2004年03月07日(日) |
スンプマラソン、10キロ、48分58秒 |
スンプマラソン、10キロ、目標を達成できました。 48分58秒。 トレーニングの成果です。
一週間前に本コースでの走りが54分。 ダメかな、とも思ってラインに並びました。 10秒でも速くと前へ、前へ。
やはり、5キロ地点で相当に苦しくなり、時計を見ながら、前のランナーについていこう、とにかく、ハアー、ハアー、ゼイ、ゼイ、と。 中町の交差点で、残り時間12分。 これは行ける。 練習ではここから12分で走りこめた。 よし、走る、と意気込みました。 そして、ゴール。
今日は、空港現地で桃の花見会ですが、県警のプール金問題で、県警の担当者と明日の質問のうち合わせがあり、参加できませんでした。 とても残念な気持ちです。
体の痛みが出始めましたが、とてもさわやかな気分です。 明日の議会、頑張らなくっちゃ!
2004年03月06日(土) |
日本語教育センターの卒業式に参加 |
学校常人日本語教育センターの卒業式に参加しました。 101名の外国人、ほとんどがアジアの留学生です。
毎年、卒業記念集に、若いアジアの学生たちが生活の中から見える静岡が語られていて、面白く読ませていただいています。
恒例で学校で富士山登山をやっていて、必ず、富士山の話は出てきます。 今年の卒業生代表のネパール出身のエレザさんは、ネパールでの多くの民族が仲良く暮らしているという祖国の紹介と「日本のやおろずの神」についての言及がありました。
ひょっと、気になったのは、ある学生が、イラクへの自衛隊派遣を支持するという文を書いていたところです。イラクのあの状態では、軍事的訓練をうけていなければ、とても活動が出来ない、戦争でなく人道的支援で行っているのだから、支持すると。日本語教育センターは、日本の過去の侵略の歴史については、学校の教育方針として反省と謝罪、対等な関係へという立場性を表明している学校ですが、考えさせられました。
14年間、この学校が出来てから関わりつづけておられる名誉校長の横山さんが「10年前の学生と今の学生を比べるとかなりの変化がある、日本の若い世代同様に暮らしが少し豊かになってきていて、がむしゃらに勉強するという気風がなくなりつつある」とのことでした。
アジアとの対話、若い世代とも議論が必要のようです。
2004年03月05日(金) |
水田県警本部長、県議会でプール金問題でお詫び |
今日は朝から、静岡県警の95年度分の食料費、旅費など情報公開請求の開示に伴なって、不適切な使用実体が明らかになり、県に返還をするというニュ―ス。
県庁につくや議会事務局議事課長が10:00から緊急の議会事務局が開催され、2人目の一般質問のあとに水田静岡県警本部長が県議会に説明とお詫びをするというとのこと。
水田県警本部長は、いつもの早口で、発言の内容がよくわからないまま、昼の議会運営委員会がはじまりました。公明党の委員から口頭ではわかりにくいので文書で、共産党からは、9月議会での共産党質問にプール金はないという答弁したこともあり、緊急質問を要求、自民党は、10日から文教―警察委員会も開催されることになっており、そこでの究明でいいのでは、平成21は、委員会でもいいと思うが会派に持ち帰って協議したい、とのことで、一般質問終了後に再度の議会運営委員会をということで解散。
そして、午後の議会運営委員会で、自民党が共産党がどうしても言うなら、わが党も質問するということで緊急質問に賛成し、8日に急遽、各会派の質問が決まりました。8日の一般質問は3人あり、午後2時くらいからと思われます。
実は、この日には、プ―ル金問題で監査のいい加減差が明らかになっていますが、その張本人であった中山監査委員が辞職願いを出しており、これまた、急な人事案件が提案されており、共産党と市民の風が質疑を行います。
ということで、8日は、監査委員人事と県警カラ出張返還問題の質疑をやることになりました。
※ この日は、静岡空港問題で県知事はまたもひどい発言をしました。159名の国会議員の反対に対して、また、金田誠一議員に対して。抗議の申し入れが必要と考えています。
2004年03月04日(木) |
静岡空港は、やっぱり、県政の重要テーマ |
今日で4日目の県議会・本会議。 毎日、静岡空港問題、本会議場で知事は言いたい放題。 是非インターネットで中継を観てください。 尚、今議会で静岡空港問題を取り上げている議員の方々は以下の方々です。
1日目―自民党・多家一彦議員・静岡空港について―(1)事業債評価の見通しと今後のスケジュール、(2)地元の思いと期待 ―平成21・長崎国男議員・静岡空港について
2日目―共産党・花井征二議員・静岡空港について
3日目―自民党・植田徹議員・静岡空港から富士山への交通アクセスについて
4日目―自民党・曽根恵津広議員・静岡空港について―(1)新幹線新駅、(2)小型ジェット機就航構想
そして明日の 5日目―KEN-MIN・森元なお子議員・静岡空港について―(1)開港のおくれに伴う経費負担、(2)利用計画、(3)50年後の静岡空港 ―自民党・安間英雄議員・道路行政について―(1)静岡空港を生かす道路の整備
2004年03月03日(水) |
静岡空港直下の新幹線駅はあきらめる、と石川知事 |
