広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2004年12月12日(日)  
  北の味。 

ウニとかイクラとかなのか『Northern Taste』。

大種牡馬なんだよね。
何頭ものG1馬を輩出してさ、11年連続リーディングサイアーの記録を作り、
何世代だか連続重賞制覇とかいう記録も達成していて、
そりゃ日本の競馬界の大功労馬だよね。

この活躍がなかったら、
もしかしたらサンデーが日本に来る事もなかったかもしれない。
ノーザンテーストがいたからこそ、今の日本の競馬があるんだろうと思う。

エアグルーヴの母父も、
私がPOGでお世話になったダイワルージュの母父も、
今日の香港マイルでは健闘するも5着のデュランダルの母父も、ノーザンテースト。

ここ何年もブルードメアサイアー第1位の座にいるんだもんね。

仔が走り、さらにその仔が、そしてまたさらに、というふうに、
この先もずっとその血は受け継がれていくわけで、
例えば5年先、10年先の競馬界では、
新しい血が大旋風を巻き起こしているのかもしれないけれど、
ノーザンテーストの功績はずっと語り継がれていくんだろうなあ、と。

33歳、大往生。1度は生で見てみたかったなあ。

  2004年12月11日(土)  
  鉄砲駆け 

帰広して忙しいのは分かっていたので、
鉄砲が苦手な私も、なんとかやっております。

ローソンで、有馬記念のDVD付きの書籍を二人で見て、
有馬記念の思い出のレースを語り合う。
これといって、思い出がないレースだけに、
365日ぶりに勝った、あの馬のことも忘れていた。

あの馬を語るには、あの騎手も語らなければいけなくて、
感動ではなく、どちらかと言えば、笑い話として。

泣かないかっこよさを美学とする男は、
自らの行動により、格好悪くなった。

  2004年12月10日(金)  
  寛大になれんです。 

私はどうにも穏やかになれん。

彼との逢瀬、連休明け。
いろんな事が中途半端でどこから手をつけてよいやら状態。

売場をきちんと作る事はもちろん大事なんだけどさ、
それよりも優先しなくちゃいけない事があるじゃんか。

お客さまからのご依頼に対しては速やかにお答えするべきでさ、
例えば特注品なんかはね、入荷したらすぐ連絡するとか、
そういうのきちんとやらないといかんでしょ、と思うのよ。

入荷予定日が過ぎているのにほったらかしでさ、
しかもそれを調べた様子すらなくってだ。

売場のレイアウト考えるのもいいけどさ、
その前にまずお客さまの信頼を失わないよう仕事しようよ。

なんでそんなことがわからんのだ。

イライラしすぎて目がつりあがりぎみ。
彼といる時はすんごい穏やかだったのになあ。

次の穏やかタイムは来年。逢ったばかりなのにもう待ち遠しいぞ。

  2004年12月09日(木)  
  忙しいところ、申し訳ないんだけど 

恐らくは、水曜どうでしょうの影響だと思うのだけれど、
人との接し方が穏やかになってきているなと思う。

自分の正義感外のものに、カリカリしても無意味だし、
ゆとりを持てるようになった。

10代20代の社員と接する機会が増えたのも、関係があるのかも。

彼らの連休は家で、ゴロゴロと寝ているだけらしいので、
遊ぶ楽しみがあるから、辛い仕事も耐えることが出来るんだ。
もっと遊んで、色んな楽しいことを見つけなさい。

そんな話をしている私は、久しぶりに彼女との逢瀬。
遊びに一所懸命だよと風呂敷を広げたわりに、
寝ている時間が多かったような。

大人の寝るじゃなく、本当に寝るなのは、
恋人同士、許されるのか。

: 筆 : しおんとゆき  
サーチ:
Amazon.co.jpアソシエイト