2004年03月27日(土) |
久しぶりに駿府公園を走る |
久しぶりに駿府公園まで走りました。 緊張感が抜けているせいか、疲れは大きいのですが、のんびりしました。
写真は、静岡大学付属小学校の桜。 こことあと数ヶ所だけ満開でした。 公園では、花見の陣取りもあちこちで見うけられましたが、まだ桜は蕾。 来週は、満開で、まさに花見日よりになりそうです。 今年は、ゆっくり花見でもと思っていましたが、29日に国土交通省が静岡空港の事業評価に関して結論を出すことが決まりました。 今日の朝日新聞・全国版では継続を固めたと報道されています。
29日には、153名の国会議員のみなさんが求めていた石原国土交通省大臣との面談や住民団体として事業評価航空部会の公開・傍聴を申し入れ、また、毎週金呼びに女性グループがで進めてきた凍結署名の知事提出などいくつもアクションが予想されます。
忙しい1日になりそうです。
2004年03月26日(金) |
浜岡原発訴訟―元気いっぱい弁護団 |
浜岡原発5号炉―制御棒不調による臨界実験中断、2号炉―やっぱり見つかったシュラウドのキズ、など次から次へと毎日のように原発ニュース。 不安が増すばかりの浜岡原発です。
こうした中での第4回浜岡原発訴訟でしたが、弁護団の気合の入ったシーンに、もっと頑張れ、と思わず声をかけたくなってしまいました。
弁護団が問題にした争点は、アスペリティの位置はもっと浅いのではないか、に関して石田説・石橋説を媒介に中部電力採用の野口説批判、そして、多重防護といいながら最悪の場合を想定しない、一般科学施設と同じ比較考量に基づく設計思想などでした。
そして、ピーニング修理やシュラウドのキズなど700本のビデオと任意提出資料の取扱いについてでした。企業秘密を盾に全面公開でなく、条件付き。
ちょっと、遅れて参加したので、原告団提出の準備書面を手元にもっていなくて、論点が今ひとつ十分に理解しないままの裁判参加でした。
それでも、裁判後の記者会見での弁護団解説に、なるほどと納得できました。 次回は6月11日。
2004年03月25日(木) |
重大なごまかし!需要予測の元データの「改ざん」! |
実に驚くべき元データの「改ざん」、需要予測の根幹に関わる事実が明らかになりました。
今日の5時からの空港凍結!国会議員署名も申し入れには、写真にあるように中村敦夫参議院議員、金田誠一衆議院議員、海野とおる参議院議員、岩佐恵美参議院議員と地権者など11名が参加しました。
署名の追加の26名分、そして質問状2点についてのやりとりでした。
その中で、問題となっていた需要予測の元データである1999年の全国旅客流動量調査で、国土交通省は、「実際の精度」を高めるために「補正」という名の「水増し」が行われていることを正式に認めました。
そして、どうしてそうなっているかについては「調査中」と、詳しくは回答しませんでした。事業評価が明日にでも結論が出てもおかしくない緊迫した状況で、今日の段階で「調査中」というなら、3月末の結論など不可能です。
静岡―北海道の旅客移動量は、神戸空港での需要予測の元データは、443万、ところが静岡静岡空港は518万、静岡―福岡は、神戸空港で295万、静岡空港で391万の数値が使われています。
ちょうどアンケート日が、静岡県は暴風雨、東名は工事中ということで「補正」したというのです。総務省から、各自治体ごとに旅客移動量の数値が違うというのは、需要予測の客観性を疑わせしめるものとなるので、国土交通省として、共通数値を使うよう指導数することが勧告されており、国土交通省としても通知を関係自治体に出していました。
ところが、神戸空港と静岡空港との間にこんなに数値が違っているのです。事業評価で継続かどうかを決めるのは86万人のラインを割るかどうかです。県の需要予測では、106万人ですが、静岡空港ー千歳空港の利用者は50万人ということですが、元のデータが「補正」で「水増し」されているのでは50万人の数値自体が根拠のないものになります。
