金色の夢を、ずっと見てる

2009年07月26日(日) まとめが記(その1)

ちょっと間があいちゃったのでまとめて。


7月19日(日)
珍しく家族でお出かけ。雨でヒマだったので、郊外のショッピングモールに行きました。

着いたらまずはお昼ご飯。すごい混雑でレストラン街はどこも行列ができてたので、早々に諦めて2階にあるフードコートへ。とりあえず席を確保して、まずは私がユウの分(うどん)を買いに行く。夏限定の冷やしかけうどんなる物があったのでそれにしました。だって暖かいの買って行っても
「パパちゃん、ふーふーして」
とこっちが手を取られるだけなんだもん(苦笑)

次郎君がユウにうどんを食べさせてくれてる間に、私は自分の昼食を買いに別のお店へ。一緒にうどんを買おうかとも思ったんですが、並んでる間に立ち並ぶお店をぐる〜っと見てたらオムライスがおいしそうだったんですよ…私がオムライスを買って席に戻ったら、代わって次郎君が買いに行く。1つの店で全員分買ってしまえば効率がいいのは判ってるんだけど、ついつい2人とも
「いっぱいお店があるんだから食べたいものを買おうよ」
という方に行ってしまうんだよね。

次郎君が太平燕(タイピーエンと読みます。熊本の郷土料理で、大雑把に言えば麺の代わりに春雨を使ったちゃんぽんのような物)と炒飯を買って戻ってきた頃には、ユウはうどんを食べ終わってました(^^; この人、普通の1人前を完食しましたよ。次郎君が食べる間ユウをテーブルに留めておくために、デザートにアイスを買う羽目に。


食事が済んだら、店内をうろうろ。スーパーマリオのふわふわ(正式名称をなんて言うんですかね。中がトランポリンやボールプールになってて入って遊べるでっかいバルーン状のアレです)があったんですよ。でも子供しか入れないし、ユウ1人ではまだ無理だよな〜なんて思いつつ通り過ぎようとしたら、ピタリとユウの足が止まりました。

お?と思ったのですが、止まった理由は私達の考えとは真逆。なんとユウ、近くを通るだけでも怖かったらしく、全力でパパの手を引っ張って遠ざかろうとするじゃないですか(笑)
「怖くないって、パパもママも一緒だから。通り過ぎるだけだから!」
と言ってみたのですが
「イヤ!そっちイヤ!!」
と今にも泣きそうな顔で一生懸命離れようとする(苦笑)結局、抱っこして可能な限り距離を取って迂回して通過しました。何がそんなに怖いんだろう?

さらに、別の場所では何やらキャンペーンをやってて、トラの着ぐるみが風船を配ってたんです。ユウ、風船は欲しいんだけど着ぐるみは怖い。こちらも遠巻きに迂回して、着ぐるみじゃないお姉さんからもらいました(笑)同じ着ぐるみでもアンパンマンは平気だったのにな〜。しかもその風船はすぐに天井に飛ばしちゃって、もう1個もらうし。


特に買い物らしい買い物はしなかったのですが、いい暇つぶしになりました。帰りの車ではユウは10分と経たずに寝落ち。そりゃーお昼ご飯の後にあれだけ歩き回ったら寝るよな(^^;


帰りにちょっとスーパーに寄って鰻を買う。土用丑の日なんでね。中国産は怖くて買えず、倍以上値段が違っても国産買いました。



7月22日(水)
世紀の大イベント、日食。しかし生憎の曇り空。欠け始めたはずの9時半過ぎから時々外を気にしてたんですが、どこを見上げても見えやしねぇ(--;

