広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2004年09月23日(木)  
  御上りさん。 

地元民のくせに観光客と変わらん知識なのは何故だ、私。

秋晴れの祝日。
大きい人・小さい人はそれぞれ友人と約束があるからと早々に外出、
あまりの天気のよさにゴロゴロしてるのも何だしなあ、と私達もおでかけ。

テレビ塔の展望台から市内を一望、
アレは何でコレは何でこっちがドコであっちがドコで、
という説明は一切出来ませんでしたな、私は。

『アレが札幌ドームじゃろ?じゃあ隣のアレは?』
『さあ・・?』
『じゃあさ、この道まっすぐ行くとススキノにつきあたるん?』
『どうだろうなあ?』
『で、アンタんちはどっち方面になるわけ?』
『いやあ、どっちだべ?』

はっはっは、まるで方向感覚がありませんがな。

彼の方がよっぽど理解しているのだ、何故なんだ。
案内パネル見てもピンとこないんだもんね、びっくりだね。

テレビ塔のお土産屋さんでいろいろと物色しつつ、
カープの将来について熱く語る私達だったので、
きっと広島からの観光客に見えていたはずだ。

観光客なら札幌の地理に疎くて当然なのだ、問題ナッシングだねっ。


明日は帰広する彼。次の逢瀬は1か月後。
もつかなあ、大丈夫かなあ。ちょっと心配なのだった。

  2004年09月21日(火)  
  送別会。 

があるらしい、今日の夜。パーティではない、残念ながら。

出ていって欲しかったアイツ以外にも、
当然ながら辞令は下りるのだ、定期異動のシーズンだ。

ウチの長も、そして開店以来ずっと仲良くしてきた人も、
この度辞令が出ましてね、近日中に新任地へお引越し。

タイトなスケジュールの中、本日送別会を催す事が決定、
遅番勤務の私は退勤後、みなさんと合流する予定でございます。

なので、21日の午前中にコレを書いているわけだ。

昨日は札幌競馬場で馬三昧。
幹夫さんの勝ち姿も見られたし、
ネオユニヴァースの引退式も見られたし
(いい馬体だった、やっぱダービー馬だねえ)
何よりも馬券的によろしかったので言う事ナシざんす。

納得いかんのは、真剣に考えた私の予想よりも、
わけのわからん直感で予想する小さい人の方が、
圧倒的に的中率が高いって事だが。

『もうねえ、見えるんだよね、馬が走っている姿がさあ』

とか言いつつ小さい人の予想には必ずかっちーが絡んでいるのだが。
何ゆえかっちーがいいのかは全くもってわからんが。

『ここは幹夫さんはダメだから。あと藤田はこないね。』

と自信たっぷりに語るその姿、将来が楽しみ・・・・か?


明日は彼との逢瀬、ほぼ2週間ぶり。
今晩飲み過ぎると、とんでもないブサイクが出来あがってしまうゆえ、
そこは大人の女としてちゃんとしたいと思います。

  2004年09月20日(月)  
  それって楽しい? 

柏レイソルの(一部の)サポーターは、
球団に批判的な横断幕を掲げての応援拒否をしているらしい。
そして、それに呼応するかのように、選手も試合後の挨拶ナシ。

何ソレ?

情けない話だが、昔日、カープの応援団も球場に居ながら、
応援をしなかったことがあった。当時在籍していた金本(野村かも)は、
実力でお立ち台に立ち、応援を宜しくお願いしますと訴えた。

それこそ、プロではなかろうか。
音に聞こえし、マリサポの応援を学ぶべきだと。

さらに古い話だが、ミスターシービーが菊花賞を勝った時、
吉永正人は『今日、シービーが分かった気がする』と言ったとか。

コスモバルクは確かに強い。
皐月賞では足を余して、2着。
ダービーではあの騎乗でも、8着。

菊花賞では、互する能力の相手に、
馬と人が一体とならなければ、勝ち目はない。

勝利とは、いかに難しいものか。

  2004年09月19日(日)  
  見せてもらおうか、 

道営所属の競走馬の能力とやらを!なんてさ。

道営所属馬・コスモバルク、
菊花賞トライアル・セントライト記念をレコード勝ち!

前走の北海優駿を見ると、
やっぱこの馬ダート苦手なんだろうなあと思わせる勝ち方で、
だから中央の芝のレースなら、もっと強い勝ちっぷりが見られるってもんだべ。

と、思ってたわけだ。

確かにレコードタイムを大幅に更新しての勝利だ、
強さをアピールしてくれたとも思う。
さあ、これで菊に向けてもう怖いもんナシだねっ!

とは、思えんのだ。

レコードタイムって言うけどさ、
1頭ぶっちぎりで勝ったわけじゃないもんね、
8着のポップロックまでがレコード更新だもんね。

実は差の無い競馬だったわけでさ。

かかってた、鞍上との折り合いに欠いてた前半の走り。
抑えるのかどうするのか、結果行かせて、クビ差で勝ったけど、
あの走りでは、3000Mなんてもたないのでは、と思ってしまう。

もっと、ちゃんと、折り合える乗り方があるんじゃないの?と思ってしまう。

私は基本的に乗り替わりって嫌なんだ。
デビュー戦から引退レースまで、
一人のジョッキーに乗っていて欲しいと思うんだ。

でも、拘った結果、その馬の能力を存分に引き出せないのであれば。

私は道産子。
道営所属馬が道営所属騎手を鞍上に、クラシックに出走する。
そしてもしかすると勝てるかもしれない、そんな位置にいる。
それは何よりも嬉しい事で、楽しみな事でもある。

でもね、でもさ。

今日のレースを見て、
『例えば鞍上がユタカなら、アンカツなら。』って思ってしまったんだよね。

『北海道ブランドも勝たなきゃイカンのだから、
 こだわる必要もないと思うのだが。せっかくのチャンスがもったいない。』

と彼からのメール。

そう思う。
そう思ってしまう『北海道ブランド』な私がなんかイヤだなあ。


白いヤツも操縦するのがセイラさんではダメなのよ。
その性能を120%引き出せるのはやっぱりアムロなわけでだな。

ってそういう事ではないのかい。

: 筆 : しおんとゆき  
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