2004年10月03日(日) |
10月17日は外国人のための無料検診会 |
10月17日は外国人のための無料検診会、あと2週間。 コンサートの準備に予想以上の労力を取られ本来の活動の準備不足が目立ちはじめました。医療チーム、通訳チーム、一般ボランティアチーム、広報チーム。
明日は最後の実行委員会。 10日に受診者のカルテ作成に1日かける作業。 その為には受診者リストがそれまでに作られなければなりません。 参加者は昨年並になりそう。
常任委員会の前の日でちょっとツライボランティア活動です。
検診希望の方はまだ大丈夫ですので周りに健康診断を希望する外国人の方がいらっしゃいましたらご連絡下さい。
2004年10月02日(土) |
知事の三方面戦略は成功するか? |
昨日で本会議の代表質問・一般質問が終わりました。 知事は、田島秀雄議員の空港質問に「土地収用申請は11月までに判断」、花井征二議員のプール金全額返還すべき論に「議会にかかるのは予算の款と項だけ流用に問題はない」、佃弘巳議員の新エネルギー質問に「来年6月に新エネルギー国際会議を開催できるかもしれない」と答弁しました。
そこに見える知事選挙に向けての三方面戦略。 まず、静岡空港問題で土地収用申請で推進派に強いリーダーシップ象を示し、簿外郵券全庁調査で検察庁のこれ以上の逮捕者攻勢にブレーキをかけ、花博の成功をさらに自然エネルギー国際会議開催イベント求心力で維持し、知事選挙を逃げ切る。
果たして、望むように進めるのか。
4日間の本会議を傍聴していて思う事は、あらゆる質問者に対し、力のない答弁、長い話と笑いを含めた緊張感欠如のその姿勢、こんなぬるま湯的知事の政治姿勢で静岡県は発展できるのか。過去のプール金問題を清算できない「役人身内意識」に凝り固まった知事の官僚体質、石川知事に強制収用などという公権力を振りまわさせることはできません。29日の奥之山議長就任パーティでは、「この秋には壮絶な戦いが来るやも」(うまく聞こえませんでしたが)らしきことを言いかけて途中で言葉を飲みましたが、まさに話しのダシに収用問題を持ち出そうとしたのです。
静岡県に今こそ新しいリーダーが必要です。
写真は今日のイチローの安打記録を知らせる静岡新聞。日経新聞を除く全社が1面トップにイチロー。259の数字のあった静岡・中日新聞から。
2004年10月01日(金) |
決算特別委員会の初顔合わせ |
一般質問最終日、決算特別委員会19名の初顔合わせがありました。 4年間に1度、会派の大きさに関係なく全員が委員になることが出切るというシステムになっています。 委員長は曽根恵津広議員。 2年目になるので委員のメンバーの名前と顔は大体一致します。 冒頭から11月2日から22日までの期間変更の議題。 22日が月曜日なので最終日を19日の金曜日にしたいという委員長提案、というのも月・火、水が休みで木・金の日程で「民間では毎日仕事しているんだから」と2週目の10日の水曜日の休みを返上しようというものです。 共産党の酒井政男議員が、22日を19日にするのはいいが、はじまりを1日からすればいいじゃないか、と反論。ああだ、こうだのやり取りがあったものの委員長の根回しどおりに進みました。次は事務局が用意した決算の議論のし方・解説みたいな資料が出てきていて、これはなんだ、始めての決算委員に質疑の方法を事務局方針に誘導するのか、と酒井委員が再び噛み付きます。
結構、審議が紛糾しそうな委員会のはじまりです。
写真は、決算審議資料で、これを全部読みこまなければならないのです。 9・10月議会が終わったら決算質疑の学習のはじまりです。
2004年09月30日(木) |
知事、SPAC擁護のしどろもどろ答弁 |
評判の悪い舞台芸術センターの鈴木忠志氏率いるSPAC。 今日の一般質問で自民党の伊藤育子議員が噛みつきました。 「私は、唐十郎も蜷川幸夫も浅利慶太もみんな観たい。鈴木氏のSPACに四億円かけるなら1億円ずつだして他の人にもだしたらいい」
