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oneday  ぽぇ



 
 潔い人生

いつも気持ちを引きずり
思い切りよく断ち切ることの出来なかった人生。

人の世では
思い切れない優しさも大切だとは思うけれど
切らずに踏み出せない人生では前には進めない。

優しさは罪だとか。
本当の優しさとは
厳しさの中にこそあるのかもしれない。

評価を恐れ優しさの仮面を被っていても
そこには真実の愛は無い。
そして潔さも無い。

想像力に偏りがあり感情移入が激しく
ジタバタする割には内面への変化に乏しく
そんな自分を肯定できなかった。

それは私の中にあるシンドローム
宙の存在によって
あぶり出されたと言ってもいいそれらの症状は
長い事、私を苦しめて来たけれど
スッキリ生きる事に目覚めてからは
かなりシンプルで軽くなった気がする。

次の目標は潔い人生。

到達地点を設定して
それに向かって行く事が好きだし
決められた道を進んで行けば良いというのが
落ち着くようだ。
これは宙も同じ・・・と言うことはσ( ̄~ ̄ *) も?
有り得るわねぇ〜親子だから。

************************

父のことがあって
親族との関係が風通しの良いものとなり
特に赤ちゃんの時から接している
2人の姪達(ままりん&ふわりん)と
気持ちを吐露し合える仲になれた事は
本当に嬉しかった。

娘のいない私とって
女の子の柔らかな態度物腰は心地良く
親ではない身内という
ワンクッション置いた間柄には
多少の水臭さも相まって
それがまた私には非常に向いている。

昨日も姪夫婦と母、私の4人でディナーへ。

母の痴呆が進行しないように
何かと刺激を与えてながら
思いやってくれている様子に
若いのに優しい子だなぁーと
娘として感謝の思いが溢れ出た。

私も頑張って磨きをかけなくっちゃ。(^^♪

2004年05月24日(月)



 
 過去の総てを

塗り替えられたなら
と思う程に自分自身を生きて来なかった。

自由という解放区を
潜在意識の中で無理矢理に遠ざけて
世間体や常識という範疇に身を置き
淡々と生きているような錯覚に陥っていた。

それは親が押し付けたものだけれど
そう言う親の意に添って生きる事に
何ひとつ疑問も持たなかったし
苦痛も無く極自然に振舞えていたのだから
環境というのは恐ろしい。

それでも時々は
目の届かない所で飛んで弾けてはいたけれど(^^;
それも可愛いものだった気がする。

ところが今
急カーブを切るが如くに変わり始めている。

その事を
一番シビアな箴言をしてくれる相方に話したら
それは「親離れ」だよと言われた。

はっ? 親離れ・・・?
何かを打ち壊されたような妙な気分になった。

もう、
とうに親離れは出来ていると思っていたし
独立心は強い方だと思っていた。
でも潜在的にはベッタリだったのかもしれない。

指摘されて初めて ¨)むむっ?
客観的に見てそうなのね
と本当に納得した感じだった。

私の場合は共依存とは少し違う。

子ども達を手元に引き寄せて放そうとしない
親の呪縛から自分の意思で飛び出さなかっただけで
私の間違った優しさ、思いやりが
目に見えない衣で自由を包み込み
本質にある大切な部分を見ようとはしなかったという事。

自由を手に入れるためには
何らかのハードルを飛び越えなければ
得られはしないでしょう。
私には親に反旗を翻すだけの勇気がなかった訳で
総ては自分の判断能力の低さが
起因していると思っている。

だから人のせいにはしない。
ただ残念だったとは思うけれど
それも過去のこと。

この教訓を宙には生かしてあげられる。
今、それを取り入れて良い関係が動き始めている。

私には反抗期がなかった。
それは異常事態であって
ノーマルなものでは無い。
だから、
宙の反抗は成長するためのハードルであり
大切なステップだと理解している・・・今はね。

私のこれからは
気が付いた今からでも充分に遅くはないので
自分が満足出来るやり方で生き直して行きたい。

辛い事を乗り越えるたびに
そこから得られるものがあれば
苦難もまた楽しからずや・・・かな?(^-^ゞ

2004年05月23日(日)



 
 余裕

日記を書いている暇はないかもしれない
と考えていたので休むつもりでいたけれど
介護支援の手続きを総て完了し
実際に機能し始めたら
時間的余裕が持てるようになった。。

他の方々の介護周辺に関しては全く分からないし
現在、その立場にいる友人・知人もいないので
総てを家族でやるものと思い込んでいた私としては
自宅介護は想像を絶する程に大変なもの
との自覚と心構えをしていたせいか
意外なほどに楽なのでビックリしている。
(あくまでも私見)

この分だと今までの日常と
殆ど変わらないかもしれない。

毎日、病院へ通っていた頃の時間配分を
そのままシフトさせれば良いわけなので
気負わずユックリと進められそう。

問題は母。
父より大変で兄は相当に戸惑っている。
私は宙で慣れている事もあり
上手く対応はしているけれど
宙とは違って無口ではない所が((´_` );かなっ
まあぁ、それも時間とともに慣れて行くでしょっ。

*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*

最近の日記のぽぇさんは変わりましたね
とのメールを頂いた。

良い意味なのか悪い意味なのかは
書いていなかったので分からないけれど
変わったとしたら文体を口語調にした事かな?

