まつや清の日記

2004年12月12日(日) 明日は委員会質問

 明日から常任委員会、1日目は農業水産部での質疑です。
 今日も1日質問づくりです。
1、清水港での遺伝子組替え採種調査
2、農協改革
など中心です。

 総務委員会では簿外郵券調査結果、企画生活文化委員会では静岡空港土地収用、文教警察委員会では全所属調査結果が審議されます。

 傍聴にお出かけ下さい。
 10:15が受けつけ締切り時間です。

 調査スタッフのメンバーが資料を用意しています。



2004年12月11日(土) 鈴木修さんの新「浜松市」への意見広告

 12市町村による新「浜松市」合併調印に合わせてスズキ会長の鈴木修さんが新聞に意見広告を出しました。なかなかのやり手です。合併の実体を監視しましょうというトーンです。

 何ゆえにこの時期に意見広告なのかといろんな憶測が流れています。北脇市長への痛烈な批判とも受けとめられています。それにしてもなかなかやる方です。これだけのことをやるなら、石川知事の後援会長など辞退して、同じような石川県政批判意見広告でも出してもらいたいくらいです。

 新聞報道によると、昨日、橋本総務部長は、簿外郵券問題に対する正式な調査結果報告と懲戒処分が発表したようです。まだ十分な分析はできていませんが、もうウンザリといった声が結構寄せられました。このような状態の中で石川知事の四選を許していいのでしょうか。

 一方で民主党県連では細野豪志衆議院議員の12月2日の「土地収用中止を求める院内集会」発言が取上げられたあります。昨年の8月の民主党県連統一見解範囲という事で問題なし、という事であったようですが、「県としては必要な社会資本」ということで合意したとあり、細野氏の「国としては必要のない社会資本」と言う発言が撤回されたうような報道になっており、失望感が広がっています。実際の議論内容はどうであったのか、実際のやり取りを知りたいところです。

 



2004年12月10日(金) イラク自衛隊派遣1年延長に抗議

 きのうからの北朝鮮拉致被害者の横田めぐみさん遺骨報道の中でなぜか余り目だ立たない形でイラク自衛隊派遣1年延長が閣議決定されました。

 自民党、公明党の幹事長、防衛庁長官の現地視察で安全が確認できたと言うのですが、国会の会期延長できちんとした議論もせず・・・・。

 これでいいのか、日本。
 大丈夫か、日本。



 



2004年12月09日(木) 金正日政権は何を考えているのだろか。

 昨日の夜からテレビニュースで北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの遺骨が別人であるとの特集がはじまりました。えー!

 金正日政権ならやりかねないとの疑いは持ってはいましたたが、関心が薄れていました。ただ、この鑑定は科学的なのか。この確認して見ないとなんとも言えない、と思い、朝のニュースを再度見ました。テレビ局によって少しずつニュワンスが違いますが、鑑定方法はわかりました。政府は3箇所に依頼していて帝京大学の調査結果であと二つはまだ結果が出ていないとのこと。しかし、どうもこの結果は正しそうとの印象です。

 これが事実となると、一体、この政権は何を考えているんだろうか。このような結果が出ることを予想しなかったのだろうか。あまりにも被害者を愚弄した対応です。

 横田夫妻や拉致家族被害者は当然に経済制裁せよ、の主張です。経済制裁の是非は効果の評価も含め慎重にと思いますが、まず、金正日政権に明確な抗議と釈明を求めることが必要です。

 辺真一さんは、軍部の判断が優先され核問題によるアメリカ政府との関係に集中し日本政府への対応がおざなりになっている、ピョンヤン宣言に反していると日本政府がでることでかえって軍部がやりやすくなるのではないかとの分析に冷静な判断をしている人と受け取りました。

 小泉首相も意外に冷静に対応しています。これは6ヶ国協議の各国の動向を見ているからなのでしょうか。どの国も金正日政権を存続させながら民主的国家への転換を誘導するとの姿勢です。この軍事的独裁国家の崩壊シナリオをどのように見通していくのか、という事になります。歴史的に日本が侵略した過去の経緯があり賠償が果たされていない相手国であるだけにどこで問題を区切るのか難しい判断です。金正日政権の非難は当然ですが、しかし、日本政府もまたイラクでの人質事件で自己責任論を唱え人質の生命を真剣に守ろうとしなかった政権であることを考える時、北朝鮮パッシングだけで問題が解決しないことを冷静に考えてみたいと思います。

