金色の夢を、ずっと見てる

2009年08月13日(木) 新居にお泊り。

8月12日(水)

今日はリナと2人で福岡のトモエんちにお泊りです。

朝、いつも通りユウを保育園に送った後、実家にユウのお泊り道具を置いてから里帰りしてるリナを実家に迎えに行く。2人の子供に気付かれないように出てきたリナを乗せて(笑)まずは市内のデパートへ。トモエんちの新築祝いを買いに行きました。

前回(10日前)に来た時に出産祝いは買ってきてたんだけど、なんせトモエ達が家を建てて引っ越したのは昨年末。半年以上も経っての新居訪問だったので、新築祝いというものをすっかり忘れてたのです(^^; なので、今回2人連名という事で。


贈りたい物はもう決まってたのですが、ちょうどいい物を探すのにちょっと手間取りました。探していたのは、素麺鉢。前回来た時に素麺を食べたのですが、茹でてから
「素麺鉢、どこ?」
と聞いたら
「あ、うちないからいつもボウルで食べてる」
という答え(笑)しかも
「食べるのも、専用の器とか特にないから味噌汁とか食べるお椀で食べてる」
………いくらなんでも風情がない!

でもそういえば、うちも自分達では買わなかったな。ミヅキ・マキ・カツミのお母さん達から3人連名でお祝いとして素麺セット(素麺鉢とそばちょこと薬味入れとつゆ用とっくり)をもらったんだった。じゃぁトモエにも買ってあげようじゃないか。


私とリナで『素麺鉢』のイメージにズレがあって多少戸惑ったものの(私→ガラスや陶器製のすり鉢状の器、リナ→うどんやそばの生地も捏ねられます!って感じの、漆塗りなどの深めのお盆のようなたらい状の器)売り場を3周ぐらいしてようやく決まりました。透明にカラフルなドット柄のガラスの器です。うむ、これに素麺を入れたらさぞ涼しげでおいしそうだ。

同じシリーズでそばちょこもあれば良かったんですが、どうやらそれは本来は素麺鉢ではなくサラダボウルだったようで(笑)同じデザインの個別用の器は素麺を食べるには大きすぎる。再び売り場をぐるぐる回って、違うメーカーの物でしたがちょっと似た感じの器を選びました。それもちょっと大きいかな?という気もしましたが、まぁなんならサラダとかデザートに使い回してもらえばいいし。



包装してもらって、さてトモエんちへ。しかしその前にお昼ご飯だ。高速のインターへ行く途中にある、ちょっと前から私が気になってたお店に行ってみました。カレーとハヤシライスとハンバーグの専門店だったのですが、店員のおじさんがとにかくよくしゃべる(笑)しかしここがおいしかったー。それぞれカレーとハンバーグを注文してちょっとずつ交換して食べたのですが、どっちもすごくおいしかったの。あれはぜひ今度はハヤシライスも食べてみたい。

そしてデザートが7種類のケーキと3種類のアイスから選べたんですが、これまたどっちもおいしい。あまりにおいしかったので、選ぶ時に気になっててどうしても諦め切れなかったケーキを単品で追加して半分ずつ食べてしまいました。(さすがに1つずつ追加したら違う種類の後悔をしそうだったのでやめました)


さて、改めて出発。考えてみたら私とリナも会うの久々なんだよ。2人で延々おしゃべりしながら、予想よりちょっと早めにトモエんちに着いてしまいました。『旦那さんが夜勤で15時ぐらいまで仮眠して出る』と聞いてたので、じゃぁ家を出る旦那さんと入れ違いになるぐらいのつもりで15時半から16時ぐらいに着けばいいね、と思ってたのに、15時ちょうどについちゃった。


素麺セットは喜んでもらえたようです。今は大きいかもしれないけど、将来的に家族4人で食べる事を想定しての選択なので、それまで割らないように(笑)←だから小鉢も4つあるし。(予定外に第3子ができたらどうすんだ)


