金色の夢を、ずっと見てる

2009年08月06日(木) 治療記録(2)

今日も仕事帰りに産婦人科。


しかし、着いてから気付いたんですが、木曜の午後って手術のため休診日じゃない!?あれ?でも火曜日に来た時に
「次は6日に」
って言われたよね?

恐る恐る入って行ったんですが、案の定受付の電気は消えてるし。『御用の方は2階のナースステーションへどうぞ』って書いてあるけど、行っても誰もいないし。どうしようかな〜…とうろうろしていたら、1人の看護師さん(助産師さんだったのかも)がエレベーターから降りてきました。あ、助かった。


声をかけて事情を説明すると
「確認してきますので、そちらでお待ちくださいね」
と談話スペースを示されました。5分ぐらい待ちましたかね。さっきの看護師さんが来て
「では1階の診察室へどうぞ」
と案内してくれました。下に降りると、外来の看護師さんがいて
「では2番の内診室へどうぞ。先生、すぐいらっしゃいますから」
と笑顔で言われました。すぐ、って……先生、どこで何してたんだろう?

ほどなくして前回と同じように超音波での診察があり、先生の問診。あ、先生今日は普段着だ。一応“木曜午後は手術日”って事になってるけど、帝王切開もその他の婦人科系の手術も入らなければ先生は休みになるんだよね、多分。服装の感じからだと、その貴重な“休みの日”だったっぽいな……すみません(--;



しかし検査の結果、今回も卵巣のサイズは16mm。先生も
「おかしいですね。2日経ったら18mmぐらいにはなってるかと思ってたんですけど」
と首をひねってました。あれー?結局
「じゃぁまた2日後に。8日にまた来てください」
と言われてお終い。しかも休診日だから受付も開いてなくて、精算は次回。もしかして、この前
「じゃぁ6日に」
って言われた時、先生その日が木曜日だって気付いてなかったんじゃないだろうか(苦笑)



………あ、もしかして午前中に来いって意味だったのか!?あわわわわ、益々ごめんなさいだ。




それにしても、こう頻繁に通院が続くとちょっと大変ですね。一昨日は
「すいません、仕事帰りに歯医者に行ってきます」
という事にして、ユウはいつもよりちょっと遅くまで保育園で見ててもらいました。今日は、たまたま次郎君が仕事が短く済んだので保育園の送迎はお任せできました。でもこれがしばらく続くんだったら、ちょっと大変かも。

まだ実家には何も話してないんだよね。排卵日を探ってタイミング法で…ってそれで済んでる間は言わずにおこうかなと。これですんなり妊娠できれば問題ないんだから、それまでは余計な心配かけずに済むならその方がいいし。これで本格的に治療しなきゃって事になったら、その時はそれこそユウのお迎えとかで頼らずには済まされないだろうから話すつもりなんだけどね。



2009年08月04日(火) 治療記録(1)

本当は、まだ『不妊治療』なんていうほど大げさなものじゃないんですけどね、多分。

だから、むしろそう遠くない日に
「なんか大げさに書いちゃったね」
と笑える日が来る事を願って、今後の診療過程はこのタイトルで残していこうと思います。





仕事帰りに、産婦人科へ。さすがに診療時間終了間際だけあって、待合室にもほとんど人がいない。これなら、下手に予約して昼間に来るよりも、朝一とか夕方の終わる間際に不意打ちで来た方が待たずに済むんじゃないか?(--;

10分も待たずに診察室へ。まずは内診。超音波で卵巣の状態を見ます。それから先生の問診。今日の時点で、卵巣は16mm。この調子で行くと数日内には排卵日の目処が立ちそうとの事で、次回はまた2日後、6日(木)になりました。結構マメにチェックしないと、排卵のタイミングを逃しちゃうのかな?


前回の検査の時には
「卵胞の育ち具合を見ていきましょう」
って言われたと思ったんだけど、今日は卵巣のサイズと言われました。最初は卵胞の話しだと思ってて
「16mmです」
と言われて
「へ!?」
とビックリ。16mmって1.6cmだよね?卵胞…っていうか卵子ってそんなにでかくなるの!?と思ったんですが、どうやらこれは卵胞ではなく卵巣の話らしい。

……卵巣って排卵が近付くと大きくなるんですか。知らなかった。



しかし、膣に器具を突っ込まれる検査って何度やっても慣れませんね。文字通り『痛くもない腹を探られる』というか……検査中にそんな事を考えててふと思ったんですが、膣って内臓?内臓ってその名の通り『体の内側にある臓器』だと認識してたんですが、膣はそれに含まれるんでしょうか。いずれにしても、『体の中に何かを突っ込まれてぐりぐりされる感覚』というのは、女性じゃないと判らないんだろうなぁ。決して気持ちのいいもんじゃないですよ。
いやマジで。