11時ちょっと前頃、何気なく窓の外に目をやって
「あ、心なしか外が薄暗い感じしますね」
と言ったら、隣の部長が
「あぁ本当だ。やっぱり雲の向こうでも欠けたら暗くなるのかなぁ」
と答えてくれたので
「ちょうど、今が最大に欠けてるはずの時間なんですよね。見えそうにないですけど」
と言ったんですよ。そしたら斜め前の課長が
「見えないかな?」
と窓の外を見上げる。それをきっかけにその辺の人達が
「見える?」
「いや、この窓からじゃ角度的に無理でしょ」
「あっちの非常階段の方出たら見えるんじゃない?」
とそわそわし始め、結局みんなで非常階段に出て空を見上げました(笑)なんだよー、皆本当はやっぱり気になってたんじゃん(笑)

で、結論から言うと、ばっちり見えましたよ!部分日食。日食グラスで見ないと危険ですよと事前に散々告知されてたにも関わらず、全員裸眼で見てましたけどね。でも分厚い雲が逆にちょうどいいフィルター代わりになってくれて、雲がかかった瞬間に三日月のような細い太陽がくっきり。

それでも、雲の切れ間に差し掛かるとやっぱり眩しくて直視できないんですね。思ったほど暗くもならなかったし。9割がた隠れてるのにこんなに明るいし眩しい。お日さまってすごいんだなぁと改めて思いました。


あとで聞いたら、3階にある支社の人達も全員屋上に出て日食見物してたらしいです。のんきだな、うちの会社(苦笑)ちなみに携帯カメラで撮影に挑戦しましたが、なかなかキレイに撮れましたよ。



7月24日(金)
保育園で夏祭り。でも夏祭りといっても出店なんかは全然ありません。子供達が楽しめるゲームがいくつか用意されてて、最後にお土産もらって解散というこじんまりしたもの。準備もすべて保育士さん達だけで、保護者が駆り出される事はほとんどありません。

幼稚園とかだと保護者が出店で焼きそば作らされたり、バザーに出すための手作り品を準備しなきゃいけなかったりして結構大変…なんて話も聞くんですけどね。でも考えてみたら、仕事してるから子供を保育園にお願いしてるのに、その保育園の行事で雑用が増えたらやってられんよなぁ。

この日もお天気が悪く、残念ながら園庭が使えませんでした。なのでゲームやイベントはすべて室内で。冷房がついてたので、園庭でやるより却って良かったかもな(笑)ユウもまだ細かいルールなんかはよく判らないながらも、保育士さんに教えてもらいつつすべてのゲームに参加できました。

最後にみんなでアンパンマン音頭を踊ろう!のコーナーでは、
「人見知りするけど、こんなに大勢見慣れない大人がいて大丈夫か?」
と心配する私達をよそに、楽しそうに輪に入って大好きな保育士さんの隣で上手に踊ってました。同じクラスの子でママにしがみついて離れず全然踊れなかった子がいたんだけど、正直ユウもそうなるんじゃないかと思ってたので(だって保育参観で同じクラスの保護者がいっぱいいるのを嫌がって、皆と一緒に遊べなかったヘタレですよ)楽しそうに踊る姿はすごく嬉しかったです。

本当は最後に花火をあげる予定だったんだけど、この天気じゃ無理かなぁ…という状況だったのです。でも途中から小雨になったので『このぐらいならできるかも!』という事になったようで、保育士さん達が準備をしてくれました。なのに、いざ花火するよ〜と子供達が見物に集まってきたら、その時だけ狙ったかのように大雨(^^; 保育士さんはともかく、花火が濡れちゃったらもう無理だろう?と思ったのですが、頑張ってくれました。最初に予定してたように“次々にバーッと”とはいきませんでしたが、1つ火がつく度に子供達が手を叩いて大喜び。ユウも
「花火、きれいねー!先生がつけてくれたね!」
と嬉しそうに見てました。


終わったら、一緒に見に来てたうちの両親も含めて5人で食事に行きました。近くの居酒屋の個室に落ち着いて、ユウはミニうどんをぺろっと平らげたらお土産でもらった風船に夢中。おじいちゃんに膨らませてもらって、ご機嫌で遊んでましたよ。うどんだけじゃなくて、ほっけの焼いたのとかあれこれと沢山食べてくれたし。良かった良かった。



