2005年08月19日(金) |
今日は、納涼!きよしワン・ナイト!祭り |
今日は、県知事選挙以前から計画されていた私の後援会の納涼祭です。若いスタッフと後援会の皆さんが一生懸命に企画を練ってくださったお楽しみ企画です。
ところが、県知事の土地収用の「力ワザ」による測量の開始と小泉首相の「自爆」解散と、とても「楽しくガヤガヤ」という雰囲気ではなくなりつつあります。といっても大勢のメンバーに集まっていただきますので、ここは英気を養って新たな出発の日にできたらと期待している所です。
21日には、「新しい静岡県を創ろう会」が、静岡大学の日詰教授を講師に県知事選挙の総括作業に入ります。30日の総選挙告示もま近のなか、市民運動グループがこの政治状況にどのような対応を示すのか、大いに注目です。
2005年08月18日(木) |
谷空港部長の境界確認作業現場の認識のズレ |
今日は総合交通対策特別委員会が開催されました。昨日の境界線確認作業反対運動もあり傍聴しました。委員は、野澤委員長に赤堀、須藤副委員長、佐原、芦川、山田、水口、岩田、佐野、阿部、花井、大石議員。質問したのは、大石議員、山田議員、佐野議員、阿部議員、花井議員。15;00まで傍聴したのでそのあとに質問した委員の名前は掴んでいません。
当然、空港問題は質問の中のテーマのひとつ。地元・大石議員は、昨日の参加者は地元はいない、他地域から来るのに新幹線、東名、公道を使ってきている、空港に反対するなら公共インフラを使うべきではない、県知事選挙で空港問題は決着、昨日のような抵抗でなく話合いのテーブルにつくべきであるという趣旨の質問。
佐野議員は、昨日のようなことがマスコミ報道されると静岡県には成田のようなことが起きるのではないかと思われてしまうがどう考えるか。花井議員は、大石議員への反論、空港の土地の面積の変化の経緯、運営会社の中での貨物ターミナルの見通しについて質問。
谷空港部長は、「最初空港不用論者であったが、海外の空港を見て考えが変わった」ことを述べました。そして、昨日の県職員の対応について、「強権的に実力的な行動に出ないようにしている。職員の側の安全もそうだが相手方の安全も配慮している。」「土地収用に踏み切ったが、我々は、話合いも続けていく。たまたま、きのうのテレビを見ていた人から話を聞いた。県の職員は、あんな風に突き飛ばされたあとでも頭を下げなければいけないの。インタビュでも粘り強く話合っていく、といっていたが、あの姿勢は偉い、といわれた。」と述べました。
マスコミの取上げ方如何によって現場の空気はかなり違った物として受けとめられるんだな、ということを再確認しました。最初に倒れたのも、現場では、誰が見ても自分でワザと倒れたか、ある報道ではワザと倒れているという声も入っていました、よほど緊張していてチョットしたショックにバランスを取りきれなかったとしか思えない倒れ方でしたが、部長のような使われ方をします。また、頭の下げ方も現場では、何か異様な対応としか思えない雰囲気で、今更何の為に、という感覚でしたがテレビ画面を通じて見ると全然違った風に見える、ということです。
そして、それをあたかも県の職員の方が冷静であるかのように自信たっぷりに語る谷空港部長の現場感覚のズレに何か「怖さ」を感じました。部長はかなり思いこみの強い人なんダナー、これからは心して対応しないと、ある事象が「逆手」に取られるおそれが十分にあります。土地収用は、はじまったばかりです。
2005年08月17日(水) |
静岡空港土地収用、境界線確認作業反対闘争 |
宮城県沖地震での新幹線ストップ、女川原発緊急停止の現状を知りたいと思いまながらも、今日は朝6:30静岡駅南口集合で土地収用の境界線確認作業反対闘争に参加しました。知事選挙で勝利した石川知事、「静岡空港については、当選はしたが白紙委任されたとは考えていない」と言明しながら、最初にやっていることが、空港部設置と収用委員会事務局設置です。
そして、本来なら、まず地権者との話合いを求めるのが問題解決の常道ですが、実際は逆の、物理的に反対派を押さえ込もうという、この3日間の境界線確認作業と9月5日からの6日間(?)の現地立ち入り調査です。今日の作業自体は、任意調査で、地権者が立ち会わなくても法律的には、ほとんど問題のないものです。
9:00前に村田さんの畑に。ここにどういう形で県側は登場してくるのかと思いながら、相手方を待ちました。9:00過ぎに第1回目、9:30過ぎに第2回目、10:00過ぎに第3回目。小松空港建設事務所長、藤田副所長を先頭に約30名、「ここは公道です。話合いをさせてください」と全員でヘルメットを脱いで「お願いします」。ちょっと、やり方が、違うのでは。 立ちはだかる40名の反対派に突破は無理と判断したのか、今度は別の反対方向から畑に近づいてきました。これも結局、押し問答となり、埒があかず、中止となりました。午後からは、松本さんの土地が対象でしたが、これも2回押し問答がありましたが、中止となりました。参加者と地権者は、この強い陽射しの中で、予想以上の闘いが出来たことに感動。本当に頑張りました。