2009年08月03日(月) 素直に『おめでとう!』と出てこない。

今日は休暇。消化しなきゃいけない休暇があったので、
「8月頭にトモエんちに行かなきゃいけないだろうし」
とこの日に入れてたんです。でも昨日の日帰りでとりあえず済んだので、普通に休日になりました。


ユウを保育園に連れてった後は整骨医院にマッサージに行って、帰ったらテレビ見ながら洗濯物をたたんで昼前に再び外出。前の職場の友達であるかおるんと待ち合わせです。


同じく前の職場からの友人であるけみちゃんに誕生日プレゼントを買おう!というのが表向きの目的なのですが(誕生日もう過ぎてるんだけどね)、本題はけみちゃんの結婚話。

実は先週、けみちゃんからメールが来まして。


『急なんだけど、赤ちゃんができたので結婚する事になりました』


お前もか!!(><)

……というのはまぁ私の個人的な感想なので置いておくとして(←先月、別の友達からもでき婚を告げられた)、この結婚にはどうも不安要素が多い気がして……いずれにしても、誕生日プレゼントの件でかおるんに連絡しなきゃとは思ってたのでさっそくメールして、同じくその結婚に不安を抑えきれないかおるんと
「ちょいと会って話そうや」
という事になったわけです。



ショッピングモールの駐車場で待ち合わせして、私の車1台で近くの和食屋さんに移動。ランチを注文したらさっそくトーク開始です。


けみちゃんの彼氏については
「5歳ぐらい年下の美容師で、1〜2年以内を目標に結婚しようねって話してる」
という事ぐらいしか聞いてなかったんですよ。その時に
「でき婚でもいいかなって思ってる」
とも聞いていて、
「いい年してそれはみっともないからやめておけ」
という話もしてました。そこはまぁ個人の感覚なので、本人がそれでいいって言ってるんなら私に止める権利もそんな力もないんだけどね、とは思ってたのですが……かおるんの話によると、どうやら事態は思ったより不安定らしい。


まず、その彼が近々仕事をクビになるらしいんです。『クビになる』という表現はけみちゃんが言った事のようなので、それが文字通り『解雇される』という意味なのか『勤務先が閉店する』という意味なのかはハッキリしないんですが、かおるんは
「本当は(クビになるのは)12月の予定だったんだけど、ちょっと早まって8月になっちゃったの」
と聞いたんだそうです。

でも『12月に解雇される予定だった』と考えたらそれはそれでおかしな話で…普通、そんな先の解雇の予定を、こんな何ヶ月も前に告知する?ていうかむしろ、夏前の時点で
「キミ、年末にクビね」
って言われたら、とっとと再就職先を探すとかしなさいよって圧力かけられてるような気分にならない?

いずれにしても、8月で彼が職を失くすのは確定らしい。まぁ手に職があるんだし、その気になれば再就職先は探せるんだろうけど、『近々職を失くす』と判ってて『でき婚でもいい』といえる心境は私には理解できません。そして実際に、今のところ新しい勤め先は見つかってないみたいだしね。


で、さらにかおるんが聞いた話によると
「8月初旬に入籍だけする予定だったんだけど、彼の親と結納の日取りの件で都合が合わなくて、結納の入籍も9月以降になりそう」
だって。ちなみに私がメールで知らされて
『式とかはどうするの?』
と聞いた時には
『まだ何もかもこれから決めるんだけど、式は親族のみとかで派手にはしないかも』
という返事だったのですよ。式や披露宴は“やるとしても小規模”なのに、結納はちゃんとするの…?と不思議な気持ちになりましたが、まぁ彼のおうちが
「ちゃんとしましょう」
と言ってくれるのならそれは悪い事ではないよね。

でもかおるんとしては
「は?何のんきな事言ってるの!?そんな事してる間にも赤ちゃんは育つんだよ。その状況で入籍以上に優先すべき事なんてあるの!?」
と驚愕したらしいです(苦笑)確かに、とっとと入籍しないと旧姓のままで母子手帳もらう事になるしなぁ。



これはかおるんも私も共通してる認識なんだけど、できちゃった結婚の何がイヤって『結婚や妊娠を軽く考えてるように見える』ってとこなんですよね。次郎君なんかは、よく
「付き合いが長くなると、そういうきっかけでもないと結婚に踏み切れないんだよ」
なんて言ってますが
「じゃぁ妊娠しなかったら結婚しなかったの?きっかけがなきゃ結婚しないような相手と、本当に一生一緒に生きていけるの?」
と思わずにはいられないの。

「結婚するつもりだったから、いつ妊娠してもいいと思ってた」
と言われると
「だったら先に籍だけ入れておけよ」
と思うし
「子供できたら結婚しようねvだからいつできてもいいよねv」
という話を聞くと
「いつ結婚してもいいと思ってるなら、何で今しないの?今結婚しないのには何か理由があるんじゃないの?経済的な事なのか仕事に関する事なのか年齢的な事なのかわからないけど、何かしらの“今すぐ結婚しない理由”があるのに、なんで妊娠したらすぐ結婚しようなんて言えるの?」
とイライラします。


