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2004年07月15日(木) チャオ、スーペル・カピターノ


就職活動でお台場の方に行く用があったので、小鳥が歌い蝶が舞う地上最後の楽園だというウワサのお台場グランドームに行ってまいりました…。バルサやミランやマンUとともに、ちゃんとインテルのオフィシャルショップinジャパンがありましたよ!ひゃっほー!
なんかもう私あそこで働きたい…そしてビレッヂバンガ〜ドみたいなうざい商品ポップを山ほど作って店の品格をおとしめたい…雇ってくれませんかね、グランドーム様…

そして以前ranaさんに教えていただいたクーペル表紙のインテルオフィシャルマガジン購入ですよ…!1500円が300円になっていた。80%オフ…思い切ってるな…。というかそもそも4ユーロのものを1500円で売るのがどうかと思う…いくら輸入ものといえど。
で、これです。

  

表紙の元気な頃のクーペルおじちゃんにはちょっとせつなくなりましたが、「ようこそ☆いんてる新入生!」のキリさん特集はホントすごいですよ…写真がビューチフル…6ページもあるし…。なんかいつもより目ぇおっきい気がするよ!さわやか白シャツだし、新作主演映画でも発表する気ですかね、このひとは…。
あとよく見たら前髪チョロチョロしてるとこがちょっと金色だったので、幼少時の名残かしら…?と思いました。
インタビューは全部イタリア語だから読めなかったんですけど、まぁ言語なんていうのは心の目を使えばちょっとはどうにかなるもので、とりあえず今までの人生の話とかしてるのは何となくわかった…。あと、また飽きもせずマラドーナの話をしまくってるってこともよくわかった…

この雑誌はもう隅から隅までインテル100パーセントですばらしかったのですが、あとは「カピターノにおまかせ☆」っていう企画(タイトル捏造)もちょっと面白かったです。全然読めないけど。ファンからのお便りに頼れるカピターノ・サネッチ〜がお答えしまーす、という感じで、たくさんお答えしてました。そしてついでにカピターノが上半身裸でユニフォームにキスするという意図のよくわからないサービス画像つきでした…とりあえずカピターノ万歳…!ありがとうカピターノ…!
あとグランドームに6冊あったので、うち、キリ好っきゃねん!という方はぜひどうぞ。


それでこの雑誌、昨日実家に帰ってきたばかりの姉にさっそく見せたところ、
 妹「ほらこれ、見て見て、これがキリさんキリさん」
 姉「おお、かっこいいじゃん。イタリアの映画俳優みたい」
 妹「でしょ!(鼻息)」
 姉「ちょっと『Kommissar Rex』の飼い主のひとに似てるし」
 妹「おお!」
というわけで『Kommissar Rex』紹介。
『Kommissar Rex』というのは主にヨーロッパで放映されてるオーストリアのテレビドラマで、かしこいシェパードの警察犬レックスと、その飼い主で刑事でかっこいい黒髪のお兄さんアレックス(…)と、その同僚でちょっとドジな金髪の兄ちゃんクリスと、渋い上司のおじさんがチームを組んで、ウィーンを襲う凶悪事件をバシバシ解決するという話です。現在放映されてるのはメンバーがちょっと変わってしまったみたいですけど。私も何回か見ましたが、とにかく犬がかわいくて賢くて忠実で、飼い主のピンチを見事に救うし、かと思えばクリスのほうはときどき犬に振り回されたりしてて、大型犬好きにはたまらない感じでした。しかも美しいウィーンの街並を舞台に殺人事件、ってのがおもしろかったです。

で、姉が言ってた似てるひとっていうのはこのひとですね〜。たしかに似てる…これとか特に…! こちら(ちょっと繋がりにくいですけど)にもすばらしい悶絶画像がいっぱいあって、俳優さんがかっこいいのか、キリさんに似てるからさらにかっこよく見えるのか、なによりも犬のかわいさが一番グッとくるのか、それとも相乗効果でインフィニティー(1+1+1=∞)なのかよくわかりませんけど、とりあえず私はときめいて巌流島です。
あー、ただでさえ、かっこいいひとが大きい犬つれてるっていうのはすごくいいのに、そのうえ警察官なんだもんな…どれだけおいしいとこ取りだよって感じするよ…キリさんにシェパードってすごく似合うだろうな…あーキリさんそのうちこれ主演したらいいのに…!それで大型犬とイチャイチャしたらいいよ…うん、ついでにアジャラさんも上司役で出たらいいよ…



