まつや清の日記

2004年07月05日(月) 外国人のための無料検診会、秋にチャリティコンサート

 今日の第4回外国人のための無料検診会実行委員会で、10月2日(予定)にボサノバを中心にしたチャリティコンサートを開く事が決められました。

 検診会が10月17日。
 直前に活動費捻出のために「南こうせつコンサート」につぐコンサート企画になった次第です。

 まだ、詳しい事は決まっていませんが、とにかく参議院選挙が終わってからの準備になります。

 チケットは2000円です。
 今から予定を空けておいてください。



2004年07月04日(日) 参議院選挙世論調査結果

 今日、明日でマスコミ各社の世論調査結果が公表されます。
 地元紙が共同通信調査とあわせて第一報。
 朝日新聞も全国傾向を一面で。

 地方区では坂本氏が抜け海野、山下、藤本3氏が横一線、島津氏があと追う。
 母数が少ない、局部的情報との評価もありますが、なかなかの心理的圧力になります。また、この公表が有権者の心理に影響を与え、予測できない変化をもたらすとして政党関係者からも批判もあります。

 とはいっても、こうした中で残り1週間の選挙戦、選挙運動を進める側にとってもまだ時間的余裕があり、運動の修正も可能な時期です。この世論調査結果をともかく活用して新たな選挙戦の始まりです。

 3年前の知事選挙を思い出します。当時、水野誠一候補の選対事務局次長との立場でしたので、全ての運動の総括的責任をおわされていました。あの時の選挙事務所イメージが浮かんできます。知事選挙には敗れましたが、知事選挙ブロックは今のところ、私含め、牧野聖修衆議院議員、そして細野豪志衆議院議員と政治的には生きています。

 ただ、細野氏とは県連代表との立場もあり、今は、厳しい関係にあります。いずれにしてもこの選挙戦での結果が来年の知事選挙に大きく影響します。

 それにしても坂本氏とプール金関係での職員逮捕、つまり、彼女の副知事時代の負の側面がこの世論調査結果にほとんど影響していないという現実に危惧を覚えるのは私だけなんでしょうか。

 



2004年07月03日(土) 少数派労働組合の内部告発

 今日、静岡金属一般労働組合村上開明堂支部の労働組合結成30周年記念集会に参加しました。

 当時私は学生の立場で様々な社会運動に参加し始めていた時期で、この組合の結成と言うことを大先輩から聞かされていて、すごい事が起きている、という印象でした。

 その後、会社の新組合結成分裂攻撃を受けながら極めて原則的な組合活動をやってきた人たちです。組合員は15名と言うことですが50名を越える人たちが参加していました。

 闘争日誌を読んでいると99年に会社のバックミラーの不良品を告発し会社に損害を与えたと言う記録に目が止まりました。しかし、これは生産ラインで働く人たちの良心の表現で、少数派組合であるからこそできた闘いであると思いました。

 今、三菱のリコール製品が社会的指弾を受けています。内部の人びと当然知っていたわけで労働組合も知っていたはずです。しかし、あれだけの被害者を出しながら司法的権限によってようやく社会の明るみに出ているわけです。会社の存亡がかかる事態になっています。本来の労働組合なら社会のために内部告発ができたはずです。それができなかった大手労働組合と言う側面もこの問題の断面であります。

 そして、プール金問題で二人目の逮捕者が出てしまいました。県職員組合の存在もまたこの観点からその存在意義が問われているのではないでしょうか。



2004年07月02日(金) 宮城県情報センター




 宮城県情報センターを訪問。
 昨日、夕方5時には閉まるとのことで今日の午前中に訪問。

 さすが、浅野知事、情報公開の日本一を目指そうと言う姿勢が現われている情報センターでした。

 静岡県の2倍は確実に3倍あるかもしれない広いコーナーに全て見せます宮城県。石川知事も情報公開日本一が公約だけれど、実態はちっとも近づかない現実。私たち議会や有権者の批判の力不足か。



2004年07月01日(木) 宮城県議会を視察




 選挙の最中でしたが、参議院選挙終了後には県議会が再開しますので議会質問準備で宮城県に行って来ました。

 集中豪雨のあとの仙台市、日差しは強いのですが湿度が低いせいか、とてもさわやかな1日でした。さすが杜の都。

 収穫の多い視察でした。



2004年06月30日(水) またもや城北地区浸水

 大変な大雨。
 雷の音に目覚め、激しい雨音に「これは」また浸水か。

 朝の6時でしたが安東川を見まわりに出かけました。
 川の水位は上がっていましたが、まだ大丈夫のライン。

 戻って、質問の打合せの準備を始めましたが、雨が更に激しくなり、広報が外で鳴り出しました。ウーン。まずは、川の近くの方に電話して見ようと、かけてみたら「車出せなくなったよ」。