夜勤に行く旦那さんを見送って、ちょっとまったりしたら夕飯の準備。生姜焼き用の味付き肉があったので、それに野菜をたっぷり混ぜて炒め物に。あとお吸い物と、ほうれん草と水菜がハンパに残ってたので、それとシメジを茹でておひたしに。あとはトマトを切って、作り置きしてあった酢の物も食卓に出しました。もうすぐ3歳のマイちゃん、子供用のお箸を上手に使います。うちももうユウに練習させていいだろうな。


10日ぶりに会う第2子・サナちゃんは、ほんの10日の間にちょっとだけぷくぷく感が増して“新生児”から“赤ちゃん”に近付いてる感じがしました。小さいってそれだけで愛らしいよね。


ポニョのDVDを見ました。う〜ん……中途半端に現実的な感じがして、私はあんまり好みじゃなかったです。ファンタジーや異世界譚なら、思いっきりあり得ない設定にしてくれた方が、私は受け入れやすいかな。




8月13日(木)

朝、ハイテンションなマイちゃんに起こされて6時半には起床。……普段会社行ってる時と変わらないじゃん(泣)昨夜の残りのお吸い物に具と味噌を入れてお味噌汁にして、卵焼きとか作って朝御飯。

食後、トモエが
「よかったら掃除機をかけてもらえると助かるんだけど…」
と言ったので、ここは掃除番長のリナの出番。
「いいのか?徹底的にやるぞ?」←普段は散らかしてても、やり始めたら徹底的にやらないと治まらない人。
と言いながら、本当に隅々まで掃除してました。え?私?ソファーでマンガ読んでました。ほら、私は台所担当だから(笑)


じゃぁぼちぼちお昼の準備でもしましょうかね〜その前にそろそろ着替えるか…と身支度が一段落したところで、予定外に早く夜勤明けの旦那さんが帰宅。セーフ!パジャマで会わずに済みました。(リナは間に合わなかった・笑)


そんじゃお昼は4人分。ていうかマイちゃんも入れたら5人分弱。ひき肉があったけどちょっと量が少なかったので、野菜で増やしてミートソースにしました。玉ねぎ・赤と黄色のパプリカ・アスパラに湯剥きして刻んだトマトとケチャップやソースで味付けして、題して『夏野菜のカラフルミートソース』。割とよくできたと思うんだけど…旦那さんがノーコメントだったのは、口に合わなかったのかしら(--; でも完食してたしな。


昼食が済んだら、ついでなので夕飯の準備もしてから帰る事にしました。旦那さんは
「いいよ、夕方俺が作るから」
と言ってくれたんですが、トモエが
「え、いいじゃん。やってくれるって言ってるんだから頼もうよ」
……君のその遠慮のない性格が好きだよ(笑)そもそも、今回のお泊りも別に新居訪問に来たわけではなくて(いや、それも目的の1つではあるんだけど)、旦那さんが夜勤でいなくてトモエ1人でマイちゃん(もうすぐ3歳)とサナちゃん(生後約20日)と3人で一晩は大変だろうから、手伝いを兼ねて来たのです。夜勤明けの旦那さんにもゆっくりしてもらいたいしね。


ハヤシライスとポテトサラダを作り、里芋の下茹でだけして
「これは明日にでも適当に煮るなりなんなりして食え」
とジップロックして冷蔵庫へ。里芋って下拵えが一番面倒じゃない?あとついでにお湯を溜めるだけの状態にお風呂も掃除して、14時前においとましてきました。


しかしアレだね。IHの台所ってあんまり慣れてないせいか微妙に使いにくい。だって、ちょっとフライパンに油を馴染ませようと傾けたり、炒め物を混ぜようとフライパンを持ち上げるだけで、『コンロに何も乗ってませんよー』とセンサーが認識して火力を表すランプが点滅するんですよ。その度に
「ちょっと持ち上げたぐらいでうっさいんじゃ!」
と軽くイラッとします(苦笑)あと、これは慣れの問題なんだろうけど、火力の調整がわかりにくい。弱火ってこのぐらいかな、と設定してたら思った以上に弱かったみたいでいつまで経っても火が通らん!とか。

