この1ヶ月ほど、総会の準備などでマラソンができませんでした。いつものコースをいこうとすると川の橋の工事で通行止め、違う道を走りました。久しぶりだとまわりの景色がどんどん変わってしまいます。
つつじが咲き始め、季節の変化を感じさせられ、畑や田んぼのトラクターや耕運機に農家の気分を思い起こさせられます。自然の恵みは、私達の生活や労働を支え、記憶をもよびおこしてくれます。
それにしても街の中はガランガランでしたが、帰省ラッシュが始まっているといいますから、だんだんに人が戻ってきているのでしょう、車が増え始めました。連休が終われば、活動再開、また、あわただしい街並みに変わります。
連休中に、大失敗しました。免許証の書き換え時期だったのに見逃してしまいました。書き換え期間が延びていたので、まだ、時間があると手紙入れに入れてしまっていて忘れしてまいました。せっかくの法律改正を無にしました。
6月から駐車禁止チェックを民間がやる事になります。この法律改正は、大都市中心の施策ですが、この静岡にどのように展開されて行くのか。「みなし公務員」となる民間人の法律行使に市民がどんな反応を示すのか、注目です。
風もさわやか、こいのぼりが空高く舞うにふさわしい、こどもの日。やや暑かった1日でしたが、何かを感じました。弟からは、母が回復に向かっているとの知らせ、病床での姿が目に浮かびます。
ニュース23で筑紫哲也さんと宮崎駿さんが10年ぶりのこども日に対談。聞き逃すまいと二人のトークに集中しました。子供は3年テレビを見るなといった自分がDVを売っている、宮崎さんの自分とのせめぎあい、を感じました。
でも、結局はコミュニティの崩壊に行き着きます。筑紫さんの、小さな頃は道草をくって親に怒られながらもその道草が楽しかった、でも今の子供は、その道草の楽しさを経験できない、その感覚のゆがみが社会をおおう、と。
だから、民族教育だ、愛国教育が必要だという議論は何かおかしい、まさに実感です。教育基本法での愛国心を、と叫ぶ人々の気持ちはわかります。しかし、復古主義では、おそらく、この社会の現実をケアできないと思います。
いつも私が主張しているわれわれ世代の「未成熟な個人主義」と今の若い世代の「過剰な個人主義」、どこでどうか重なり、どこで食い違っているのか。まさに国家とは、公とは、そこにいる個人とは、根源的な問いです。
ジェンダーパッシングも結局、そこところに行き着きます。5日のこどもの日に3日の憲法問題がどうしても重なってしまいます。少子化でこどもたちがどんどん減っていきます。未来のこどもたちの人権と共同体はどうなるのか。
| 2006年05月04日(木) |
映画『ホタル』をビデオで観る |
新緑の季節、旬が食卓に並びます。タケノコ、菜の花、新ジャガ、たまねぎ。これだけ、あれば充分。最近、きよみというみかんを焼酎お湯割に使います。近くの方に無農薬のものをいただいてからの「のめりこみ」です。
連休ということで、前から観たいと思っていてかなわなかった、5年も前の作品『ホタル』を借りました。知覧特攻隊をテーマにした作品で、高倉健、田中裕子主演の心温まる夫婦映画であると同時に痛烈な社会派作品です。
キム・ソンジェという朝鮮人特攻隊、朝鮮民族のために、許婚(いいなずけ)のために、明日は敵艦を撃沈します、朝鮮民族万歳、ともこ万歳、が検閲のために文書で残せない、と明日はわが身の、特攻隊員に語られます。
長年、連れ添う夫婦の愛の深さに涙します。忘れがたい青春期の愛の想いでも、その戦争という時代を生き抜いた二人だけに、そのことが透析が義務付けられる病をも抱えながら、昇華していきます。
日本の特攻隊と、ベトナムの民族解放のために戦車に鎖で自分の体を巻きつけて米軍相手の戦った青年達、そして、今、イラクで米軍に突っ込んでいくイスラム原理主義の若者達、どこがどう違うのか。国の為に、民族の為に。
「生きろ」と叫ぶ北岡総長。病床の母の姿が浮かびます。生きて欲しい、もう一度、母の声を聞きたい、誰しもが想う肉親への愛。国のため、世界のために死んでくれ、と小泉首相はイラク派兵に際して、自衛隊に命令しました。
『ニュース23』で筑紫哲也さんの多事争論ー今日のテーマは、人気TV番組のキャスターであったエドワード・マローと「赤狩り」を先導したマッカーシー上院議員の闘い・映画『グッドナイト・グッドラック』。
テレビと政治、誰がこの時代をきちんと語ってくれるのか。語りたい自分がいるということはすぐにわかるのですが、私たち、遅れてきた団塊の世代・特有の「思い込み」にどう自嘲しながら、次の世代に語れるのか。
| 2006年05月03日(水) |