2004年07月14日(水) ミセレーレ


昨日のアレックス号泣の原因はおばあさんが亡くなったことだったそうで…。拍手で教えてくださった方、ありがとうございます。
どうやら9日に亡くなったのを合宿に参加していたために試合前日まで知らず、それをまた試合が終わるまで秘密にしていたようです。そういう事後報告みたいのは、私も経験したことがあるんですけど、「自分はそんなことも知らずに何をのんきに過ごしていたんだろう!」という取り返しのつかない感じが、余計につらいんですよね…。よくひとりで何も言わずに耐えたなぁ、と思います。周囲に黙っていたということは、そういう悲しさに負けないで自分で戦うことを選んだ、という決意の表れでもありますし。あんなに子供みたいに泣いたけど、本当に男らしい姿勢だと思う。なんていうか私はもともと、アレックスのプレーはもちろんだけど、彼のああいう、責任感があって心優しいところが好きです。なんだか、すごく、胸を打つ。
アジアカップもすぐだし、帰国してる暇もないんだろうけど、辛い時期を乗り越えて頑張ってほしいです。

うん…きょうくらいは真面目なことだけ書いて終わりにしよう…


2004年07月13日(火) ホールドオン、とバタ臭き天上の恋


日本vsセルビアモンテネグロ
きょうは心がすっかり蜘蛛の糸に絡めとられていたので、前半は観ているようでほとんど観てませんでしたよ…後半もちょっと意識が蜘蛛の糸に引きずられがちだったけど、最後の15分くらいの攻防は蜘蛛の糸で摩天楼を飛んでいるようにエキサイティングで面白かったです。
ていうか、アレックスですよ。
なんであんなに泣いてんの、あの子。どうしちゃったんだろう。試合終わったと同時にパタンってしゃがみ込んじゃったからびっくりした。いやほんとに理由がわからない…嬉しかったのか悲しかったのか悔しかったのかもわからない。最後のフリーキックは惜しかったし、ジーコになってから初のタイトルだけど、それはあんなに号泣する理由になるんだろうか。エスパが優勝逃したときもワールドカップ敗退したときもあんなに泣いてはいませんでしたよ…。なんか個人的にあったのかなぁ…前より痩せてる気もするし、気になるや…あんなに肩ふるわせて泣かれると世界中のあったかいものを持って行ってやりたくなるよ…
藤田さん(日本代表で一番あったかい)が慰めてたのが印象的でした。


「スパイダーマン2」
最近、日記を書いたりしてる間中、延々と蜘蛛男公式にあるサントラPVを観てわきわきしたりしてたんですが、とうとう我慢できなくて観に行きました…母と一緒に観に行く約束してたけどひとりで先行っちゃった…いいんだ、もう1回観るから…
1もよかったけど、2も最高でした!あれは「普通じゃない」とか好きなひとは絶対見るべきだとおもいますよ…。へたれでドジで気がきかないけど実は頼れるヒーローな主人公と、かわいくて気が強いけどほんとは弱いヒロインの、せつないすれ違い…すれ違い…すれ違い…ングッ!!(親指たてつつ)
というか、単なるすれ違い萌えだけかと思ってたら、うっかり感動して泣いたよ…どうしてくれようこの涙…特に(ネタバレ反転)おばあちゃんのヒーロー語りとか、列車のとこでマスクが取れてみんなに顔を覗き込まれて「まだほんの子供だ」とか言われてるとことか…というかあのスーツで顔が出てるとドキドキするぜ。そもそもトビーの顔はちょっとユアン似でときめく…。あとラストの結婚式もベタベタで、私は好きです。「やっつけて!」ってMJかわいい! それから友人があんなにあっさりマスクをはがせるとは思わなかったのですが、逆にバレた展開の方が感動的で意外でした…。
また続編あるみたいで嬉しいです…グヒヒ…


2004年07月12日(月) 一般的な普及率はよくわかりませんけど


アンケートご協力どうもありがとうございます!
おすすめとか、どれも面白そうで嬉しいです。
お返事は気長にお待ちください…


きょうは友人マメの家に遊びに行きました。名目上は卒論対策自主ゼミだったけど、ジョジョを読ませられたり、某バンドのライブビデオを何度も見せられたりした…ビデオはみんな髪が爆発してるようなやつで、なんかすごかった…眼帯してたらギター弾きにくいと思うのだが…
あと真面目に話し合ってても、いつの間にか木原敏江とかSBRの話になってたりして、ほぼ漫研状態でしたよ…いろいろ話し合った結果、私とマメのSBRの今後の展開予想は「ジョニィが砂漠のどっかで性転換してジャイロとラブロマ」に決定しました…。今でもじゅうぶん面白いんだけど、女っ気がなくて寂しいからさ…あの人の描く女の子すごいかわいいのに。っつーか最近のジョニィのヒロイン化現象はほんとに深刻だってば…!戦いは何も出来ないのに巻き込まれて守られてるという…!ただジョニィは瞳孔開きっぱなしであんまりかわいくないのが問題だ…
っつーかマメが「ジャイロのかぶってる帽子についてる飾りがブラジャーにしか見えん」とか言うから一気に私の中のジャイロのイメージが変態になったよ。