7月25日(土)
土曜日だけど、ユウは保育園へ。この日は、家の事を片付けようと思って預ける予定にしてたんですが、この前の3連休で結構家の中が片付いてたのでそこまで気合入れてやらなくても良さそうだな〜って感じ。じゃぁせっかくだからと、久々に大学時代の友人アヤノとカラオケに行く約束をしたのです。アヤノも2人の子供がいて普段はパートで働いてるので、ちゃんと早めに連絡してお互い都合つけて。


で、保育園の前に眼科。先日行った時にユウが機械を怖がっちゃって検査できなかったので、再度の受診です。今回は機械での検査はできたんですが……その後、先生との問診で
「ちょっと近視があるようですね。もうちょっと詳しく検査しましょう」
という事になったんですね。んで看護師さんが目薬を手に言ったんです。
「ちょっと瞳孔を開かせるお薬を点眼しますね。効果が出るまでに1時間ぐらいかかるので…」

……は?1時間?

点眼して1時間後ぐらいに検査をする、と。で、その1時間の間は外出とかしてもいいですよ、と。


いやいやちょっと待って。この日もすごい混んでて、検査の後(先生の診察の前)に30分近く待たされてその間にユウがすっかり退屈しちゃって大変で、9時半前には着いてたのにこの時点ですでに10時半回ってたんです。しかもこの人、この後保育園行くんですよ。私も昼から予定あるんですよ。なのに今から薬が効くまで1時間待ってそれから検査?


すみません、無理です。時間がありません。


そう言って断ったら
「じゃぁその検査はまた時間がある時に来てください。でもこれ(3歳児検診で出してくれた紹介状)は有効期限が今日までなので、後日だと検査費用かかりますけど、いいですか?」
だって。もうしょうがないので
「いいです、それで」
と言って帰ってきました。だって急に1時間以上もかかる検査しましょうなんて言われてもさ〜。

っつーかそもそも、3歳やそこらの幼児が20分も30分もおとなしく待ってられるわけないじゃん。うち以外にも、退屈したらしくグズってる子供が他にもいたんです。混んでるから仕方ないとは思うんだけど、赤ちゃんや幼児はちょっと融通利かせてくれたらいいのにな〜と思いました。別に子供を特別扱いしろってんじゃなくて、退屈して機嫌が悪くなっちゃったら結局検査ができなかったりするわけですよ。そうならないように、ちょっとだけでも待ち時間を短くしてくれたらいいのになーと。でもこういう事言うと、子供嫌いな人からはすっごい反発くらうんだろうな(苦笑)


それからユウを保育園に連れて行き、ちょうど約束してたアヤノから
「子供達をもう預けたから、予定よりちょっと早いけどもういつでも大丈夫だよ」
と連絡が来たので、そのまま待ち合わせる事にしました。

まずはランチ。最初に行ったお店が休みで、じゃぁこの前妹と行こうとしたけど混んでて入れなかったお店がすぐそばだから行ってみる?という事に。前回来た時はローカルのテレビで紹介された直後だったのですごく混んでたのですが、それから1週間経ってさらにかなり天気が悪かったせいもあってか、すんなり入れました。

でも渡されたメニューを見てビックリ。え?ランチ1種類しかないの!?

前菜・スープ・サラダ・メイン・パンかライス・デザート・ドリンクというコース。お値段は980円と安かったけど、それしかないってのは……メインは肉か魚か選べたけどそれも各1つずつの2択だったし、もうちょっと選ぶ余地が欲しかったな〜。私達のすぐ後に2組ぐらいお客さん入ったんですが、全テーブルに同じタイミングで料理が運ばれてくるんですね。全員で同時に同じもの食べてると思うと、なんか手抜きされてる感じが…(--;