やっぱり、自分が家を建てる時はオール電化じゃなくてガスコンロがいいな。洗った鍋を火にかけて乾かすなんて事も、IHじゃできなさそうだし。



帰りの高速で少々渋滞しましたが、途中のSAでそれぞれお土産とかも買って無事帰宅。リナを実家まで送って、私もユウを迎えに実家へ。夜寝る時に多少ぐずったようですが、楽しく過ごしてくれたようです。良かった。



しかし私の1日はこれで終わりではない。


今日は、次郎君の実家でお盆の集まりがあるのです(汗)

帰ったらすぐに義実家へ。今年は伯父さんが入院中だったりで来れないお宅もあるからこじんまりやるわ、とお義母さんか聞いてた通り、今年のメンバーは義実家(義両親・義妹・その息子2人)と義兄夫婦とうちらだけ。

あれ?お義兄さんとこの子供(中1と小6の兄妹)は?と尋ねると、お義姉さんが
「もうこういうの付き合ってくれないみたい」
とちょっと寂しそう。えぇぇ〜!?私達が子供の頃って、普通の日に祖父母宅に遊びに行くのには付き合わなくなっても、お盆やお正月に親戚が集まる時は無条件に参加してたけど。特に、お義兄さんとこの兄妹と義妹の息子2人は年も近くてすごく仲が良い感じだったので、なんか意外でした。



お寿司やら鉢盛りやら食べて、まったりおしゃべり。こういう集まりにもさすがに慣れてきましたね。食後にアイスを出してくれたんですが、
「ユウちゃんはあんまりたくさんは食べないよね。ママ(私)と半分ずつでいい?」
と言ってファミリーパックのアイスを義母が1つくれたんです。確かに、去年こうやってもらった時はちょっとしか食べなかった。で、私がユウに齧らせようと差し出したら……ユウ、ガシッとアイスを掴んで取り上げて、1人でもぐもぐ食べ始めました(笑)

義母と義妹は
「え!?ユウちゃん、そんなに食べるの!?」
と驚いてたんですが、いや〜最近はよく食べますよ。結局、ユウが1人でほとんど食べてしまったので私には新しいのをもう1つくれたんですが、それも取り上げられましたもん(^^; そして下の方の、コーンの中のアイスが食べにくくなってきた辺りで返されました。お義母さん、大笑い。


残ったお寿司や唐揚げをちょっと分けてもらって、家に帰ったのは10時過ぎだったでしょうか。さすがに疲れた…。



2009年08月10日(月) 治療記録(4)/着物をもらっちゃった。

今日も仕事帰りに産婦人科。


……この書き出し、早くも自分で飽きてきた(苦笑)




なんと、超音波検査にて、前回16mmだった卵巣が13mmに縮小してるという結果が。先生いわく
「前回は注射(排卵誘発剤)もしてる事だし、理由もなく縮小するとは考えられない。尿検査でも陰性だし基礎体温の変化にも現れてないけど、排卵した可能性はあるので、今日にでも旦那さんとコンタクトとってみてください」



『コンタクトをとる』という表現が密かにツボりました(^^; 要は『今夜Hしてね』って意味なんだろうけど、いろいろ試行錯誤した末の表現なんだろうなぁ(笑)

今まで聞いた事があるのは、オーソドックスなとこでは
「今日、夫婦生活を持ってください」
とか、ストレートに
「今日、頑張ってください」
と言われたって人もいた。あとは
「今日、挑戦してください」
とか。先生も表現に気を遣うとこだろうな。



そんなわけで帰宅して夕飯を作ってたら、ほどなく次郎君も帰ってきました。
「病院、どうだった?」
と聞かれたので
「ん〜……なんか、今日一応チャンスらしいですよ」
と言ってみました。


