せきねしんいちの観劇&稽古日記
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スリッパを買い換えてみる。 しばらく履いていたのは、6月の「罠の狼」でつかった白いスリッパ。ちょっとゴージャスな起毛タイプ。夏のさかりにはき続けてせいで、もうよれよれ。季節も変わるし、もう一段階、ふさふさなものをと思ったのだけれど、つい、イボイボのついた健康サンダルタイプを買ってしまう。 突起が予想よりも固くて、素足で履くと、とっても痛い。これは、足の裏のツボが刺激されてるってことなのか。靴下を履いた足にはちょうどいいかんじ。 猫を抱いて歩くと、ぐっと痛みが増す。やっぱり重さのせいか。体重減につながるかなと思ったりする。
もうすっかり秋だ。猫は毎晩、僕の枕元で寝ている。 夜になると遊びにいきたがったのも、一段落して、12時過ぎにはもう熟睡しているのを抱き上げて、部屋に連れて行く。 夜中ずっと寝ていて、朝方4時頃に必ず目を覚まして、部屋の外に出せと鳴く。寝ていても起きていても、なんとなく目が冴えてしまって、妙にこの頃早起きだ。 夜明けが遅いので、早起きというよりは、夜更かしの延長のような気分。 二度寝したり、そのまま起きてみたり。静かな時間にほっとする。
フライングステージのホームページをいじる。トップページのレイアウトを少し変更する。 シンプルなテキスト中心のサイトが僕は好きだ。デザインに凝った他の劇団のサイトを見ると、こういうのいいなあと思うのだけれど、更新のしやすさを考えると、やっぱりシンプルなものが一番いいなと思う。 文字を少し小さくして、画像を多く配置した。 新しいコンテンツの追加はなし。 いつかやろうと思っていた画像をぺたぺたと貼り付けて、リンクを貼っていく。 こういう「作業」はとてもたのしい。余計なことを考えなくていいのが何よりだ。 僕はマックのインターネットエクスプローラーで見ているのだけれど、ウィンドウズではどうなんだろうか? 今度、外で確認してみよう。
朝から、劇作家協会の仕事で、原宿のボイジャーさんに篠原さんとうかがう。富士見丘小学校のDVDの打ち合わせ。 昼、乃木坂のドキュメンタリージャパンさんで、DVDの試写第一弾を拝見。日程等の打ち合わせ。 映像の中の一昨年の六年生がとてもなつかしい。この間、中学校のフェンス越しに会った、アキトくんが子供のまんまでうつっている。 この間の杉並第一小学校の授業のときに思いをはせた、一年目の彼らを、もう一度見てみて、似てるなあと思った印象をもう一度新たにする。やっぱり彼らは彼らとして特別だ。 ぼくがまだ参加していなかった頃の授業の様子を見ながら、このあと、彼らがどうなったか、そして、今、演劇についてどう思っているんだろうかと、思うこといろいろ。 その後、篠原さんと、富士見丘関係の打ち合わせをじっくりとする。ドトールやスタバじゃない、ちゃんとした珈琲屋さんで。 この間、子供たちが書いてくれた「大切な思い出」についての感想がとても近くて、うれしい。 これとこれをこう活かしてとか、犬の名前をこう変えようという話をしたあと、スケジュールの確認と、台本書きの分担をする。 今月は、久しぶりに稽古がない。急いで書かなくてはいけない台本も(gaku-GAY-kaiは再演なので、さっくり書けてしまいそう)。 富士見丘小学校の今年の台本と、一昨年の記録をまとめることに専念できる。 授業も22日のオーディションまでなし。それまでに劇中歌以外の台本を篠原さんと二人で仕上げるのが最優先課題。 今日の打ち合わせで、ずいぶん具体的になった今年の芝居。はじめ、子供達からもらった「お話」は、正直「これでいける!」と思える「構造」のものがなくて、どうなることやらと心配だったのだけれど、先生方との打ち合わせ、それから、その後で書いてもらった「大切な思い出」で、くっきりと見えてきた。 こんなふうに、どうしようか?・・・といったんは途方にくれても、新しい道が開けてくるのがおもしろい。これからもきっと、こんな思いを何度もするんじゃないかと思う。 まずは、やらなきゃいけないことをどんどんやっていこう。
芝居をしているとあっという間に季節が変わる。「許しつづける女たち」の稽古が始まったのは夏だったのに、終わってみれば、もう秋。というか、今日は冬のような寒さだ。 冬物のコートを着てしまいそうになるのを、ちょっとがまんする。 帰りは大雨。北越谷からのバスに久しぶりに乗る。 夜の早い時間に家にいるのは、ずいぶん久しぶりな気分。というか、家にいても、せかせかと落ち着かない気分でいないのは久しぶり。 猫は、一日中家にいて、機嫌が悪い。暖かいうちに一度シャンプーしようと思ったのをしそこなった。もう暖房がはいるまでは無理かもしれない。
芝居が終わったあとのからんとした日。 やることはいっぱいあるのだけれど、なんとなくぼーっとしている時間が長い。 作・演出なのになぜ?というかんじで、散らかったままの部屋の片付けも手つかず。 気がゆるんだせいか、腰が痛くなってきた。少し腹筋をして、大事にならないといいのだけれど。
2006年10月22日(日) |
「許しつづける女たち」千穐楽 |
千穐楽。 マチネは、ややラフになってしまったかな?という印象だけれども、まあいいかんじ。終演後にダメだしをする。 短い休憩のあと、ソワレの開演。 音響の鈴木さんが来てくれる。 開演間もなく、というか、開演前の音楽が流れ暗転の途中で、ブレーカーが落ちてしまった。どうなるの?と思ったけれども、間もなく、復旧。 トラブルが帰って客席の雰囲気を柔らかくしてくれたかもしれない。 いいテンポで進む。お客様にたすけられて、無事終演。 終わった、終わった!! バラシのお手伝いをして、打ち上げに。 考えてみれば、みんなと初めての飲み。わいわいしゃべり、楽しく打ち上げる。 今回、表方の手伝いをしてくれていた宇田くん、竜太郎さん、對馬さん、鈴木さんとお先に失礼して帰ってくる。 キャスト、スタッフのみなさん、お疲れさまでした。 ご来場いただいたみなさん、どうもありがとうございました。
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