今日は県議会3日目、一般質問。 4人の方が知事の姿勢を正しました。
植田徹議員の静岡空港に関する質問に、 1、東部で成田空港を使っている方が1500人、この方々の国内費用が600万、前泊費用が300万、計900万が経費削減、企業側にインセンティブになる 2、西部のある企業は4200人を海外にいっているが半分でも2分の1でも静岡空港を使えば同じように1000万くらい経費節減になる 3、外資系の企業で横浜に本社、藤枝に物流拠点を持っている会社があるが、付加価値の高いものは航空便を使っている、静岡空港もつかう、 (急ぎメモなので正確ではありませんがこうした趣旨の答弁)
と企業にとって静岡空港は魅力的であるということを延々と述べ始めました。9月議会の豊岡議員への三島新幹線駅と静岡空港の答弁、12月議会の山村議員への土地収用に関する答弁の時と同じ印象。とにかくしゃべりつづける。きのうの花井議員への対応が気になるのか、時々、花井議員の方にも説明するそぶり。
この話のあとに産経新聞のインタビューにも答えていた「鬼に金棒」論で、空港直下新幹線駅がなくても十分に空港の需要がある、今、新幹線駅建設を言う必要ないという趣旨の説明を始めました。そして、「思い込みの壁」とかいって、何回いっても静岡空港の可能性をわからない人がいる、・・・。
おもわず、「知事自身が思い込みの壁、にとらわれているんじゃないんですか」とヤジ。明日も明後日も静岡空港に関する質問が続きます。
インターネットで観ることが出来ますよ。
ところで、昨日の石原大臣への金田議員の質問、3社が報道。
静岡新聞の見出し「韓国線 需要見込める 静岡空港就航で石原国交相」とスゴイ!因みに読売新聞は「国交相『強制収用は初耳』静岡空港未買収地 需要予測は『甘め』」、中日新聞は「『話し合い解決を支持』 静岡空港用地問題で国交相 衆院予算委。
同じ現場を見ても社の姿勢か記社の姿勢か、事実の切り取り方が違う、という感じでした。当たり前といえば当たり前かな。
2004年03月02日(火) |
知事の答弁もすごいけど、石原大臣の答弁にも驚き |
今日は県議会は代表質問2日目。 共産党花井議員の質問への石川知事の怒りの答弁もすごかったです。
一通りの質問を終えて、再質問で花井議員が1、沖縄からの海兵隊の撤退と東富士基地、2、静岡空港の昨日の知事発言を受けて、3、太田川ダムと談合疑惑に知事秘書の関与、について再質問をしました。
要は、1については生活環境部長が答弁するだけでなく知事が直接に自分の考えを述べるべきー部長の答弁の通りなので答える必要ない、2、昨日の知事発言で「地権者に能力がかけている」と発言しているが話し合いをやる気があるのかー「能力が欠けている」などと発言していないから答える必要がない、3、談合を指摘しているビデオには、M氏を含む二人の名前が挙がっているが釈明すべきーM氏は同級生だが談合に関わったなどという事実はないので答える必要はない。因みにM氏というのは石川後援会の幹部らしいのです。
再々質問にまでいったのですが、石川知事があんなに語気を荒げて事実関係を否定する姿は、これまでの6月、9月、12月の議会では見たことがなかったので、凄みを感じました。逆にいえば、事実を指摘されているのかもしれません。知事は、自分が侮辱された時はあんなに怒るのに、自分が地権者はじめ反対派を侮辱していることに無自覚というのは、知事の人間としての品性のなさを感じずにはおれませんでした。
国会では、民主党の金田誠一議員が予算委員会分科会で石原国土交通省大臣を相手に静岡空港の問題を質問していました。県議会終了後に衆議院のビデオ中継を見ました。石原大臣、「強制収用の話は、初めて聞いた。話し合いでと聞いている」を2回も答弁していることには驚いてしまいました。石原大臣に本当のことが伝えられているのか、とさえ思ってしまいました。
因みに衆議院TV http://www.shugiintv.go.jp/top_frame.cfm
金田議員の質問 http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=22658&media_type=rn&time=04:35:57.9
質問のポイントは 1、石原大臣の公共事業についての考え方について質問。 2、需要予測について航空会社の立場に立っての質問。石原大臣発言ー札幌便など航空会社に乗り入れなど聞いてみる。高速道路を見ても官は大体予測が甘い。 3、航空局長に対しての事業評価への考え方を質問。国際便を需要予測に入れる局長発言ーこれまでの住民団体への説明と違っている、ルールを変えるのはおかしい、費用対効果について、厳密に客観的に再評価すべきと金田議員指摘。 4、強制収用についての石原大臣の考え方を質問。「始めて聞いた」もびっくりでしたが、土地収用の事業認定の担当官庁が国土交通省であるという仕組みを大臣は理解していないことも驚き。
152名の国会議員、空港反対住民団体と石原国土交通省大臣との面談が至急必要です。
2004年03月01日(月) |
石川知事のまたしても暴言 |
今日から県議会は代表質問。 そして、またしても、石川知事の暴言。