HPを作った初期の頃には
書いたものが残ると言う気負いのようなものもあり
どちらかと言うと丁寧な文の流れを好んでいた。
だからと言って全く自分自身とかけ離れている
と言うものではなく初対面の人に向かう態度で
を心がけていたのだと思う。

現れているのは総て私なので
どんな書き方でも良かったのだけれど
あまりにも美化される事に疲れてしまい
これからは自分の日記として自然体で行こう
そう思ってのんびり書いている。(⌒^⌒)b

人生に多くを望んではいないので
エリアを広げるつもりはなく
また広げる時間的なゆとりもちょっとないなぁ。

今の所、これで十分に満足満足しているので
余裕を持って、このまま進められれば嬉しいなっ。

2004年04月18日(日)



 
 いよいよ

一進一退を繰り返していた父。
その父が何とか退院にこぎ着ける事が出来た。

さあ、いよいよ明日から自宅介護を迎える。

この数ヶ月、いろいろな思いを巡らせたり
発想の転換を学んだりと
自分自身が試されているかのように感じていた。

宙に対して受容という経験を経なかった私は
今回、父によって初めてそれを体験した。

総てを受け入れる。
父の思いや願いに答える。
何も求めず
ただ、其処に生きていてくれる事だけを願う。

父は途中、生きる意欲を失いかけた事があった。
死に向かって突き進んで行くその姿を見て
抱えきれないほどの後悔の念が溢れ出し
尋常ではないほどに心が乱れた。

何とか持ち直してくれた父を見て
どれほど嬉しかったことか・・・。

父の望みを叶えるとともに
精一杯お世話が出来る時間をくれたようで
本当にありがたかった。

介護とは、身内としての情に重きを置かず
ヘルパーとして最高の仕事をする事なのだと
自分の中で結論が出せた。

今、
宙との関係に於いても重大な時を迎えている。
所謂アイデンティティークライシス。
この時期を上手に乗り切ることが出来なかったら
過去のすべてを否定しなくてはならないかもしれない。

宙を見守り、
父の介護を恙無く遂行し、
母のサポートをする。
そして、我が身の健康に留意しながらの生活は
とても片手間では出来ないでしょうね。

気分転換を計りながら
時々、日記に気持ちを表して
煮詰まらないようにして行かれれば
それで十分なのかもしれない。

頑張ろう。

今日、季節外れの小玉西瓜が届いた。



中学時代の友人が送ってくれたもので
父にではなく私にと言う事だった。

西瓜が大好きな私を喜ばせたかったと・・・。

物で気持ちが動くタイプではなかった私は
いつも気持ちの方を大切にし見て来たつもり
でも、
この頃は物に気持ちを添えるのも良いな
と考えるようになった。
そういう事をさり気なく出来る人っていいなぁー。

ネッ友にもそういう人がいる。
自分の喜びとしてプレゼントをしてくれていた。

目には見えない物の中に大切なものがある
という事はよーーく分かっていても
形として存在する目に見える想いも
凄くありがたいと思う。


いつも綺麗に磨いてあげている赤ちゃんのクリスタル
大切にしています。


2004年04月04日(日)



 
 日記のお休み

父の事で
いろいろと準備があり
忙しくなって来たので
しばらくお休みしようと思った。

そして、少しネットを離れて
前々からやりたいと考えていた事に
着手しようと思う。

前進している感じがあり
意気込みに溢れている。

生きている事は奇跡。

やれる事はやれる内にやっておこう

頑張ってみたいから・・・。




2004年03月24日(水)



 
 固有の人生

私のような人生は
私だけに起きているものではなく
日本中、いえ世界中のどこかで誰かも体験中の筈
決して私一人の身に起きている事では無いのよね。

誰かが私と同じ体験をしているからと言って
それは私ではなく
私は自分自身の身に起きている今を
生きているだけ・・・なのでしょう。

最近は
稀な現実を体験中なのだと言う特別な思いも
共感を共有して気持ちを軽くしたい
との考えも薄れて来ていて
この人生の総てを
事さらに悲劇化する前にストップをかけ
(あくまでも私に関して)
上手に回避できているように感じる。

それが出来るようになったのは
ウェブ日記に因るところが大きい。

この時代にパソコンというツールを得られた事は
考え得る言葉の総てを尽くしても足りない程に
ありがたい。

これからも自分のために
長く〜〜続けて行かれるように
無理をせず、気負わず、自然体で書いて行きたいなっ。

  
希望に向かって

2004年03月23日(火)



 
 桜が見られそう・・・。

昨日、母と宙と父の所へ行った。

宙は母(祖母)の側から離れずにいて
腕を支えたり自然に手を繋いだりするので
母も宙に腕組みしをしたりしている。

バスの中でも二人で座り
母の同じ話の繰り返しにも耳を傾け
うんうんと上手に相槌を打っていた。
・・・ように見えた。(^^;

私とは違って
それは自然にしているようにも見える
きっと相通ずるものがあるのでしょうねぇ。
自閉症と痴呆症。
まさしく共生・・・凄く微笑ましい。^^

私とは外出も嫌がるのに母に対しては優しい。
そんな宙を母は可愛くて仕方がないのでしょうね。
宙ちゃん宙ちゃんと頼りにしている。

父との関係では
実家に行くと二人はずっと一緒にいる。
波長が合うと言うのか
とにかく仲良し。

兄はそんな光景が目に焼きついていると言う。
うんうん、可愛かったわねぇ。

父は宙が近づいて言葉をかけたら
満面の笑みを浮かべた。
ほんとにほんとに嬉しそう。

帰り際、握手をしてまたねと言った宙。



4月にはリフォーム中の部屋も完成するので
退院が決まっている。

また今年も桜が見られそうで良かった〜〜。(^^♪

2004年03月22日(月)
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