2005年06月20日(月) |
県知事選挙2つの報道 |
今日は、民主党静岡県連の常任幹事会で県知事選挙については「自主投票を決定」したとのことです。牧野聖修衆議院議員も参加して、吉田としあきさんを紹介したとのことです。連合と県議会会派・平成21は石川知事を推薦しています。民主党が、候補者を擁立しない事が県政改革の障壁になっている事はいうまでもありません。国政選挙に影響するかどうかで,対応を考えるというのは本末転倒です。
同じく、今日の午後に日本共産党と憲法をくらしにいかす県政をつくるみんなの会の記者会見したとのことです。「私たちは、小沢たけお氏を先頭に知事選挙をたたかいます。同時に、私たちは、石川知事の4選を許さず、県民の声が届かない県政の流れをかえるために、共同の申し入れがあれば、政治姿勢と基本政策の一致を前提に、話しあう用意があることを表明するものです。」と。小沢氏を立てながらも、一致点があれば、候補者をおろす用意があることの意味が込められているようです。
吉田陣営としては、あらゆる政党から等距離の「県民党」という姿勢を明らかにしている為、このアピールに直接的に動く事は難しいし、共産党との「政策協定」というような共闘体制は、果たして成立するのか疑問があります。しばらく、静観ということでしょう。
※※ 朝から、県議会の質問打合せでした。24日の質問です。
明日から代表質問です。
質問順序 1 質問者 豊岡 武士(自民党)
1 知事の政治姿勢について 2 静岡空港について 3 「魅力ある“しずおか”2010年戦略プラン」について (1)人口減少社会への対応 (2)地域構造の変化への対応 4 行財政改革の取り組みについて (1)行政改革 (2)今後の財政運営 5 市町村合併の推進について 6 次世代産業の育成について 7 地震対策について 8 災害時における道路交通の確保について 9 観光施策について (1)伊豆地域の観光振興 (2)コンベンションの誘致 10 これからの環境森林行政について (1)地球温暖化防止 (2)未来に贈る森づくりへの取り組み 11 生き生きとした長寿社会の構築について o 介護保険法改正への対応 12 本県農業の未来への展望について 13 教育行政について (1)静岡県立高等学校第二次長期計画 (2)生きる力と部活動 (3)東部地域新構想高等学校 14 警察行政について (1)県警ヘリコプター墜落事故 (2)警察署の再編整備
質問順位 2 質問者 鈴木 洋佑(平成21)
1 知事4期目挑戦に当たっての心構えについて 2 職員倫理について 3 地方税一元化構想について 4 県民満足度の向上について (1)総合計画の中間検討の視点 (2)県民が実感できる行政改革 ア 民間経験者の採用拡大 イ 指定管理者制度 (3)県民満足度の把握に向けた広聴のあり方 5 産業観光の推進について 6 地球温暖化防止対策について 7 静岡県雇用戦略プランについて 8 食の安全・安心の確保について (1)農業生産 (2)食品の安全確保対策 9 ユニバーサル園芸の推進について 10 三遠南信自動車道の整備の見通しについて 11 教育行政について (1)保護者や地域の信頼にこたえる学校運営 (2)高等学校入学者選抜制度の変更 12 犯罪抑止のための総合対策について o 犯罪情報提供内容の充実
2005年06月19日(日) |
質問づくりでバタバタ |
今日は、知事選挙候補者の吉田としあきさんの選対・戦略会議が開催されました。ようやく選挙戦を戦う陣容が動き始めました。議長に前参議院議員・海野とおるさん、本部長に衆議院議員・牧野聖修さんが就任しました。まだ全体像は構築できていません。しかし、当選に向けての第一歩が始まった事になります。
と、この会議に参加しながらも、明日10時からの24日一般質問打合せに間に合うように質問を作っているというのが実情で、結局、今日中の原稿完成の約束はたせず。ウムム・・・・。
2005年06月18日(土) |
許すな土地収用!知事選勝利スタート集会 |
「空港はいらない静岡県民の会」主催の「許すな土地収用!知事選挙スタート集会」が120名くらいだったでしょうか、労政会館で開催されました。
第1部「事業認定、土地収用をめぐる現状と今後について」―原告団事務局長・富田英司さん、空港反対訴訟弁護団・藤森克美さん、静岡空港土地収用原告団・共同代表・芳賀直哉さん、空港に反対する地権者住民の会・反対地権者・松本吉彦さん、県民の会・共同代表・島野房巳さん。第2部「石川4選阻止!知事選勝利を目指して」―県民の会・事務局長桜井たておさん、県議会議員・まつや清、衆議院議員・牧野聖修さん、前参議院議員・海野とおるさん。
