せきねしんいちの観劇&稽古日記
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劇団制作社に集まって、「サロン」のダイレクトメールの発送作業。 今日までに、劇団制作社の伊藤さんと遠山さんが「折り姫」として、フライヤーを折っておいてくれた。 おかげで、封入作業はあっという間に終わる。 それでも、その後の郵便局に持って行くための仕分けの作業はなかなか大変で、トータルで7時間の作業。 終了後、劇団制作社の面々と打ち合わせをみっちり。 「サロン」のこと、来年のことなどなど。 一気に具体的になったあれこれ。おもしろそうなことがてんこもりだ。
2007年05月06日(日) |
新国立劇場研修生「三文オペラ」 |
ロジャー・リーズのワークショップで知り合った山本くんが出演する新国立劇場研修生の初の発表会「三文オペラ」を見に、新国立劇場へ。 「三文オペララ」という難しい戯曲に挑戦している、若い人たちの姿がすがすがしい。 小劇場のフロア全体を使った演出(宮田慶子)は、富士見丘小学校の発表会での体育館の使い方と全く同じで、妙に身近に感じられる。 日本で初めての国立劇場の演劇研修所。年齢制限がなかったら、ぜひ入りたかったと思う。若かったらなあと。でも、きっと選ばれることもないだろうなとの確信もあったりする。そんなこんなを考えてのとても複雑な思いで見てしまいそうだなあと思っていた。 でも、今日の舞台は素直に感動できるものになっていた。そう思えている、自分の今があってよかったなと思った。 出演の俳優さんたちは、強烈な個性を持って突出する人がいないものの、これはちょっとと思ってしまう人もいず、とても気持ちのいいカンパニーに育っていると思う。 アンサンブルというかチームワークがとても気持ちがいい。ただ、反面、一人で立つことについての覚悟はもっと必要かもしれない。突出することをためらわないでどんどん行ってもいいんだという覚悟のようなものも、見てみたいと思った。 終演後、一緒になった、篠原さん、劇団劇作家の福山さん(「親シラズ」の作者)、そして、「在り処」に出演の青年劇場の俳優、板倉さんと四人でお茶をしながら、今見た「三文オペラ」の話をあれこれ。見た後、話せる芝居はいい芝居だ。そのことを感じながら帰ってきた。 そして、劇団劇作家の打ち合わせをもりだくさん。
2007年04月27日(金) |
扉座「ドリル魂 ガ・ガ・ガ・ガ・ガ」 |
紀伊國屋ホールで鈴木里沙ちゃん出演の扉座公演。 工事現場を舞台にしたミュージカル。 どんなだろうとドキドキ見に行ったのだけれど、これはまさしく正統派、どまんなかの唄と踊りと芝居の集合体。 扉座の面々が唄って、踊っているというだけでもう感動してしまうのだけれど、この舞台は、シンプルな構成の中に、今ここにいること=劇場でまさしく今起こっていることを見るおもしろさがはてしない。 涙と笑いでぐじゃぐじゃになる。 終演後、里沙ちゃんに挨拶。お疲れ様でした! 扉座チーム女子代表として、ほんとにいい仕事してましたね。 元気をいっぱいもらって劇場をあとにする。
来月末からの劇団劇作家の「劇読み」の顔合わせ。 本番の会場のミラクルにて。 去年「ミッシング・ハーフ」の稽古と、「罠の狼」の本番でお世話になったスペースがすっかりきれいになって、劇場然としてきた。 あいさつとそれぞれの演目ごとの軽い打ち合わせのあと、お開き。 今回、僕が担当するのは4本。 そのうちの1つ、「ドールハウス」の作者、錦織さん、篠原さんと打ち合わせをみっちり。 若い作家に向かって話している言葉は、そのまま自分に返ってくるよう。
劇作家協会の理事会に出かける。 新年度が始まったんだなあと改めて思う。 その後、ばたばたと仕事に向かう。あわただしい一日。
投票所の幼稚園の藤の花が満開。 夜は、セクシュアルマイノリティをカミングアウトしている候補たちの当落をずっと見ている。 即日開票はうれしい知らせが続々。 劇団劇作家の準備あれこれ。「サロン」の準備も同時進行。 夜中じんましんが出てびっくりする。ストレス性のいつものやつだ。 とりあえず、シャワーに入って、さっぱりして、気持ちを落ち着かせる。
ツタヤから電話。延滞しているCDがあるという。びっくり。中身を聞いて、思い出した。レビューの歌の候補曲を考えているときに借りたものだ。とりあえず借りて聞いてみたののすぐ却下したので、すっかり記憶から消えていた。 延滞料はいったいいくらだろう?という心配も金額を聞いてちょっと安心する。一日延滞で100円×日数とのこと。前はもっととんでもない金額だった記憶があるのだけれど。 ちょっと出演させてもらっただけなのに、こんなところでもうっかりやらぼんやりやらを多発しているのが情けない。ピップエレキバンに続く二つめのうっかりだ。
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