 昼間は本会議で夕方はすぐに会合があり朝からまだニュースを見ていません。その後の新しい事実がどのようであるのか、早く自宅にかえってニュースをみてみます。



2004年12月08日(水) 知事、またまたむきになって共産党議員に反論

 梶野議員の代表質問に住民投票の公約批判を指摘され「私は空港推進だけど住民投票に委ねようと考えたが議会で否決された、これ以上どうすればいいのか法律的な方法を教えてほしい」「反対派は私が新幹線駅を推進だといいますが、JRは反対している、だから開港後に駅という事になれば「鬼に金棒」だと言っているんだ」と興奮気味にいろいろとむきになってしゃべり出しました。

 いつものパターンです。
 ですが、知事はいい方をかえています。6日の藤田議員には「3回の知事選挙で建設推進は支持されている」といっていますが、今日は「住民投票だ」といっています。4年前の選挙は争点はずしやったわけで、選挙公報のどこに空港推進と書いてあったんでしょうか、と問いたいですね。

 「新幹線駅については作らないんだったらJRから静岡県通行税をとる」とかいっていたのは石川知事じゃないですか、どうにもならないから「鬼に金棒論」に変えただけで、そこからいってみろよ、と言いたいですね。聞いていると腹が立ってきてしまいます。
 
 決算反対討論では、「辞職すべき、もしくは4選出馬を取りやめ新しいリーダーに静岡県を任せるべき」を強く主張しました。


質問順序 1
質問者  須藤秀忠ー自民党
1 新潟県中越地震から学ぶ静岡県の地震対策について
(1)避難場所としての学校施設の整備状況と安全性
(2)避難生活計画の充実
(3)救援物資の受け入れ配分体制の確立
(4)備蓄食料の見直し
2 静岡空港について
(1)これからの空港の広報のあり方
(2)路線就航に向けたエアポートセールス
3 JR富士駅と新幹線新富士駅との新交通システムによる連結への取り組みについて
4 雇用創出プランについて
5 ユニバーサル園芸の推進について
6 教育行政について
(1)国語教育の充実
(2)読み聞かせ運動等の充実
(3)学校における清掃指導

質問順序 2
質問者  小野登志子ー自民党
1 少子化対策について
2 看護師確保対策について
(1)看護師不足への対応
(2)東部地域への看護大学、大学院の設置
3 救急救命士の育成について
4 環境森林行政について
(1)災害に強い山づくり
(2)人を育てる森づくり活動
5 災害に強い施設園芸への取り組みと担い手の育成について
6 災害時における道路交通の確保対策について
7 韮山町における歴史を生かしたまちづくりについて

質問順序 3
質問者  佐野愛子ー平成21
1 志太地域の合併協議について
2 災害ボランティアの支援について
3 男女共同参画社会の実現について
(1)男女共同参画の推進
(2)教育分野における意識啓発
4 共生社会の実現について
(1)発達障害のある方への支援
(2)特別支援教育への取り組み
5 生活道路の交通円滑化について
6 小学校1年生学級支援事業の継続について

質問順序 4
質問者  佐野康輔ー自民党
1 県政運営の基本方針について
2 政令指定都市と都市機能の充実について
3 大規模震災時の広域的な支援の受け入れ計画について
4 文化芸術の振興について
5 地域における地球温暖化対策について
6 世界お茶まつり2004の成果と今後の取り組みについて
7 静岡空港について



2004年12月07日(火) 土地収用の調査に10億円を上回る費用

 公明党の前林さんの土地収用によって開港スケジュールが2年延びることは残念、円満解決が望まれるが工事費、スケジュールなどへの影響は?の質問に、知事は2年の延長で追加的な費用は発生しないが、遅れによる維持費が増大、また土地収用の調査費が10億円を上回る、しかし、大型機械などにより工事費の縮減も可能、との答弁でした。

