まつや清の日記

2004年06月15日(火) 静岡県政ウオッチングの会の活動始まる




 政務調査費の現状に、実態を知ろうと議会事務局に閲覧に出かけた市民たち、全員女性、そのパワーがすごい。
 収支報告書をみて、何かおかしいと感じた彼女たちが動き始めました。

 今日の16:00に議長と会う予定でしたが、議長の多忙さで16:30に急遽変更。
 食事の準備であわただしい夕方の時間でしたが、7人の方々、1人1人が政務調査費の公開について議長に自分の言葉で語っていただきました。

 議長がどんな采配振りを発揮してくれるのか、大いに期待したいところです。
 作られた市民団体名は表題の通り「静岡県政ウオッチングの会」ですが、はじまったばかり、柔軟な発想に注目です。
 申し入れ文書は、明日アップします。

 ※ 写真は、申し入れ場面。



2004年06月14日(月) ほんものを求める23歳の若者



 
 今日、脳性マヒの障害を持ち尚且つ失明状態のSさんのお宅を訪問しました。
 介護保険で06年3月31日以降は、介護サービスで移動サービスにおいて2種運送許可が必要との厚労省の決定。

 支援費制度で移動サービスをやっている事業者にもその枠組が求められるのか。そうだとすれば、障害者の日常活動に大きな制約が発生すると、その問題への取組みを要請されました。
 
 それはそれとして、訪問しましたら懐かしい彼の息子さんが部屋にいました。そして、皮製品の仕上げをしている所。いつ戻ったのか、これからどうするのか、立て続きの質問でした。

 彼の父親・母親とも重度の障害を持ち、その境遇でその息子さんがどんな育ちかたをするのか、かかわりを持ってきた人間としては大いに関心を持たざるを得ませんでした。

 その息子さんが、アフガニシタン、パキスタンを1年近く訪問し、その中で動物の皮細工の技術を学び、その技術で生きてみたいと誇らしげに語るのです。

 彼曰く「ほんものに近づくには、野生の鹿を銃でも、罠でも、弓でも、とにかく自分の力で捕まえ、その肉を食べ、その鹿の皮でカバンなど製品を作りたい、そうしたら、ほんものに近づけるかもしれない」。

 23歳の彼。私の娘と同じ世代。たくましく成長した息子さん。
 障害を持つ父親は、とにかく早く立ち去れ、そうでないと、同居で介護ができる人間がいると支援費サービスが受ける事ができなくなる。

 本当に行政がそんな事を言うのか、という思いを持ちながら、とにかく、息子さんが帰ってきたんだからしばらくは大事にしてあげてよ、と一言。
 どっちにしても、しばらくしたら長野県にいきたいとのこと。

 23歳の息子さんのたくましさに、若者に失望する事はない、こうした若者がいる、妙に元気が湧いた訪問でした。

 ※ 写真は6月1日ドイツでの再生可能なエネルギー国際会議で私たちを出迎えてくれたドイツ最大の環境団体「ブント」のメンバーたち。



2004年06月13日(日) アジアを考える静岡フォーラムの総会




 第17回目のアジアを考える静岡フォーラムの総会。
 小人数ではあったが04年度の新しい体制と方針が確認されました。

 この会は1988年に静岡市でマリアさんというフィリピン女性が餓死するという事件から2度とこうした悲惨な事件が起こらないようにとキリスト教関係者、大学人、労働組合、市民など幅広い人々で結成された団体で、私自身は、設立当初からかかわりを持たせて頂いている数少ない団体です。

 今日は、記念講演に、天使の聖母修道院のシスター、アナ・マリアさんに彼女が関わった外国人の相談活動についてのお話を聞きました。

 相談者に話を聞きたいときにどうして通訳がみつけられないのか、外国人の側に立ってくれる人はいないのか、お金を持っていない人の立場にたってくれる人はいないのか、行政は合法的な方には対応してくれても、何故、オ―バーステイなど困った人々の相談にのってくれないのか、どうして市民団体は、こうした問題に取組んでくれないのか、怒りともいえる経験した方でないと発言できない重みのある言葉で語ってくれました。

