せきねしんいちの観劇&稽古日記
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台風はどうなるんだろうかと心配な日。 またかというかんじで昼間のうちに雨があがって、台風は低気圧に変わってしまった。 今回、劇場ロビーに東京プライドマーチと尾辻かな子さんのブースが来てくれている。 どちらも大切な僕の友人=仲間。 これがあるから、フライングステージなんだと思う。他の劇団でこんなことはできないだろうと。 劇中で使う、つけ髭のケアに手間取る。 CMでずっと気になっていたプロピアのつけひげ。舞台でつけたりとったりするには、やや不向きかもしれない。 舞台上ではずして、メークボックスの中でよれよれになったのを、マニキュアの除光液でほぐしてケアする。
今日も二回公演。 週末ということもあり、大勢のお客様に来ていただく。感謝。 終演後、飲みに誘っていただく。 初めましてな方々と大いに盛り上がってのおしゃべり。 終電にダッシュして、滑り込みセーフ。
マチネ終演後、桜沢エリカさんを迎えてのポストパフォーマンストーク。 しゃべりすぎてしまうのをおさえながら、それでも、司会の樺澤氏にセーブされながらのおしゃべり。 桜沢さんには、楽しんでいただけたようで、まずはほっとする。ソワレ。 終演後は、衣装の片付けをのろのろとやってしまう。 帰りがたいというか、なんというか、いつもはさっさと出ていくのだけれど、今回は不思議と去りがたい気持ちで楽屋にいてしまう。 帰り、チョビさん、今井さん、數間さん、しいさん、樺澤氏、音響の中村さんたちと軽く飲みにいく。 直、唯史、恭二と同じテーブルになり、思い切り話しこんだ気分。 それでも、終電でお先に失礼する。 こちらも去りがたい気分。
場当たりのつづきから始めて、午後はゲネプロ。 そして、初日、開演。 僕の中の俳優としての意識が目覚めていくのを感じる。いっこうさん言うところの「女装ホルモン」か? 次々と衣装を着替え、舞台にいるときの方が静かな気持ちでいられる、いつものかんじがよみがえる。 舞台で出会う、誰もがとても愛しく、輝いて見える。 お客様に助けられながら、無事終演。 初日乾杯に向かう。顔合わせ以来、みんなと飲むのは今日が初めて。 あと、9回のステージ。楽しみながら、走り抜けたい。
2007年07月11日(水) |
「サロン」仕込み2日目 |
両国の倉庫に忘れ物をとりにいって、劇場入り。 場当たりをはじめる。 フライングステージでははじめての大がかりな装置の中、動線を確認する。 始まりから、なかなか劇場としっくりいかなかったのが、坂本くんとチョビちゃんの場面から、ふっと息があったように思えてくる。楽屋で 坂本くんにそんな話をする。ありがとう。 2場面を残して、今日は終了。 続きは明日。 さあ、劇場とどこまで仲良くなれるか。明日が楽しみ。
仕込みの時間、となりのお寺のホールで稽古。 ラストシーンを変更した部分を踏まえて組み立てていく。 帰り、チョビちゃん、今井さん、數間さん、しいさん、西田さんとカラオケで歌練習。 課題曲とその他あれこれ。大いに盛り上がる。 終電ぎりぎりでお先に失礼する。
ラスト近くの抜き稽古、そして通していく。 稽古場、撤収。 阪口さん演ずる吾郎ちゃんとのやりとりを、深めていく。 去年「ムーンリバー」のときは、役柄のせいもあって、なかなか話ができなかったのだけれど、今回はずいぶんおしゃべりできている気がする。一年は大きいということか。
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