2005年03月12日(土) |
松下くんと安東米店の共同プロジェクト |
今日の新聞は、全てライブドアが提訴していたニッポン放送の新株予約権の中止を求める仮処分申請が認められたというニュースが1面です。ドラスチックな展開です。一方で中西一善衆議院議員の補欠選挙は4月実施ナシの見通しとのニューすも。
さて、きのう委員会が終わり、今日はのんびりと行きたかったのですが、朝から市議会議員選挙準備活動の応援の活動から始まりました。午後は、市民団体「文化の風」の総会にホントに少しだけ参加しました。資料をいただきにいったようなものです。
そうしましたら、藤枝市でJAS有機認証を獲得して有機米の栽培をされている松下明宏さんのお話が始まっていました。「土って何だと思いますか?」。農業水産部で有機農業について論じていただけに何かめぐり合わせを感じてしまいました。
安東米店さんの長坂潔暁さんもいらっしゃって、資料が配布されていました。
「松下×安米プリジェクトと名づけられたこのプロジェクトは静岡県藤枝市で有機栽培で米づくりに取組む松下明弘さんと安東米店が共同で有機栽培による美味しい米づくりに取組もうと2001年3月から始めたプロジェクトです。ことの始まりは97年の夏、とある地酒研究会が縁で彼と知り合いになったのがきっかえだった。当時彼は酒造用好適品種「山田錦」の生産者としてすでに全国的にも一目置かれるほどの米生産者だった。いっぽうその頃の僕は地産地消や有機農業に興味をもち県内の農業経営者を訪ね歩く週末を送っていた。そんな時に彼と出会ったのである。・・・・」
ふたりとも1963年生まれ、私よりも10年若い世代です。安心、安全の農業の芽が若い人たちの手で始まっているんですね。何故か、晴れ晴れとして気分になってしまいました。
2005年03月11日(金) |
委員会審議は4日間のはずだが |
環境森林農水委員会、4日の時間が取ってありますが、14日を開催することなく3日間で終わりました。他の5つの委員会も同様です。企画生活文化常任委員会だけが4日間を使うようです。
この議会の現状をどう考えるべきか。 私は2時間づつ4時間の質問をさせていただきました。 時間だけかければいいのか、という問題もあります。 しかし、1兆1400億円という莫大な予算の使いみちです。
中西一善衆議院議員の強制わいせつ罪事件もあり、政治家に対する不信というものもありますが、選んでいただいた議員が議員としての仕事をきちんとやっているか、どうか。県民の皆さんにご判断していただきたいと思いますが、どうなんでしょうか。
今日は、大井川ゼロエミッション事業について、住民合意について昨日からの続きの質疑を行ないました。静岡新聞に報道された藤枝市の助宗地区の焼却場建設の白紙撤回にともなうゼロエミッション事業への参加問題です。
県からの働きかけと廃棄物処理料の提示問題について芦川総室長は「働きかけたことは一切ない」ことを強調しました。
私のほうからは、住民合意について県自身が誠意を持って住民と接触すべきである事、大井川町に対して積極的に住民と話合うよう助言する事を強く求めました。
2005年03月10日(木) |
大井川ゼロエミッション、地元住民の声とかけ離れた基本協定 |
農業水産部の昨日からの審議が午後2時半頃まで続き、環境森林部の審議が始まったのが2時40分。質疑は3時45分から。今日は1番に質問で、5時15分まで。再質問は明日に繰り越し。
大井川ゼロエミッション事業の基本協定は、地元住民の声を反映していいないとする住民の方々の傍聴が5名もあり、最後まで聞いていてくれました。委員会終了後に地元の方々とは、はじめて懇談しました。私は既に脱焼却、脱埋立の循環型社会実現の立場から、これまでも大井川ゼロエミッション事業を何度も取上げてきたテーマです。
基本協定に至る事実関係が県の説明とは全然違っていました。こうした形で出会うのも時の流れかもしれません。藤枝市の助宗でのゴミ焼却場白紙撤回と深く関わります。明日は、残った30分の質問時間を大井川ゼロエミッション事業を中心に取上げます。
傍聴に来てください。10時30分からです。10:15分から受付です。