 この団体が設立当初に私たちが発していた言葉を17年を経てシスターから聞かされると、今の会の活動のあり方へのアドバイスと共に、原点を思い知らされる想いででした。

 同時に、彼女からは、外国人が助けてもらうだけというお客さんになってはいけない、共同体の一員であるという意識をもつことが大切、そうすれば同胞だけでなく日本人に対しても助けようという気持ちが湧いてくるという問題提起もされていました。

 久しぶりに元気が出る総会でした。

 ※ 写真は講演をするアナ・マリアシスター。



2004年06月12日(土) 参議院選挙いよいよはじまる

 心配された雨も今日はカラリ。
 海野とおるさんの参議院選挙出馬の決起集会。
 おおいに盛りあがりました。

 本部長に牧野聖修衆議院議員。
 河村たかし衆議院をはじめ国会議員応援団も大勢。
 菅直人さんも遅れてかけつけていました。

 菅さん、今日が民主党代表辞任以来はじめての街頭演説とのこと。
 蟄居の身と謙虚な姿勢を見せながらも、海野とおるさんの応援と年金問題についてもキチンと語っていました。
 辞任のいきさつについては「ドジをしてしまいました」とさらり。
 空港問題は、是非は触れないまでも、問題多しの指摘。
 
 応援団の県議会議員、市議会議員のメンバーと紹介をされました。
 今回は、来年の県知事選挙をにらむとき、海野とおるさんにはどうしても勝ってもらいたい、と応援しています。勿論、中村敦夫さん・「みどりの会議」も比例区選挙では全力です。

 海野さん、今日は政策の話しより、決意、生き様を中心に演説。
 よかったです。
 告示まで10日あまり、大きな選挙戦が始まります。

 ※ 終わったあとの菅さんへの一般市民の方々の人気はなかなかでした。再起のチャンスはあるのか。
 



2004年06月11日(金) 総合交通対策特別委員会

 総合対交通策特別委員会を傍聴しました。

 静岡空港もテーマとして取り上げられています。
 いろんな角度からの空港問題の切り口がありました。

 小長井議員が、土地の確保と空港の開港時期の問題について
 柏木議員が早朝便、深夜便利用者を増やすための無料駐車場について
 梶野議員が空港事業費の1900億円のうちの930億円の起債と利子について
 浜井議員がリージョナル空港中間報告の早朝便、深夜便記載と地元との約束との関係に関する懸念について

 これに答弁する空港建設局。
 しらくらと明確な答弁はありません。
 志村次長のはぐらかし答弁はなかなかです。
 彼はもともとキャリア組。
 彼の持つ能力と静岡空港に限らず国土交通省職員としてやりたいテーマを考えると静岡県にこだわっているとも思えません。
 いつ静岡を去るのかも今後の静岡空港建設事業に大きな影響があります。

 傍聴しながら、私自身がこの特別委員会のメンバーであれば、もっと聞きたい論点があるのですが・・・なんて考えてしまいました。

 委員会終了後に1ヶ月以上前から説明を求めていた需要予測に関する資料について
無視しつづけていた空港建設局に抗議の意味も含め説明を求めました。
 
 一人会派でも頑張らないといけません。 



2004年06月10日(木) 安倍川駅の駐輪場

 ここのところ朝の街頭宣伝の連続。
 参議院選挙での中村敦夫参議院を中心とする「みどりの会議」の紹介も含めて県政批判が中心です。

 安倍川駅では北側の所でやっているのですが、いつもようにはじめ、そして終わりました。偶然、駐輪場の整理をされているシルバーの方だと思いますが、話が始まりました。

 南側の工事はなに?
 いや、すぐに答えられず(政治に関わる人間として恥ずかしかったです)、たぶん、区役所の出張所では・・・。

 そういうのもいいかもしれんが、この北側、これだけの駐車場になっているところがあるんだから、2階建てくらいにして、駐輪場にしたらどうだね、道路の上に通路を作れば直接駅にも行けるよ、ここの駅の利用者は1日一万人と言われているけど、この朝の1分を争う時間帯にとにかく自転車を置いていくんだけど、北側で4000台くらいかな。

