| 2014年09月02日(火) |
動脈硬化に関わる脂質代謝異常に歯周病が関連 |
昨日に続き、今日も岡山大学での研究から・・・
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科歯周病態学分野の工藤値英子助教と高柴正悟教授らの研究グループが、歯周病の原因細菌の一つであるポリフィロモナス ジンジバリス菌に対する血液中の免疫グロブリンG抗体価が高い歯周病患者では、動脈硬化に関わる悪玉コレステロールの値が高いことを、東京都と千葉県の開業医(歯科医師と内科医師)のコンソーシアムによる臨床観察研究によって突き止めました。
これまで、歯周病が動脈硬化に関連することが指摘されてきました。 また、マウスを用いた研究で、歯周病細菌の感染が脂質代謝に影響することで動脈硬化を悪化させることが示されてきました。
今回の成果は、ヒトにおいても歯周病細菌の感染が脂質代謝異常の原因となり得ることを示しています。 現在進行している研究では、本研究の患者の歯周病を治療することによって脂質代謝異常や動脈硬化へ与える影響が調べられています。 今後は、動脈硬化の原因の一つに歯周病があることが分かるかもしれません。
詳しくはコチラを(ただし英文です)。
| 2014年09月01日(月) |
日中の無意識の噛みしめが、歯の喪失や歯並びの崩壊に繋がる |
財経新聞によると・・・
岡山大学の川上滋央助教らによる研究グループは、日中の無意識による歯の噛みしめが、歯の喪失と歯並びの崩壊に関わっていることを世界で初めて明らかにしたという。
これまで、夜間の歯ぎしりが歯の寿命に関係することは想像されていたものの、昼間の噛みしめが与える影響については解明されていなかった。
今回の研究では、高精度な筋電計を用いて、昼夜の噛みしめを測定したところ、1〜2Hzの周期的収縮(中程度の力で「グッグッグッ」と周期的に力を入れているもの)が、歯の喪失と歯並びの崩壊に深く関わることが分かったとのこと。
今後は、むし歯治療と歯周病治療以外の、歯の喪失原因を解消することに繋がると期待されているのだそう。
「無意識」「中程度の力」ということでしたら、TCHという用語を正しく使って欲しいですね。
“噛みしめ”なんて言わないで欲しいですね♪
| 2014年08月31日(日) |
TCHの概念とコンセンサス |
TCH(歯列接触癖)は、上下の歯を "持続的に" 接触させる癖のことです。
上下の歯の接触と聞くと一般的には「かみ締め」や「食いしばり」を思い浮かべる方が多いと思いますが、実際にはグッと強い力で「かみ締め」や「食いしばり」、もちろん「歯ぎしり」を行わなくても、上下の歯が接触する程度でも筋の緊張・疲労が生じるということで、TCHという名称が考えられました。
 歯科医療従事者でも正しく理解していない人が結構いて・・・ 少しでも多くの医療関係者に正しい概念を知っていただくためのセミナー。
フ・フ・フ、今日は受講者ではなく、主催者側なのでしたぁ♪
| 2014年08月30日(土) |
子どもを地震から守る |
今朝放映のNHKおはよう日本(関東甲信越版)に、↑ についてのコーナーがありました。
危機管理教育研究所代表が教える日頃から行う訓練「とっさに身を守る姿勢」「危険を知る」「水の有効利用」を紹介していました。
1つめに、とっさに身を守る姿勢を紹介。 頭を保護して四つんばいになるだんご虫のポーズ。
2つ目に、危険を知る訓練を紹介。 ビニールシートの上に乾燥させた卵の殻を敷き、その上を歩く。 痛いという感覚を覚えてもらうことが狙いなのだそう。 体で痛みを感じることで卵の殻がガラスの破片だった場合、靴を履いたり、足元に注意して歩くということを子どもたちと話し合うこと。
3つ目に、水の有効利用。 コップ一杯の水でできることを紹介し、歯を磨き、頭皮を拭く、顔を拭くことができると伝えていました。
9月1日は防災の日。
子供にとって大切なことは地震が起きてパニックになる前に地震を想定した訓練を行うこと・・・このような体験しておくことがいざというとき、避難生活をするうえで役に立ちますね♪
| 2014年08月29日(金) |
代々木公園 一部閉鎖 |
代々木公園でダンスの練習などをしていた際、30人中3人が蚊に刺されて“デング熱”に感染した疑いがあるということで、昨日、一部のエリアが閉鎖され駆除作業をしていました。
午前中には、立ち入り禁止を解除されましたが、そもそも、どうして空港周辺や港湾部ではなく、都心部で感染したのでしょうね?