えぇ、充分おいしかったのですが、多分もう行かないな。誰かが
「行ったことないから行きたい」
と言えば付き合うけど、自分からもう1度は行かないね。ちなみに上記の内容を妹にメールしたら
『そっかー、教えてくれてありがとう。じゃぁ私はもう行かなくていいや』
という返事が来て苦笑。結果的に営業妨害になってしまった(^^;


それから、メインの目的であるカラオケへ。前回は確か妹と来たんだけど、それがいつだったか思い出せない…子供産んでから本当に行けなくなりました。買い物とか本屋とか“生活になくてはならない分野”にはなんとか時間作るんだけど(私にとって本屋は“なくてはならない”部門です)、カラオケとかドライブで遠出とか純粋に“楽しむためだけの外出”は難しくなりますね。まぁしばらくの事だし仕方ないんだけどさ。



……まとめて書いてもずいぶん長くなっちゃったので、続きはまたそのうちに。今日はここまでで(^^;



2009年07月18日(土) もちろん、締めは雑炊で。

昨日からちまちまと日記のデザインに手を加えてます。といっても、配色を変えてみたり、背景を入れたりしてるだけですけど。

あ、日記のタイトルもしれ〜っと変えてみました。実はこないだまでのタイトルはあんまり気に入ってなかったんで。でもいざ変えようとすると難しいですね。なかなか思いつかない。結局TMネタに納まりました(苦笑)




今日は、午前中は眼科へ。しかし患者は私ではなくユウです。先月の3歳児健診の時に
「ちょっと視力が悪いかもしれないので、ちゃんと眼科で検査してもらってください」
と言われて紹介状出てたんですよ。で、その紹介状の有効期限が1ヶ月しかなくて、とりあえず同封されてたリストの中で一番近所の所に行って見ました。


着いた途端、何事かと思うような混雑ぶり。前に私も1回来た事があるんですが、その時はこんなに多くなかったぞ!?待合室のスペースが足りずに立って待ってる人も大勢いる中、どうにか空いてたスペースに座って待つ事しばし。混み具合の割りには待ち時間は長くなかったかな。

まず最初は、健診でやったのと同じやり方で測定。ユウに厚紙で作った大きなCを持たせて、看護士さんが見せるCと同じ向きになるように動かす。う〜む、やはりちょっと遠くになると見えてないみたい?

それから機械を使っての測定だったんですが、これが大変でした……なぜかはわからないんですが、ユウは『覗き込むタイプの検査』を異様に嫌がる。嫌がるっつーか、怖がる。私の膝の上で機械の前に座るとこまではいいんだけど、高さを合わせようと機械がウィーンと動くと、途端に怖がって大暴れ。指定された場所を覗き込む事がどうしてもできずに、看護師さんと2人で散々説得して丸め込もうとしましたが、結局出来ませんでした。

その後、しばらく時間を置いてもう1度やってみたんですが、やっぱりダメ。さらに先生との問診でも、眼球を見ようと先生がペンライトのようなものを向けると、それだけで嫌がって大騒ぎ。


結局検査の半分近くが実行できず、何もわからないまま終わってしまいました。先生は
「また日を改めてやってみましょう。紹介状の有効期限内なら大丈夫ですから、また来てください」
と言ってくれたんですが、有効期限ってもう後1週間で切れるんですけど…(--;



検査が終わったら実家へ。実は今日、本当は以前保育園にいたお友達と遊ぶ予定だったのです。でも昨日になって
『すみません、熱が出たので病院に行ったら、溶連菌感染症っていう病気でした。約束を延期してもらえませんか』
というメールが来ちゃって。あらら、それじゃ仕方ない。ユウも2ヶ月ぐらい前にやったよ、それ(苦笑)

というわけで、急にヒマになったので実家。だって2人で家にいても、こう暑いとテレビばっかり見ちゃいそうでさ。


実家ではビニールプールを用意して待っててくれました。水遊び大好きなユウは大喜び。じいちゃんをつき合わせて延々遊び、ようやく家に上がってきた時には体中が冷たくなってました(笑)この暑い日にこんなに冷たくなるって、どんだけ水に浸かってたんだ!?(苦笑)