 プール金や簿外郵券については前林さんも平野さんも質問に入る前の批判的意見表明に終わり、質問はありませんでした。ウーン、というところです。

 明日は、決算特別委員会の表決が行なわれます。反対討論の準備をしなくてはいけません。

 明日の質問項目は、 

質問順序 1
質問者  梶野完治ー共産党
1 知事の政治姿勢について
(1)財政見通し
(2)公金不正支出に係る知事の政治責任
2 静岡空港建設について
3 基地問題について
(1)米海兵隊のキャンプ富士への移転問題
(2)沼津への米軍ヘリ緊急着陸
4 介護制度について
(1)政府の見直し案についての所見
(2)よりよい介護制度にするための所見
5 児童福祉行政の充実について
6 自然災害に対する取り組みについて
(1)被災者生活の再建支援
(2)プロジェクト「TOUKAI−0」の推進
7 県警察の不正支出に関する調査報告について
(1)不正支出に関する調査解明
(2)関係者が刑事処分されない理由
(3)第三者による調査
(4)要求監査の必要性
(5)不正支出発覚後の監査

質問順序 2
質問者  篠原 太ー自民党
1 市町村合併について
 o 県の積極的な関与
2 災害時における県民への情報提供について
3 新エネルギーについて
4 観光振興について
(1)県立大学への観光学科設置
(2)フィルムコミッション(FC)支援
5 NPO支援について
6 障害者施策について
(1)支援費制度に関する認識と今後の対応
(2)精神障害者支援に関する取り組み
7 里親制度について
 o 里親養育援助事業の進捗状況と今後の取り組み
8 畜産振興について
(1)大規模経営化への取り組み
(2)家族的経営への支援

質問順序 3
質問者  岩田政雄ー平成21
1 資金調達と財政の健全化について
2 被災者生活再建支援について
3 県の高度情報化戦略について
(1)高度情報通信基盤整備の取り組み
(2)電子申請、行政手続のオンライン化
4 愛知万博に向けた取り組みについて
5 市民活動に対する支援について
6 介護保険制度の見直しへの対応について
 o 介護予防対策の充実
7 障害者就業・生活支援センターについて

質問順序 4
質問者  安間英雄ー自民党
1 文化芸術の振興について
(1)県立美術館評価委員会の中間報告
(2)国民文化祭の本県開催
2 BSEの全頭検査に関する本県の対応について
3 魅力あるまちづくりについて
 o 中心市街地の活性化
4 農林水産物の海外輸出戦略について
5 ぼう僧川流域の治水対策について
6 景観緑三法施行への対応について
7 袋井養護学校の施設狭隘化について
8 水道用水供給事業及び工業用水道事業について
(1)地震対策
(2)施設の修繕及び更新



2004年12月06日(月) 知事の支離滅裂な答弁

 代表質問は意外とたんたんと進みました。
 簿外郵券の問題では。「過去の行為の清算、結末がついていなかった・・」と私の主張をみとめるかのような発言でしたが、問題は、清算できない背景に知事の官僚としての限界がある、そこまで言わないと何も問題が解決しません。

 空港問題では鈴木議員の質問に
1、静岡空港より遅く申請した能登空港や中部国際空港が開港している
2、98%の地権者の土地の42%が農業用用地で反対派の地権者が6,9%
3、事業認定は必ず行なわれる
4、開港時期が2年遅れるが、工事の短縮、話合いも進めていくので早い開港もありうる
5、経済効果500億円、8000人の雇用効果
を考えると収用しかない、というのが知事の答弁趣旨でした。

 藤田議員の質問には、
1、確約書は最高裁判決でも確定しているが、行政としての一般的責任
の答弁過程で私がヤジを飛ばしていると「私は収容をやらないなどと1度もいったことはない」を明言。やはり常に最後は収用を意識しつづけていたということがハッキリしました。
2、土地収用と国の補助金の関係については、よく聞き取れませんでした。明日の新聞報道で確認します。
3、県民の説明については、大交流、大航海時代の中でアジアとの直接の出会い、民営化による効率、4年先になるが静岡経済に貢献する、と何故土地収用かについての質問なのに何も答えませんでした。