知事曰く「行政が文化に金を出すくらいに日本は成熟している時代になっている。いろんな方々にというけどSPACは静岡にしかない。その文化を育てるべきだ。先日も天守閣物語の上演をグランシップでやった。終わった後に役者さん達と話しをする機会があったが、その中にSPACにいたことのある女性の役者さんがこの天守物語に出演していた。そうした人間を育てているのがSPACだ。」
水戸市の芸術館はその文脈で語られ、その延長線上にグランシップがあることは確かです。しかし、そことの比較で語られるのが藤沢市の市民分化会館ホール。大衆的市民レベルの文化にか、ある水準を越える文化芸術にか、どちらに公的負担をすべきか。これまで議論になってきたテーマです。
グランシップの1年間の維持費が12億円で収入が2億円。舞台芸術センターに4億2000万円、グランシップ自主事業に3億2000万円の大盤振る舞い。この不況と財政危機の中でこのままでいいのか、という今日的問題もあります。 今日の議会では、自民党から平成21まで、伊藤氏の批判的質問に「そうだ、そうだ」の大きなヤジ。知事の支持基盤でも批判の多いSPACです。
写真は、今度の鈴木忠志氏演出のリア王のチラシ。
明日の一般質問・質問順序 1 質問者 杉山盛雄
1 県東部地域の市町村合併の推進について 2 災害ボランティアの支援体制について 3 県立静岡がんセンターの運営について 4 中山間地域の振興について 5 西浦ミカンの振興対策について 6 教育行政について (1)道徳教育の充実 (2)学校部活動の活性化 7 巧妙な手口の新手の知能犯罪の検挙方策について
質問順序 2 質問者 小長井由雄
1 地方分権と市町村合併進展後の県の役割について 2 静岡市の政令市移行について 3 浜岡原子力発電所の安全性について (1)美浜原発事故を受けての対応 (2)不良骨材に関する告発 4 小型焼却炉対策について o 調査結果と今後の対応 5 今後の景観施策の推進について 6 障害のある子供の教育について (1)学校における現状と支援体制 (2)保護者への支援と社会的な理解 (3)今後の取り組み
質問順序 3 質問者 菊池初彦
1 富士山の火山防災対策について 2 地域の自主的な防犯活動の促進について 3 産業廃棄物の不法投棄撲滅対策について 4 製紙産業の振興策について 5 田子の浦港の港湾整備に伴うしゅんせつ土砂の処分について 6 養護学校の医療的ケアについて
質問順序 4 質問者 太田京子
1 自然系博物館について 2 指定管理者制度の導入について (1)基本的考え方 (2)静岡芸術劇場 (3)男女共同参画センター 3 県会計への複式簿記、発生主義の一部導入について 4 県庁のISO14001認証取得について 5 スーパー中枢港湾への対応策について 6 静岡国際オペラコンクールについて 7 人身売買の取り締まりの現状と対策について
質問順序 5 質問者 佃 弘巳
1 新エネルギーの導入について 2 伊豆の将来像について 3 観光振興について (1)国際観光の振興 (2)伊豆地域の観光活性化 4 伊豆地域の道路整備について 5 東部ドクターヘリの運航について 6 プロジェクト「TOUKAI−0」の推進について 7 効果的な交通情報の提供について
2004年09月29日(水) |
知事のいつもの、ナガーイ、不評の答弁 |
本会議代表質問質問2日目。 公明党の谷議員の質問、前置きで空港問題にふれたのですが、土地収用をどうするかについては沈黙で、国土交通省大臣が公明党議員という中でどのような判断を示すのか注目です。
ken-min会派の松井さんの質問は、男女共同参画の質問でなかなかの質問でした。6月議会で吉川議員がジェンダー批判の立場で質問した事に対し、事実上大反論する立場での質問でした。
それに対しての知事答弁がなんだかさっぱりわからない、少なくも男女共同参画を推進する立場ではあるのですが、言語明瞭・意味不明に近い答弁。それが、いつものナガーイ、不評の何を言いたいのかよくわからない答弁でした。