たっぷり遊んで、おやつももらって、後はコロリとお昼寝。その間に私はちょっと本屋に行かせてもらって、ついでに夕飯の買い物もして(実家で頼まれてたお魚も買って)、夕方帰宅。


夕飯は、次郎君のリクエストで鍋。最初に
「湯豆腐食べたい」
とリクエストされた時は
「この暑い時期に…!?」
とびっくりしたのですが、どうやら『ここ数日、昼に冷たいもの(ぶっかけうどんとか冷やし中華とか)ばっかり食べてたせいか、腹の具合が悪い。なので暖かいものが食べたい』という事らしい。だったら、湯豆腐だとおかずを別に用意しなきゃいけなくて面倒なので、水炊きで良いか?というわけで。


暑いのは暑いんだけど、エアコンの効いた部屋で鍋を食うというのもなかなか悪くないもんですね。冬に暖かい部屋でアイス食べるとちょっと贅沢な気分になるのと一緒か(笑)久しぶりにユウがおかわりまでしてがっつり食べてくれたのも嬉しかったしね。



2009年07月17日(金) 春ドラマ感想。

4〜6月期のドラマをようやく全部見終わったので、感想など。


……てかその前に、実は今回、始まった頃にいつも書いてるレビューを書きそびれたんですよね(--; 春のドラマが始まった時期ってなんでか結構バタバタしてて、初回を見るのがことごとく遅かったんです。今期のドラマももうほとんど始まってるので、今回は早めに書くつもりです(^^;


さてさて、では最初の時点での『見る・見ない』を書きそびれたので、結果としての『見た・見なかった』を書いてみます。まずは残念ながら見なかった編




『婚カツ!』
途中で挫折しました。最初の3回ぐらいだったかな〜、ちゃんと見たのは。

なんていうか、新鮮味がなかったってのが一番大きな理由ですかね。展開もなんとなく読めちゃったし、正直言うとキャスティングもそこまで心惹かれてなかったしなぁ。実はもともとそんなに興味はなくて、唯一『見よう!』と思った理由であったKAT-TUNの上田くんもなんかあんまり目立ってなくて、それであっという間に興味が失せちゃいました。後半は目立ってたのかな?上田くん。



『ハンチョウ』
佐々木蔵之介さんが結構好きなので見てみましたが、毎回録画して見るほどにはハマりませんでした。残念。



『アタシんちの男子』
一応初回を見て、そこで挫折(苦笑)てか正確には初回の途中で挫折。なんとなくおもしろそうだな〜と思ってたんだけど、よく見たら特に好きな俳優さんも出てないし、最後にはみんな仲良くなって大団円って終わり方をするのかなと思ったら、もうどうでもよくなっちゃった。



『白い春』
見るヒマがないながらも、ずっと録画はしてたんです。でも『BOSS』とかがおもしろくて優先して見てる間にどんどん見れないまま溜まっていっちゃって、結局7回分ぐらい溜まったところで諦めました。時間があったら見たかもなぁ。



『臨場』
テーマ的には好きなジャンルなのですが、これも時間がなくて諦めたパターン。なかなかリアルタイムでは見れないし、録画しておいてもそれを見るヒマがないんだよね。



『ザ・クイズショウ』
これまた運が悪いドラマでした。土曜日って旦那が飲みに行ってて私は実家に行くって事が時々あって、そうなると実家では見れたりするんですよね。つまり、録画したまま見れない回が溜まっちゃって、見れないまま所々をリアルタイムで見ちゃったんですよ。そうなるともう
「今回を見てなんとなくわかったから、見てない分はもういいか」
ってなっちゃうの。そしてなんと、結局全体では半分も見てないまま、最終回を見ちゃったんです。それも中途半端に。