いや、私も気を遣うわけですよ。だって病院から『今日Hしてね』って指示されてするなんて、なんか微妙な気持ちじゃないですか?実際、不妊治療について書かれたいろんな人の話を読んでると、その辺は必ずと言っていいほど出てくるんです。
『日にち(時には時間まで)指示されてSEXするなんて、まさしく子作りのためだけって感じで事務的で萎える』
とか、治療が進んで深刻になってくると特に
『排卵日以外のSEXは無駄、みたいな感覚になってきてしまって、夫婦間の空気がギスギスしてきてしまった』
とか。


元々は積極的に2人目3人目を欲しがってたのは次郎君なんだけど(今では、私も同じぐらい望んでますけどね)、でも本当に文字通り『子作りのためのSEX』を義務的にしなきゃ!となったらどんな反応をするかな〜とちょっと不安もあったわけです。


なのに。



私が
「今日、チャンスらしいです」
と答えると、彼は
「今日!?」
と驚き
「え〜、じゃぁ……どうする?ご飯の前にする?」
と言ったもんだから私の方がビックリ(笑)なんでご飯の前!?

「え、だって俺、ご飯の前に必ず呑んじゃうから」
って、それはいつもの事なんだけど。ていうか、普段も晩酌してご飯食べた後にしたりするじゃないですか(何を暴露しとるんじゃ)

まぁ要は、晩酌の後だと寝ちゃうかもしれないから先にやっとく?みたいなつもりだったらしいんですが、萎えるどころか予想外にノリノリな返答に逆に私の方が軽く引いてしまったぐらいで(苦笑)



とりあえず夕飯もまだできてない事だし、いいタイミングでユウが見てたアンパンマンも終わったからまずはお風呂に入ってくれ…という事でお風呂に行ってもらったんですが、なんか笑っちゃいましたね。心配しすぎたな。




しかしですよ。この後、困った事態になってしまいました。




夕飯を作ってたら、お義母さんから電話。

「あ、咲良ちゃん?悪いんだけど、今から行ってもいい?洗濯機が壊れちゃって、ちょっと貸して欲しいのよ」


よりによって今日ですか!?


思わず電話口で固まりましたが、さすがに
「今日は子作りのチャンスなので」
と断るわけにもいかず(笑)
「どうぞー」
と愛想よく言うしかありませんでした。……寝る前に頑張ろうかな(おい)




ほどなく、義両親と甥のコウジくんが到着。ユウはお風呂からあがったらじいちゃんとばあちゃんと大好きな従兄が来てたもんで大喜びしちゃって、結局夕飯もそこそこにずーっとコウジくんと遊んでましたよ。



ちなみに義母は、洗濯物以外にもある物を持ってきてました。その“ある物”とはズバリ、着物。

数日前、義母と電話で話した時に
「今度○○くん(次郎君の従兄。義母から見たら甥ですね)の結婚式で着物を着るんだけど、それが終わったらもう着物を着る機会もほとんどないだろうし、そしたら私が持ってる着物は全部咲良ちゃんにあげるわね」
と言われてたのです。

義母が着物をたくさん持ってるという話は聞いた事なかったのですが、『全部』という表現を使ったからには、結婚式で着る黒留袖1枚ってわけじゃないんだろう。どんなのがあるんだろう?とちょっと楽しみにしてたんですよね。それを持ってきてくれました。



まずは、これはまぁ予想通りの黒留袖が1枚。多少地味目な色合いと柄ではありますが、黒留袖を着る時ってそんなに華やかさを求める状況ではないからね。無闇に派手よりはいいかもしれない、という事で。これは、結婚式で着た後にクリーニングしてからくれるそうです。


そして、ウールの着物が2枚。これは普段着用というか、『サザエさん』のフネさんや伊佐坂先生の奥さんが着てそうな感じ(笑)色・柄ともに本当に地味なので、着付けの練習にでも使ってみようかしら。もっと年を取って、日常的に着物を着られるような余裕が出てきたら気軽に着てみたいですね。しかしウールって事はきちんと保管しておかないと虫がつくな。