松井議員がそれに対して再質問をしたのですが、「松井議員と同じ立場です」とこれまたよくわからない答弁で終わりました。ジェンダークラッシュというとにかく伝統的日本の家父長的価値が崩壊するとの立場からの男女共同参画社会そのものを批判するスタンスの議員が自民党の中で少なからず存在しており、これはある意味でのイデオロギー闘争の側面があります。
写真は、問題となっている男女共同参画推進のサブテキストです。
9月30日の質問者
質問者 花井征二
1 財政見通しについて 2 公金の不正支出について (1)プール金等の不正支出問題と知事の責任のとり方 (2)総務部の調査と情報公開 (3)監査委員の特別監査に対する所見 3 米軍再編による米海兵隊の東富士移転と清水港軍港化の危険性について (1)米軍再編による米海兵隊の東富士移転 (2)清水港軍港化の危険性 4 国民保護法制とイラク戦争について 5 郵政民営化について 6 浜岡原発について 7 静岡空港建設について 8 健康福祉行政について (1)乳幼児等各種医療費助成 (2)生活保護行政 9 大型店進出問題について (1)大型店進出への対応 (2)消費者、地域経済などの観点からの所見 10 治山治水等災害対策について 11 県営静岡草薙球場のあり方とプロ野球新規参入問題への対応について 12 教育問題について o 少人数学級 13 警察の裏金問題と文書廃棄について (1)信頼回復 (2)文書廃棄問題 (3)公安委員会の対応 (4)知事の要求監査
質問順序 2 質問者 伊藤育子
1 静岡空港について (1)空港の名称 (2)開港に向けての国際交流の推進 2 緑化推進について (1)屋上緑化 (2)緑豊かなまちづくり 3 文化施設の戦略構想について
(1)県立美術館のミッションと戦略構想 (2)県立美術館ロダン館 (3)舞台芸術の振興 4 障害のある方への支援について (1)発達障害者支援法案への対応 (2)「障害者」の表記 5 中学校1年生支援プログラムについて 6 高齢者の交通事故防止対策について
質問順序 3 質問者 原 文雄
1 観光立県に向けた取り組みについて 2 災害対策について (1)風水害対策 ア 風水害被害への対応 イ 災害時要援護者に対する地域の支援体制 ウ 土砂災害危険箇所などの情報提供 (2)地震、津波対策 ア 東南海・南海地震防災対策計画の指導 イ 社会福祉施設入所者に対する施策 3 中小企業経営革新等総合支援に関する新法について 4 義務教育の条件整備について o 小学校1年生学級支援事業と義務教育費国庫負担金 5 市町村合併に伴う警察署の再編について (1)行政所管区の変更に伴う警察署の管轄区域の見直し (2)警察官1人当たりの負担人口 (3)管理部門からの第一線への配置転換 (4)正常な機能を果たせる警察官の定数と人口規模 (5)中駿地区への警察署新設
質問順序 4 質問者 中澤通訓
1 日本ジャンボリーと世界ジャンボリーの誘致について 2 大学全入時代への対応について 3 清水海岸の侵食防止について 4 高校入学者選抜制度について (1)費用対効果の高い高校教育実現の提案に対する見解 (2)制度の改善 (3)教育委員会委員長の見解 5 競技力向上対策について
2004年09月28日(火) |
知事、土地収用申請で「11月までに決断」答弁 |
今日の本会議で石川知事は、自民党の田島議員の代表質問に「11月までに土地収用申請の決断」と6月議会答弁より踏み込んだ答弁を行いました。
この答弁は、地権者からの話合い拒否の返信を紹介しながら答弁したのですが、手紙の拒否の所だけを読み上げ、あたかも地権者の側が話合いをしないので強制収用はやむ得ない、とばかりでした。すかさず「地権者は条件を示している、知事が呑まないからであって、話合いを拒否していない」と野次を飛ばしました。
平成21の野沢議員の土地収用についての質問のときには、この手紙は読み上げず、「11月までに決断」だけを答弁しました。さすがに小手先の答弁と気恥ずかしかったのでしょうか。
