2004年09月13日(月) |
県庁のバイク・自転車置き場の不足 |
今日、県庁のいつものバイク置き場はやたらとバイクが多い。 中庭の2階がいつもの場所だがどうして? と思っていたら、議会事務局から西館の耐震工事のために西館1階のバイク置き場が使えなくなるとの連絡メール。 なるほど。
それにしても県庁のバイクだけでなく自転車置き場の不足ははなはだしい。 県庁には市民は来ないからいいのだということかもしれない。 普段はバイクで動き回っている為、車の駐車場の許可を貰っていないので車の駐車場の不便さについてはほとんど実感がないので何とも言えないが、バイクや自転車置き場は明らかに不足。西館の1階のバイク置き場に置けないかと何度もグルグル回ってみたが置く場所がないと腹立たしく守衛の方に聞いたたら中庭の2階がありますと教えて貰って以来現在の場所の置くようになったのだが、工事が終わるまでの受難か。
働いている職員の方々は文句も言わないのだろうか。 県民は文句も言わないのだろうか。 そういう自分はなんなんだ! 明日は聞いてみよう。
昨日・羽鳥地域で個人宅をお借りしての県政報告会。 県政におけるプール金、県警のカラ出張=裏金問題への厳しい批判の声は予想以上でした。
同時に議員=政治家への不信もすごいものがあり、自分自身の活動のありかたも含め考えさせられるものがありました。言われている事は至極簡単で、選挙のときにはいろいろと有権者の声をというが、実際、困った時に相談に行くと結局、行政の側に立ってしまうというという点でした。
議員は住民と行政の橋渡しを当然の責務としますが、行政側の情報も多く入手できる立場にあり、住民の声が情報不足によるものと勘違いする危険や行政からの情報収集の機会が増えることで行政側に身をおいてしまう危険を常にはらんでいます。特に住民の側で問題になることは、ほとんどが少数意見として行政の前にたちあらわれます。少数意見をいかに普遍的な物として語る事が出来るか、これは議員が獲得しなければならない能力の一つである思います。
参加者の中に、直接に知らない方でしたが、昨年の安倍川駅での私の街頭演説を聞いてくれて投票してくれた方がいらっしゃいました。感激でした。
街頭演説、直接有権者に語りかける手段、実は一方的でもありますが、政治に関わるもにとって極めて重要な語りの場である事をあらためて考えさせられました。やりつづけないといけません。
2004年09月11日(土) |
9・11から3年ー静岡新聞社説に驚き |
9・11から3年、新聞各社は昨日付けの社説で論陣を張りました。(静岡新聞は、今日の日付け)
各社の社説見出しは、 朝日新聞ー「蛇の賢さと鳩の素直さをー9・11から3年の米国」 毎日新聞ー「同時テロ3年ー国連軸に国際協調の再建を」 産経新聞ー「9・11テロ3年ーより広い包囲網の構築を」 中日新聞ー「同時テロ3年ー摩手は一向に衰えない」 日経新聞ー「9・11の後遺症を断ちきるには」 読売新聞ー「「9・11」3年ーテロ集団をどう封じこめるか」 静岡新聞ー「悪夢から丸3年ーテロ撲滅へ、もっと声を、叫びを」
その中で、朝日新聞は、「だが、力でテロをつぶし、正義と安全を得ようとした米国の行動が生み出したのは、深刻な逆説ではなかったか」、毎日新聞は「世界は際限のないテロと報復の連鎖に陥ったのか。国際社会のテロとの戦いの方法や手段を見なおす必要はないか」、と9・11テロを非難しつつもそれ以降のアメリカの単独行動主義に疑念を呈しています。
他の新聞社説は、アメリカの応援といったニュアンスが前面に出ています。 中でも、静岡新聞の「いつ足元が破裂するかもしれない。自爆テロの若者にすれ違うかもしれない。その恐怖心もない安全な国にいて、「米国は1国主義に反省を」「ロシアは併合主義を顧みよ」などと繰り返しているのもジャーナリズムではない。平和ぼけそのものだ。」には驚きます。
その静岡新聞の9月11日の「ひろば」欄には「テロ実行者の「背景」を考えて」「弱小国の願い 大国は大切に」「人類共存の道 平和的に探れ」の投書が掲載されています。社説論旨へのバランスなのか、良心なのか。社説の書き手の「アメリカのイラク戦争肯定のジャーナリズム」センスに愕然としている読者がいることを忘れてほしくないものです。
「ジャーナリズム」が死んでしまいます。
2004年09月10日(金) |
県警本部の思いきった決断ー裏金の全額返還 |
県警本部・裏金の全額返還記者会見。 思いきった決断です。 赴任したばかりの高石本部長、300人の現場警察官のアンケートをもとに現場での士気に影響していると、カラ出張=1260万円の全額返還を公表。 静岡県警独自の判断というより、警察庁の判断が事前にあったと推測されますが、前水田本部長の移動を契機にした県警不信の一挙挽回を狙っての離れ業ともいえます。県民の強い批判が生み出した転換でもあり、評価に値します。
12月までに続く他部署での捜査報償費含む調査の厳正さと公正な対応を求めたいものです。
さて、この県警本部の全額返還に知事部局と教育委員会はどうするのか。 6月の文教ー警察委員会で、答弁に立っていた警務部長は「知事部局だって使途の明確なものは返還していない、何故、警察だけが全額返還を求められるのか」と苦渋の表情を見せていました。 知事部局も全額返還をすべしという県民の声が挙がっても不思議ではありません。簿外郵券の全庁調査の真っ只中、職員の中には今更こんな調査をして何になるのか、96年段階に全面的な清算が出来なかった知事の責任こそが問題ではないのか、と怒りの声も上がっています。厭世気分も広がっているようです。
石川知事、がけっぷち、というところでしょうか。 そして、私達は何をするのか!?