そして、これが一番ビックリした。紬が2枚。しかもお義母さんが言うには、片方は大島紬らしいです。

こちらも色は地味目なんですが、どちらかというと『地味』というよりは『粋』。濃い目のベージュに渋い色で連なる輪のような模様が入ったものと、黒っぽい織り地に良く見たら暗い赤で花の模様が入ったもの。ちなみに後者が大島らしい。残念ながら、私は見ただけで真偽を判断できるほど着物に詳しくはないので、それが本当に大島紬なのかどうかはわからないのですが、でも私の少ない知識でも、その質感や見た感じからは『確かに紬っぽい』という印象でした。


紬の存在にビックリしすぎて、1人で大盛り上がりしてしまいました。だってさー、紬って結構いい値段しますよ。安いものなら20万円前後からあるんだけど、いい奴になると正絹の訪問着より高かったりするもん。今回頂いた物がどれぐらいの価値のものなのかはわからないけど、『安ければ20万ぐらい』でも人からもらうと考えたら充分高価ですよ。


しかも、紬って礼装にはならないんですよね。すごく良い物であれば、帯や小物を礼装品にして準礼装みたいな着こなし方もできるらしいですが、基本的に紬は普段着。結婚式や正式な場には着て行けないんです。そうなると、それこそフネさんのように日常的に着てる人ならともかく、イベント事の時ぐらいしか着物を着る機会のない私のような一般人にとっては、紬っていつ着ればいいのかわからないんです。つまり、買うなら完全に道楽品。だから憧れるしいつかは欲しいとも思うけど、買える事があってももっと年を取ってからだろうな〜…と思ってたもの。それが思いがけなく手に入ってしまった。これがはしゃがずにいられようか。



すごいすごいと一通り騒いだ後、ふと気になりました。これ、本当に私がもらっちゃっていいの?だって……

「あの、マミさんは着物って着ないんですか?」

次郎君には妹がいるんですよ。普通は、娘がいたらやっぱり嫁より娘にあげませんか、こういうのって。


ところが、そう聞いた私にお義母さんは
「あ〜いいのいいの。マミちゃんは全然こういうの興味ないから」
とアッサリ。そ、そうですか?そりゃーまぁいくら実の娘でも全然興味なくて特に喜びもしない人にあげるよりは、着物好きで大喜びする嫁にあげた方がいいのかもね。うんうん。

というわけで、遠慮なく頂く事にしました。しかしこりゃー近いうちに何かお礼しないとな。




義両親と甥が帰ったのは10時過ぎ。

……えぇ、まぁ予想はしてましたけど、子作りどころじゃなかったです(;;)でもなー、先生はあぁ言ったけど、正直なところ自分では『排卵してないんじゃないか』って気がするんだよね〜。


結婚前にも基礎体温をつけてた時期があるのですが、低温期と高温期がきれいに2層に分かれる月と、変化がぐちゃぐちゃで排卵日も高温期もまったくわからないって月が交互に出てきてたんです。だからその頃から密かに
「もしかして、片方の卵巣はちゃんと機能してないんじゃないか」
と思ってたんですよね。そっちの月に当たっちゃったんじゃないかしら。



2009年08月08日(土) 治療記録(3)/湧水トンネルに行ってきた。

今日も今日とて産婦人科。妊娠中でもこんなに頻繁に行ってなかったよなー…。


しかも、今日はなんと両親と出かける予定が。親から
「土曜日はヒマ?おばあちゃんちにお中元持って行こうかと思ってるんだけど、ヒマなら一緒に行かない?んでその後お昼食べて、高森の湧水トンネルに行こうよ」
って誘われてたんですね。

母の実家は阿蘇にあって、今はもう母の兄夫婦だけが住んでます。祖母は存命なんだけどもうずいぶん弱ってて、近くの施設に入居してるんです。母としては、在宅介護じゃないとはいえ自分の母の面倒を見てくれてる兄嫁に気を使うようで、お中元やお歳暮は欠かさずしてるようです。