反対派地権者は、3日間の立会いは拒否を表明。住民運動グループも法的手続上は問題がないと判断し、今日のような闘いはいつでも展開できるということで、反対活動は今日の意思表示でひとまず終決することにしました。問題は、9月5日からの35条調査の反対運動の展開方法です。県職員120名、測量技師380名計500名にどう非暴力的な形での抵抗活動を展開できるのか。
総選挙の真只中。マスコミ取材も限定されます。おそらく、そこに知事の最大の狙いがあるだろうと思います。ここは知恵の出し所です。選挙中の世論調査結果での反対派が多数の世論をいかに具体的に目に見える形に表に出す事が出来るのか。これから20日間が勝負です。自民党内郵政反対派も追いつめられながらも、やっとのことで新党結成で小泉包囲を突破しようとしています。
再度の住民投票運動も議論が始まりました。夏休みを終えて、あさ、秋に向けてエンジン再スタートです。
2005年08月16日(火) |
電子投票トラブルでやりなおし選挙 |
8月14日から岐阜県可児市で市議会議員選挙がはじまりました。次次点で敗れた小川ふきさんが、市民グループの要請に改めての立候補ということで、今日、選挙応援に行って来ました。小川さんは、私が共同代表を引きうけている「虹と緑の500人リスト運動」の東海ブロックの代表の一人でもあり、昨年の参議院選挙で中村敦夫さんらと共に比例区の10人の中の候補者でもありました。
今回の再選挙は、2003年7月20日の岐阜県可児市議選で実施された電子投票のトラブルをめぐり、地元の市民グループが選挙無効を求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(今井功裁判長)が、7月8日、無効とした名古屋高裁判決を支持、県選管の上告を退ける決定をしていたことによるものです。
可児市内29カ所の全投票所で一時、投票機がストップするなど大混乱となり、投票しないで帰る有権者が続出。今年3月の高裁判決は、電子投票システムの不備を指摘し、地方選挙電子投票特例法が定めた「公正で適正な選挙の執行」を妨げたと認定。二重投票や投票の失敗などで、最下位当選者と35票差の次点が逆転する恐れがある、として選挙無効がを判断されました。
この判決を受けて可児市市長は、混乱の責任を取るとして、時期は明言していませんが辞任する意向だそうです。35票差をどうするかという事での住民訴訟。弁護士もつけずに市民の力で最高裁まで闘ったそうです。驚きました。まさに市民が政治を変える主役である事がこの裁判でもよくわかります。どうして選挙なのかという市民感情もあるとのことで投票率が大変心配されていました。
いずれにしても訴訟を起こした市民グループから出馬要請された小川ふきさんには是非とも当選して欲しいものです。
敗戦から60年。マスコミもいろんな番組でさまざまな立場から問題を取り上げています。靖国問題も議論されています。昨日は、ちょっとしか見ることができませんでしたが、NHK番組だったと思いますが、複数のパネリストが出ての討論会をやっていました。
カン・サンジュンさんと上坂冬子さんとの間で議論がありました。カンさんが、あの戦争でアジアからだけ批判されているように受け止められているが、日本人300万、その多くは餓死などでなくなった人々が多く、その方々に対する責任を誰がとるのか、このことをきちんとする必要があるのではないか、との問題提起。
こんな詩を見つけました。
「赤紙」は夜明け前に 「ドーイン(動員)ですって・・・」 「来ましたケ」
雨の朝は 油紙につつんで 腹にくくりつけ
吹雪の朝は スコップで 道を拓けながら 凍った朝は ソラにのって 近道をして
稲刈りの跡は 株の露が プチュンと 水鉄砲のように ふくらはぎにかかって 田園をななめに 小走りする
ドーイン(赤紙)は 夜明け前に 届けにゃならん
村役場のハシリの おととは 村に若者がいなくなるまで
一枚一枚 「赤紙」を配りつづける
「赤紙」は 一夜明ければ みな 兵隊に変身する
「赤紙」は夜明け前に 「赤紙」は夜明け前に つばさなければ
(作 高島 保治)
2005年08月14日(日) |
県知事、静岡空港・強制測量スケジュールを公表 |
静岡県谷空港部長は、9月5日からの5日間、8月17日からの土地の境界線確認作業とは別に本格的な測量の開始を公表しました。総勢500人、どんな形で測量を行うのか。記者からの質問に「相手方の出方もあるが、双方とも安全確保するということで、航空測量も検討している」とのことです。
知事選挙、そして、8月8日の臨時議会が終わって、まさに我が道、まっしぐら、の石川ー谷路線のようです。世の中、総選挙で「郵政民営化」をめぐって自民党の分裂選挙、民主党や他の野党はどうする、の政治的混乱状況の中での強行突破作戦。しかも、9月5日からの時期は、まさに選挙戦真っ只中、この時期に何故、このような作戦に出てきているのでしょうか。