質問項目は以下の通りです。
1、地球温暖化防止静岡県条例制定に向けて 2、大井川ゼロエミッション事業について 3、産業廃棄物不法投棄「スルガ産業」について 4、麻機遊水地ダイオキシン問題について 5、清水港での遺伝子組替え作物自生問題について 6、静岡県森づくり100年の計委員会について 7、木質バイオマスにつついて 8、林業予算について 9、ディーゼル規制粒子物質除去装置について 10、環境衛星科学研究所、林業センターについて
2005年03月09日(水) |
遺伝子組替え作物シンポジウムに松谷議員も発言者に |
今日は、環境森林農水委員会の委員会審議1日目。農業水産部の予算審議。 質問項目は、15項目で、2時間の質疑を行ないました。
1、食料・農業・農村基本計画について 2、静岡県18%の自給率のアップについて 3、静岡県産米粉パン普及について 4、有機農業生産者のネットワークについて 5、シンジェンタ社の島田での遺伝子組替えトウモロコシ試験栽培について 6、静岡県バイオマスマスタープランについて 7、担い手育成総合支援協議会について 8、中山間地対策・集落協定について 9、イオン・大谷地区進出について 10、農業振興公社改革について 11、空路活用農産物の販路開拓について 12、事業再評価制度について 13、農業試験場・水産試験場について 14、静岡県水産基本プログラムについて 15、ウオットへの指定管理者制度導入について
答弁としていくつか紹介します。 1、「遺伝子組替え作物に関して東京から専門家を招いてシンポジウムを開催したいと考えるが、松谷議員も発言者に」と川島総室長。受けて立ちます。シンジェンタ社はやはり、エタノール生産のためのトウモロコシ生産のトレーニングのために現在許可になっている遺伝子組替えトウモロコシの試験栽培すると県に報告していた事が分かりました。
2、「有機農業生産者の県内ネットワーク形成については検討してみたい」と川島総室長。
3、空路活用農産物の販路拡大について、「開港した中部国際空港の活用は検討対象になると思うが、どう考えるか」の質問に、「静岡空港を軸に、中部国際空港は補完的位置付け」と飯塚企画総室長。再・再々質問をしましたが、このラインを崩せず。矛盾した答弁に委員たちも職員対も苦笑の渦。
2005年03月08日(火) |
ライブドアの堀江さんと西武の堤さん |
今、経済界ではライブドアの堀江さんと西武の堤さんが話題の人です。 2人はまず30代と70代と世代が違います。 そしてIT産業「新」とレジャー産業「旧」の経営者像です。
ニッポン放送株を巡る闘いは、TOB(株式公開買い付け)の期限切れでで新株予約権発効の指し止め仮処分東京地裁決定に焦点が移りつつあります。コクドの西武鉄道株の偽装名義所有は、東京地検の堤容疑者の逮捕でこれまた新たな段階に入り、ニッポン放送株問題同様に連日のニュースです。
市場原理の実相を十分に分からないものでも、これだけ詳しく株式の仕組みが解説されるといっぱしの株専門家にでもなった気分になります。
この両方に共通するルールは、上位10社による株式保有比率が80%を超える状態が1年間続くと上場廃止になるというという独占禁止措置。とにかく、毎日がなるほど、という驚きの連続です。それでもやっぱり、ライブドアの堀江さんに新鮮さを感じてしまうのはどうしてでしょう。
プロ野球への「殴り込み」の際に「楽天」の三木谷さんと比較された「ライブドア」の堀江さんの「品のなさ」だったが、そんなことをいえた義理ではなかった西武鉄道の堤さんだったということです。
2005年03月07日(月) |
石川知事、歴史の判断を待ちたい |
昨日のマラソンで足腰痛くて、でも心地よい感じでしたが、これはマラソン止められない一番の理由かもしれません。
さて、今日は一般質問最終日で天野進吾議員、岡本信也議員、森竹次郎議員の3人がいずれも空港建設について質問しました。
天野進吾議員、立場は違いますが、なかなかの厳しい質問。2月17日の中部国際空港の開港を苦々しく見ていた県民は少ないはず。強制収用という地権者とのこじれ、開港の遅れ、これはどこから生まれたのか。自分は清静バイパスで強制収用の手続をしながら、元日に反対の委員長が自宅訪ねてきて問題を解決してきた経験がある。