2004年09月09日(木) |
プロ野球はどうなる? |
昨日のオーナー会議のニュースが全ての新聞報道のトップ。 それくらいに社会問題化している球団の合併問題とリーグ制のあり方。
各球団、それぞれの思惑でいろんな発言と対応。 野球ファンの1人としては、とにかく巨人軍・渡辺オーナーのやりたい放題に常日頃より心よく思っていなかったこともあり、とにかく巨人中心のプロ野球を変えてもらうこと。
渡辺オーナーは失脚、のはずだが未だに強い発言力。 選手を選手と思わないあの経営者ズラ。 耳を被いたくなる程。
これは、渡辺オーナーだけでないようだ。これもまた問題。いずれも日本のトップ経済人で、不況からの立ち直りの責任は政治家だけではなさそうだ。 野球の危機がサッカーとの比較でどれくらい語られてきただろうか。 なんの改革もなかったこれまでの歴史を網反省してもらいたいもの。
選手会のストライキ断固貫徹してもらい、改革案の提示に期待したい。 私の意見は、イチローと松井など小人数の日本選手でテレビ業界が成り立つのだから、新規参入で二リーグの維持と韓国・台湾チームとの連携論。 それにしてもスポーツの世界のグローバル化もすごい勢いといわざるを得ない。
2004年09月08日(水) |
プール金・守屋明容疑者、裁判で爆弾発言 |
今日のプール金・守屋訴訟で、本人の供実で爆弾発言。 明日の新聞マスコミでどのように報道されるのか大変関心が湧いてきます。
聞くところでは、自宅保管金800万円のうち、300万円は公的接待に使ったと調査班に話したら、それなら、それは公的事務所運営費ということにして、500万円が自宅保管金という事にしましょう、との対応があったとというのです。
裁判を直接に傍聴していいないので断定は避けざるを得ませんが、しかし、これが事実とすれば、大問題です。
一体、あの全庁調査は何であったのか。 事実を隠蔽する為の調査であったということになります。 検察庁に押収されている2000枚を超える調査メモにはどのように書かれていたのでしょうか。 情報公開の対象にして事実関係を調査する必要があります。
この問題、石川知事の辞職につながるほどの重大な要素が含まれています。 今までの全てがウソで塗り固められていたということになります。
明日の新聞をとにかく確認することから始まります。
2004年09月07日(火) |
県知事交際費最高裁差し戻し高裁訴訟 |
本日・9月7日、東京高裁において、私が原告である知事交際費情報公開差し戻し審がおこなわれました。東京高裁16民事部鬼頭季郎裁判長は、冒頭、当事者間の話し合いの中で開示できる部分は開示して取り下げ、どうしても判決しなければならないものは判決するという立場、具体的には文書目録の1の(2)のイ、ウは話し合いで、残ったものはインカメラ、事実上出せるものは、出すという形はいかがか、と原告・被告に提案がありました。
原告側・三宅弁護士としては、裁判長の提案に応じる構えを見せましたが、被告側・石津弁護士は、応ずることはできないとして、証拠調べや証人など必要であれば審議し判決を求めたいとの姿勢を示しました。
裁判長は、ご供物生花など法事での対応と思うが、法事といっても親族だけか、それ以外の人が含まれるか、一周期か二周期かによっても集まる方々も変わる、法事であるから非公開というのでなく、集まる人を特定して立証してもらわないといけません、そして、次回にそのことについての書面提出、および、インカメラについても対応も検討してもらいたい、と被告側に提案。被告側も了承しました。
次回裁判は、10月26日11:00。
法廷を出て相手方弁護士・石津さんに「柔軟に対応できないんですか」と声をかけると「判決をもらいましょうよ」あくまで話し合い開示、インカメラによる審議を拒む姿勢。全国的に公開の流れの中で非公開にどうしてここまでこだわるのでしょうか。
三宅弁護士いわく、「相手が松谷さんだからじゃないですか?」。 ウーン。
2004年09月06日(月) |
第7回外国人無料検診会実行委員会 |
検診会申し込みが現段階で50名余。 検診会開催日の10月17日まであと40日。 どれくらいの外国人の方々が参加してくれるのか。 厚生病院のご協力得て200名までのキャパがあるのであるが、毎年110名くらいの参加者。