要は、『どれだけ本気で子供や結婚を望んでるか』って事になるのかな。そりゃーそのカップルごとにいろんな事情や状況はあるから、中には
「あぁ、それなら妊娠が先になっちゃうのもアリだね」
と思えるケースも一杯ありますが、概してでき婚には
「ちゃんと結婚してないのにきちんと避妊をしてなかった」
というマイナスのイメージが付き纏うような気がします。もちろんでき婚でもちゃんと子供を育てて幸せになってる家庭は沢山あるんだろうけど、嘘か本当か『でき婚の夫婦の方が離婚率が高い』なんて話もありますよね。それはやっぱり
「結婚ってものに対して、ちゃんと準備したり考えたりする期間があまりとれないまま勢いや流れで結婚する事になったから」
というのも1つの理由だと思うんだよな。


そしてまたけみちゃんという人は、そうやって人に流されたり深く考えずに行動して後で痛い目を見るというパターンが多いのです。世間知らずというか、普通に考えたらそりゃないだろ!?というような事を、特に疑問も持たずに受け入れちゃったりする。私もかおるんも、それなりに周囲にでき婚カップルはいますが、その中でも群を抜いて不安なのです、今回は。

……1つには、彼の事をまだ良く知らないからというのもあるかな。直接会った事はもちろんないし、彼女達が付き合いだしてからもそう長くないので、頻繁に会ってるわけでもない私達はけみちゃんから彼の話を聞く機会もそう多くない。その数少ない機会で彼女から得られた情報が
『5つ年下の美容師で、でも近々失職する。彼の実家に遊びに行った事もあるけど、どうも彼のお母さんにはあまりいい印象は持たれてないみたい』
って事だけ。これでけみちゃんがすごくしっかりした子で
「でも彼女が選んだ人なんだから大丈夫だよ」
と思えるならまだしも、けみちゃん本人の“男を見る目”にも私達は不安があるので…どうにもこうにも(--;


しかも、かおるんが電話で話した中で
「母子手帳はもうもらいに行った?」
と聞いたら
「ううん、まだ。お母さんに話したら“4〜5ヶ月ぐらいまでは別になくてもいいわよ”って言われたから」
と言ったらしいんです。でも彼女、生理が遅れて妊娠に気付いたのにすぐには病院に行かなくて、不正出血があってやっと行ったらしいんですよ。

ちょ、ちょっと待て。お母さんが何を根拠に『4〜5ヶ月ぐらいまでは母子手帳なくてもいい』なんて言ってるのかわかりませんが、私が行ってた産婦人科では、妊娠が確定して産むと決めたらすぐにでももらいに行くように言われましたよ?少なくとも
「次の診察(順調にいけば4週間後)までにはもらっておいてね」
って。妊娠初期の不正出血は珍しい事じゃないけど、そう判ってても、自分の初めての妊娠で原因がわからない出血があったら慌てないか?何でその状況でそんなにのんきなの?

旧姓で母子手帳をもらうのがイヤで入籍するまで待ってたって話は聞いた事あるけど、普通はそこで『だから早く入籍しよう』って方に行かないか?あまりに理解できない彼女の思考回路に、かおるんと2人して考え込んでしまいました。

彼女、本当に親になって大丈夫なのか?


そりゃー結婚も妊娠も出産も、やってみなきゃわからない事だしやってみたらなんとかなる事でもあります。でも、『やってみたらなんとかなる』にも、最低限の土台は必要じゃないですか。その『やってみる』ために必要な土台が、まだ彼女には整ってないんじゃないか?

もちろん、だからって堕ろせなんて言うわけにはいかないしそんなつもりもないけど、本当に結婚して子供を持とうって人にしてはあまりにも考えが浅いというか、正直に言ってしまえば頼りない。友達の妊娠でこんなに不安になったのは初めてですよ。



なんだかんだと言いつつも、食事が済んだら買い物へ。結婚祝いや出産祝いはまた別に贈るとして、とりあえず今回は誕生日のプレゼント。あれこれ探した結果、雑貨屋さんで見つけたかわいいお風呂セットにしました。でもつわりが酷かったりしたら入浴剤の香りも辛かったりするので(それ以前に、妊婦はあまり入浴剤を使わない方がいい)、かわいらしい石鹸とかタオルとかのセットで。

店内を適当におしゃべりしながらふらふらして、夕方になったら待ち合わせたショッピングモールへかおるんを送ってバイバイ。けみちゃんの体調次第だけどできるだけ近いうちに食事でもセッティングして、プレゼントを渡しがてら彼の事ももうちょっと詳しく聞いてみよう、という事にしました。妊婦に良さそうな食事が出来るお店を探してみないとね。


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咲良 [MAIL]

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