知事は、国土交通省の石原大臣の間は申請は出来ないと7月、富士市での会合で発言していましたが、昨日の内閣改造で国土交通省大臣に公明党の北側氏が任命されましたが、これも睨んでの事でしょうか。いずれにしてもある決断をしたと理解しなければなりません。
写真は、昨日開かれた空港活用の農産物輸出検討会の資料です。 傍聴が許されていない委員会でした。
明日29日の代表質問です。 質問順序 1 質問者 谷 卓宜
1 行財政問題について (1)三位一体改革 (2)簿外郵券問題 2 県有建築物の耐震性の確保について 3 政令指定都市への人的支援について 4 生活文化行政について (1)芸術文化の振興 (2)不当事業者に対する指導 5 環境森林行政について (1)適正な森林管理と林業従事者の安定確保 (2)災害時のフロン対策 (3)ダイオキシン類による環境汚染 6 健康福祉行政について (1)健康筋力づくりの推進 (2)少子化対策 (3)各種活動療法 7 若者の就業支援について 8 農業水産行政について (1)家畜クローン研究の推進 (2)食育の推進による魚食の普及 9 土木行政について (1)巴川流域総合治水対策事業 (2)清水港の利活用 10 県営住宅における収入超過者への対応について 11 教育行政について (1)教育の地方分権 (2)不登校児童生徒対策 (3)働く意欲を育てる教育 12 警察行政について (1)県警察の課題 (2)地域と連携した防犯対策
質問順序 2 質問者 松井三郎
1 知事の政治姿勢について (1)県の将来像の実現 (2)財政健全化の目標 (3)市町村合併 2 原子力発電所の安全性について 3 志太榛原・中東遠地域の将来構想について 4 東富士演習場問題について (1)在沖縄米海兵隊のキャンプ富士移転問題 (2)日米地位協定 5 男女共同参画の課題と今後の対応について 6 在住外国人との共生について 7 介護保険制度の課題と今後の対応について 8 難病相談支援センターの設置について 9 南アルプスの世界自然遺産登録と高山植物保護条例の制定について 10 小笠・掛川地域の工業用水の安定確保について 11 静岡県農業の構造改革について 12 集中豪雨対策について 13 パトロールの強化と交番機能の充実について
2004年09月27日(月) |
麻機遊水地のダイオキシン看板はこれでいいの? |
この写真は麻機遊水地に掲げられている看板です。 この看板は何のために作られた看板かさっぱりわかりません。 ダイオキシン風評被害を恐れる気持ちはわかりますが、これでいいんでしょうか。どうしてダイオキシンのことが書かれていないのでしょうか。
明日の代表質問者の質問項目です。
質問順序 1 質問者 田島秀雄
1 行財政問題について (1)本県経済の見通し (2)税収見通し (3)9月補正予算 (4)三位一体改革における国庫補助負担金改革 (5)核燃料税の更新 (6)出先機関の見直し (7)簿外郵券問題への対応 2 静岡空港の整備推進について 3 浜岡原子力発電所の安全確保について 4 これからの県土づくりについて 5 少子化対策について (1)行動計画の策定 (2)子供を育てる教育 ア 地域で子供を育てる施策 イ 教員の不祥事 6 カジノについて 7 観光振興対策について 8 健康福祉行政について (1)県立総合病院へのPET整備 (2)電子カルテの導入促進 9 県東部地域における産学官連携事業の促進について 10 世界お茶まつり2004について 11 国道1号有料4バイパスの無料化について 12 富士山こどもの国への指定管理者制度の導入について 13 遠州広域水道太田川系の給水料金について 14 今後の県警察の運営について
質問順序 2 質問者 野澤義雄