公共事業チェック議員の会では、3月末の省議前に石原大臣との面談を強く要求して話し合いを終えました。
事態は、緊迫しています。
今日の夕刊に「長野県、4月異動中止」の見出し。 昨日の県議会本会議で、田中知事が提案していた県組織条例改正案を県議会が23対34で否決したとのこと。
田中知事が、部課長クラスの人材を公募で全国に求めて、長野県改革第2弾に着手と、期待していただけに、残念です。 議会との闘いが、未だ続いていることを再確認しました。
静岡県庁も今人事異動真っ只中、突然動きがストップしたら大混乱です。
さっそく、長野県議会議員で北山早苗さんのホームページを開きました。 彼女も私同様に毎日のように日記を書きつづけています。 上の写真は、北山さんのホームページの表紙です。
県組織条例改正案の否決のことは触れていませんが、同じように否決された自転車道予算に関しての内容が経過を含めて詳しく書かれています。
北山議員とは、1月の長野県視察の時にお会いしました。 田中知事を支える市民派の議員のうちの一人です。 無所属の立場を貫かれていて、とても感性豊な方でした。
長野県からは目がなせません。
写真は、庭に咲くパンジー。
今日は、「空港はいらない静岡県民の会」の県庁での記者会見に同席しました。 先だって、県知事と空港建設局に、公開討論会についての談話メモを資料として手渡しました。
記者会見の主旨は2点。 一つは、知事から県民の会呼びかけの公開討論会への回答が届いているが、「地権者との話し合いなら応ずる」という内容で、公開討論会をどうするかについて何も書かれておらず「すり替え」、再考を促したい、返事がなければ「回答拒否」とみなすというもの。 もう一つは、25日の午後5時よりに中村敦夫参議院を中心に公共事業チェック議員の会として国土交通省に、凍結署名の追加分合わせて153名分を提出すること、事業評価に際しての需要予測の根拠となる旅客流動量調査の数値や土地の強制収用に対する見解を質問状として提出するというもの。
3月末には、補助金を継続するかどうかの結論が出ますが、いつ事業評価の委員会が開催されるのか、いまだ、スケジュールが明らかになっていません。最終的には石原大臣、局長クラスで省議を開くわけですが、どんな内容になるのか、極めて重要な段階です。
※参議院での空港問題質問は、衆議院と違って予算委員会分科会的な仕組みはないとのことで、26日の予算議決後、事業評価の結論が出る前に、何らかの形で質問をできるように検討してもらうことになりました。
どうしたんだろうと思うくらいに寒い、寒い1日でした。 事務所でデスクワーク。 市役所と県庁にも用事もあり、出かけなくては思いながらも・・・。 写真は、市役所の市民課の窓口に行った時の風景。 住民基本台帳ネットワークでの電子カードを使っている人がいるかなと思いながらの撮影でした。
頭の中は、静岡空港の事業評価の結論がいつかな、ということ。 今週末ともいわれ、25日夕方5時から国土交通省と再度の交渉。
論点は2つ。 1点は、需要予測86万人を支える需要予測の前提となる旅客移動量調査の数値。神戸空港と静岡空港の需要予測、同じ時期の予測でありながら千歳ー静岡間の数値が違っています。あまりにも静岡の数値が大きい。 もう1点は、当然のことながら土地収用問題。 凍結を求める国会議員署名の増えた署名簿も届けます。 そして24日、25日は参議院予算委員会分科会です。 参議院でも衆議院予算委員会のように質問にたってくれる方を要請しています。 乞う、ご期待。
久し振りに街に出ました。 けや木通りで、車販売のワッフルを買い込み、しばらく街並みを見ていました。 パリの路上でのオープンカフェを連想させる空間です。 椅子、椅子にすわる人々。 葉の落ちた樹木は冬を再確認させてくれます。 上を見れば丸井ビルどおしを結ぶ二つの空間通路。 後ろを見れば、松坂屋。 ルイ・ビトンのおおきな広告物。