いささか皮肉な論理だが、と断りながら、 1、8000人の雇用と1年間500億円の経済波及効果、2年延長したということは1000億円のロス。これは収用の決断が遅れたことに起因する。どう考えるか。 2、2年間の間に建設局に25人、島田現地事務所に45人、70人の職員尾人件費、1人年間800万として5億6000万、2年遅れた分で11億円の損質、どう考えるか。 2、空港建設に対する決意を聞きたい。
知事曰く「機を熟するのを待って、昨年の11月にその判断。事業認定の要素はいくつかあるがいちいち触れないが、その適否は歴史の判断を待ちたい。事業認定をうることが前提だが県政の責任者として全力で取組み考えだ」と答弁。
天野議員、知事は問題解決のために「反対派の懐に入って解決しようとしたのか」を言いたかったようです。なるほどと確かに。知事は気持ちのどこかに買収に応じなければ「担保としての収用がある」と言う安易な官僚的発想が色濃く漂っていた事はまちがいありません。
予想していたとはいえ10キロマラソン、50分を切れず、でした。 50分54秒の記録。 中盤でドンドン追い越され始め、スタミナ不足が露呈しました。走りこみが出来ていない証拠ですが、やはりトレーニングが大切です。
スタート前のセレモニーで招待選手へのインタビュー。「今日は気温が低いので最初は体を温めながら楽しんで走りたいです。以前の参加の時に、安倍川橋を渡って見えた富士山がとても印象的でした」と。
この言葉をイメージして走り出しました。前半は、計画通りでしたが、それこそ安倍川橋を越えたところで、ヘタヘタ。応援してくれる人たちに励まされるのですが、足が前に出ませんでした。途中、ハーフマラソンのランナーと行き会うのですが、いつもはここで「頑張ってる!」とスピードが出せたのですが・・。
8800人の参加者ですから、全体としては1万人を超えているでしょうし、大きいイベントです。飲み物や参加賞は、初期の頃は引き換え券と交換でしたが、最終地点に飲み物を交換場所を確保する事で、また参加賞はタイムチップの交換で、と面倒な手続はなくなりました。財政引き締めとサービスの向上が実現しているわけです。
また、来年に兆戦です。たかだか10キロのマラソンでこの調子では、100キロマラソンを走る人の練習力と精神力に追いつくのはまだまださきのことのようです。
2005年03月05日(土) |
明日は駿府マラソン、雨は大丈夫かな |
明日は、駿府マラソンです。 夕方から雨が降り出しました。 天気は大丈夫か心配です。
朝、すこし走りました。 今回は、本当にトレーニング不足で不安があります。 今日1日委員会の質問の準備でした。 いつも思います。 もっと早く準備が出来ないのかと。
「市民の風」のニュースをボランティアの方々にお手伝いをいただきながら発送させていただいています。ニュースの中にFAXでのご意見募集のチラシも送らせてもらいました。既に何人もの方から返事をいただいきました。いろんな意見があって、とても楽しいです。
昨日は、お怒りのFAXがありました。 平成21が静岡空港の土地収用に賛成するというニュースを新聞で読んで、反対の二人の議員の中に「まつや清」の名前がない、賛成したのか、ケシカラン、というものでした。早速電話をかけさせてもらいました。勿論、誤解であったわけですが、でもショックでした。
2005年03月04日(金) |
石川知事の負け惜しみ |
今日も一般質問。最後の質問者は自民党前幹事長浜井卓男議員。平成21の方々に時々「ケンカ」を売っていますが、割りと問題点を鋭く切り込む方という印象も持っています。
質問項目「90分アクセス」の所で、静岡空港問題では反対派をなで斬り。伊豆半島とは静岡空港とリージョナル=小型ジェットで結ぶ時代だという事を主張。その中で、防災船「希望」=TSLの無駄遣いについては厳しく批判を展開。今まで100億もつぎ込んできたが役に立っているのか。