1 9月補正予算について 2 知事の政治姿勢について (1)全国知事会の役割 (2)義務教育費国庫負担金改革 (3)知事のトップセールス (4)富国有徳のくにづくりとイベント 3 静岡空港について (1)用地の取得 (2)民間活力の導入 4 男女共同参画基本計画の進捗状況について 5 家庭における子育て支援の推進について 6 震災時の廃棄物処理対策について 7 農水産業の振興について (1)農水産物の機能性に関する試験研究の取り組み (2)県産米の生産流通戦略 (3)水田営農の担い手育成 8 土木行政について (1)渋滞解消への取り組み (2)河川災害防止への取り組み 9 都市緑化の推進について 10 県西部地域における光技術関連産業集積に向けた取り組みについて 11 天竜養護学校の高等部教育について 12 事業所に対する防犯対策について
2004年09月26日(日) |
クマタカが営巣する島田市伊太・田代地区を見学 |
島田市の市議会議員の津田恵子さんの案内で島田市伊太・田代地区の溶融炉建設現場や温泉、グランド計画地を見学をすることができました。島田市は、第2東名工事の土砂処分地として矢倉山の谷に受け入れ、その地域全体の土地利用構想を作り上げています。ただ、クマタカの営巣が確認され、環境保護グループからの様々な問題提起がなされており、土地利用構想をどのように修正して行くのか、関心を持たれているんだそうです。
全体として25haという広大な土地で、溶融炉で100億円余、周辺開発で30億円余と大掛かりな公共事業でもあります。議会では環境森林・農水委員会で静岡空港のオオタカと並んでのクマタカ問題として自然保護室と議論してきました。やはり百聞は一見にしかず、でいろんなことを肌で感じ取る事が出来ました。
帰りに第2東名のトンネル工事が見上げるような高い所で行われている風景を目の当たりにして、改めてこの国家プロジェクトのすごさを見せつけられました。
2004年09月25日(土) |
外国人のための無料検診会チャリティコンサート開かれる。 |
外国人のための無料検診会に向けたチャリティコンサート、今日静岡県総合福祉会館で開催されました。170名の方々に参加いただきました。 10月17日に無料検診会に向けての経費捻出の為のコンサート、前売り2000円で300枚をみ込んだのですが、どうも200枚から250枚の間のようです。30万円の収益を目標としていましたが、今日の結果はかなり厳しいものと受けとめています。10月4日の実行委員会で実情が確認されます。
ただ、コンサート自体は4年前に比べてムジカ・ビバの技術力も大幅にアップしており、舞台の袖にいましたが、じっくりと聞くことができました。特にボサノバの小鳥の姿をうたった曲でのフルートの旋律は体を戦慄せしめました。すごいパワーと技術力です。
終わってから若干の関係者との打ち上げがありましたが、ムジカ・ビバのメンバーやダンサーのこの静岡で生き続けようとするその姿勢に多くのものを学びました。
2004年09月24日(金) |
トラック・3Rを促進させる環境フォーラムに参加 |
(中間法人)日本トラックリファインパーツ協会主催のトラック・3Rを促進させる環境フォーラムに参加しました。自動車の解体業を担ってきた全国の業界関係者が自動車リサイクル法の10月1日施行を前に環境省、経済産業省、(社)日本自動車工業会、(社)日本整備振興会連合会、(株)富士総合研究所、自動車部品流通戦略研究所などをパネリストに開催したシンポジウムでした。
議会の環境森林農水委員会で当局側から説明を受けていた内容と現実の関係者の置かれている状況はかなり違っているようでいろんなことが勉強になりました。例えば、自動車リサイクル法に基づく解体業、破砕業の許認可を巡り従来の解体業関係者は届け出だけでいいはずが、新規許認可扱いを受けている都道府県があることや整備業界の参入の問題など行政に関わる現実も展開の問題点も指摘されていました。
あるいは、中古部品を巡る市場の問題でも中国市場の広がりの中で海外展開の課題やハイテク化するエンジン部品の中古部分市場での製品認定基準の第三者機関の必要性など本当にこの自動車リサイクル法がもたらす今後の解体業界・静脈産業の動向は循環型社会の到来という一言で説明できるような現状ではなさそうです。
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