 私の印象では支離滅裂な答弁としか思えませんでした。
 明日の質問項目です。


質問順序 1
質問者   前林孝一良-公明党

1 知事の政治姿勢について
(1)若手職員の育成
(2)文化振興と文化を通しての人づくり
2 財政問題について
 o 地方交付税改革と当初予算編成
3 防災について
(1)雨水の利用促進
(2)災害時要援護者の救済策
4 県が行う広聴の現状と今後の取り組みについて
5 静岡空港について
6 外国人観光客誘致への取り組みについて
7 アスベスト問題への取り組みについて
8 健康福祉行政について
(1)こころの医療センターの果たす役割
(2)除細動器(AED)普及への取り組み
9 商工労働行政について
(1)若者の就業支援
(2)中高年齢者の創業支援
10 耕作放棄地の利活用について
(1)担い手への農地の集積
(2)市民農園等への活用
11 台風22号による土砂災害への対応について
12 市街地における民間建築物の耐震化の促進について
13 教育行政について
(1)確かな学力
(2)教員としての専門性と指導力の確立
14 原動機付自転車の事故防止について

質問順序 2
質問者  平野善巳ーKENーMIN

1 知事の政治姿勢について
(1)市町村合併の推進
(2)三位一体の改革
  o 国庫補助負担金改革と税源移譲
(3)国際交流の推進
2 地震・水害対策について
(1)大規模震災時の緊急食料の確保
(2)ライフラインの早期復旧
(3)洪水ハザードマップ作成の現状と見通し
3 一般廃棄物の処理方針について
(1)プラスチックごみの処理と一般ごみの有料化
(2)市町村合併と広域的ごみ処理方針
4 健康福祉行政について
(1)浜松赤十字病院の浜北市への移転
(2)がんセンターの地域医療との連携
5 商工労働行政について
(1)市町村合併に伴う商工会議所、商工会への対応
(2)企業誘致への取り組み
6 農水産業行政について
(1)農地・農業用施設の災害復旧及び災害防止対策への取り組み
(2)トラフグの安定生産への取り組み
7 今後の県営住宅のあり方について
8 教育行政について
(1)不登校対策
(2)定時制高校のあり方
9 警察行政について
 o 年末における犯罪抑止対策



2004年12月05日(日) 明日から代表質問

 明日から代表質問です。
 いくつかの注目点があります。

 一つ目は、自民党でさえ事務所運営費や簿外郵券のことが質問項目に入っているのに平成21は無視であるのか、あるいは、この質問項目の中に表現されていないけれども質問があるのか、あるとすれば監査のところです。

 二つめは、土地収用申請後の自民党、平成21の空港問題についての姿勢はどのようなものとしてうちだされるのか。

 三つめは、三位一体改革問題と予算編成についてです。

 四つめは、県警本部の調査報告への評価ですが、この質問項目からいくと質問がないのか、不思議です。

 明日の代表質問が楽しみです。
 10:30からです。傍聴にお出かけ下さい。
 

質問順序 1
質問者  鈴木利幸ー自民党
1 台風災害への対応と12月補正予算について
2 財政問題について
(1)平成17年度当初予算編成
  ア 税収見通しと核燃料税の延長
  イ 編成方針
(2)三位一体の改革
3 事務所運営費問題等一連の不祥事について
4 地震対策について
(1)災害時における県と市町村の連携強化
(2)プロジェクト「TOUKAI−0」の推進
5 静岡空港の整備推進について
6 県の将来像について
(1)これからの社会資本の整備のあり方
(2)県際交流の推進
(3)東部地域における静岡県立大学の新たな展開と多様な学習ニーズへの対応
7 浜名湖花博の成果とガーデンパークの整備について
8 国際観光の振興について
9 環境森林行政について
(1)22世紀に向けた新しい森づくり
(2)静岡県ゼロエミッション事業
10 生活習慣病予防対策について
11 新産業創出に向けた取り組みの強化について
12 農薬の適正使用について
13 教育行政について
 o 静岡県版カリキュラム
14 警察行政について
 o 緊急治安対策プログラム