空港反対グループとしては、当然にもこの5日間は、現地に張り付きになります。逆にこの焦点化によって、衆議院選挙戦との分断を狙った作戦でしょうか。それとも、粛々と土地収用事業を押しし進め、9月県議会前に事を片付けたいという行政内対策でしょうか。それとも、再度の住民投票という住民運動の活性化を恐れて、どの程度の力量かを見定めたいジャブでしょうか。
いずれにしても7区対策で自民党の動向や総選挙で世論が静岡空港から離れているこの時期での土地収用事業、内務官僚としての権力的体質をあからさまにする石川嘉延知事に怒りを覚えずにおれません。やはり、選挙戦勝利で「白紙委任」されたと大いなる勘違いをされているようです。世論をしっかりと見据えていただきたいものです。
お盆の季節に大雨注意警報。アウトドアは全然ダメ。JRは長岡ー柏崎間で不通。帰省客に混乱。
まさに夏の乱。新潟県でも衆議院選挙控え候補者擁立劇が地方欄でもトップニュース。
全国ニュースに目を転じると静岡県の5区に共産党新人擁立。県知事選挙で吉田陣営に馳せ参じた民主党候補地域については配慮があるのではという推測は謝っていました。
2005年08月12日(金) |
全国共通市民活動の原点 |
岡山市長の衆議院出馬へのニュースを聞きながら故郷での朝を迎えました。父の病状は思ったより回復していて安心しました。
今日は柏崎市のいくつかの施設めぐり。昭和天皇が敗戦後の全国行脚で柏崎訪問の際に宿泊した飯塚邸、今年の4月に合併した高柳町の活性化事業で作られたじょんのび村、かやぶき集落荻の里。
帰りに北鯖石コミュニティセンターに立ち寄りました。昨年11月に北鯖石コミュニティ振興協議会が振興プラン策定に向け、静岡県の中山間地の現状視察に来ていました。その成果がまとめられた、ということで、話を伺いたかったためです。詳細は後日報告します。 そしてそこで柏崎「赤レンガ棟を愛する会」の市民活動を知ることができました。これも詳細は後日報告します。
今日感じたことは、市民が自発的に考え、行動する、これがあらゆる社会運動の始まりの第一歩であることでした。
今日から15日まで夏休みにはいります。 ネット環境から離れますのでに「まつや日記」をどうやってアップできるか、課題です。努力したいと思います。
それにしても、総選挙ー解散、「小泉マジック」にかかったかのような「小泉びいき」のマスコミ報道です。分裂自民党に焦点が向いています。民主党は、「郵政解散」の土俵に乗らず違った争点提示とのことです。「公共事業の大削減」を争点にとの意見もあるようですが、かなりの大胆な戦略が必要です。
静岡県の静岡空港はその時には見なおしの部類に入るのか。そうなることは、民主党県連そのものの問題です。県知事選挙の総括で吉田陣営を応援した人々への処分も検討などとの報道がありましたが、自分達の置かれている立場を客観的に見る事が出来ているのでしょうか。
しばらく、静岡を離れますがゆっくりと国政選挙への関与の方法を考えてきたいと思います。夏休みを過ぎて世論がどう変化するのか、1日1日がおそらく変化の連続であるのではないかと思います。
2005年08月10日(水) |
静岡市浸水被害対策検討委員会 |
久しぶりに町内会の役員の方々と話をする機会がありました。県知事選挙で忙しくしていた7月9日の大雨の時に、安東川では大変な水害が起きていました。今日まで実情を把握していなかった自分を恥ずかしく思ってしまいました。
確かにあの日、大雨で鳩山由紀夫衆議院議員がが吉田としあきさんの応援に来ててくれる事になっていたのに、キャンセルされ、またSBS放送で12時間密着取材があった日で、遊説車にの乗りこんだりしていました。夜は新幹線も泊まり、安東川は大丈夫かと思いつつ、意外に9時過ぎに雨が小ぶりとなり、これくらいなら、と自宅にそのまま帰宅していました。
水害対策のためと取りつけられたポンプが、枯葉など妨害物で事故警報でポンプが止まってしまい、いつもよりひどい床下浸水を含めての水害となり、夜の10時くらいに設置業者と町内会役員会で話し合いをしていたとのことでした。ポンプで被害が食いとめられると信じていただけに、このような形で被害を受けるとは予想していませんでした。故障時の対応策の説明を受けていなかったのです。
反省です。やはり、あの時公民館を覗くべきでした。足もとの被害をどうするかを抜きに県知事選挙にのめりこんでいても、住民からの支持を得る事は出来ません。吉田候補の応援もお願いしていました。「選挙で忙しいのがわかっていたから連絡はしなかったですよ」。返す言葉がありません。
さっそく、市役所から静岡市浸水被害対策検討委員会の基本方針を知るために資料を入手しました。静岡市の浸水常襲地区が、下水道関係で15ヶ所、河川関係で26ヶ所、系41ヶ所が対象となっています。勿論、葵区城北2丁目(準)安東川改修中H16ポンプ設置とあります。近日中に、河川課に説明を受けに行きたいと思います。
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