そして、浜松市のJCの公開討論会から戻ったばかりの県議会議員・小長井由雄さん、そして知事候補予定の吉田としあきさん。力強い決意表明でした。今日も進化していました。マスコミ各社取材態勢に入っていました。
「勝利の方程式」を今、もう一度作り上げなければならない状態になりました。知事選挙・石川知事の側の大きな枠組は、いくつかの未確定要素をのぞいて形作られつつあります。「横綱相撲」と安心する石川知事、支える県議会多数派、各種団体。どのような挑み方ができるのか。
韓国訪問で驚いたことの1つはホテルの一つ一つ部屋にパソコンが備え付けられていることです。最初、日本語は大丈夫かと思いましたが、何の事はない、すぐにできました。日本からノートパソコンを持っていったのですが、使いませんでした。あんなに重たい思いをして持っていったのに・・・・。
さすが、IT社会先進国です。韓国では、選挙運動や政治活動でインターネットは大きな武器となっています。日本でも広がりは見せていますが、まだ一部の人たちの中です。韓国から戻って、ホテルの格安キャンペーンで東京でプリンスホテルに泊まる機会がありました。どこにインタネットカフェがあるのかと探しましたが、すぐに見つからず、フロントで聞きました。
確か10階だったと思いますが、小さな部屋が有料で設備されていました。30分500円。朝早くということもありますが、利用者は私ひとり。途中で外国人ひとり。多分、ビジネスマンはノートパソコンを持ち歩いているんではないかと思います。情報管理の点では、個人ベースがいいのかもしれませんが、日本のインターネット環境は、韓国より遅れていることを実感しました。
さて、知事選挙でインターネット活用はどうなっているのか。ホームページが立ちあがっていません。ウーム。議会質問準備にも終われる今日1日でした。
2005年06月16日(木) |
議員研修・屋山太郎さんの講演にあきれ |
今日から6月県議会が始まりました。朝日新聞・静岡版で本会議場での「ノー上着」「ノーネクタイ」が取上げられ、問題点が鮮明になりました。私は、「ノーネクタイ」=クールビズで行こうか迷いましたが、「ボタンダウンのワイシャツ」「ループタイ」に上着を着て議場に行きました。
本会議開始直前に、議会事務局長がどんな恰好か確認に来ましたが、本会議場では議長の注意もなく、議会運営委員会でも取上げられることもなく、平穏に終わりました。昼のテレビニュースでアップの姿が流れていたことをあとで知りました。どんどん、「クールビズ」スタイルが広がるといいですね。
石川知事の所信表明は、ほとんどいつもと変わりなく、出馬表明は代表質問での答弁で示すようです。
本会議はすぐに終わりましたが、そのあとに議会事務局調査課による研修で屋山太郎さんの講演がありました。屋山さんは、静岡新聞「論壇」の執筆者の1人で、いつも読んでいますが、その言論にはいつも疑問を抱いていましたが、やっぱり、という方でした。テーマは小泉首相の構造改革なのですが、副題に中・韓への対応というのがあり、かなりの中国批判、というより罵詈雑言という感じで、最近のヒステリックな中国パッシングキャンペーンと同じような内容でした。
言説をはっきり言うという点については面白さがあるんでしょうが、あまりにも単純でナショナリスティックな中国分析で、それが漫談調でもあるので聞いていて不愉快になりました。どういう過程で講師に選定されたのかわかりませんが、講師料がもったいない、といいたくもなります。その場で、いくつか質問もしたかったのですが、控えました。今、後悔しています。他の議員の方々はどのように受けとめられたのでしょうか。県幹部の方々も大勢参加されておられましたが、どうだったんでしょうか。
質問したかったこと2点。 1、中国では日本の明治維新のような革命は起きたことがない、とのことですが、具体的にはどういうことをさしていますか? 2、日本人の死生観で罪人であろうとなかろうと死者には鞭打たないという風土があるとのことで首相の靖国神社参拝は問題がないとのことですが、現実には、明治維新の立役者の1人でもある西郷隆盛はじめ多くの明治維新での死者がまつられていませんが、日本人の死生観からいってどのように考えたらいいのでしょうか。
このあと、政令市移行に伴う葵区6人、駿河区4人の議員定数にあわせて、葵区に住所を持つ7人の現職議員の割り振りのくじ引きがありました。これ自体は、補欠選挙に備えた形式的な事務処理過程のことです。ただ、1人だけ駿河区に割り振られることになることから、有権者に葵区からの出馬を取りやめ駿河区に変更と誤解される可能性もあり、ということで意外にみんなナーバスになっていました。
結果的には、小長井代由雄議員が駿河区に割り振られました。
2005年06月15日(水) |
公開討論会不参加理由の知事の公務とは |