質問順序 2
質問者  藤田 寛ー平成21

1 三位一体改革への対応について
(1)地方の改革案が十分に反映されなかった背景、理由
(2)新たな提言
(3)平成17年度当初予算編成への対応
2 静岡空港の建設について
(1)確約書の位置づけ
(2)開港予定時期の見直しの影響
(3)県民理解の一層の促進
3 マニフェストの意義とマニフェストサイクルの確立について
(1)マニフェストの意義の評価
(2)マニフェストサイクルの確立による効果の評価
4 2010年戦略プランの見直しについて
(1)行政ミッションの特異性への対応
(2)財政見通しの必要性
5 東海地震対策の強化について
(1)地震対策アクションプログラム2001の充実
(2)プロジェクト「TOUKAI−0」の再構築
6 住基ネットの利活用について
7 児童虐待防止対策の強化について
(1)市町村への支援策
(2)児童相談所の職員体制の拡充
8 遠州広域水道用水供給事業について
(1)供給側の基本的な使命
(2)市町村合併による水運用の効率化の評価
(3)関係市町村からの要望書への対応
9 教育行政について
(1)学校運営協議会の設置の推進
(2)新たな教員評価制度の構築
  ア 基本的な考え方
  イ 学校評価システムとの関係
(3)女性教員の管理職への積極的な登用
10 警察官の勤務成績評価について
11 監査改革ビジョンの策定について



2004年12月04日(土) 雨の土曜日

 雨が激しい土曜日になりました。
 地元町内の安東川が心配になります。
 落ちついてお酒も飲めない気分になります。
 当然のごとく電話が入り、広報も流れている、大丈夫か?
 どうしたものか。
 一方で、いくつも忘年会の重なり。
 どうやってそれぞれに参加したらいいのか。
 戸惑いながらの夜でした。

 明日は京都で「アジア・太平洋みどり京都国際会」の実行委員会で京都です。

 夜は、新潟県人会のこれまた忘年会。今年は中越地震があり、どうしたものかの意見もありましたが、出身地の名物を持ち寄ろうとの企画が作られました。私は実家の「こしひかり」と地酒「銀の翼」を持参することにしました。そのほかの郷土料理も材料を持ちこんでの忘年会です。会場のブケ東海さんには大変な迷惑をかけさせていただきますが、こころよく引き受けていただきました。

 月曜日からは本会議で代表質問。
 しばらく再び忙しい毎日が始まります。



2004年12月03日(金) 男女共同参画センター交流会議との意見交換会

 1日本会議終了後の議会調査課主催の講演学習会のあと、男女共同参画センター交流会議と議員との意見交換会が開催されました。2日の国会議員会館での院内集会の準備のために遅れて参加し早めに退席してしまいました。

 名簿によると自民党15人、平成2114人、公明党7人、KEN-MIN5人、日本共産党1人、そして私の43人。自民党の皆さんは「ジェンダーフリー」について意見を言いたいという方々が多く、議論は割りと活発に行なわれました。しかし、女性と政治参画プロジェクトメンバーからは、「セックスとジェンダーの区別を間違わないでほしい」「議員なんですからもう少し視野の広い話しをしていただけないでしょうか」とやんわりと批判の声もあがりました。

 黙って聞いていましたが、「空港推進の大石です」と榛原町長経験の中で見て来たことと問題提起が行なわれました。「空港推進」の言葉に体が反応してしまったのか?!思わず手が上がってしまいました。発言したい方が他にもおり、機会はありませんでしたが次の予定があり、止む無く退席しました。

 多賀自民党の幹事長のお話は大変分かりやすく面白いのですが、例えば、「家内」という言葉をつかってはいけないといわれるが「おっかない」とも言えますという具合に、で結局専業主婦で男を操って生きている女もいるという現実も踏まえるべきとの意見でした。

 私が言いたかったことは、女性の側から、ああすべき、こうすべきといわれているのでなく、専業主婦前提に成立する「男の特権」に「息苦しく」ありませんか、ということでした。男性の側からの生活の仕方、生き方が問われているわけです。小さい頃から強い男の子になるように育てられてくる過程そのものがストレスです。弱い男の子でもいいわけです。男女の関係の多様性でなくて、それもありますが、男の生き方の多様性が求められていると思うわけです。

 夫婦別姓の話しもしたかったテーマです。また、息子には言わなかったけれども、娘に夜は危ないから早く帰るように言わなければならないこの社会のありかたについても。(最近は男女問わず危ない社会にもなっていますが)またの機会を楽しみにしたいと思います。


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K.matsuya

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