレンザやタミフルといった薬が広範囲に使われるようになったが、特に小児への安全性が確立された薬ではなく、下痢や嘔吐、喘息の悪化などが指摘されていた。最近国内で独占販売している中外製薬は、「タミフル」の「薬の成分が脳に入り込む危険がある」として、1歳未満の乳児に投与しないよう医療機関に求める方針を決めた。タミフルは経口摂取型で、カプセルと小児用のドライシロップが販売されている。現在の添付文書には「1歳未満の患者への安全性は確立されていない」と記されているが、中外製薬は念のため、投与中止を呼びかけることにした。必要性も問題で発熱期間を25%程度短くする薬で、NNTは3から5です。「特効薬」ではなく、野放しの使用は危険。成人の重篤な肝機能障害も報告され、添付文書も改訂されている。
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