人の賑わい、モノの並び方、景観は、一朝一夕には形成されず、そこには歴史の集積を感じます。34年間も静岡に住みつづけて記憶に創られる風景とこの街に生まれ育った人々の原風景には、差異が存在するうだろうなと思いながら、眺めていました。
3人目の子どもが大学進学ということで静岡を離れます。 彼の脳裏にどのような記憶が積み重なっていくのか、久し振りに一緒に街に出て感じたことでした。
2004年03月20日(土) |
イラク戦争から1年、世界で共同キャンペーン |
1年前の今ごろ、私たちは何とかアメリカにイラクへの戦争を止めさせる事はできないか、必死に考えていました。 世界中で1000万人のネットワーク。
今日は、雨の中、主催者発表では2万人をこえる人たちが日比谷公園に集まりました。議会直後で休みたかったのですが、やはり、個人としても反対の意思を示さないと、と思い、傘をさしての参加でした。 多くの知人にあいました。 まだ議会が終わっていない議員の方々も多くいらっしゃいましたが、やっぱり、ここに来なくては、ということのようでした。
参議院選挙で、スペインのような転換を求めて頑張りたいと思います。 その前に韓国の総選挙に注目です。
2004年03月19日(金) |
静岡県の最悪シナリオ |
最終日の討論は、自民党、平成21、公明党、KEN-MIN、共産党、そして私。 基本的なパターンは日本全体の情勢分析をおこない、予算に関する議案の賛否、予算以外の議案の賛否、そして要望事項という流れです。 ちょっと変えて見ようと変則的な原稿を作って見たのですが、本会議場で他の方々のオーソドックスな討論の中では、やはり「浮き浮き」状態でした。
10分間で議員の方々や傍聴者、マスコミに注目してもらえるような論理とセンスある討論、前日に作っているようではちょっと無理かな。
それでも、共産党の方々は、企業よりとか国よりとか、という決まっている構図。他の会派の方々は、知事提案に賛成なので、大体の場合は提案書に沿う内容です。
今回、一番言いたかったことは、三位一体改革の中で、地方交付税の削減が、52兆円という交付税特別会計累積赤字がある中で、借金分が削減されていくのではないか、という12月議会での私の発言に、財政当局は、そのシナリオで予測を計算してくれていましたので、そのことを伝えたかったわけです。
この辺は、県の「官僚」グループ、意外と議員意見をすぐに文字にしたり、試算したり、対応の早さには驚きます。他の議員からも意見が出ているのか、私ごときの心配は、予測済みと言う事なのか、よくわかりません。
5年間で、地方交付税の不足分、国は一般予算で、自治体は臨時財政対策債で1対1で出し合っているのですが、それが5年間でゼロになるという想定です。
そうすると、何と2年後の06年で経常収支比率が100を超えます。勿論基金はゼロです。財政再建団体転落の可能性が生まれます。それくらいに厳しい財政運営状況であるわけです。
詳しいこと知りたい方は連絡してくださいね。 とにかく、今日で2月定例議会が終わりました。 1年間の県議会、みんな初めての体験でした。 勉強、緊張の連続でした。 まずは、ゆっくりと休息したいですね。
明日は、本会議最終日。 政令市意見書は、反対討論をさせないという議会運営委員会の決定。 会派を構成しない議員は、会派が賛同した意見書に質疑討論をすることができない、という申しあわせにしたがうべきというものです。全会派が一致した場合のものであることのはずですが、異議申し立てをしたいと手を上げても無視しての議会運営でした。
議案とするかどうか、議案に賛成であるかどうか、2回の議決をするとのことです。どうなるのやらです。
明日の反対討論の準備、意外と苦労しています。 建前的に分析と数字の羅列で行くのか、少し、感情をこめるのか。 10分ですので、なかなか、全部はいえません。
インターネットで観る事が出来ます。 常任委員会の報告に対しても空港と県警問題で質問をするつもりです。
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