“エボラ出血熱”の動向も気になります♪
| 2014年08月28日(木) |
10月並みの気温!? |
東京の・・・
昨日の最高 & 最低気温 : 23.4℃ & 19.9℃
今日の最高 & 最低気温 : 22.2℃ & 19.6℃
最低気温が20℃を下回ったのは、6月9日(月)以来です。
体調管理をば♪
午前中は、保健所での健診の日。
で、結構診ることが多かったケースに“舌小帯の付着異常”がありました。
以前にもお伝えした内容と被りますが、以下、該当者にお渡ししている説明用資料からの(一部)転載です。
〜舌小帯異常とは?〜 舌が前に出ず、舌の先端がハート型にくびれた状態になること。
〜舌小帯の役割〜 唇や舌の運動・発音をスムーズにする役割と、鼻呼吸を促します。
〜舌小帯異常と言われたら〜 舌がうまく動かないため、舌足らずな話し方や、「ラ行」がうまく発音できないケースがあります。 また、口呼吸の原因となり、その結果、扁桃腺が乾きウィルスがつきやすくなることで、風邪や扁桃炎になりやすくなります。 舌小帯が極端に短い場合には、比較的早期に伸展されたほうがいいので、保健所・保険相談所・かかりつけ歯科医での定期的な歯科健診をすると共に、歯科医師の指示を仰ぎましょう。 保健所・保険相談所でのご相談は歯科専門相談をお勧めします。
〜POINT〜 保護者の方がホームドクターとなり、日々、舌小帯の位置の変化を観察・確認してください。
先々週、夏季休暇を頂戴したばかりではありますが・・・もう ↑ です。
今朝発売開始の冬季休暇のチケットGETに向けて、PC●台、スマホ●台を投入。
 
お陰さまで無事に“区間最安”を確保。
わずか数分の攻防に、クタクタです♪
| 2014年08月25日(月) |
歯科治療で生活習慣病の改善なるか |
信濃毎日新聞によると・・・
長野県塩尻市と信州大医学部などは、歯周病など口腔内の治療が生活習慣病の改善につながるかを検証する調査を、本年度から3年間かけて実施すると発表したという。 市の特定健診に合わせて同学部が歯科検診をして調べる。 市と同学部、塩筑医師会、塩筑歯科医師会が同日、調査で連携する協定書に調印したのだそう。
受診者に歯科治療を促し、糖尿病や動脈硬化など生活習慣病に関連するデータが改善するかどうかを明らかにする目的。 同学部歯科口腔外科学講座の栗田浩教授によると、歯周病などの病気で、心臓病や循環器疾患、糖尿病などの生活習慣病に悪影響を及ぼす研究結果が出ているという。
歯科検診と特定健診の結果を照らし合わせ、口腔内の状態と、血糖値や血中コレステロール値など生活習慣病と関わり深いデータとの関連を調べ、治療による効果を分析する。 また、同学部は受診者を対象に保健指導も行う。
歯科検診の対象は、国民健康保険に加入する20歳と、25歳、30〜74歳まで。 任意で費用は無料。市健康づくり課によると、本年度は約2400人が受診する見込みだ。 栗田教授は「検診などの受診者に歯科治療によって予防効果があるか検証したい」としている。
調査の分析結果が待たれますね♪
昨夜の“たまがわ花火”に続き ↑ に行きました。
打上発数が、昨年の9,000発から8,000発に減ってしまいましたが、それでも“音楽と花火のコラボレーション ハナビリュージョン”など、充分に楽しむことが出来ましたぁ♪
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