でも、一部で不評だったらしい“変なテンションの桜井君”は平気だったんですが、どうやら私は俳優としての横山裕が苦手なようです。そういや『有閑倶楽部』の時も、この人の清四郎がどうにも受け付けなかったっけ。(まぁあれはあれで、主役だったらしい赤西君の魅勒がダメダメだったんで横山君があまり気にならなかったってのはあるけど)



最初から見る気がなかったのは『スマイル』。人種差別とかこれも裁判員制度とかなかなか思いテーマの作品だったようですが……最近気付いたのですが、どうやら私、新垣結衣ちゃんが苦手なようです。彼女の作品を1つも見た事がないわ。CMはすごくかわいいと思うんですけどねぇ。

『ぼくの妹』も初回だけでも見てみようかなと一応録画はしましたが、結局見ませんでした。『ゴッドハンド輝』は確か最初の1〜2回だけ見たんですが、主人公の
「新人だからとかいう以前に、あんたそれ社会人としてどうよ?」
な行動が気になって気になって、見る気がなくなっちゃいました。平岡祐太くんは好きなんだけどなぁ。あれってすっごく早く終わりませんでした?打ち切り?



で、次は見た編


『アイシテル〜海容〜』
これはハマりました。テーマが重くて最初はどうしようかと思ってたのですが、子供がまだ3歳とはいえ同じ『母親』として、他人事ではないなと思うと気になって気になって。

回が進むにつれて、被害者の親である板屋由夏さんの演技が良くて引き付けられました。ただの優しさで許すのではなく、同じ親として加害者の母親(稲森いずみ)の心情を思うと憎み続ける事ができない…という気持ちの変化が、すごく伝わってきた気がします。

最終回付近で被害者の父である佐野史郎さんが
「記録を読めば読むほど、相手(加害者)もその家族もうちと同じような普通の家族であることがわかってしまって、そうなるとこの憎しみをどこにぶつければいいのかわからない。でも向こうの親の気持ちを考えて同情するなんてできない」
という内容の事を言った時に、あぁこれは父親と母親の違いなのかもしれないなと感じました。自分が実際に子供を殺された時に加害者の母親の心情を思いやれる余裕があるかどうかは判らないけど、父親よりは母親の方が、相手の母親の気持ちが判るんじゃないかなって。

その母親が加害者少年に宛てた手紙で
『1人で困っていた息子に声をかけてくれて、一緒にキャッチボールまでして遊んでくれてありがとう』
と聖母のような優しさで呼びかけ、でも最後には
『息子の分まで生きて、良いパートナーを見つけて幸せになってください。あなたがいつか結婚して子供を持った時、自分がした事の本当の重さに気付くと思います』
と将来長きに渡って罪の重さを実感させるような、残酷な言葉を突きつける。その揺れが、すごくリアルだったと思います。

加害者少年が自立支援施設に入って、退所後の事まで描いてあったのが良かったと思いました。小学校5年生から中学1年って体格とかもすごく変わる時期だから、その辺ちょっと無理があったのは残念だけどまぁ仕方ないかと(苦笑)施設を退所して両親の元に帰れたけど『自分が殺してしまったあの子はもう親と過ごしたりおいしいものを食べたりできないのに、自分だけが許されて自由になって幸せになっていいんだろうか』と苦しんだり、携帯サイトで退所の事実や復学した小学校名が晒されるという現代ならではの怖さがあったり。

最後に加害者少年の両親に第二子が産まれ、母親の産みの苦しみを目の当たりにし、自分も、そして自分が殺してしまった少年もそうやって産まれてきたのだという事を思い知り、小さな弟の手の温もりに号泣した加害者少年。きっと、この時に本当に心から悔いて更正の道を歩き始めたのではないかと思いました。もちろんそれまでも反省はしてたんだろうけど、この時が本当の第一歩だったんじゃないかな。



『夜光の階段』
素朴な疑問なんですが、あんなに次々に人を殺しててまったく証拠を残してないなんて可能なんですかね?いやまぁ実際には殺しに行く途中で目撃されたりしてるわけですが、状況証拠はいっぱいあっても物証は全くといっていいほど出てこなかったじゃないですか。そんな事可能なの?

