まつや清の日記

2004年05月26日(水) イラク自衛隊派遣違憲訴訟提訴へ





 219名のイラクへの自衛隊派遣意見訴訟。
 私も原告の一人になりました。

 明日のマスコミで詳しく報告されると思いますが、東京、名古屋、大阪、札幌の続く全国で5番目の地域となりました。

 写真の高遠さんら3人のあとに誘拐された渡辺修孝さんも原告に加わってくれました。13:00の提訴に70名、夜の集会には150名が参加していました。元自衛官で右翼・一水会所属の経験もあると言う渡辺さんの話は大変刺激的でした。

 これからもイラクに行きつづけるそうで、パワーあふれる話に圧倒されました。



2004年05月25日(火) なかなか全快しない健康状態

 なかなか咳がぬけません。
 31日から長めの出張があり、不安ありです。
 
 明日の朝の街頭宣伝に備えます。



2004年05月24日(月) 河川海岸室の方との協議

 城北地域は旧静岡市街地で最後の水害常襲地帯。
 毎年、梅雨や台風が来るたび床上浸水に悩まされます。
 27日に県政報告会の一つのテーマが治水。
 
 安東川は巴川に流れ込み、巴川は洪水時に大谷川への放流を始めます。
 あさばた遊水池事業、大谷川放水路、安東川改修と段階的な対策がありますが、事業は毎年少しずつ進展しますので、その完成によって徐々に変化が始まっているのも事実です。

 ですが、住民の方々からの素朴な疑問の一つに、洪水時に大谷川放水が始まる時の水位は、一体どれくらいなのか。ひょっとして安東川が満杯になっていても時間差でその堰がはずされるのが遅いのではないか。

 ということで、河川海岸室の職員の方と意見交換。
 幸いに水位計が何箇所かにあるとの事で、その統計をもとに実態把握してみることになりました。

 因みに大谷川放水が始まるのは、1,7メートルの堰より50センチメートル高く水が流れる時とのことです。

 分析結果に期待したいものです。



2004年05月23日(日) 政治情報と生活情報

 昨日の小泉首相の北朝鮮訪問の評価は二分しています。
 8人の帰国のはずが5人。
 10人の不明者の調査が口約束。
 核問題はピョンヤン宣言の枠組みの再確認。
 にもかかわら食糧・医療費援助は具体的、のみならず経済制裁は行わない宣言。これでは、北朝鮮の外交政策の手助けのみで日本の外交成果はほとんどなしという政府批判が厳しく行われています。

 今日は東京で働く長女との久し振りの議論、学生時代と違ってテーマ設定がお互いに了解できるものとなり成長を感じてしまいました。(親ばか?)

 この議論をしながら実はテレビをつければ北朝鮮拉致問題の報道があることは分かっていても、そして、見たいと言う欲求もありながらも結局は団欒を優先、その中で感じることは、このようにして政治と生活にかかわる情報は取捨選択されているのだなという実感です。

 この1ヶ月を見ても「自己責任」「年金未納」「拉致」この言葉があらゆる生活の場で大量のマスコミ情報として「流し込まれる」報道の一過性の怖さ、その大量情報への対抗する事の難しさ、しかし、一方で、これらを平気で捨て去れる生活のリアルな情報世界。この遮断はなんなのだろう。大量な政治情報もそんなに怖くないと言うことなのか、逆なのか。 



2004年05月22日(土) 30代若者の参議院選挙への挑戦・みどりの会議




参議院選挙に向けて、中村敦夫参議院議員をはじめ10人の候補者が確定し、今日、渋谷公会堂地下食堂にて「みどりの会議」の出発集会が開催されました。

 候補者は以下の10人です。
 現職一人、女性4人、若者3人、バランスのとれた候補者の顔ぶれです。
 候補者決定順です。
 30代の若者が3人います。

 中村敦夫(参議院議院・64歳)
 安田節子(農業の再生・食の安全・57歳)
 足立力也(コスタリカピースガイド・31歳)
 藤田恵(前・徳島県木頭村長・64歳)
 熊野盛夫(金沢・ライブハウス経営・34歳)
 山崎留美子(前・岩手県雫石町議・49歳)
 小川ふき(前・可児市議・53歳)
 小林一朗(環境・サイエンスライター・34歳)
 木原省治(原発はごめんだヒロシマ市民の会代表・55歳)
 小倉昌子(前・東京東村山市議・52歳)

 急遽、候補者の足立力也さんが明日、静岡空港予定地の見学と街頭キャンペーン(青葉公園12:30、雨の時は中止)、そして交流会(地球ハウス15:00)がもたれます。

 参議院選挙まであと50日、いよいよ始まりました。

 集会参加者の中に宇井純さんがいらっしゃいました。
 交流会で、「今の時代を60代以上の方は、どうにもならない大変な時代、と言う方が多いのですが、若い世代から見たら、確かに大変な時代ですが、希望をもちたいと思うし、その芽がある、この世代間ギャップをどう見てますか」の質問に「私たちは、正か邪かの時代、その次は損か得かの時代、そして、若者は好きか嫌いか、の時代、問題は次の世代は、どうなるか。地域の磁場と自分の関係を語る何かではないか」と言うお答えでした。それを聞いていた佐賀大学の畑山敏夫さんが「イデオロギー、利得、感性ということですかねー。古い世代は説得と言うことにあまりに過剰に期待しすぎていて、若い世代とのコミュニュケーションギャップが生まれていますよね」