そんでジョジョ(特に4部)は私のトラウマなので、読ませられそうになっても「蝶よ花よの少女漫画で育てられた私にバイオレンスは無理だ」と断ってたんですけど、マメが「5部からならおまえでも読めるだろう、というか5部は舞台がイタリアで美形だらけだからおまえ向きだ」というので、それどういう判断よ、と思いながらも47巻から何冊か借りてきました…そしたらめちゃくちゃおもしろいし…ヤバい何これ、なんでこんなかっこいいの…!?


2004年07月11日(日) シャイなハートにキリーの脚がただ浮かぶ


アンケート実施中(執拗にアピール)

選挙はちゃんと行きましたー。もう暑いし疲れたし面倒だ…とか思いかけてたんですけど、朝からゴンCMに「日本に関心を持てるのはスポーツだけですか!?」と諭されたのでサクサク行きました。ゴンに言われちゃサッカーファンとしちゃ行くしかねぇよなぁ…でもあれがもし不敵な笑いを浮かべた名波さんだったら私はしもべのように2万回でも選挙に行くと思う…
そういえばアレックスとかトゥ〜リオさんとか、帰化したから選挙権も持ってるんだろうなぁ…ちゃんと選挙行ってんだろうか(余計な心配)。使命感に燃えながら行ってほしい。トゥ〜リオさんがああいう狭いスペースで鉛筆で政党名をこそこそ書いてるところを想像するとちょっと萌える…でもちゃんと漢字書けるのかな…。アレックスはどれくらい漢字書けるんだろう。名前と「牛丼」って色紙に書いてたくらいしか、彼の字を見たことがない。「憂鬱」とか難しい漢字は書けるのかなぁ…ていうかむしろ一見明るそうなアレックスが影で「憂鬱」とかしっかり漢字で書いてたらちょっと嫌だな…


コパ亜米利加・アルヘン0−1メヒコ
アルヘンがぁ。まぁただでさえ負けられない大事な試合ですけど、ひとがすごい大事な面接にこれから行くっていうときに負けないでほしいぜぃ…朝から悲しみのクリスティアンを拝むハメになるなんて…そんな…そんな人生って!
まぁ負け方はアルヘンによくある、攻めてるんだけどシュートしてるんだけどどうもずるずるしちゃって入りません…しかもプレースキックからうっかり入れられちゃいました…というやつ。どうなんだろうね。これは。前回の試合でもう完全に振り切ったような印象があったのになぁ。
最近ビエルサがかっこよく見える…ハゲでビール腹でジャージ姿でピッチ脇でヤンキー座りしててもかっこよく見える…というかあの丸い後ろ姿、ちょっと後ろからどついてみたいと思う…間違いなくころがるよな…
負け試合でDo-Ko-言うのもアレなんですけど、今日は特にキリさんのアップ映像が多かった気がしますぞ! キリさんは顔は普通にかっこいいと思うんですけど、プレーしてると色気が出るなぁ、と今日あらためて思ったり。普段より、ピッチすたすた歩いてるときより、審判に絡んでるときより、黙ってボール蹴ってるときが一番色気があると思うのですよ…。特にあのインサイドキックはセクシーダイナマイトです。なんか、あれです、「不思議なものねあんたを見れば胸さわぎの脚つき」…ってやつ…女心誘う胸さわぎの脚つき…ちょっと今夜は熱く胸焦がします…


きょうはJスポでまたラグビーやってたから見た。日本vsイタリア。
日本はユニフォームはパワーアップしてたけど、プレーはもうちょっと粘ってほしかったような。でも小野澤さんの最後のトライはかっこよかった…。やっぱり得点はキックを何回も決めるよりトライ一発が爽快でいいな…。
イタリア代表はサッカーとほとんど同じユニフォームで、イタリアのラガーマンには巨大化したビエリみたいなひとがいっぱいいた…。だけど不思議なことに巨大化したインザーギみたいなひとはいなかった…イタリア人は巨大化するとみんなああいう顔になってしまうのだろうか…


2004年07月10日(土) 嗚呼、ガヴリーラの、ばか、ばか、ばか、ばか


さっきテレビを見ていたら友達が映っててびっくりしました。
もともと、ひょっとしているんじゃないかなーと思って客席のほう見てたんですけど、ほんとにいるとはな…しかもミーハー全開でうちわを振っていた…。一瞬、脳髄が冷えたぜぃ。まぁ、いいや…お姉さんはしあわせそうなお前が見れて嬉しいよ…