13日三島,14日静岡のJC主催の知事選挙公開討論会に石川知事は「公務」を理由に不参加、18日も不参加との事です。
知事公室長に公務について問合せしました。 13日―午前中は、全国地域航空システム推進協議会、東京の第一ホテル。午後は、二人の公人と1人の民間人にあうことを公室としては把握している。そのほか、知事が独自に連絡をとってスケジュールがあるが公室としては詳細はわからない。二人の公人について公表するよう求めましたが、交渉ごとの範囲として非公表の対応です。
14日―17:30から18:30中央防災会議、官邸。
18日―11:00から13:30日露文化フォーラム。14:30まで食事会。そのあとは、公室としては未把握、つまり公務なし。
私の判断としては、13日は参加できた、14日は途中参加できた、18日は参加できる、です。公室長としては、JCの方々からは5月中旬にスケジュールの問い合わせがあった、既に公務が入っており参加はむずかしい、スケジュールを調整してもらえればと対応したが、JC側としては「一人の方のスケジュールで調整を始めてしまうと公平性に問題が出てくる」として応じなかった、途中参加については要請がなかった、とのことです。
石川知事は、この公開討論会については「無視」を決めこんでいるようです。果たしてこの戦術が「効を奏すのか」疑問です。昨日の討論会は、吉田としあきさんと小沢たけおさんのみ。コーディネータの日詰静岡大学教授で予定候補者2人ということで時間もあって、内容は充実していました。吉田さん、三島でこそ、評価が低かったようですが、昨日は三島よりはるかに「進化」していました。国際的金融畑での経済人から政治家への転進、まだ戸惑いがあるようです。徐々に変化しています。勿論、小沢さんとの比較では吉田さんに軍配です。
石川さん、「無視」を決め込んでいて大丈夫ですか?
※※ 今日の朝起きたら、微熱あり。宿題多いこの時期に、とにかく、気力で勝負!
2005年06月14日(火) |
総合交通対策特別委員会の傍聴 |
先週から特別委員会が連続的に開催されています。10日ー環境対策、13日ー少子高齢化対策、14日ー総合交通対策、明日は地震対策等別委員会です。今日も含めて全部傍聴していますが、テーマを巡っての横割り部局の委員会だけに面白さがあります。
総合交通対策は、当然、空港問題が入っています。大石哲司議員、花井征二議員が空港問題について賛成・反対の立場で質問しました。争点になったのは、 1、空港の運営は、静岡銀行、スズキ、時之栖の三者を中心にした民間株式会社に任せるといっているが、県の補助はないのか。 2、JALの乗り入れ協定文書に路線の収支均衡を図るための運行支援策とあるが、その実体は何か。
1については、普通の地方空港の場合、ターミナルビルや貨物ターミナルを民間が担当しているます。静岡空港の場合、本来県が行うべき滑走路等の保守点検、清掃、補修なども民間会社に委託するとしているので、その費用負担=税金補助するかどうか検討対象となっているとのこと。民間といいながら、最初から補助は前提? 2、JALに対しての支援策は、着陸料の値下げとか、搭乗率があるラインを下がった場合のシステムの2つを想定していますが、結局、航空会社への赤字補てんを最初から見こんでいることになります。
この状態で、何が民営化でしょうか。こうした空港の運営実態をどうして県民にきちんと知らせないのでしょうか。
2005年06月13日(月) |
「ノーネクタイ」「ノー上着」で副議長に申し入れ |
今日、下記の申し入れを中澤通訓県議会副議長に手渡しました。「しかるべきところで議論しないといけないですね」と。同席した橋本県議会事務局長は、「ビジネスも含めて200年間かかって定着したネクタイとスーツ文化を壊すのはなかなか難しさがあるのでは」との御意見。すかさず「そうしたら、紋付・袴を復活しないといけないですよね」。副議長には真摯に受けとめていただいたように思いました。
それにしても議会事務局調査課に感謝です。要請した静岡県内、全国都道府県の現状調査を短期間にやってもらいました。申し入れとマスコミ投げ入れには、資料として使わせていただきました。
16日の本会議にどんな服装でいこうか思案中です。
静岡県議会議長 大橋正巳 様 議会運営委員会委員長 植田 徹 様 2005年6月13日
本会議での「ノーネクタイ」「ノー上着」に関する要請
県議会会派「市民の風」 代表 松谷 清
6月9日静岡県議会議会運営委員会で県議会での議員の服装に関しての申し合せが確認されました。既に、環境省は「クールビズ」というキャンペーンで、全国に「ノーネクタイ」「ノー上着」運動をよびかけており、国会審議でも既に小泉首相を先頭に実践されております。