そんなわけでユウも連れて親と出かける予定だったのですが、婦人科での診察が入っちゃった。しかし前回も書いた通り、まだ親には話してないのです。特に治療っぽい事はまだしてないとはいえ、不妊治療(のようなもの)をしてるなんて言ったら心配するからさ〜。

えー結局
「朝からちょっとだけ会社に行かなきゃいけなくなっちゃった。1〜2時間で終わるから」
と苦しい言い訳をして、朝からユウを実家に預けました。組合関係の書類整理を手伝ってくれって頼まれて〜…と言ったらそれで納得してくれたので良かった。あぁでも今になって思えば、ここでも『歯医者に歯石取りに行く』とでも言えばよかったな(苦笑)



さて、朝一で受診。しかし今日も卵巣の大きさは前回と変わらず……どういう事?

先生から
「このままだと自然な排卵は望めない気配があります」
と言われました。4日の診察の時点で16mmだったら、普通なら4日も経てば20mmぐらいになってて排卵間近のはずなんだそうです。でも16mmのままで全然大きくなってない。

「そこで、排卵誘発剤の注射をして様子を見ようと思うんですが、いいですか?」
うわ〜……来たよ、ついに来たよ、いかにも『治療』って感じのステップが!



しかし、です。


「えーとその場合ちょっと大事な話がありまして。まぁ大事というかくだらないんだけど大事な話です」
……はい?


今私がやってるのは、何かの病気の治療ではなくあくまでも『卵巣の状態から排卵日を探る』という検査。こうした『治療じゃない処置』の場合、3回までしか保険診療で診れないんだそうです。それも『月に3回』じゃなくて『トータルで3回』ね。で、前回がその3回目だったんですよ。



つまり、今日の超音波検査やこれからやろうとしている排卵誘発剤の注射は、実費になってしまうんです。




「本当は、一月の間に保険診療と保険外診療が混在してはいけないんです。つまり、前回までは保険で今回からは実費でとかはダメで、やるなら1か月分全部保険外診療扱いにしなきゃいけない。でも僕はこの(3回までしか保険診療できないという)制度は非常にくだらないと思ってる。なので、あくまでも前回までは保険診療で、今回からの分だけ保険外で実費という扱いにするつもりです。……いいですか?」

最後の『いいですか?』は混合診療になる事に対してではなく、今回から実費での診療になる事に対しての問いね。一瞬、
「……そういう事は検査の前に言ってくれ」
と思いましたが(苦笑)まぁ言われてても、だからって
「じゃぁもういいです」
とは言わなかっただろうしな。深く考える事もなく
「はい、お願いします」
と答えました。うわ〜、『いかにも不妊治療っぽい事』だけじゃなくて、治療には付き物と言われる『金銭的な問題』まで同時に来ましたか。



というわけで、別室で注射。初めての筋肉注射だったのですが(※)これが聞いてた以上に痛かった……(><)普通の採血とかなら全然平気なのに、久々に
「いっっ……(たい)」
と声が出る痛さでした。看護師さんに
「すいません、痛いですよね〜筋注って」
と申し訳なさそうに言われてしまいました。いや、それはあなたのせいじゃない(笑)

とりあえず、次回はまた2日後の月曜日に。気になる御代は、前回の窓口が閉まってて繰り越した分も合わせて6,770円でした。うわ、これも痛いな〜(^^;


※…これ、私は『筋肉注射は初めて』だと思ってたのですが、後日友達に話したら
「え?小学校の時とかにやった予防接種って筋注じゃなかった?」
と言われました。あれ?そういえば確かにあれはすごく痛かった記憶はあるけど…大人になって注射の痛みに強くなったんだと思ってたんだけど、ただ単に、大人になってからはほとんど採血とか血管への注射で筋注じゃないからあまり痛くなかっただけ?