きょうはラグビー見てました。わりと前の、ワラビーズvsイングランドの再放送。前から見たかったんだけどしばらくユーロとかでサッカー漬けだったからな…。ワラビーズが圧勝で、面白かったです。ルールとかまだよくわからないんだけど、ラグビーはとにかく見てて楽しい…。
そしてワールドカップ以来のグレーガンさんの男前っぷりに、私の胸の動悸はアレグロアパッショナートですよ…。君のハートにドロップゴール…。なんかやばいよ私の目…だってグレーガンさんがきらきら光って見えるもん…いや頭部は実際光ってるんですけどね…顔もすっごい好みだし、キャプテンシーにもほれぼれするし、胸筋、胸筋… け っ こ ん し た 胃
それでグレーガンさんの公式サイトを見つけて興奮してたら、グッズにあった30ドルの腰エプロンが欲しくなってきました。ていうか、ラグビーでエプロン…?なんで…?これをすればグレーガンさんをいいように料理していいってこと…ですか…ん…?


2004年07月09日(金) 従順にして勤勉、かつ野心的な駆け引き


暑い。暑くて死ぬよ。なにこの日差し。これはあれですね、きっと日本がスペイン化してきてるんですね。きっと来年あたりイスラム文化が流れ込んできてアルハンブラ宮殿が名古屋辺りに建てられたりして、それからレコンキスタが北から徐々に始まるわけですよ。あ〜楽しみだ。(前向き)


日本vsスロバキア雑感。
・暑さで脳みそ溶けながら見ました。国歌が石井竜也!忘れないであのときめきひとりじゃないもう一度空へ…!(何) 最近国歌のひとがツボで嬉しい。いつか桑っちょが出ないかな…。サッカーはそんなに好きじゃないだろうか…
・てか、今まで代表はスロバキアと試合しまくってる気がするんだけど…ひそかにフェイバリットカントリーなんですかね。 気のせいか?
・アレックスが、や、痩せてるよ…?!なんか腕とか心なしか細くないか…?ユニフォームがいつもよりぶかぶかしてる気もするし…(見すぎ) 顔も、目とかおっきくなってない…?なんで…?
・鈴木はいかがなものかと思ってみていましたがすぐ点取り返せたのはかなりかっこよかったです。5秒ぐらいだったよな〜。
・あ〜。坪井が…。


最近見た映画まとめて。

「欲望という名の列車」
ひ〜。壮絶…。いやもうほんとに…。
まーろんぶらんど追悼企画だったけど、むしろビビアン・リーの鬼気迫る演技に背筋が凍りました。う〜ん、ビビアン・リーはまり役だなぁ…美しくもあり老いつつもあり悲しくもあり、で。
そしておそろしいくらいの緊迫感のラストに、極めつけの花売りのシルエットのシーンが、もう!こわー!なにあれ!普通の幽霊ものより怖かった!!
でもやはり舞台っぽい映画だったんで、結局、原作のテネシーウイリアムズが一番すごいのかもしれん…

「めぐりあう時間たち」
ニコールすごっ。小説版、読んでみたいなぁ。というかダロウェイ夫人という小説はほんとにあるんですね。捏造かと思ってた。しかも書き出しはちゃんと花を買ってくるとこで同じだし…。
母と見てたんですけど、見終わった後の母の感想第一声が「あんな母親だから息子も女を信じられなくなってホモになっちゃったのね〜!」でした…。いや、そりゃたしかにそうなんだけどさ、なんか、もっとさ…人間の悲哀とか作家の苦悩とか運命の皮肉とかさ…もっとこう…クローズアップすべきこと、あるじゃん…?

「スパイダーマン」
スパイディ〜のスーツの柄がキモイから嫌だ…と思ってたけど、見たら楽しくって全然気にならなかった…ていうかピーターがモサくてキモくてかわいい…!そしてだんだん私もスパイディにもフォーリンラヴですよ…あ〜私も蜘蛛の糸で摩天楼ブランコしたい。
それにヒロインもかわいくて(赤毛!)、ふたりの関係がなかなかうまくいかないのもよかった…幼なじみ萌え…。なんていうか、アクションが楽しめる映画だけどキャラや心理面もしっかりわかりやすく共感しやすくなっててよかったです。続編すごく楽しみ。
ただ敵のゴブリンが、日本人としては日曜朝の戦隊モノのザコキャラにしか見えなかったぜぃ…スパイディ〜と同じサイズで動きの素早い悪役っていうとああなっちゃうのかもしれないけど、なんか、もっとクールにさ…。この役のひと、鏡に向かっての二重人格っぷりの演技はすごいのになぁ。
あとハリー役のひと、ジェームス・ディーンに似てる! もっとかっこいい役のとき見てみたい。


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