平成21の長崎国男議員の静岡空港に関する質問の中で、反対地権者が何故話し合いに応じないのか、土地を手放した人たちの生活を見てみれば、後継者が育つなどすばらしい結果が出ている、なのに、どうして。
つまり、知事は、人間が何によって他者を信じるに到るのか、そのことがわかっていないようです。経済的に恵まれれば、人間は、そこに向かってなびいていくと認識しているようです。
それでないと、「地権者が回りの反対者への義理立てから話し合いに応じないんだ」という、くりかえし、くりかえし、同じことを言う知事の対応を理解することが出来ません。
「事実にもとづかないことを、こうした公の席で言うのはやめてください」とヤジを飛ばしましたが、あきれてしまいました。
さて、明日・午後1時30分より、国会で民主党・金田誠一さんが、石原国土交通省大臣と静岡空港問題について質疑を行います。傍聴をしたい方は、金田さんの事務所と連絡をとってみてください。電話03−3597−5655。
2004年02月29日(日) |
小学生が防犯ベルを持つ時代 |
明日は、息子の卒業式。 残念ながら、議会開催日で出席できません。
ただ、小学校や中学校の時と違って高校生ともなると卒業の感激が薄くなってくるのも事実で、子どもたちが親離れしていくことと重なっています。
今、子どもたち自身、そして彼らをとりまく環境も大きく変わってきています。
静岡大学の人文学部の国語の試験問題で、宮台真司さんの「『郊外化』と『近代の成熟』」ー『岩波講座現代社会学10』からの文が使われていました。子どもたちの仲間意識が「「容易に腹の割れる」関係というより、むしろ「臆病にノリの同じさを壊さないよう心がける」関係に変わった。」という箇所が問題となっていて「このような関係は何が失われたため生じたのか」とありました。
この宮台さんの指摘は実感します。 私は、今の若者の個人主義の過剰、私たち世代の個人主義の未成熟という観点で世代間の違いを説明することが多いのですが、今の若者は、ホントにケンカすることを極端に避ける傾向があります。彼らとどうやって距離をとりながら本音を聞き出せるのか、考え込んでしまうことがあります。
ところで、今、小学生が、防犯ベルを持たせられていることをご存知でしょうか。長崎県の幼児殺害事件を含め犯罪から自分を守るために。学校に不審者が来るかもしれないと学校の門を閉鎖される、教員は名札をつけて内部の人間とわかるようにする、全てが安全な学校環境を社会環境をと行われているのです。
こうした子どもたちが、どうやって仲間意識を作り出していくのか、想像もつかないくらいにおかしな社会環境です。ホントに現在の社会環境を作っている大人として世代責任を感じずにおれません。
こうした中での県議会に提案されている「防犯まちづくり条例」、その意味をどう評価するか、大いに考えさせられます。
2004年02月28日(土) |
駿府マラソンまであと1週間 |
駿府マラソン本コースを走りました。 50分をきることを目標に1月からトレーニングに入っているわけですが、1週間前に到っても50分をきれていません。
今日のタイムは54分。 1月当初の62分からは、タイムはよくなっていますが、なかなか、ハードです。
残りのトレーニングでタイムが短くなるとは思えない、という現実と目標をクリアしたいという焦り。
体重も集中トレーニングのせいか、70キロをきることが出来、こちらはとても好調で体はほんとにスムーズです。
そんな中、医療関係者とアルコールを交わす機会を得たのですが、いわれたことは、気をつけたほうがいい、アライアスロンで死ぬ人がいることを知っているか。
ドキ! みんな、仕事しながらトレーニングする、大会に出る、そして無理して命を落とすケースがある、結局、自分の体がおかしいと気づいた時、やめる勇気があるかどうか、普通の生活のレベルと違う、と気づけるか、どうか。
そうですね、無理する必要はないんですよね。
2004年02月27日(金) |
麻原彰晃こと松本智津男被告に死刑判決 |
オウム真理教の教祖、麻原彰晃こと松本智津夫被告に死刑判決が下されました。
1995年の地下鉄サリン事件から9年。
被害者家族の怒りと悲しみ。
松本サリン事件の犯人とされた今は長野県公安委員会委員の河野義行さん。
殺人事件をもまきおこすことになる教団に身を投じた若きエリートたち。
この事件をかるがしく扱うことはできませんが、暴力的手段による社会の転覆をある時期から夢見た麻原彰晃の教えに過ちがあったのであり、厳しく断罪されなければなりません。ただ、それをよそごとのように批判するだけでは、この問題は、繰り返し引き起こされることになります。
全共闘世代といわれる私たち自身もまたそうした社会的経験をしてきたわけであり、そのことの内在的な批判が必要です。地下鉄サリン事件は一つのテロ事件であったということです。この事件はでっち上げという方々もいました。私は、捜査に名を借りた人権侵害に厳しく抗議しながらも、こうしたテロ事件のあやまりを、つまり、無差別に人を殺す、一人、一人の命や人権を大切に出来ない人たちに社会を変えることができるんだろうかというということを強く主張してきました。
非暴力主義と人権。 この観点からのオウム真理教の検証が必要です。
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