59年目を迎えた日本国憲法 |
母の病状を気にしながら静岡に戻りました。しばらく小康状態という間に、抱えている宿題の解消する必要もあり、連休だからとゆっくりできない状況が続いています。今日は憲法59周年。マスコミの社説を追いました。
憲法問題を正面に掲げたのは、中日新聞と毎日新聞です。産経新聞、日経新聞は、憲法問題を取り上げず、在日米軍の再編問題を取り上げています。朝日新聞も在日米軍再編問題をとりあげ、1面で憲法問題を取り上げました。
読売新聞は、米軍再編問題と憲法問題を取り上げていますが、「小沢さんの改憲論はどうなった」と半分茶化し気分です。我が、静岡新聞も、憲法問題と在日米軍再編問題の両方を取り上げています。
中日新聞が、憲法は本来、権力者を規制するもの、ところが、国民規範として憲法問題を位置付けようとする改憲派に警鐘を鳴らしています。極めて原則的です。マスコミ界で一番の護憲派ではないでしょうか。
毎日新聞は、記者の目で岩見隆夫氏を登場させ、改憲論のエネルギーの消失を軸に、憲法と自衛隊、米軍再編など小泉首相の情熱のなさに、政治への冷やかな評価を展開します。このリアルな分析エネルギーは驚嘆に値します。
朝日新聞は、現実と憲法のずれを埋める解釈改憲を、「巧妙な妥協」として、3人の識者の発言を引用しながら、「一種の成熟」した政治バランスと紹介しています。護憲派側からの「苦肉の策」という感じです。
勿論、私は9条改憲に反対の立場ですが、国際連携のなかに9条の精神を生かした外交戦略をどのように打ち立てていけるのか。人と人の関係を含めて具体性と政治的潮流をどのように作り上げることができるのか。
アメリカ・フランス・イギリス・ドイツでも、若者や労働組合がイラクへの戦争加担に反対するデモンストレーションが起きているのに、また、人種差別に対してもフランス、アメリカで。何故、日本に直接行動が起きないのか。
何か、おかしい、日本。9・11が世界を変えたのは間違いないのですが、アメリカ政府追随とは異なる市民レベルでの国際性をどのように発揮していくのか。団塊の世代故か、嘆きと同時にパワーも湧いてくる昨今です。
さすがにインフォームド・コンセントは徹底しています。
神の恵みとしか言いようのない形で一命は取り留めたものの小康状態。
弟からの連絡で、急遽、搬送先の病院へ駆けつける。
| 2006年04月29日(土) |
原発耐震指針の見直し |
原子力安全委員会・耐震指針検討分科会は昨日、改訂原案をまとめたとの報道があります。各社の見出しを追ってみます。
産経新聞−原発耐震指針 「直下」の基準強化 M6,9目安 施設ごと対応 中日新聞−原発の耐震指針強化 「直下M6,5基準」基準は廃止 既存炉も適用 朝日新聞−原発の耐震指針強化 28年ぶり 既存55基も対象 原子力安全委 読売新聞−原発の耐震基準 強化 25年ぶり指針改正案 国、55基再点検へ 静岡新聞−原発耐震化へ新指針案 既設炉、安全も再確認 原子力安全委 毎日新聞ー原発耐震 想定外対策は盛らず 安全委 指針改訂原案盛らず 日経新聞−原発耐震指針25年ぶり改訂 13万年前まで調さ 安全委方針
この5社は1面トップで、それぞれ解説や関連記事を載せていますが、毎日新聞は1面真ん中、日経新聞は5面の扱いです。各社は解説や事実関係を伝えながら、その画期的側面を強調していますが、毎日新聞は、辛口評価です。
「安全性を検証する確率論的な方法は盛りこまれず、想定外の地震に対する不安の声に応える内容になっていない」。署名記者の1人中村牧生記者は、確率論的方法についてスクープしてきた方だけに、納得できないということでしょうか。
浜岡原発を抱える中部電力がどのような対応するのか、大いに注目です。こうした中、原発震災全国連絡会・事務局長の古長谷稔さんが『放射能で首都圏消滅』という題名の本を出版しました。
「出版業界では初版2,000冊が常識のところ、今回はなんと、初版13,500冊から入っています。しかも、発売前に書店の反応が良いとのことから、発売前に5,000部の増刷が決まりすでに18,500冊の印刷が済んでいます」とのこと、是非購入を。
| 2006年04月28日(金) |
政務調査費の公開を求める申し入れ |
本日、政務調査費の議長への報告の締切日でしたので、下記の申し入れをしました。15:00から記者会見を行い、15:30に議長室に行き、橋本議会事務局長に手渡しました。3度目の申し入れですが、何とか改革の方向性を見出したいものです。
静岡県議会議長 大橋正己様 2006年4月28日
静岡県議会・政務調査費の議長監査と閲覧公開に関しての申し入れ 県議会会派「市民の風」 代表 松谷 清
