2004年10月23日(土) |
環境・森林フェアーの続き |
写真は、農業試験場のコーナーにある天敵を紹介するポスター。ハッパを食べてしまう害虫に、卵を生み寄生して害虫を殺してしまうと言う天敵だそうで静岡県で特許を取っているそうです。有機農業について議会・委員会で発言することもあり、担当の試験場職員の方にいろんなお話を聞きました。
この天敵が、2ミリくらいの直径・1センチメートルの長さの棒状で20本くらいがワンセットになって袋に入って販売されているとのことでビックリしました。いただいたパンフレットはオランダ製商品でした。
試験場の職員ということで遺伝子組替え作物や体細胞クローン牛など最先端技術と市民の生活感覚の関係、安全性などいろんな意見交換をさせてもらいました。都道府県での現場を抱えた研究者群と農水省の基礎研究者群とでいろんな研究の連携があるとのことで様々な研究テーマも全国的な情報ネットワークとして機能しているとことでした。勉強になりました。
実は今日もフェアーに出かけたのですが、エネルギー系の分野を見て回りました。いろんな団体の取組みが参考になります。自転車のペタルを踏むことで発電をしてテレビを見るという遊びコーナーがあり、挑戦してみました。7分間踏み続け新記録を作って帰ってきました。ハーハーフーフーでイヤー大変でした。
2004年10月22日(金) |
環境・森林フェアーはじまる |
第2回環境・森林フェアーと第3回ゴミゼロ推進全国大会が、静岡市ツインメッセで今日から24日まで開催されます。環境森林・農水委員会のメンバーでもあり、静岡の市民団体・「ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワークの方々にもお会いしたくて開会式から参加しました。
森林ゾーン、環境技術ゾーン、エネルギーゾーン、廃棄物・リサイクルゾーン、環境保全型農業水産ゾーンと分野別展示となっており、それぞれに工夫があり、覗いて話しこんだらとても時間が足りなくなってしまうくらいです。
写真は富士常葉大学環境防災学部の学生の皆さんが作った森林モデル。熱心に説明をしてもらいました。
この写真は今回始めて取組まれた食器のデポジットコーナー。「ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワークのメンバー提案だそうです。私も富士宮市の焼きそばをデポジット食器100円を追加で払い食べました。使い捨て食器に替わる面白い試みです。
参加してみてはいかがでしょうか。
2004年10月21日(木) |
エルミタージュ美術館展 |
江戸東京博物館でのエルミタージュ美術館展に行って来ました。写真はピンぼけですが作品は超一流のものばかり。ソ連からロシアに変遷する過程でレニングラードはサンクトペテルブルグに変わりましたが、エルミタージュ美術館は変わらずに存在していました。
館内では音声ガイドプログラムで30点の説明をじっくり聞きました。歴史がよみがえります。でも、やはり、豪華絢爛、一体この富はどこから来たんだろうと思わずにはおれない文化財産。ロマノフ王朝の力のあらわれでしょうか。
それにしてもサンクトペテルブルグの都市計画にはすごいものがあります。日本の城文化はそれに対抗しているのか、そんなことを考えながら鑑賞の時間を過ごしていました。
※ 昨日の段階でロマノフ王朝の時期と織田信長の時代を同じ時代と勘違いし書き込みましたが今間違いに気づきました。さっそくの修正です。恥ずかしい限り・・。
宮崎から早々に戻ったもののその台風23号が静岡県に。 写真は、今日の午後1時くらいの静岡市安東川。 真中の青のシートの所がポンプのある場所。 左側の道路部分がいつも浸水する区域。
内水氾濫でしたから水が湧き上がり、住宅の床下、床上に増水します。自家用車は中央高校に避難させてもらいます。
これから夜半にかけてどうなるのか。 22号のようにコースが少しでも外れてくれればと願わずにはおれません。
今日は「空港はいらない!静岡県民の会」の拡大幹事会でしたが8時には終わり台風に備えました。
明日鹿児島直撃の台風で飛行機が飛ばないことが予測されるため急遽の視察中止。宮崎空港にて待機。
ただ到着便がつかないと出発便はなしということで次から次に時間遅れの管内放送が繰り返され不安が増します。来ない場合はバスで福岡まででて新幹線で静岡。 時間もあるので構内チェック。 アシアナ空港の国際線がありましたが、週3便、水曜・金曜・日曜とのこと。カウンターはチャーター便で少し賑わっていました。アシアナが静岡空港乗り入れを表明していますが、果たして赤字覚悟で乗り入れを維持できるのか。
それにしてもいつ戻れんだろう。放送では宮崎空港におりることができなくて鹿児島空港に向かっていることが流されています。
2004年10月18日(月) |
台風の中、フローランテ宮崎視察 |
環境森林農水委員会の視察先は宮崎県。 台風情報を気にしながらどうなることか。 写真の園内写真は庭・モデルガーデンの花。
1999年の全国都市緑化フェアーの跡地利用の産物。 委託先は公社から株式会社と財政事情の厳しさはどこも同じ。
整備費は28億円、委託料は2億8000万円。 収入は2500万円。 隣は有名な倒産企業シーガイヤ。 つまり全体がバブルの負の遺産。 勉強になります.
