2004年12月22日(水) |
静岡県知事選挙における「薩長連合」 |
200名弱の方々に集まっていただいた第19回目の「きよしとこの夜」。第1部の松元ヒロさんの爆笑ライブ、期待していた通りの舞台で参加者の皆さんは一様に満足でした。
第2部では、私は来年の知事選挙で石川知事を退陣させる為には、「薩長連合」が必要であることを強く訴えました。空港反対派は勿論ですが、民主党の中では「牧野・海野さんグループと細野さんグループの連携」による候補者の擁立をめざすという戦略です。来賓で牧野聖修衆議院議員も海野徹前参議院議員も来ていただいていたのですが、どんな風に受けとめてもらえた事か。
1月23日13:00から静岡産経会館で知事選挙に向けた「静岡県を創ろう会」の発足集会が開かれます。
今日の街頭演説は、新静岡センター前。 本会議終わったあとの報告をと。
いつになく暖かでとても師走とは思えない天候。 来年の県知事選挙をテーマにしゃべりまくり。 よく考えたら新年まであと10日。
もうすぐ正月。 今年の反省は何だろう。 明日は恒例の「きよしこの夜」企画です。
2004年12月20日(月) |
今日で12月議会終了 |
今日で12月議会終了しました。 反対討論は下記の速報コーナーにアップしてあります。 常任委員会委員長に対する質問も同様です。 http://www.enpitu.ne.jp/usr1/17507/diary.html
傍聴していた調査スタッフに言わせると「むなしくありませんか?」「どうして?」「1人で反対して誰もそれに対して意見を言うわけでもなく終わってしまっていますよね」なるほど。「だけど、あのように繰り返し繰り返し反対意見を述べ続けることは、雨だれが石に穴をあけるように少しづつ少しづつ浸透していくものなんだよ」と答えましたが、初めて傍聴される方が結構最初の印象として述べられる感想です。
議会の中の78人の中では少数かもしれませんが、世論としては多数の意見であると確信して発言しているのですが、自己満足だけではいけませんね。若い世代の彼が、元気貰いました、といってもらえるようでないと。発言の中身ではそうした点もふれないとダメですね。議員相手にほえるだけでは・・・・。
さーて来年の知事選挙に向けて出発です。
2004年12月19日(日) |
久し振りに太鼓の練習 |
今日は久し振りの太鼓練習でした。 来年の5月に竜南小学校で太鼓サークルのきっかけを作ってくださった先生が定年を迎えられるとのことで、退職祝いを兼ねた企画に座・鼓竜メンバーとしても協力しなくてはと、ということから練習をはじめようというものでした。
目の手術後ということもあり、今までより楽譜が見易くなり、練習がとてもやりやすかったことがなんか感激してしまいました。2時間の練習時間があっという間に過ぎ去り充実した時間となりました。
戻ってからは、勿論明日が最終日となる12月議会反対討論の準備でした。 22日は、毎年恒例の「きよしとこの夜」というお楽しみ企画があり、その呼びかけ活動も課題となっており、明日の議会が終ってもまだまだゆっくり出来そうもありません。
2004年12月18日(土) |
ビーグッド カフェでの「舌診」 |
私たち世代とはちょっと違った感じで社会問題にアプローチする「ビーグッド カフェ」の仲間達。田中 優さん(未来バンク理事)の講演があるというので参加しました。ただ、最後まで聞くことが出来ず途中で退席せざるを得ませんでしたがなかなか面白い方です。
会場はNPOセンター8階で音と映像を使っての場づくりは、やはり異空間でリッチさを感じさせます。その一角に「いっぴんいち」という団体による「中国医学と薬膳の紹介」ブースがありました。石部晃子さん(中医をめざす国際薬膳の舌診からはじまる食事養生。
早速私も見てもらいました。舌をみる、見られるなんて、そういえば風邪をひいて病院とかにかかった時「舌をだして」といわれたことがあることを思い出しました。舌は内臓の一部なので健康状態が分析できるとの事です。舌の外側の色で、きのうお酒を飲みすぎていますね、紫色が強いです、肝臓がよわっています、ぴたり、当ってしまいました。
舌の厚さ、大きさで食毒がわかり、要は食べ過ぎ・・・。と云う具合です。そしてその状態に合わせてのいろんな食材が与えられるのです。面白い分野があるんだなーと感心してしまいました。関心のある方は、QYP02077@nifty.ne.jpの石部さんへ。
2004年12月17日(金) |
浜岡訴訟、弁護団の強い決意 |
今日は、浜岡止めよう本訴の会・原発訴訟。 開廷ギリギリの11時に地裁へ。 手渡された準備書面は、コンパクトですが迫力に満ちていました。
中央防災会議で示されたアスペリティの位置が浜岡直下に想定された場合、浜岡原発の設計限界地振動を超えるという問題。
原子力安全委員会で議論されていた確率論的評価手法で浜岡原発を評価すると40年の間に炉心が損傷する確立が2,4%になるという問題。4基あるとすると10%近くにまではねあがります。
1970年代の応力腐食割れと1990年代の応力腐食割れの発生メカニズムが学会においても全然異なることが明らかになっている問題。
弁護団による陳述を聞いていて何か大きく変わるかもしれないという予感を感じました。河合弁護団団長は、裁判長に審議計画をキチンと立て2年以内の判決を求めるとの要請を行いました。
