19:00集合で会社の飲み会なんですけどね。
えっと、15時ぐらいから徐々に酷くなるらしいんですけど。 ビアガーデン→ビアホール→カイセキリョウリ、 と変化していった飲み会は別に台風とは関係ないわけですが。 ホテルで和食ディナーなんてめったに食べれるわけじゃないし、 たのしみにしてるんだけどなぁー。
集合場所に辿り着けるか不安。
いや〜柄にもなく更新頻度が高い。
ここ数日ポエマーメル子になってたんで、 色んな方からご意見ご心配頂きました。 ありがとうございます。
自分でもここまでポエム書けるんだ、 と新たな発見をした次第でございます。 こっそりPCにつけてる日記にも、 ポエムは書いてないっすから。 (ハクらないでー!不法侵入しないでー!)
個人的には百足事件簿読んで欲しいなー。 怖い思いをしました。
思い出はいつも常に美しくって、 うしろ振り返るのは楽なことで、 逃げに見えると思うし、 実際逃げてるとも思う。 ただ、いつまでもそこにはいられないってのと、 夢から覚めたってと、 未来の方が明るいはずってこと。
2004年07月29日(木) |
百足事件簿(ひゃくあしじけんぼ) |
今日のデジ写 霧。クリック。

マイナスイオンたっぷり。
それはとある朝、メル子の会社の掃除の方の一言から始まりました。
「今ね、階段のところにムカデがいたの。 でもね、取り逃がしちゃったのよ〜…皆気をつけてね。」
そのパートさんがムカデが苦手なのは周知の事実、 取り逃がしたことを責め立てる人など一人もいないまま、 いつものように就業しました。
私達の事務所で仕事をしているフロアから、 階段は見える位置にあります。 距離にして6,7メートルといったところ。 ムカデ怖いね、と隣とささやきあった後、 午前中はいつもの決まりきった業務をこなしていました。
時に、私は事務員の制服を着て仕事をしています。 特に怒られることもないので、 ストッキングの苦手な私はハイソックスに黒の革靴といった、 さながら学生のような格好で仕事をしています。 もちろん生足。23歳の生足ってどうなんだろう。
仕事に集中して、書類を仕分けしているその時、 足にふっと違和感がありました。 その瞬間、もぞもぞもぞもぞ…
ハイソックスの一番上、左足の膝の部分。
ムカデ!!!
現物を見る前に分かりました、反射的に、 朝の掃除の人の一言が聞こえてきました。 「今朝ムカデが…」
ムカデが刺すことも知ってます。 刺されたらすごく腫れることも知識として当然持っています。 ムカデに刺されたらどうなるかということは、 ムカデに刺された人を見たことがあれば誰だって知っています。
でも、そんなこと考える余裕もなく、 左膝に目をやるとムカデは居ません。 ふと感じる右膝の違和感に目を向けると、 そこには体長10センチ程のムカデが悠々と、 私の膝のふくらみにそって歩いているではありませんか、
と気づいた瞬間、叫んで右手ではたき落としました。
イヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!
静かな事務所に響く、女性社員の涙声、 私は本当に涙流しながら泣きました。
ムカデは、私の手に弾かれて、床に落ちました。 隣の女性社員はどうすることもできず、 私の後ろの戸棚の下に入っていくムカデを見ていたそうです。 私はやっぱり、責め立てる事はできませんでした。 そしてすこしだけ、まさかな、と思いました。
事務所内総出でムカデを探します。 当然、戸棚の下を見るのですが、 戸棚は重すぎて動きそうにありません。 下の隙間も1センチなさそうです。
仕方なく、効かないとは分かっていても、 そこにあったフマキラー(蚊・ハエ用)を散布。 ムカデはどこからも出てこないまま、 怯えたまま仕事は再開されました。
昼食をはさんで午後。 私は昼食時間中、あまりの眠たさに、 隣の応接室を借りて仮眠を取りました。
私はムカデのことを忘れることができず、 ずっと足元を見ながら仕事をしていました。 椅子に座る時はじっと椅子を見てから座るようにして。 一時間ほど経って、隣の女性社員は、 「ムカデのこと忘れてた」なんてい言うほどになっていました。 でも私はずっと忘れてなんて居ませんでした。ただのひと時も。
その数分後。
まさかがまさかでした。
右膝の、裏。
イヤーーーーーーーーーーーーーーーーつ!!!!!
もう見るまでもなく感触で分かりました。 刺されるとかそんなこと考える余裕もなく、 真下へはたき落としました。
泣きながらイヤイヤっと言いながら、 私は私がはたいたその物体を見ました。
ムカデ。体長10センチ。さっきのやつ。 はたき落とされたその衝撃で、 ムカデはびっくりしていました。
踏まなきゃ! 踏まなきゃ! 踏まなきゃ!
でも嫌、靴脱いでからにしようか、 でもそんなこと… 考えてる間に… またムカデが… 逃げたら… 私の足に…
大粒の涙をぼろぼろながしながら私は、 ムカデを踏みました。 ちょっと強めに。 だけど死なないだろうなという程度に。
ほんとに、一瞬のことですよ。 はたいて、立ち上がってムカデ踏むまで。 2秒ぐらい。
あんなに凝縮された2秒ってない。
泣きながらその場を走り去ると、 昼までに買ってきたのでしょう、 ムカデにも効くキツイ殺虫剤でムカデは死にました。
後で聞くと、どうやら昼休み、私が仮眠を取っている間に、 戸棚の下にキツイ殺虫剤を噴射しておいたようでした。
あれほど警戒して椅子に座っていたのに。 足元ずっと見ていたのに。 ムカデは私の足に上ってきたのです。
生足にムカデ。 素手ではたいて、さされなかったのが幸いでした。
翌々日、今朝なんですけど。 ムカデの夢を見ました。 当然遅刻ぎりぎりになりました。 今でも、ちょっと足に何か当たるだけで、 ビクっとします。
本当にムカデは大嫌いな生き物になったと思います。
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「おはなししよう」
そんな言葉を聞くとは思わなかった。 言葉が要らないのが、 私達の関係だと思ったのに。 そうやって甘えさせるから、 私も甘えてまた堕ちていくんだって どうしてわからないんだろう。
具体的に私のひとつひとつを挙げて、 かわいいきれいと誉める。 意味があるかないかなんて私にはわからない。
あんな私が好きだったなんて、信じられないよ。 でも成長したと思ってた私も、 やっぱり全然成長してなかったのかもしれないと思う。
早く逃げてください。 あの時の気持ちが、私を飲み込んできてる。 成長したから大丈夫だと私は思ってるんだけど、 ほんとは成長していなかったらどうしようね。
立派なところでもなんでもない、ただの昔なのに。
まほろば
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