せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2005年12月25日(日) gaku-GAY-kai 2005

 9時に集合して、準備を始める。
 スタッフのみなさんも、出演者も、もう何度目かの会場なので、すっかり落ち着いた雰囲気で準備が進む。
 僕は、え、もう?と言われるなか、さっさとメークをしてしまう。
 記録の撮影をしてくれるくにおさんたちにも、わたわたとご挨拶。
 昼頃から、「贋作・Wの悲劇」の場当たり。頭からとにかく出はけと位置の確認。
 その後、ゲネプロ。
 何人かは台本を持ちながら、それでもなんとか最後まで通して、一息。
 ヒラリンの「シュレック」とますだいっこうさんのリハーサルの仕切りを森川くんにお任せして、僕は自分の準備をさせてもらう。
 朝一番でメークを済ませておいたのは正解だったと判明。
 とにかくあわただしく時間が過ぎて、開場時間直前にジオマンのリハを終えて、開場。
 今年も大勢のお客様に来ていただいて、支えられ、助けられ、一緒に楽しみながら、舞台をつくりあげることができた。
 ゲネプロではうまくいかなかった場面も、本番ではばっちり。
 出演者みんなの底力に感動しながら、自分もその仲間に入れてもらおうと思いながら、舞台に飛び出していく。
 ヒラリンのシュレックはハンドベル演奏、いっこうさんのダンスはひさびさにたっぷりと踊りこんだ印象。袖からしっかり拝見する。
 ラストのジオラマ・マンボ・ガールズは、僕の中から「女優」がうまく抜けていかなかったようで、不思議な気分で演じてしまう。笑顔の質が違うというか。無表情の質が違うというか……。
 それでも、ラストのマツケンサンバ3は、大いに盛り上がって終わる。
 カーテンコールは全員で。
 お疲れさまでした。そして、どうもありがとうございました。
 終演後、リハーサルの後に予定していた、4月の舞台のスチール撮りを舞台上で。大門伍朗さん、森川くんと三人で、衣装を着替えてカメラに向かう。
 ばたばたとロビーでご挨拶して、撤収。打ち上げ会場へ。
 一次会の居酒屋、二次会のカラオケ、そして、最後は二丁目の「SIMON」で朝まで。大いにしゃべり、歌った。
 例年は、新宿線で本八幡まで行ってしまうのだけれど、今年はJRでちゃんと御茶ノ水で降りる。


2005年12月24日(土) 「贋作・Wの悲劇」稽古

 中野MOMOの地下の稽古場。
 朝、高円寺に寄って、印刷と小道具、衣装のピックアップ。
 永山くん、まみぃと三人で徒歩で稽古場へ。
 最初に衣装の確認をしたのだけれど、しいたけをさん演じる、高木美保(菊池かおり)がすごいことになっている。
 由川さんから借りた黒のレオタードを着てる時点で「勝ち」は決まったようなものだけれど、ストレートのカツラにピンクのカチューシャ、レッグウォーマーと、もう「そのまんま」だ。
 これはもう、世界に一人の高木美保のコピーだと感動する。
 一気にテンションが上がって、そのいきおいで、最後の場面をつくっていく。
 シンプルだけど、力強い、終わり方になった。
 アルピーナさんからの提案で、今日は二回通そうということに。
 わたわたとまずは一回目。こういう芝居だったのかと、いろいろなことがわかる。
 休憩を取っている時間がないので、そのまま、マツケンサンバの練習。
 サンバ棒を持って、鏡の前で踊ると、なかなかの迫力。
 二度目の通しは、時間の都合で途中まで。僕のバラードでおしまい。
 さあ、いよいよ明日だ。
 
 gaku-GAY-kai本番まで、あと1日!