主役のフジッキーの演技力が微妙だと私の周囲ではもっぱら評判でしたが(苦笑)共演者に助けられたかな、と。小林稔侍さんを始め、木村佳乃に夏川結衣、室井滋、余貴美子さんといい役者さんがそろってたと思います。でもラストは正直ビミョーだったな〜。証人として出廷したはずの裁判で、子供の頃に自分を捨てて出て行ってやっと再会できたお母さんを引き合いに出されて説得されて罪を認めちゃう、って……なんていうか、ベタ過ぎる展開にちょっと興醒めしちゃいました。

だってさ〜、一昔前の刑事ドラマで立てこもる犯人に
「おふくろさんが泣いてるぞ!」
みたいなノリじゃないですか。まぁそうやって母親の話を出されて落ちたって事で、道夫(フジッキー)にとって自分を捨てて行った母親の存在がそれだけ大きかったんだって事を表現したかったんだろうけど、あんな簡単にお涙頂戴みたいな流れで自白なんてしてほしくなかった。もっと悪人に徹してほしかったな。

確かに男前だが、あんなに次々に女が落ちるもんか…?とも思いましたが、そこ突っ込んじゃダメなんですね、きっと(笑)最後に、道夫が自分が殺した女達の幻を見ながら独白するシーンで、直接道夫が殺したわけじゃないけど道夫が原因で死んだ事には変わりない竹崎弓子(南野陽子さん)がまったくスルーされてるのがちょっと気の毒でした(^^;



『BOSS』
これは文句なしにおもしろかった!夫婦揃ってハマりました。

なんと言っても天海さんがカッコよかった。やっぱり彼女はこういう役が似合います。あと、竹之内豊がいい味出してたなぁ。コメディ似合うじゃん。
「おつかれサマンサタ〜バサ♪」
は失笑ものでしたが(^^; 対策室の他の面々も個性的でおもしろかったです。ケンコバさん、ゲイが似合いすぎる(笑)あと温水さんのショボさも素晴らしすぎる(笑)

もう毎回毎回ボス(天海さん)がカッコよくて、必ず最後にビシッと解決してくれるのが見てて気持ちよかったです。あと、小ネタがいろいろおもしろかったな〜。初回で爆弾犯として出てきた武田鉄也が最終回で再登場。前半で野立さん(竹之内氏)とボスが金八のモノマネした後に武田鉄也だもん(苦笑)しかも最後に、冤罪をはらそうとする青年に紹介した弁護士が間宮貴子さんだし。
「アタシによく似て美人で巨乳だから!巨乳ってのは隠せるのよ、しかるべき方法を取れば!」
とか力説してるし。

欲を言えば、年下の彼とあれで終わり?ってのがちょっと残念だったな。
「今度こそ、待たなくていいから」
という絵里子の言葉に
「そうだな」
とは答えたけど、そうは言いつつ出発の日に空港に来てて
「待つのは飽きたから一緒に行くよ。仕事なんて向こうでも探せるさ」
とか言って欲しかった(妄想炸裂)


でも最後になんか期待を持たせる終わり方してたんで、これはきっと続編とかスペシャルドラマとかあるに違いない!と勝手に期待してます。



『LOVE GAME』
深夜枠のドラマでしたが、なんか途中からちょっと
「う〜ん……」
っていう終わり方が増えてきちゃって、なんか微妙でした。後はご想像にお任せします的な終わり方とはまた違って、
「え?そこでまた行動を起こすの?じゃぁどうなるの?ていうかどうしたいの?」
みたいな、一言で言えば消化不良って感じ。タイトルのせいもあって
「LIAR GAMEの劣化版?」
みたいな印象になっちゃった。



