せきねしんいちの観劇&稽古日記
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昨日に続いて、回想シーンの稽古を中心に。それとオープニング。 少し、早めに稽古をきりあげて、樺澤氏と打ち合わせ。制作のことなどなど。
大門さんがさっそく差し入れを持ってきてくれる。 今日は揚げ饅頭。みんなでおいしくいただく。 稽古は、チョビちゃん演じる直の回想シーンを中心に。 唯史役の數間さんの代役で、もともと一人の台詞を数人での割り台詞にしてみる。 突然ダイナミックな空間が生まれてくるのが、とってもおもしろい。
小雨模様。 マッサージ。拍手まわし。しりとり。場面をつくる、エチュード。そして、読み合わせ。 昨日は、流して読んでみたので、今日は、少し止めながらということで始めたのだけれど、なんとなく立ってみようということになり、なしくずし的に、細かくあれこれ確認しながらの稽古になってしまう。 実寸の舞台に、ソファが置いてあるのを使いながら、いろいろ動いてみる。 せりふの言い方を、こうやってと伝えるのはいやだなあと思う。 何がひっかかって出てくる言葉なのかとか、そういったことを確認しながら、すすめていく。 ゆるゆるでその場にいる俳優さんたちの状態がおもしろい。 帰りは雨脚が強くなった。 チョビちゃんと二人、池袋へはこれが絶対便利だよと、近くのバス停まで一緒に歩く。
稽古初日。 稽古前に、取材が一件。 去年もそうだったけれど、今年も女装してお迎えする。 今日は、スタッフのみなさんがきてくれる。照明の黒尾さん、舞台監督助手の藤本さん、美術の小池さん、そして制作スタッフの樺澤氏と遠山さん。 美術模型をみんなに見てもらいながら、こういうことになりますと説明。
稽古は二人一組でのマッサージから始める。 永いようで短い稽古期間のはじめにまずお互いの距離が近くなってもらいたい。 それにしても、キャスト全員が集まると、とても窮屈だ。 この狭さの感覚がだんだん変わってくるんだろうなと思う、シアターゲームは、拍手をまわしたり、しりとりをしたり。 その後、読み合わせ。 おお、そういうことか・・・と思うことたくさん。 持ち帰って、新たに考えることもたくさん。
無理を言って、仕事を休ませてもらい、明日からの稽古にそなえる。 稽古初日を前に、頭がいっぱいになっている。 わかったこと、わからないこと。決まったこと、決まらないこと。 その中ですっきり見えているものは、何か。 これまで考えてもいなかったことが浮かんできてしまったのだけれど、ひとまず脇によけておく。
今日から、そうぞう舎での稽古。というか、今日は稽古場仕込み。 樺澤氏の希望もあって、今回は、稽古場を立て込んでもらう。 僕は、自宅で台本に向かう。 装置プランをもとに、実寸でパネルを用意した。 開放的な校庭に面した窓もしっかりふさいで、校内公演の準備をしている視聴覚室のようなことになるはず。 僕は一日、「サロン」に向かう。傘を持たずに出かけて、大雨に降られる。
母校、小松川高校の新人公演。仕事のためうかがえず。 ばたばたと仕事を終え、帰りの電車の中から「サロン」に向かう。 MacBookの重たさはもう気にならなくなったけれど、走り書きにはやっぱりノートの方が便利だ。 こぶりのノートが走り書き=殴り書きで埋まっていく。
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