議会の対応としては、国会、県議会、市町村議会で異なる点があります。それは本会議での対応です。議会事務局調査課の調査によりますと、県議会のほとんどが国会の本会議同様に「ネクタイ」「上着」着用ですが、高知県が率先して「ノーネクタイ」「ノー上着」を実践しています。県内の市町村議会で、本会議でも「ノー上着」「ノーネクタイ」を申し合せている自治体は、静岡市、富士宮市、磐田市、焼津市、藤枝市、湖西市、蒲原町、相良町の6市2町です。「ノー上着」の自治体もいくつかあります。上着を脱ぐと2,8度の体感温度が下がり、「ノーネクタイ」で首周りを広げると40%の体熱放出効果があるとの指摘もあります。
いうまでもなく女性議員は自由な服装をして本会議にでています。
基礎自治体に「ノーネクタイ」「ノー上着」が多いのは何故でしょうか。 理由としては 1、 住民との身近な自治体故に議会が率先して省エネ効果による環境への配慮を徹底しようとする姿勢が顕著である事 2、 本会議に権威を持たせたいとする考えと議会は有権者の代表が集まる場=生活の延長戦とする考えのバランス感覚に相違がある事 3、 有権者が夏・薄着で震えながら傍聴している事に対する配慮 などが考えられます。
勿論、社会において権威や儀礼が必要な場所もあり、議員自身が、それぞれ自主的に判断して臨まなければならない事はいうまでもありません。その点で服装はある意味で個人のプライバシーでもあります。本来、議員の自由な判断で対応できるものです。 今年は京都議定書発効年です。県議会でも環境対策特別委員会が設置され、積極的な対応がすすんでいます。知事部局も「クールビズ」運動を積極的に取り組んでいる中、有権者の代表である議会も率先して取り組んでいく必要があるのではないでしょうか。
以下の2点を申し入れしますので、早急な検討を開始して下さるよう要請するものです。
1、 夏の間は、委員会同様に本会議での「ノー上着」「ノーネクタイ」も許容する事 2、 年間を通して、服装は議員自身の自主的判断に任せる事
2005年06月12日(日) |
知事のJC主催知事選挙公開討論会欠席の意味 |
明日から開催されるJC主催の知事選挙公開討論会に知事が公務を理由に欠席の意向との報道がなされています。一体どんな公務なんでしょうか。明日、確認してみます。4年前の公開討論会を思い起こします。公開討論会での議論が劣勢と見るやマスコミの討論会を欠席するなど、公の場での候補者どおしの論戦を避けました。
今回は、JC自体の公開討論会の参加を拒否しているわけです。何故なんでしょうか。4年前のことがトラウマになっているのか、自らの出馬を巡る約束反故を問われるのが嫌なのか、4選=多選批判、不祥事問題など問われるのが嫌なのか、候補者として他の候補が相手にもならないという慢心なのか、よくわかりません。
公開討論会は、あの元三重県知事の北川さんがコーディネーターです。北川さんといえば、ローカルマニュフェストの提唱者です。知事自身もローカルマニュフェスト選挙を歓迎するはずです。
知事は、これらの対応が有権者にマイナスになると考えていないようですが、有権者の前で自らの情報公開を拒否するその姿勢を有権者がどうみるか、主催者のJC自身がこれをどのように評価するのか。約束反故にしての出馬表明、そして今回の討論会欠席戦術は、2回目の知事の痛手となるはずです。13日、14日、18日の公開討論会後の世論の動きに注目です。
久しぶりに走りました。しばらく走っていなかったのでどうしても息苦しさが出てきます。これはある意味、ちょっと我慢すれば慣れで回復します。回復は日常生活での息切れ現象をなくします。ちょっと走ったりしても何のことはありません。これがある種のマラソンでの麻薬的感覚として中毒的にマラソンを続ける一つの理由です。
ちょうど、田植えの時期で竜南地区は結構水田風景が広がります。なんともいえません。畔の傍でたたずんでズット田んぼを見ていたい気分になります。私が生まれた柏崎平野。見渡す限り水田風景でした。夜には蛙が泣き、季節を感じたものでした。静岡は、田植え時期が少し遅れています。一生懸命田植えをやっている農家の方から、「今、何時?」なんて聞かれてしまいました。
田んぼの水がこれでもかと堰をきって流れてきます。この水を巡って昔は農家どうしの闘いがあったんだなーということを思い起こします。水は命でした。巴川遊水地の水を使って「レンコン」を作っていらっしゃる農家の方々がいます。ダイオキシン問題で、他の取水口をうまく活用することができず。市がこうした農家のためにどのような施策を打ち出せるのか。
それにしても美しいです。 田んぼがこんなに綺麗なんだ。 もうすぐ田植えは終わります。
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