 楽しみな参議院選挙への闘い。

 ※ 写真は、出発集会で30代トリオ(熊野、足立、小林)によるロック・セッション。熊野さんの信条は「政治はロックだ」。



2004年05月21日(金) 日本のエネルギー政策

 地方自治政策情報センター企画の日本のエネルギー政策研究会。
 ヨハネスブルグサミットで呼びかけられたドイツ政府・シュレーダー首相の呼びかけの自然エネルギー国際会議、6月1日から4日までボンで開催されます。

 この国際会議を前に、日本のNGO・環境政策エネルギー研究所の副所長・大林ミカさん、経済産業省、環境省の職員の方々から国際会議に臨む姿勢、そして、日本のエネルギー政策の現状と課題について問題提起をしていただきました。

 私自身、この国際会議にたいへん興味があり、参加を検討しています。

 自然エネルギーの分野は、単に環境だけでなく、新産業・雇用分野、地域の自治に係る幅広いテーマを抱えており、「ジュエリーボックス」と大林さんは言います。現在の新エネルギー活用特別措置法(RSP法)の1.35%目標設定への疑問と買い取り制度の導入、同時に原発を軸とした核燃料サイクルをどうするか、ここに最大の問題があると言います。

 経済産業省の方々から、「ボン再生可能エネルギー国際会議」「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法の概要」「石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計の概要」「新エネルギー導入実績と導入目標」の資料と説明を受けました。原発政策については、どこまでいっても平行線です。

 核燃料サイクルの完成までに19兆円の経費がかかるということはマスコミ等で公表されていますが、再処理せずにそのまま埋設する場合の経費は実は何も計算されていないとの事です。果たして再処理によるプルトニウム利用が可能であるのか、このことへのきちんとした検討がされていない日本のエネルギー政策、きわめて危うい現状にあります。 



2004年05月20日(木) 久し振りに高尚な議論

 新年度の議会の顔ぶれが決まった本日の臨時議会。
 議長・副議長選出。
 文教―警察委員会の県警問題報告。
 議会運営委員会、常任委員会、特別委員会の新メンバーの確定。
 知事からの6議案の提案。

 さすがに一人で3人分の質疑や討論は疲れました。
 共産党の議員をして、文教―警察委員会の質疑は花井議員、議案質疑は酒井議員、討論は梶野議員、この3人分を一人でやるわけですから、当たり前と言えば当たり前です。

 詳細は明日、ホームページの速報にアップします。

 今日は、市民センタ―主催の『市民の政治学』の学習会。
 代表の大畑さんによる解説にはびっくり。
 その博学、というか、ドイツの哲学者のハーバーマスの評価を巡る議論は、なかなかでした。私は、どちらかというと、ハーバーマス的な政治的楽観主義者のようで、ウーンとしばし考えさせられました。

 つまるところ、今日の政治状況をどうみるかの分析に全てつながります。
 こうした議論の場があまりにも少なすぎます。
 盛り上がった議論は市民センター25周年事業を考えたら、どう、と言うことでしたが、ちょっと、真剣に・・・、というところです。
  



2004年05月19日(水) 議会質問準備

 明日は臨時議会。
 やはり、今日の議会運営委員会で議長辞任。
 明日の議会は、議長選挙からはじまります。
 議長は、松谷清、副議長は平成21の岡本護さんに投票するつもりです。

 臨時議会ですが、文教ー警察委員会での県警問題の中間報告、知事提案など結構、議題があります。

 総務省の政策評価局の皆さんからのヒアリングは、大いに得るものがありました。戻っての、議会質疑の為の準備。短い時間ですが、同じテーマで共産党の議員の方の質問があり、観点を変える質問準備に苦労しています。

 10・30からですが、傍聴希望の皆さん、議会事務局に時間確認をしてください。



2004年05月18日(火) 明日は緊急の総務省・政策評価局との話し合い

 急遽の総務省・政策評価局との話し合い。
 国土交通省の事業評価が3月末に終っていますが、その評価を再評価するのが総務省の仕事。

 午前11時から牧野聖修衆議院事務所の窓口で衆議院会館第1議員会館の面接室にて質問状を提出します。

 知事は土地収用申請の猶予を11月と記者会見で発表していますが、そこに向かう前の関門として総務省の再評価があります。

 その仕組みと総務省自身がどのような姿勢を持っているのか、問いただしにいきます。ある意味11月までの闘いの進めかたを発見する意味でもきちんと交渉して来たいと思います。

 体調がようやく元に戻りつつあります。
 日頃の健康管理、やっぱり、大事ですね。
 



2004年05月17日(月) イライラつのる体調不良

 結局治らない風邪症状。
 午前中予定の5月20日の議案質疑の打ち合わせを明日に延期してもらいました。

 帰って早く眠りたい気持ちと回復しない風邪症状にイライラ。
 こんな気分では治るものも治りません。

 一旦横になる余裕もなく夜の竜南地区での報告会。
 県政批判と地域課題の結びあわせをどう伝えられるか、力量を問われたわけですが、これまた、体調不良での準備不足、お詫びの言葉の連発でした。

 それでも県警=裏金問題で、公務員経験の方から、批判の必要性と裏金が生まれる背景、自腹を切る末端役人の公務実体も把握して欲しい、そのためにも起きている現実の徹底解明が必要というご意見に元気が出ました。

 そんな中で小沢一郎さんの民主党代表出馬の辞退情報に会場は騒然。
 
 家に戻り、報道番組。
 なるほど、年金未納、小泉首相と同じ。
 代表辞退で、菅ー福田対決の敗北の巻き返し狙い。
 果たしてうまくいくのか。
 明日からの世論の動向が大きく影響する。

 とにかく、健康。
 


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K.matsuya

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