2004年10月17日(日) |
外国人のための無料検診会、無事終わる |
会場の静岡厚生病院の玄関に立てられた検診会の看板。 今日は、ボランティア130名以上が参加してくださいました。医師・看護師チーム87名、通訳チーム19名、一般ボランティアチーム27名。厚生病院が会場になって4回目通算7回、会を重ねるたびに改善がなされてきました。
受診者は106名。事前予約は105名、全体登録128名、欠席者と当日受診者で差引きで106名。ほとんど毎年がこのパターン。問診ですが通訳と看護師でやり取りします。そして自分の希望する科目を回り、最後にアンケートを書きこんで終わります。
今回、ボランティアスタッフに歓迎された点は、本部受付の所にお茶・お菓子コーナーが設置されたことと通訳など外国人ボランティに感謝状が作られたことでした。
課題としては、有料か無料か、検診結果のフォローアップ、社会保険・国民健康保険加入、リピーターの情報管理、安定的財政の確保などがあります。本来ならこうした検診がなくても外国人が日本人と同じように保険加入できれば当面の課題は解消します。
2004年10月16日(土) |
地震防災センターでトレーニング |
私の住む城北町内会でバスを仕立てての県地震防災センターへの見学とトレーニング。30名くらいの参加者だったでしょうか、高齢者の方が多かったです。
津波体験、揺れ体験、消化訓練、耐震建物・家具、ビデオの順番で1時間。
もうちょっと工夫が必要かなと。 ちょうど、障害者団体の方々もこの日にグループで参加されておりました。 視覚障害者団体の会長さんもお見えでした。 車椅子の方々も。ただ、あの揺れ体験のところバリアフリーになっていなかったような思いました。改善が必要です。
みなさんの感想は「こういう時はあれもこれも準備しなくちゃ、と思うけど、すぐ忘れるのよね、だけど、だから生きていられるのよね、信仰にならなくてって」が正直な所だったようです。「地震への備え」の難しさです。予告通りにやってくる台風被害とは違います。
2004年10月15日(金) |
台風22号被災地の視察 |
沼津市重須地区。ここはみかん畑だったのですが、そんなかけらも見えません。土石流のすごさです。「あと30分雨が降り続けたら民家がやられていました」という町内会の方の発言が印象的でした。
伊東市宇佐美地区。川に流れ込んだ土石流が道路や川を埋め尽くしました。遠くに見えるのは復旧作業で川からすくいあげられた樹木や泥。川の上流にはまだまだ土砂が一杯で復旧に時間がかかりそうでした。
環境森林農水委員会での緊急の視察でした。 昨日の9月議会最終日に急遽開催された委員会でとにかく現地視察をということで決まったものです。委員会では、前日の建設委員会の視察で地元住民から感情的な罵声とも言える発言があったとのことで、 1、復旧作業のただ中で現地受け入れは大丈夫か、 2、「物見遊山」的にうけとられないか、 3、予算措置などメドが立たない中で視察でいいのか、 4、被災直後に来週に計画されている県外視察に出かけていいものであるのか、 などが論点になりました。
委員会としては、来週の視察の中止も含め、代表者会議にはかって協議すべきではないかと言うことになり休憩に入りました。しかし、その後、様々な協議の結果、明日はとにかく現地視察を行う、その上で計画通りに県外視察も行うということになり、今日の視察になった次第です。
2004年10月14日(木) |
11月2日土地収用説明会か? |
今日は9月県議会最終日でしたが、知事は、議会終了後,自民党議員団に土地収用申請を11月に行うことを明言したようです。11月2日にも島田市での説明会ということで、前日から8日前には地元新聞への広報ということになりますが、逆算すると11月25日の朝刊に載ることになります。
いよいよ土地収用の手続きが具体化します。
今日の反対討論での空港問題についての討論部分を紹介させていただきます。
「第114号議案、第129号議案はいずれも空港関連予算が含まれていますので反対いたします。第119号に静岡空港本体工事分5億円、空港周囲部の障害切り土に係る5億円の補正予算が含まれており、第129号議案には榛原町の空港関連大規模農地開発事業が含まれています。 静岡空港につきましては、知事は本議会で、3条件に誠意ある回答のない中での話し合いは拒否するとの地権者の手紙の趣旨を捻じ曲げて、意図的に「あくまでも話し合いを拒否する地権者」像を作り上げ、土地の確保のめどもないまま「確約書」なる空手形で静岡空港の許認可申請を行った自らの政治失態を覆い隠し、もうここまで来たら土地収用しかないとして「10月中の土地収用申請の決断」を明らかにしております。
一方で、知事は、土地収用申請をしても07年3月開港には間に合わないことを熟知しながら、県内各地の諸団体、諸自治体、地元からの数多くの07年3月「早期開港陳情」には実現の幻想をふりまき、他方で反対派地権者には「収用採決まで話し合いのチャンネルは残っている」として収用申請を「形式的担保」のごとく見せかけておりますが強制収用はまさに民主主義の破壊であります。
しかし、知事が考える土地の強制収用に2年、反対派の土地の工事に1年、工事完了からフライトチェックなど開港までの準備に半年、08年春の開港は、そんなに簡単に実現できるんでしょうか。国政レベルでも無駄な公共事業として大きな政治課題になりつつある静岡空港に対して、進行する羽田空港の再整備や中部国際空港の開港を控えて北側国土交通大臣がはたしてすんなりと事業認定を行なうとも思えません。
まして仮に認定されても取り消し訴訟や収用法35条調査や強制収用=代執行そのものへ直接的な抵抗運動など住民や県民世論からの広範な反撃の前に、開港は遅れます。空港建設事業に土地収用法という強健発動をすることは、必ず破綻することを明言しておかなければなりません。
この問題の民主的で合理的解決は、知事が円満解決というのであれば、言葉通りに、地権者が提案する3条件を受け入れ、円卓会議の開催と跡地利用ーエネルギー基地案を含め住民投票によって決着を図ることの中にしかないと思うわけであります。そのことが一番の早道なのであります。知事に対して地権者が提案する3条件を受け入れることを強く求めておきたいと思います。」
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