本日、県議会会派・市民の風は、05年度政務調査の収支報告書を議長に提出いたします。支給総額は、450,000円×12=5,400,000円で、支出総額 5,372,691 円、で残金は、27,309円で、後日返還措置をとります。
政務調査費につきましては、2004年、2005年に県議会会派・市民の風で今回と同じ趣旨の申し入れを行いました。その後、各会派代表者会議で議題として取り上げられたとのことですが、現段階においても検討経過はつまびらかではありません。そして、結果として会派「市民の風」の申し入れは実現していない事になります。
政令市=静岡市議会においては、政務調査費の領収書含め閲覧公開を実施しており、全国政令市議会の情報公開ランキングでもトップの評価が与えられております。県並権限をもつともいわれる政令市をチェックする静岡市議会とは、県議会はある意味で、政策立案能力をめぐって新たな競争関係に突入しています。浜松市の政令市化も睨み、分権時代にふさわしい静岡県議会の先進性の証としても、政務調査費の支出証拠書類を含めた情報公開は時代の趨勢といえるのではないでしょうか。
特に、3月に公表された全国市民オンブズマンによる第10回全国情報公開ランキングでは、静岡県は120点満点中29点で全国最下位という恥ずかしい結果となりました。評価点が低い理由は、知事部局の知事交際費や指定管理者制度の公開度が大きく影響していますが、それと同じくらいにランクを引き下げているのが政務調査費の公開レベルです。政務調査費の評価点は、30点中1点で、最下位の東京都0点を1点上回っているものの全国ランキング29番(18府県が1点)と下から2番目です。
全国市民オンブズマンは、政務調査費については、4つの観点での評価を行っていますが、証拠書類の公開だけにとどめていません。具体的には、�〜竿姪�な活動成果の記載−5点、��費目ごとの集計、他に収支明細の記載があるか否か、記載内容−10点、�N亮�書等証拠書類の添付−10点、�せ觧(鷙陲陵�無−5点、より詳細な説明責任を求めています。県議会全体の政務調査費4億2120万は、極めて多額な税金であり、その具体的使途については、多くの県民の関心事となっています。今こそ、海外視察支度金制度同様に、議会自身の自己改革の姿勢を県民に示す絶好のチャンスではないでしょうか。
以下3点に関して、5月19日の臨時議会前に解決の方向性を打ち出していただけるよう要望する次第です。
1、議長権限に基づく01年、02年、03年、04年の政務調査費の領収書など証拠書類を含む収支報告について「条例−規定」で定めのある監査を行う事。
2、政務調査費に関して証拠書類を含めた収支報告の閲覧・公開体制の実施について検討する代表者会議を開催する事。
3、代表者会議を含め05年度中の政務調査費に関する検討内容、課題など報告書を作成し議会および県民に公表する事。
| 2006年04月27日(木) |
堀江貴文容疑者、保釈される |
小泉構造改革路線の「影」といわれた4点セットで、耐震偽装問題では、一挙に関係者の逮捕が始まりましたが、その一方で、ライブドア事件では、渦中の堀江貴文容疑者が保釈されました。逮捕依頼、94日ぶりとのことです。
「勝ち組」「負け組」、格差社会の象徴的存在となっている堀江容疑者ですが、「完全黙秘」を貫いての保釈です。保釈後に記者会見をやると言われていましたが、まだそのニュースをみていません。最初にどんな言葉を発するのか。
東京地検の幹部の発言とも言われる「額に汗する人々が報われる社会」、買収されかかったフジテレビ幹部の「公共放送の原点を守る」、いずれも堀江容疑者を厳しく批判する視点です。堀江容疑者のどこが、間違えているのか。
そんな時に、週刊誌AERA編集部の大鹿靖明記者が『ヒルズ黙示録 検証・ライブドア』(朝日新聞社刊 1575円)を著しました。大鹿記者は、静岡支局に在任されている方でもあり、何となく親しみが湧いてきます。
団塊の世代層はライブドア登場に初期には支持してきたといわれてきただけに、ライブドア事件の社会的評価は、きちんと行う必要があります。まだ購入していないのですが、インターネット上での評価をみてみました。
割りと好評のようです。静岡県ともなじみのある方です。大鹿記者のような世代のマスコミ人がこの問題をどう捉えているのか、是非とも、直接聞いて、議論をしてみたいものです。講演会が実現できるかもしれません。
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