『名探偵の掟』
始まる直前に原作の小説を読んだんですよ。これをどう映像化するのかなと思っていたら、これが予想以上にくだらなくておもしろかった(笑)

毎回始まる前に、いろんな探偵物やサスペンスドラマのテーマ曲を使ってオープニングを作ってあるんですよね。私は毎週録画して始まる前のCM部分は飛ばして見てたんでそれを途中まで知らなくて、ある回で“探偵物つながり”という事で『CITY HUNTER』のテーマ曲だった『GET WILD』が使われたらしいんですが、それも見損ねちゃったの。ていうか、その回に限って録画し忘れてて(泣)

でも深夜枠だからこそできるおもしろさって感じで、良かったです。


『Mr.BRAIN』
ゲストが毎回豪華だったけど、まぁ良くも悪くもキムタクのドラマだなと。途中で脳の解説とかでCGアニメが出てくるのはかわいかったけど、その時の声が本人じゃなかったのはなんで?

脳のいろんな障害や機能についての話はなかなかおもしろかったですね。佐藤健くんが演じてた記憶障害(ある事故以降の新しい記憶は1時間程度しかもたない)と、仲間由紀恵さんの多重人格の回(正確には“多重人格を装ってただけ”だったけど)は印象的でした。



『魔女裁判』
これもなかなかおもしろかった。実際にありえそうだから怖いよね。自分が裁判員に選ばれた事を口外しちゃいけない理由って、まさしくこのドラマで描かれてたような事が起こり得るからだと思います。被告や原告が、自分の狙い通りの判決になるように裁判員を懐柔したり脅したりする、という危険性。

後半で、裁判員達を脅迫してた『黒川』がいずみさん(加藤あい)の旦那だったと判った時には度肝を抜かれましたね。あと、やっぱりラストで徹(生田斗真)が真実に気付かされる瞬間の『魔女(石田ゆり子)』の微笑。脅迫や嫌がらせに屈する事なく、実は真犯人は被告の娘さんで、娘を庇うために犯人扱いを受け入れてるだけなんだと“真実”にたどり着き、無実の人を有罪にはしない!と正義の判決に導いた……つもりだったのに、実はやっぱり被告が犯人で無罪を勝ち取るために母娘でグルになって真犯人は娘だと思わせていただけだった、と。

しかも最後にはいずみさんに『黒川』の写真を渡して、その正体に気づかせるというオマケつき。てか『魔女』は『黒川』の写真なんてどこから手に入れたの?

それにしても、1人だけ脅迫も嫌がらせもされなかったブルーさんが不思議です。なんで彼だけ何もなかったんだろう?



あと番外編として、NHKで3回の短期集中作品として作られた『ツレがウツになりまして』も意外と良かった。

これは原作を一通り持ってるんですが、最初にドラマ化が発表された時は
「え〜、作者の役を藤原紀香?なんかイメージ違うな〜、しかもたった3回って!そんな短くて鬱の大変さとか家族の思いとかちゃんと描けるのか?大丈夫か?」
と思ってたんですが、見てみたら意外と良かったの。まぁ藤原紀香はちょっとどうだったかなという気が今でもしなくはないんだけど(笑)ツレ役の原田泰三が良かった。

あと、最初は短すぎると思った3回という回数も、終わってみたら案外ちょうど良かったかなと。もちろん、鬱の本当の苦しさや家族の大変さを描くにはもっと回数が多い方がより詳しくできるんだろうけど、大まかに
「鬱とはどんな病気なのか、どんな人がなるのか」
「どんな経過を辿って悪化したり良くなったりするのか」
みたいな全体像を知るにはちょうどいい感じだったんじゃないでしょうか。



なんだかんだ言って、今回も結構見てますね。しかし連ドラを見るのに手一杯で、時々録画してる2時間物の番組(「すべらない話ゴールデン」とか「世にも奇妙な物語」とか)がなかなか見れてません…。さて、夏のドラマはいくつ見れるかな〜。


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咲良 [MAIL]

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