 こうして整理してるけど、帰ってきてここから自転車出すのは大変だと思うよ、疲れて帰ってきて、なんとかならんかね。

 この「帰ってきて疲れて、自転車を出す人間の身にもなって・・」にガーンと来てしまいました。

 そして、「だけど、つくりゃいいってもんじゃないよ。用宗駅をみてみー。作ったってあんなに離れていちゃ使えないよ。」

 考えさせられました。
 
 



2004年06月09日(水) オーストライアの緑の党のマーガレット・ブレイカーさん

 今日は急遽の東京での対談。

 本当ならドイツ・ボンでお会いしているはずであったオーアウトラリア・緑の党の事務局スタッフのマーガレット・ブレイカーさん。

 日本の参議院選挙で中村敦夫参議院議員を中心とする10人候補者を擁立する「みどりの会議」の応援でボンからイギリスを回り日本に立ち寄ってくれました。

 話しのポイントは日本の選挙制度と「みどりの会議」の選挙戦略。
 そして、来年2月京都で開催予定のアジア・太平洋地域の緑の党の国際会議の打ち合わせに関するもの。

 01年のキャンベラでの緑の党の国際会議でお会いもしていたが、このような形での直接対面は始めて。緑の党のうるさ型を制しての国際会議をしきったひとだけに論点整理もうまい、充実した意見交換でした。

 ボブ・ブラウンを党首とするオーストライア・緑の党。エネルギー、平和などをテーマに京都会議に臨みたいとの事でした。この国際会議の成功の為にもこの参議院選挙、なんとしても議席を確保したいものです。

 ※ 今日、県知事に「西部農林事務所の元職員の逮捕に関しての申し入れ」行いました。詳しくは、ホームページの速報版を参照してください。
    http://www.enpitu.ne.jp/usr1/17507/diary.html



2004年06月08日(火) 西部農林事務所の元職員横領で逮捕

 実は昨日眠っている間に西部農林事務所に県警の家宅捜査とそして860万円を個人管理していた元職員が「横領罪」で逮捕されていました。

 今日は朝から参議院選挙に向けて「みどりの会議」の街頭キャンペーン。
 明日は知事に申し入れするつもり。

 この間、「市民の風」会派として、再三にわたって、西部農林事務所のプール金を管理していた預金通帳などの資料提出を求めてきました。そのことで議会としてのチェック機能を果たす必要があるとの立場で。

 内部調査が議会に対して結局客観的証拠を示さないままに幕引きを行っていたことに対して市民団体からの告発が目に見える形になったともいえます。勿論、捜査の結果、訴訟などを経て事実関係が確定するわけですが。

 今後の残った12人の方々の捜査の進展など慎重に見守らなければなりませんが、こうなった以上、知事の辞職しかこの問題の責任の取りようがないのではないか、というのは私の偏った意見でしょうか。

 とにかく、明日は、この間の経緯から知事に言いたいことをきちんと申し入れをしたいと思います。

 



2004年06月07日(月) 爆睡16時間

 午後2時に静岡新聞記者の方からの政務調査費の取材で午前11時を約束。

 起きたのは午後2時。
 16時間も眠りに。

 慌てて県庁へ。

 1日中ぼーとしていました。



2004年06月06日(日) 戻って何故か二つも選挙の会議

 成田空港について、これで静岡にもどれる。
 あっそうだ。
 のこったユーロの両替しなくては。

 ところがいく時が140円なのに、帰りは128円、どうして!

 電車に乗り込むやもう、すぐに眠りに。

 静岡について家に帰りたいと思いつつも、参議院選挙の比例区・地方区の二つの選挙会合。

 勘弁してもらいたいな―と思いつつも参加だけはして、自宅に。

 どうしてこんなにいそがしいんだろう!


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K.matsuya

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