この問題は、自民党からも平成21からもズット批判を受けていましたが居直り続けていました。ところが、知事は、TSLについては「今後検討し見なおす」と答弁。そして「負け惜しみではないが、故障、不具合があった(費用もかかっている)、駿河湾の海上交通の必要性について関心を呼び覚ました意味はあった、伊豆の小型ジェットの利便性については有効な方策とはわかっていたが、静岡空港にてこづっていて、他の空港のことをいうのはいかがなものかという気持ちであった」。
負け惜しみという言葉が知事答弁で出るとは予期していませんでした。これが自民党議員以外であったなら、もっと自己弁護を強弁しただろうと思います。今日も柏木健議員の質問に得々と自説を疲れるくらいに長く答弁していました。基本的に批判に弱い方です。
それにしても静岡空港に「てこづっていて」とはどういう認識なんでしょうか。 あきれました。
2005年03月03日(木) |
石川知事は風邪だった? |
知事の元気がなかったのは、単に風邪をひいていたとのことという事を聞きました。なるほど、確かにそうかもしれません。椅子に座っている時に鼻をぐしゅぐしゅいわせていました。まずは健康回復をしていただきたいものです。
会派・平成21が、この3日間の議論の末に、今議案である土地収用予算を含む05年度予算案を巡って、まず会派は一致して予算案に対応する、平成21は土地収用予算に賛成する、事を決めたようです。とすると土地収用予算に反対の議員はどうなるのか、という事になります。
反対を明確にしているのは、小長井由雄議員と鳥澤富雄議員です。 会派の再編がおきるのかどうか、もう少し様子を見ないとわかりません。
今日の参議院本会議、予算委員会のトップバッターは福山哲郎議員、土地収用問題をとりあげてくれたのかどうか、気になります。県議会中で国会傍聴ができませんでした。今は、県議会もさる事ながら国会での国土交通省に対する追及が必要です。公共事業チェック議員の会に期待です。
明日の質問者と項目です。
質問順序 1 質問者 込山正秀 1 東部地域における地域づくりについて 2 富士山観光について (1)静岡空港開港をにらんだ観光戦略 (2)富士山周辺の道路整備 3 地域の防災体制の強化について 4 ドクターヘリの運航について o 消防無線の搭載 5 農林水産物の海外マーケティングについて 6 売れる米づくりに向けた本県の取り組みについて 7 東部地域の県立高校のあり方について
質問順序 2 質問者 柏木健 1 内政構造改革について 2 社会保障制度と負担のあり方について 3 行政のスリム化のための方策について (1)職員数の削減のための今後の見通し (2)保健所と福祉事務所業務の委託化 4 静岡空港について 5 掛塚橋・天竜川橋間の架橋構想について 6 教育行政について (1)県立高校の入試制度 (2)高校生の知恵を活用した農産物のブランド化 7 悪質、巧妙化する振り込め詐欺への対策について
質問順序 3 質問者 石橋康弘 1 東部地域における鉄道交通の利便性の向上について 2 職員の意欲向上のための意識改革について 3 伊豆の観光振興策について 4 県立静岡がんセンター研究所について 5 信頼にこたえる教員の養成について 6 子供の安全確保対策について
質問順序 4 質問者 田中泰之 1 新エネルギーの積極的な導入促進について 2 静岡県ゼロエミッション事業について 3 人づくり教育への県民だよりの活用について 4 花博終了後の浜名湖地域への交流促進について (1)交流人口増への取り組み (2)浜名湖横断橋構想 5 犬、猫の適正管理に関する取り組みについて 6 栽培漁業の推進について
質問順序 5 質問者 浜井卓男 1 静岡空港について (1)90分アクセスのネットワーク (2)空飛ぶミッション 2 PFIについて (1)県内業者の取り扱い (2)サービス業務の契約の取り扱い (3)20年後のリスク ア 少子化による定員減 イ 契約期間満了後の対策 3 指定管理者制度について (1)今後の対応 (2)外郭団体の見直し 4 三幸協同製作所について
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