次回裁判は2月3日13:00から15:00、静岡地裁5回です。
2004年12月16日(木) |
空港・土地収用準備委託業務成果品の議会説明 |
決算特別委員会で要求していた静岡空港・土地収用委託業務成果品の資料提出は、資料が膨大のため、議会の会議室で希望者に特別公開するという形で実現しました。
50センチメートルはある分厚い報告書、10センチメートルの厚さのもの3冊。1ページづつページをめくりながら目を通しました。制限表面区域の飛行の際に障害となる森林部分や移動土砂量の算出に関わる資料です。非常に興味の湧く資料でした。この成果品の中からどこまで資料として提出してもらえるのか。
それにしてもこうした膨大な完成品、多くの方々に是非見てもらいたいと思います。そこからいろんな感情やアイディアや新しいアクションが生まれてきます。自分が議員という立場ということでこのような機会を得られることになっていますが、何とか反対運動に役立つような形にしたいものです。
2004年12月15日(水) |
議案への賛成・反対の態度 |
きのうで委員会審議が終わったと思ったら議会事務局から「議案への態度はどうなりますか?」、あーまだ議会は終わっていないんだ、当然です。最終日の委員長質疑や討論の準備がありました。
今回は知事の減給条例には反対をします。 合併議案にも反対します。 迷うのは、収用委員会の人事案件と電子自治体に向けての電子申請手続包括条例、新潟県談合事件に伴う企業の入札議案などです。
土地収用方針には反対ですが、人事案件は知事の専権事項で、それ事態反対するのはなかなか困難です。が、昨日のようなでたらめな収用申請手続きに対する抗議の意味で反対というは成り立ちます。
電子自治体については公的認証制度を活用するということで、住民基本台帳ネットワークにこれまで反対をしてきた経過があります。
本来、賛成・反対両方の討論があっていいのですが、大体は反対討論のみがほとんです。迷いのある議案は、私が応援する知事が当選した時、どうするかという問題になります。反対することによる存在価値もありますが、統治的観点に議員としてどう対応するのかということが求められるわけです。
明日考えることにします。
2004年12月14日(火) |
環境森林部長、22日の午後に清水港の遺伝子組替えナタネ自生現場を視察 |
今日は環境森林部の委員会質疑。 さすが生物多様性条約を管轄する部局、条約の8条のバイオに関わる条項を熟知していることもあって、清水港での遺伝子組替えナタネ、大豆、とうもろこしの自生現場を視察することを約束してくれました。
22日の午後です。 私も現場に行きます。 当日が「きよしとこの夜」に準備もありますが、この視察は重要です。 今、この調査を行なった元名古屋大学の河田さんにも当日同行できないか問合せ中です。
今日の質問は 1、森づくり100年の計委員会の提言について 2、地球温暖化防止条例制定について 3、清水港での遺伝子組替えナタネの自生について 4、大井川ゼロエミッション事業について 5、三井物産ディーゼル粒子物質除去装置試験データ偽造について 6、スルガ産業不法投棄について 7、森林災害の実態について
今日、実は空港反対住民団体は国土交通省中部地方整備局に質問状を持って交渉。詳しく、ホームページ速報にて回答を掲載しています。
とにかく静岡県はひどすぎます。土地収用申請を1月30日に「異例の郵送」にて申請したものの2年の開港スケジュールを延期したその手続も正式に行なっていないということで手続のやりなおしを命じられていたことが明らかになりました。縦覧は来年になりそうです。
2004年12月13日(月) |
どうして調査します、と答えてくれないのでしょうか? |
今日は農業水産部の委員会質問でした。 質問項目は 1、簿外郵券調査結果について 2、遺伝子組替え菜種の清水港周辺での自生について 3、BSE全頭検査について 4、クローン牛の市場流入について 5、農協改革について 6、世界お茶祭り第3回大会開催について 7、コイヘルペスの広がりについて でした。
「ストップ!遺伝子汚染種子ネット」というNGOが12月6日に清水港での調査を行ない、豊年埠頭や富士見埠頭でこぼれ落ちた遺伝子組替えナタネ、大豆、トウロコシの自生を確認したと言う調査結果が昨日まとまりました。今日、当局側にそれを示し、清水港での県独自の調査を行なうべきでないのか、と質問しましたが、危機感がないのか、やります、答弁は遂にありませんでした。
挙句に環境省が調査すると言っているとほとんど前向きな姿勢が見られませんでした。何回もしつこく回答を求めました。「少なくも自生現地を見るとか、輸入された種子がどこに搬出されているのか調べるとか、最低それくらいは出来るのではないか」に対して、北村部長「総室長と相談する」答弁。
地産地消や食の安全とか、いいながら、こうした答弁に愕然としてしました。実は6日の調査に政務調査費スタッフが参加していて、一方で、今回はじめて議会傍聴を経験してくれました。「こんな大事なことが明らかにされているのに、知らぬ存ぜぬの態度に驚いてしまいました」との感想。
県政ウオッチングの会のメンバーも総務委員会や企画生活文化委員会を傍聴していただきました。ご苦労様でした。
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