診察が終わって、ユウを連れた両親と合流して阿蘇へ。まずは母の実家に寄る。祖母は施設に入ってるし、今はもうイトコ達も巣立ってしまって、伯父夫婦しか住んでない『おばあちゃんち』。今日は伯母と、その孫(私から見たらイトコの子供ですね)が1人だけいました。たまたま短時間だけ預かってたみたい。ユウより1歳下の女の子なんですが、わずかな時間でも割とすぐ馴染んで一緒に遊んでました。偶然にも似たような服装だったので、年子で妹ができてたらこんな感じだったのかな〜なんて。

斜め向かいにある伯母(母の姉)宅にもちょっと寄って、同居してる従兄夫婦に会ってきました。いつのまにか小学生とかになってる3人の子供達は、おそらく初めて見るハトコのユウに興味津々。一緒に遊ぼうと誘ってくれたのですが、この後の予定もあるのでちょっと挨拶しただけで早々に出てきました。今度、母が遊びに行く時にでも連れてってもらうか?



祖父が入ってるお墓にお参りして、目的地への途中にあるお蕎麦屋さんで昼食に。……なんか、とにかく注文してから出てくるまでが長かった。うちらよりちょっと後に来た隣のテーブルのおばさん2人連れには割りとすぐ出てきたんだけど、うちらの注文した料理はやたら遅かったの。特に手が混んでるものを頼んだわけでもないと思うんだけど……注文を受けてから蕎麦を打ってたんじゃないか?とひそひそ。途中でユウが
「ご飯、遅いねー」
と言った時には、ちょっと慌てつつも、心の中で『店員さんに聞こえるようにもっと言え』とも思ってたり(笑)おいしかったんだけどね〜。



メインの目的地は、高森にある『湧水トンネル』という場所。去年もこのぐらいの時期に来たような気がするな。500mぐらいのトンネルの中央を水路が流れていて、一番奥には水が湧いてる所があります。その水路の上に、天井から吊るす形で七夕飾り(地元のいろんな団体が作ってる)が飾られててキレイなのです。ちなみに冬に来たら、同じく地元企業や団体が作ったクリスマスツリーが飾られてます。


移動でユウがちょっと寝たんですが、目的地に着いたので起こしたらすぐ復活。去年はトンネルの中では抱っこをせがんであまり歩かなかったのですが、今年は手を繋いでずんずん歩きました。七夕飾りを見て
「きれいね〜♪」
「アンパンマン!」←アンパンマンとしょくぱんまんの七夕飾りがあった。
「おっきぃねぇ!」
とご機嫌。一番奥ではどんどん湧き出てくる水に直接触れて
「冷た〜い!!」
とはしゃいでました。往復すると1kmほど歩く事になるのですが、何のかんの言いつつ最後まで1人で歩きましたよ。成長してるのぅ。

しかも、この日は1日中パンツで過ごせたんです。行く先々でトイレに誘って、オムツ無しで無事1日を過ごせました。うわ〜、これは初めての事だ。


帰りには、途中にある小さな温泉にも寄りました。内湯が1つにサウナがあるだけのこじんまりした温泉ですが、たくさんあっても子連れじゃそうのんびり入れないしね。逆にちょうど良かったかな。お風呂上り、父が上がるのを待つ間にユウは瓶入りの牛乳を約3分の2(3分の1は母が)、さらに私が飲んでたペットボトルのジュースも取り上げて半分近く飲みやがりました。どんだけ水分摂る気だ。もちろんここでもトイレに寄りましたよ。


帰りの車で、ユウはさすがに寝落ち。私も眠くなって危険でしたが(笑)助手席の母としゃべり倒してどうにか乗り切りました。



私1人だとユウと遊んであげるにもネタが尽きるんだけど(苦笑)両親がこうやっていろんなイベントや行事を見つけては誘ってくれるので助かってます。1人だと、ついつい
「出かけても1人だと大変だしな〜」
って考えて億劫になっちゃうんだよね。元々自分がインドア派だからさ。


 < 過去  INDEX  未来 >


咲良 [MAIL]

My追加