今日の実行委員会では、医療チーム、通訳チーム、一般ボランティアチーム、広報チーム、コンサートチームと分野別に課題テーマを挙げてもらって、様々な議論が行われました。
当面はコンサートが当面の課題です。 準備不足ですが、多くのマスコミ各社から後援をいただきました。 現段階では、朝日新聞静岡総局、毎日新聞静岡支局、読売新聞静岡支局、産経新聞静岡支局、静岡新聞、SBS、静岡朝日テレビ、静岡第一テレビから協力をいただきました。
問題は、これらを活かせるチケット販売活動がどこまで出きるか。 とにかく、会う人、会う人にチケットを購入をお願いしている毎日です。 ブラジル音楽、フォルクローレを中心に楽しい時間になります。 9月25日(土)14:00、静岡県総合福祉会館・7階ホール、前売り2000円、お問い合わせください。
城北町内会で役員によるポンプを使った放水防災訓練。 きのうの新幹線の遅れで睡眠不足の中、公民館へ。 既に役員の方々がポンプを川のそばに設置し準備万端。
ところが、エンジンをかけどもかけどもかからない。 いつもの役員だけでなく若手の防災委員の方も参加していて一生懸命。 私も中では若い方の部類ですが、腰の痛みがまだ回復しておらず、ただただそばで傍観するのみ。
2サイクルの小型ポンプのエンジン。一度はかかり始めるがうまく続かない。バイクを長い間、乗らずにいて急にエンジンをかけた時と同じ状態。ガソリンをいれかえる、プラグをさしかえる、アクセル調整を工夫するも、もうダメ。
訓練が始まって1時間以上が経ち、10人以上はいた役員の方々の顔にも疲れ。 あきらめるか、いやいや、と町内会長さんがポンプ業者に連絡。 結局キャブレーターの大掃除。ガソリンが行かないはずというオイルの固まり。さすがに専門業者。早い。解説を聞いていていちいちうなづける。2サイクルエンジンって確か中学校下でならったはずだけど・・。そして1ヶ月に一度はエンジンをかけてみることが必要、と、つまり、1ヶ月に1度の訓練。大変そう。
そして、エンジンがかかり、私も放水実践に参加させてもらいました。午後から空港関係の会合があって途中で退席させてもらいましたが、新しい若手の防災委員の登場に少しはこれからの防災活動に広がりが出るかなと希望が見え始めた防災訓練でもありました。
2004年09月04日(土) |
アジア太平洋平和フォーラム「平和のためのシナリオ」 |
北オセチア共和国でチェチェン独立派の学校占拠人質事件。 このニュースの未確認情報を聞きながら、今日はアジア太平洋平和フォラーム(APPF)主催の「平和のためにおシナリオを創る」政策研究シンポジウムへ。
天野礼子さん(市民版憲法調査会呼びかけ人)、田巻一彦さん(ピース・デポ副代表)と私の3人が発題者。
田巻さんは、1991年の湾岸戦争時に考えたこと1、市民の平和政策を作る、2、国連と国際法と平和憲法のもんだいをきちんと考えよう、3、これらのベースとなる「平和のためのシンクタンクをつくろう」は、ピース・デポというシンクタンクは立ち上げたけれども、平和政策までいききれなかった、自衛隊が海外派兵されているこの状況下でこそ、自衛隊縮小政策を明確にすべき、と自衛隊を専守防衛という範囲で認めた上での再編・解体政策を提示してくれました。国民保護法を逆手にとっての自衛隊の活動規制をまでとかなり柔軟なプラン。
天野さんは、憲法改正問題が現実化する中で、民主党を9条改憲派に追いやらないためにも、9条を変えない憲法草案を国会で提案させることはできないのか、と刺激的な提案。そして、非自民連立政権成立の頃、前田哲夫さんや、山口二郎さんたちが雑誌『世界』で提案した「平和基本法」を、運動団体から総スカンだったというこの法案を、今だからこそその趣旨を生かして、再度提案の必要があるのではないか、と。
私の提案は省略しますが、議論はなかなか面白いものでした。 新幹線最終で静岡へ。ところが、1時間当たり60ミリを越える雨が降り三島駅で2時間を越える停車。静岡駅についたのが午前2時過ぎ。疲れました。
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