2005年12月23日(金) 「贋作・Wの悲劇」稽古

 銀座の東京画廊にマツウラヒロユキくんの個展に行くが、日祝は休廊だった。ビルの1Fのドアもロック。中から出てきた人がいたので、中にすべりこみエレベーターで上がり、ドアの窓から「のぞき見」させてもらう。大作がいっぱいで、とても華やか、そして、とてもキュートだった。それなりに満足。
 稽古前、高円寺に寄って、小道具をわたわたと買い込む。オーディションの場面で使う顔写真を印刷しようとするが、うまくスキャンできないので、明日に持ち越す。
 マミィと一緒に大荷物をかかえて、タクシーで稽古場へ。
 今日は、とにかく稽古する。
 ダンスはかなりいいかんじ。
 良ちゃんとの場面がほぼ全取っ替えになった。
 僕が歌う歌もチェンジ。コーラスラインの「僕にもできる」に。
 タップを踏みながら踊るナンバーなので、振りをどうしようか考える。
 それに関連して、トシくんとアラくんの芝居も。
 僕の最後のナンバーは、コーラスラインの「WHAT I DID FOR LOVE」だ。
 なんでここで?というような場面に入れたつもりだったのが、何だかしっくりしてしまっておかしい。ここは真面目に歌うことに。
 最後の場面は、明日、エスムラルダさんと一緒につくることにして、今日はおしまい。
 ラストナンバー「シーズン・オヴ・ラヴ」は、ただ立って歌うだけなのだけれど、なかなかしみる歌になったと思う。
 いよいよ明日はMOMOの稽古場。
 
 gaku-GAY-kai本番まで、あと2日!


2005年12月22日(木) 反省会

 非戦を選ぶ演劇人の会の反省会。場所はえり子さん宅。
 来年の予定を中心にいろいろ話し合う。
 すっかり遅くなってから失礼したのだけれど、忘年会のピークのせいか、電車が遅れに遅れて、終電を逃す。
 深夜バスにぎりぎり間に合い、なんとか帰宅する。
 
 gaku-GAY-kai本番まで、あと3日!


2005年12月21日(水) 富士見丘小学校演劇授業

 結局、朝まで起きてしまい、そのまま富士見丘小学校へ。
 2.3時間目に間に合うように家を出ると、朝のラッシュのピークにもろにぶつかることがわかった。久しぶりの満員電車だ。
 授業は、卒業公演の台本の練習。僕担当の「未来の友情」と篠原さんの「放課後の卒業式」。
 間だの20分休みに、実行委員の子ども達と相談する。というか、台本についての意見を聞く。おお、そうか!というようなことをいろいろ言ってもらい、早速取り入れていこうと思う。
 夜は稽古。荻窪のけいこ場。小林くんが復活! よかった。まみぃも杖をつきながら来てくれた。よし、なんとかなるぞとほっとする。
 ひさしぶりのアルピーナさん、それに良ちゃんと芝居と歌の練習。
 もちろんダンスも。がしがし稽古していく。

 gaku-GAY-kai本番まで、あと4日!


2005年12月20日(火) 最後の休み

 今日は稽古は休み。
 本番までにかたづけておかないといけない仕事を、がつがつとかたづける。
 当日パンフ用の原稿を送ってもらう手配。
 いよいよ本番が近い感がいっぱい。
 明日は、富士見丘小学校の演劇授業。卒業公演の中の僕が担当する「未来の友情」の台本の続きを書く。登場人物をどう増やすか頭を悩ませる。

 gaku-GAY-kai本番まで、あと5日!


2005年12月19日(月) 稽古場打ち合わせ

 夕方、来年の4月の舞台「ミッシング・ハーフ」の稽古場の打ち合わせをしに、歌舞伎町のスタジオ、ミラクルへうかがう。
 担当のマツダリクさんと日程の相談。
 予定していたよりも早い日からお世話になることを決める。
 ずっと同じ稽古場で稽古できるのは、とてもうれしい。

 昨日の稽古で足をひねったマミィから、どうやら骨にひびが入っているようと連絡をもらう。小林くんも病院に行って、注射を打ってもらっていたそう。
 マミィは、ダンスシーンを「お休み」して、他の場面の芝居は出演することに。
 小林くんには、明後日の稽古までゆっくりやすんでほしいと伝える。

 gaku-GAY-kai本番まで、あと6日!


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