 これは大変と公民館へ。
 行く途中バイクが進まないかなと思うくらいに水が道路に広がり始めていました。川まで行くうちにこれはだめだ。

 町内の方々が道路に出てどうにもならない実情に暗澹たる表情。
 結局「打ち合わせはできない」と担当者に電話すると「今日は無理ですよね」。そでも私は「水がひけば」などと言っていたのですが、実は新幹線、東名、在来線みんな止まっていたんですね。

 ということで今日は改めて都市水害の実情を身にしみて感じさせられた1日でした。自治体の災害対策チェックの結果がつい先日マスコミに報道されていましたが、風水害対策が意外と弱い、とのこと。やっぱり政治問題だ。



2004年06月29日(火) 選挙戦さなかに一般質問の打ち合わせ

 選挙戦も6日目。
 3分の1が終っている。
 来週の頭にマスコミ各社の世論調査結果が一斉に出てくる。

 地方区においては5人の候補者が必死の闘い。
 戦国時代の武将を思わせる候補者たち。
 どうしても男的なイメージが重なってくる。

 静かな語りより絶叫調が受ける。
 もっとリズミカルにさわやかにと思うが、真剣さが伝わるパターンというのはやはり圧制から立ち上がるということがわかりやすい。
 敵か味方か。
 倒すか倒されるか。

 今回は自分自身が候補者でないので、つい壇上に立つ人たちの表現力の観察に目が向く。演説と言うものの力とは何か、思考しながらの「観客」感覚に陥ることが多い。何かを得たい。

 こうした中、7月14日から再開される県議会で、今回は質問バッター。
 明日が第1回目の打ち合わせである。
 



2004年06月28日(月) ネクタイをつけない毎日

 選挙期間中に選挙に関する記述に制限が加わっているということから、あまり毎日の活動で考えている事が報告できない現状にあります。

 ということで、最近の生活ニュース。というか選挙が始まってからネクタイを締めない毎日続いています。というのも、海野とおるさんの出発式で牧野聖修さんからの「ラフにやろう」ということでのポロシャツスタイルの提案。

 以来、よし、それなら自由にとこの5日間はノーネクタイ。
 そういえば、23日の議会運営委員会で夏時期の半袖、上着なしスタイルの解禁のお知らせがありましたが、私にとっては大変感慨深いお知らせでした。

 87年の市議会議員当選時、ノーネクタイで議会に登壇したら、不謹慎と議会の品位に反すると議会運営委員会で大問題に。おかげで当時の写真週刊誌「フライデー」全国版で取上げられ、テレビ、マスコミでも大きな報道されました。

 そんな私が、県議会議員選挙で「スーツスタイル」。いろんなご意見を頂きました。SBSの新人議員紹介番組でも厳しくそのわけを聞かれました。

 でも、やっぱり楽です。ノーネクタイは。本会議でもノーネクタイで行ったらまた市議会議員時のような問題になってしまうんでしょうか。



2004年06月27日(日) 選挙にイコウゼーキャンペーンを計画する若者

 偶然、出かけた小さなお店で若者のミーティングに出くわしました。
 ミーティングと言うと人が集まらないので「大なべカレーを食べる会」としたそうです。

 主催の若き女性メンバーが趣旨を説明していて、まずはひとりひとりの自己紹介。次に、選挙についてのイメージをまた順番に語り始めるそのスタイルにいまどきの若者を感じます。

 こうやりたいんだけどリーダーシップが発揮されるわけでなく淡々と話し始める、そうするとじれったそうに一人の男性がリードの役。

 とにかく、アイディアが面白い。
 一年に1回の織姫と彦星の出会いを投票に例える、みんなで竹をもちよって短冊に選挙への思いを書いてもらったら・・・・。

 カレーを食べさせてもらって途中で引き上げましたが、どんな企画になるのやら、大いに期待したいところです。

 カレーはすごくおいしかったです。



2004年06月26日(土) 内部告発は事実であった県警裏金問題

 昨日、県警による裏金問題の98年から03年までの調査報告に関しての記者会見、そして検察庁による知事部局プール金の自宅保管=横領罪による起訴が発表されました。

 県警が98年度以降については出張費が個人口座振込制になったので、裏金はありえないとの主張は事実によって覆されました。そのことは、マスコミ報道されていたオンブズマンネットワークへの内部告発が指摘していたこととそのまま正しかった事になります。

 その点について本部長や大橋刑務部長はどのような見識を示されたのか。

 また、知事部局については、今までの説明が事実と違っていた事になります。ますます調査個人メモが重要になります。それに基づいて私的流用はなかったと断言していたわけですから。

 いずれにしても、これまでの説明がみんな間違っていた事になりますが、議会としてのチェック機能も働いていなかった事にもなります。県当局が持つ客観的証拠、これに準ずるメモなど全て議会に提出すべきです。

 県警についても同様です。


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K.matsuya

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